【感想・ネタバレ】叱られる力 聞く力2のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2019年12月26日

楽しく吹き出しそうになりながら、また、そうだよなぁ〜って頷きながら読みました。 人を叱るって勇気要りますよね。叱るべき時にこちらが怖気付いて叱ることが出来ず、後で、なんて自分は勇気のない情けない奴なんだろうと落ち込むことあります。 子供にももっと怖い、面倒くさい親でないといけないとは思いつつ、顔を見...続きを読むるとなかなか言えない。今の世代の子もちょっとどうかとは思いますが、自分も見直すべきところが多いと感じました。 でも、とにかく楽しく読めました。笑い話でありながら唸ってしまう。エピソードの多さにもびっくり。

0

Posted by ブクログ 2019年01月31日

叱られた経験集みたい本。
特に筆者とお父さんとのやり取りが面白くて笑えます。
聞く力と続けて読んで筆者のキャラクターが好きになりました。

0

Posted by ブクログ 2015年11月22日

本文中にも合った通り読者を見下したり偉そうに教えたりせず、実際にあった例、経験を各項目に用いてしかも失敗例、成功例を比較してあることで内容が解釈しやすいです。 ただし、昔の人はすごいだろ?という暗示がありました。確かに電話もないし、今ほど裕福ではない時代は逞しい生活をしているな、と感心する。しかしわ...続きを読むかりきったことかもしれないですが、もう昔には戻れないのです。だから、現在の便利な時代に生まれた叱られ不足の高校生からしてみれば、今後現代の生活にどうやって“叱られて強くなる”様式を取り入れるかが知りたかったです

1

Posted by ブクログ 2022年03月12日

「聞く力」の続編です。
本書は、人付き合いが苦手!をどう克服すればよいという問いから出発しているとの言葉から始まります。

阿川氏の屈託のないというか、自分に正直であることに共感を覚えます。

叱るって難しい。正しく叱り、叱られることに今の人はなれていない。

か:感情的にならない
り:理由を話し
...続きを読むて:手短に
き:キャラクター(人格、性格)に触れない
た:他人と比べない
ね:根にもたない
こ:個別に叱る

結論は、喜怒哀楽、四つの感情をバランスよく発散して、出し惜しみすることなく、思い切り泣き、笑い、悲しみ、喜んで、「中庸」の位置を見つけようです。

目次は次の通りです。

まえがきにかえて
Ⅰ 叱る覚悟と聞く力
Ⅱ 叱られ続けのアガワ60年史
Ⅲ 叱られる力とは
ちょっと真面目な、あとがき

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月08日

「叱られる=愛される」ことかなと思う。
怒られるのではなく、叱られるということは愛情の裏返しと勝手に解釈してしまう自分。
叱られる→凹む→苦手ではなく、叱られる→人間関係のスタート。

0

Posted by ブクログ 2020年06月05日


今、叱られ慣れていない若者が増えていて、仕事でちょっと叱られただけで辞めてしまうこともあるらしい。新入社員研修も、決して叱らず行うようにというお達しが出ることすらあるという。

阿川さんが、昔はこんなに叱られた!っていうエピソードをたくさん挙げてくれて、とっても面白かった。...続きを読む

私もたくさん叱られた経験があって、それは今となっては話しのネタになるくらいで、どれ一つとっても嫌な思い出ではない。たとえ理不尽な理由だったとしても、別に大した心の傷にはなってない。

それは、周りも普通に叱られてるのを見ていたからかもしれない。

今は、パワハラやらモラハラという言葉もでき、教師の体罰は絶対禁止という時代になり、全体的に叱られるという場面が減っているから、叱られることに過敏になるのかな?と思ったりした。

叱ってもらえるうちが華とも言うけど、気を遣われて叱ってもらえないような人は、成長できないんじゃないかと思う。

0

Posted by ブクログ 2019年06月12日

阿川さんの語り口が旨い。聞く能力、叱られる能力、共に経験不足気味の日本人が一度立ち止まってその重要性を再認識できる一冊

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月27日

前作「聞く力」もそうだったかと思いますが、「正しい叱られ方」をひたすら羅列している本ではありません。阿川さんの考えや回顧録をひたすら綴り、後からふさわしいタイトルをつけたという印象です。 阿川さんの一人称の語りだけでなく、登場人物が語る言葉も胸に刺さります。個人的には下記4つのエピソードが非常に印象...続きを読むに残りました。
①p.115『人の言い分を聞くときは、その人がどこに依って立って発言しているか、誰に給料をもらって生きているかを考えながら聞け。お切ごもっともなんて簡単に感動して帰ってくるな」…これは私もつい人の話を漫然と聞いてしまいがちなので、こうしたことを考えながら打ち合わせや雑談もすると仕事の収穫も違ってくると感じます。
②p.119「親はそもそも理不尽な動物である。あるとき『いい』と言ったことを、翌日には「悪い」と否定する。それでは理屈が通らないと子供は混乱するけれど、とりあえず親の言うことに従わないと、ご飯を食べさせてもらえないし、温かい部屋に入れてもらえない。理不尽だと思いつつ、その中で生き延びるすべを身につけていくのが子供の仕事だと泉谷さんはおっしゃいます」…自分も半年の娘を持つ親です。時代の流れもあり、そこまで厳しく育てようとは思いませんが、逆に自分が怒ったときに多少、理不尽かもと思っても子供はきちんと育つのだろうと安心できました。
③p.165「原稿は自分にとって怖い人が読むと思って書くこと。年をとると目上の人間が少なくなり、つい態度や物言いも上から目線になってしまう。それは必ず文章に表れる」…仕事である程度のキャリアを積む中でも、1年目の怖かった上司・先輩が見ていたら…と意識して仕事をすると、マンネリしそうな仕事も身が入りそう。
④p.233「妻の話は英語でオウム返ししてみよう。カタカナにするだけで、話を適当に返しているとは思われない」…世の旦那諸氏も妻の雑談に苦労していると思います。私もこの手法を実践してみたいと思います。「痩せたいのよ」「ダイエット?そうかなぁ」「走り始めようと思ってるの」「お。ジョギング、いいじゃない」

