【感想・ネタバレ】話す力 心をつかむ44のヒントのレビュー

あらすじ

230万部突破「聞く力」シリーズ最新刊

日本人だからこその会話の妙や楽しみ方はあるはず――。
初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、
会議や会食まで。インタビュアーを三十年以上続けている
アガワが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術。

【目次より】
◎自分が話したいことを見つける
◎話すべきことは相手の話の中にある
◎会話とは“しりとり話題合戦”
◎沈黙を怖れない
◎相手の話に共感し反応する
◎助け船を出すことを心がける

◎相手との距離感をつかむ
◎モテる男は、聞き上手
◎距離と時間をおくことも必要
◎時にはKYも有用だ
◎会合では一番下っ端に喋らせる
◎皇室の会話術に学ぶ
◎絶妙な突っ込みは会話の妙
◎どんな接続語で始めるか
◎話題に窮したら病気自慢
◎占いや心理テストはいいネタになる
◎小話を頭の抽斗に入れておく
◎シモネタの効用

◎日本語の一人称は変幻自在
◎日本語は相手の出方によって自分の発言を変えられる
◎語り手をノセる合いの手
◎男女で差が出る会話と人間関係
◎初対面での会話術
◎スマホ依存は言葉を忘れさせる
◎一人で入った飲食店で何を喋る
◎アウェイの場所でどうするか
◎初めて会った人への対し方
◎末っ子の処世術
◎オジサン上司の心をつかむには

◎私が最も話上手と思った人
◎専門用語で逃げるな
◎父が教えた正しい日本語と下品な日本語
◎物語性は対話にとって大事
◎話の使い回しは落語と同じ
◎ダジャレを嫌がらないで
◎不幸な体験は宝物
◎認知症の母と話す
◎大惨事になる前に、笑うところを見つける

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私も阿川さんと同じお喋りで、読んでいて何度も共感してしまった。前からずっと思っていた接続詞のこと(会話をしていて逆説の意味ではなく「でも」とか「だから」と言われると、言われた側はムッとするとか)も書かれていて、心の中で「分かるぅ〜」と共感してしまった(笑)
今回、はじめて阿川さんの本を初めて読んだのだが、非常に読みやすかったので大ヒットした「聞く力」や「看る力」も読んでみたい。また私は大変失礼ながら、阿川さんのことを日曜の朝に「サワコの朝」でインタビュアーをされている可愛らしいおばあさまという印象しかなかったので、阿川さんは様々な著名な方とお仕事をされたりプライベートをご一緒されたりしていることを知り、今までのイメージが一変した。
阿川さんのさまざまなご経験を本を通して知ることができた。最高の1冊に出会えたなあ。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

もっと気楽に話すといいよ、コミュニケーションを楽しんで、と言ってもらえているような本であった。一応ハウツーの体をなしているが、どちらかというと阿川さんの経験したエピソードを、話すという視点から、面白おかしく語ってくれている感じ。皇室の方との食事場面が印象的であった。

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2024年07月02日

Posted by ブクログ

聴く力、がヒットした著書の話すバージョン。
キャスターをばりばりにこなす著者なので話す力も高いのは周知。話す力もベースとなるの相手への配慮、気遣い、ヒアリングなど。聴く力にも共通することが多い。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

聞く力同様、こちらも面白かった。聞く力と同様かもしれないが、うまく話そうとするよりも「相手がどう思っているのか」ということに焦点をあて、相手が心地よくなるためにはどう話したらいいのか、ということを考える方が、きっと話す力は向上するのかもしれないなぁ。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

阿川さんの軽妙な語り口でスラスラと読めた。タイトルにヒントとあるようにビジネス書ハウツー本の類ではなく、あくまで著者の経験から得た話すためのコツを知るための本。そのため、ものによっては全くためにならないアドバイスも書いてある。それでも、エッセイとして呼んで何らかの気づきを得るにはちょうどいい本だった

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

話の入り方、気をつけたいことを著者の経験を活かしてわかりやすく説明 日ごろの会話、改まった席での会話、雑談のヒントになります。ちょっと参加者が多い会合で全員に話してもらう方法 専門用語に逃げる説明は自分が理解していない証拠というのは、納得しました。

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

毎週、楽しみにしていた番組が終了してしまい寂しい。番組での阿川さんの聞く力も聞き出す力も参考にしていたぐらいだった。年を重ねてくると説教くさくならないように喋るように気を付けようと再確認させてもらった。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

「聞く力」を読んだので今度は「話す力」を!
トーク番組で様々なゲストをお招きして、楽しいトークを繰り広げられてきた阿川さん。
もちろんお人柄もあるでしょうが、口ベタな私は話術の秘訣なんぞがあるなら是非知りたいなと思い手に取りました。

