【感想・ネタバレ】タタタタ旅の素のレビュー

あらすじ

トラブルがあってこそ、旅は楽しい! 幼少時からの放浪癖、ホテルの備品にめっぽう弱い吝嗇(りんしょく)癖、父親から受け継いだ乗り物好きのDNA、それに持ち前の好奇心と大雑把な性格が掛けあわさって、アガワの旅にはドタバタ喜劇が付いてまわるのだった…。「あの旅行は本当にきつかった、エライ目に遭ったと語れるものほど思い出深い」と開き直り、また旅仕度。オトボケ爆笑エピソード、プライベート写真も満載。ありとあらゆる旅を詰め込んだ、旅エッセイ集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

旅をしたくなったとき、しばらく旅をしてないなとふと感じた時、ぜひ手に取ってほしい作品。愛らしい人柄が垣間見える、本当にステキなエッセイ。おどけたタイトルも可愛らしいけれど、中身はもっと最高です。

0
2018年09月16日

Posted by ブクログ

「阿川佐和子」の旅エッセイ『タタタタ旅の素』を読みました。

最近、自己啓発系の書物ばかりを読んでいたのですが、一般図書を解禁… まずは軽い作品が読みたくなり、本書を選択しました。

-----story-------------
涙が出るほどの苦労を味わった後の充実感、旅先で見つけた世にも可愛らしい仏様、ホテルの備品を手に入れてしまう辛さ。
幼い頃の冒険譚や、父と喧嘩して裸足で決行した家出もあわせて、予定通りにいかないからこそ、旅は楽しい!
すぐにでも旅に出たくなるエピソード満載、大人気「アガワ」の爽快エッセイ集。
-----------------------

「阿川佐和子」のエッセイって、気取ってなくて、本音で語っている感じ… 着飾ろうとせず、素直に表現してあるところが、とても好みですね。

本作品は旅をテーマにして、雑誌『読売旅行』に『さわこのこわさ』として1996年1月から1999年4月の間に連載されたエッセイをまとめた作品です。

本作品で明かされる「阿川佐和子」は、

○吝嗇家なこと

○冒険好きな(放浪癖がある)こと

○幼い頃を広島で過ごしたこと 等

幾つか自分と共通することがあり、自分の気持ちとシンクロしながら読めたので、一層、愉しく読めました。

石鹸で抽斗が満杯になる… って、ことまではないですけどね。


読んでいると旅に出たくなりましたねぇ、、、

そして、本人に一度、お会いしてみたいなぁ… と思いました。



そうそう、「三谷幸喜」のあとがきも面白かった。
さすがですね。

0
2022年05月16日

Posted by ブクログ

ほどよく力の抜けたエッセイ。
たまに読んでくすりと笑うにはいい本です。
旅がしたくなります。
この作者の気取らない文章が好きです。

0
2010年08月30日

Posted by ブクログ

旅にまつわるエッセイ。凄い旅や珍しい旅の内容ではないが著者の人柄の良さが滲み出ている微笑ましく読める一冊。三谷幸喜の解説、さすが。

0
2017年03月24日

「エッセイ・紀行」ランキング