読んで良かった。参考になりました。
それにビジネス書でも飽きさせない、どんどん読ませてしまう阿川さんはすごい。
文章でもその実力は健在でした。

フムフム、なるほど、そうですよね~と、まるでトークのように軽やかになめらかに読み進められました。
・他人の話のなかにヒントがある
・話し相手との距離感
・日本語は相手の様子を見る言語
・上手な話と良い日本語
様々な観点から綴られていて、あっちにもこっちにも「良いこと聞いた!」と思うことが多々ありました。

周りを巻き込んで楽しませることが出来る人、言葉の端々からリスペクトや気遣いがみられる人、話していて心地いい人、言葉選びが素敵な人に憧れます。

阿川さんの作品は、分かりやすく読みやすい。普段ビジネス書を読まない人でもストレスなく読めるので、おすすめです。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

留学中に起こった、自分にも話せそうな話題が周囲の会話の中であがったときのこと。この話題なら自分も経験したことがあるといって、かつての経験を頭の中から呼び起こして英語で文法を組み立てていたらもうその話題から別の話題に話が移っていたそう。話のネタはネタとしてストックしておくことが大事だと気がついたらしい
確かに私も話は苦手である。何を話そうか迷う。だから話したいことをネタとして崇徳する、というのは確かにそのとおりだと思った。

もう一つ、ラジオ収録時のこと。今日は〇〇について話を進めようと思うのですが、〇〇について何か話したいことはありますかと聞かれたとき、はじめは何もないと思うのだが、大抵は1時間きっちり話ができるのだそう。これについて自問自答したとき、自分は相手の話の終わりをしりとりの終わりとして新たに自分の話を出していたらしい。
なるほど、新聞記者も質問するときには質問は1つだけしか考えていってはいけないと言われているらしいが、それは相手の話を聞いていて湧き出てきた疑問をきちんと解決してくることという教えがあるからだろう。相手の話から自分の話のしりとりとしての最近のお手本は粗品が最適やなと思う。

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

あんまり喋る方ではないので、阿川さんを見てると羨ましくなる。
余計な一言で墓穴を掘らないようにしたい。

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2024年12月28日

Posted by ブクログ

会話術も素敵だったが、なにより明るく賢く、面白い文章。阿川さんのお人柄がとても好きだった。
もう一回見返したい!

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

エピソードとコミュニケーション術。
心をつかむ44のヒント。
「男女で差が出る会話と人間関係」が参考になった。
男性は年齢の上下が決め手になる。男性は会議の名分なら集まる。
女性で大事なのは共通の悩み。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

人との会話が楽しめる人、人から楽しい会話を引き出せる人、そんな代表格が阿川さんですね。

この本を読むと阿川さんの肩肘張らないいつも中立なスタンス、相手の懐に上手く入って会話を引き出す術(というより、阿川さんが試行錯誤を重ねた履歴のようなもの)が語られていて、読んでいてとても楽しいです。
これから読まれる方へはどうか「読むぞ!」と肩肘張らずに、紅茶でも飲みながら片手でページをめくるイメージで読んで頂きたいところです。
SNSやデジタル情報で疲れた頭、弱った心に本書のような軽妙な語り言葉は効能がありそうです。
人の話を上手く聞くこと、そこから自分の考えを巡らせること、そして上手く言葉にして人と話すこと。
これが自分の知識になり、経験に繋がっていくと感じました。

「阿川さんみたいに、人と接することができる人に自分もなりたいな」
そんな気持ちで読み進めて頂きたい本です。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

昔は人と話すことが大好きだったのにいつの間にか自信がなくなって楽しめなくなっている。楽しく『話す』ことのができるようなヒントがいただけるかとこの本を手にした。テンポも良く気楽に読めた。自分は聞く時、話す人に寄り添って話ししていたかと反省した。
自分のことしか考えてなかっただと思った。
次は『聞く力』も読んでみよう!

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

しりとり会話、1分間スピーチなど、すぐに応用できそうなことと、ふふっと笑えるようなエッセイ的な話。さらっと読めた。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

話が本当に上手な人は、難しいことを誰もがわかるように説明することができる。

喩えをつけることができれば、さらに分かりやすくなる。

コミュニケーションの真髄がわかる。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

感想
相手は何を聞きたがっているのか。楽しみたいのか。安心したいのか。話す前にまず聞く。考える。心を掴むには相手を知らなくてはいけない。

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2023年12月15日

Posted by ブクログ

読みやすい。
子供を叱るときは他人行儀な言葉遣いを。
…といえば。
いつも喜んでいなさい。
褒める。人のいいところを見つける癖を。
とんでもない。とんでもないです。×とんでもございません。
召し上がりますか?
エサをやる
機嫌良く生きていることに感謝する。真実なんてどうでも良い。話題に乗る。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

キャスターとしては嫌いではないか、この本の内容は平凡でエピソードも普通。特に気づかせるものもなかった。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

我ながら筆者を評価するのは生意気だとは感じつつも、以前の阿川氏の作品である「聞く力」で観察眼の鋭さや思考の柔軟性、豊かな表現力に驚いていた私に、本作品は再び、そばで阿川氏と会話をしている様に、生き生きと言葉が伝わってくる内容だった。
心をつかむ44のヒントというサブタイトルがあるが、ご自身の経験(やはりお父様阿川弘之氏との家族同士の経験が多いが)の中から導き出した、その一つ一つの(話す)テクニックは、なるほど確かに、日常の中で既にやっていると感じるもの、すぐにでもできそうなものが中心で、非常にわかりやすいものである。それでいて、長い人生の中で私が体得できている様なことも、わかりやすく解説しているので、一々そういう事かと納得しながら読み進められる。
最近は会社でも年齢の離れた部下や、2桁以上歳の離れた経営層などとも会話する機会が多く、中々共通話題にも乏しく、役職立場が違うから、更に話に困ることが多い。普段会話が多いのは同世代で音楽や趣味の話もやはり世代が近いと気兼ねなく話せるものだ。だが、社外で会う初対面同士であったり、素性もわからず、かつ異性であったりすると、無難に天気の話や移動手段(ここまで何で来たかなど、ほぼどうでも良い話で尽きる)になったりする。そんな私にたくさんのヒントを本書はもたらしてくれる。
ありがちなのは、話していると安心、話さないでいると不安になるから、次々と自分の知見の広い領域に話を誘導して、喋り続けるパターン。これは私にもよくあることだが、筆者の阿川氏もその様な傾向があるらしく、反省を込めて、相手の話を聞く「聞き上手」の大切さに触れている。また、日本語で自分を指す言葉が相手によって変わる点は、相手に合わせて話をするという日本語を扱う日本人の特性をよく掴んでいて、改めてそれを説明されて納得感が高い。複数人集まって一番目下に喋りを振ると場が盛り上がる話なども、確かに知らず知らずのうちにやっていて、思わずうんうんと頷きながら一気に読めた。
その他にも筆者は、沢山の人々へインタビューした経験を持ち、多くの著名人を友人に持ち、尚且つ、テレビタックルの司会として様々なゲストを招き、番組を盛り上げてきた。その筆者ならではの経験に基づくアドバイスは、我々一般人?にも真似できる内容が多く、大いに参考になった。人見知りの方、ビジネスなどで初対面の方と会う機会が多く話題に悩んだ方、聞き上手になりたくて相手の会話を引き出しながら、気持ちよく喋らせたい方(自分が話すのが面倒な方も)、疲れて家に帰って家族と話すのも億劫になった日、色々なシーンで役に立つテクニックを本書で学んでみるのも良いだろう。

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2024年12月09日

Posted by ブクログ

44のヒントのうち、特に印象に残ったもの
・話すべきことは相手の話の中にある
・会話とは"しりとり話題合戦"
・どんな接続後で始めるか
・小話を頭の抽斗に入れておく
・語り手をノセる合いの手

「会話」の経験が豊富な方なだけあって、学ぶところは多々あった。
ただ、悪い例を身近な人から持ってきている部分が複数あり、読んでいて少し心地が悪かった。

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

サラッと読みやすい本

合コンさしすせそ 久しぶりに聞いた
さすが
知らなかった
すごい
センスいい
そうなんだ

主人に使ってみます(笑)

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2024年07月17日

Posted by ブクログ

・話すべきことは相手の話の中にある
・本当に頭がいい人というのは、相手に合わせて平易な言葉で話ができる方のことを言う
どちらも根本は相手の話を「聞く力」がないと話す力も発揮できない。と感じた。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

これを読んだからといって話が上手くなるわけではないが、やっぱり会話は楽しまないとなと感じた。阿川さんの文章は明るくて元気をもらえる。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

「話す」というか、他人とのコミュニケーションの「コツ」を、筆者の経験を踏まえて語る。
だけと言えば、だけ。

読み流せる内容。
あんま残ってないです。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

対談する時、用意する質問は一つだけ。相手の話から次の話題を見出す。相手の話を真剣に聞けば会話のキャッチボールが成立する。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

阿川さんの話を聞いているような感覚。
スラスラ読めます。
話すためのヒントが満載で、楽しく読めました。
次はミリオンセラーの『聞く力』を読もうと思っています。

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2024年02月18日

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