0

Posted by ブクログ 2017年03月27日

前に読んだ聞く力の第2弾という位置付けの本。タイトルの印象と違って叱られるより「叱る」難しさや相手に伝わる「言葉」のニュアンスに関わる話が多かった。人に薦めるなら第1弾だけどいまの自分には今回の内容も勉強になった。

0

Posted by ブクログ 2017年01月15日

前作の方がよかった気もするが、
独特な着眼と、
小気味よい過去の失敗談は
アガワさんらしい。

裏テーマは、叱れなくなった大人たち、
かもしれない。

0

Posted by ブクログ 2016年02月21日

とても読みやすいエッセイ。

いちばん印象的なのは、父親・阿川弘之とのエピソード。
いまの時代ではなかなか想像ができないけど、
こんな父親がありえたんだと驚いた。

0

Posted by ブクログ 2015年11月14日

どちらかというと叱るのが今の時代いかに難しいかってところに強く共感。親子の話も昔はそういうもんだったんだろなとなかなか面白かった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年06月13日

叱られることも、叱ることも、いや人づきあいそのものが希薄になっていることを感じ、そうした風潮は風潮として受け止めながら、それでも人を避けてばかりでは損だなぁと気づかせてくれる。
アガワさんの親しみやすいキャラクターが表れた文体で、楽しくおしゃべりしたような読書感だった。
15-139

0

Posted by ブクログ 2015年03月20日

二日でさらさらっと読めるくらいに、読みやすい文章だった。新書だけど、ほぼ阿川さんのエッセイという感じ。思わずふふふっと笑ってしまう箇所がいくつかあって、阿川さんファンになってしまった。第1章はまた読もうかな。

0

Posted by ブクログ 2022年05月07日

前作「聞く力」を読んだ流れで読んでみました。
新書は普段あまり手に取らないし、手に取っても最後まで読み切る前に挫折してしまっていたが、筆者の本は、エッセイ風というか、砕けていて読みやすい感じで、さらさら読めました。
前作がなかなか面白かったので、今回手に取ってみましたが、このタイトルのテーマからちょ...続きを読むっと外れがちと感じることがあり、あれ?タイトルの話はどこに出てくるの?と思ったら、センテンスの最後にまとめられて、何となくテーマを保っている感じ?でした。
前作の方が面白かったかな。

0

Posted by ブクログ 2019年04月21日

聞く力2に続いて、読みやすくて面白い。一度ご本人にお会いした事があるが、知的で素晴らしい人柄が伝わってくる。

0

Posted by ブクログ 2019年02月27日

阿川佐和子のベストセラー『聞く力』の第二弾。

叱られることに慣れることが大事だと説いているが、大半は父親の話で、彼女の微笑ましい自伝を読んでる感じだった。

0

Posted by ブクログ 2018年06月02日

〈恥を忍んで体験を積む〉
 150万部を超えたベストセラー『聞く力』の第2弾ということだが、今作は「エッセイ」の要素が強いような印象。『聞く力』を読んでから時間が経ってしまっているため、不確かではある。「聞く」仕事に就いたのを機に、再読リストに加えねば。
 著者が面白おかしく書いていた、お父様に受け...続きを読むてきた「お叱り」の理不尽さには驚かされる。加えて、平成生まれで生粋の「ゆとり世代」の私には、家族以外に叱られた記憶がほとんどない。著者の世代でさえ、後輩に対する「叱り方がわからない」というエピソードを書かれていた。まだ新人のため、「叱る側」には立っていないものの、私にはもっとわからない。
 同様に、私と同じ世代の多くが「人見知りは甘え」であり「自己保身術」である、という記述にどきっとさせられるだろう。著者は、着信相手がわからずとも自宅の電話に出る体験や、友人の自宅に電話をかけて鍛えられた(世代間共通であろう)経験を語る。携帯電話にかかってきた知らない番号には出ない、できることなら電話は避け、ラインやメールでやりとりしてきた私は、いま職場でちょっとした電話の取り次ぎにも冷や汗をかいている。もはや「電話の授業」が必要な年代なのかもしれない。
 他には糸井重里氏の「男はね、大人になるにつれて、どれほどの固唾を飲んでいるかが勝負になると思うんですね」という発言が心に残る。男性に限った話ではないと思う。
 また、上の立場になっても、「言い訳は進歩の敵」と記す著者は、尊敬すべき年長者だ。ふむふむ、と読みつつ、つい言い訳をしてしまう自分を恥ずかしく思えた読書体験だった。
 叱る、叱られる、電話に出る、電話をかける、固唾を飲む、いずれにせよ「恥をかく」ことを恐れず、「恥を忍んで」体験を積まねば。

0

Posted by ブクログ 2017年07月02日

仕事で叱られることが多くなり、どうすればいいのか彷徨っていたときに、偶然見つけた本。
ノウハウ本ではないので、「答え」などありませんが、文章全体から著者のポジティブさを感じ、「叱られる力=ポジティブシンキング」かなと理解しました。

0

Posted by ブクログ 2016年10月22日

1 叱る覚悟と聞く力
2 叱られ続けのアガワ60年史
3 叱られ力とは?

叱られることについてのエッセイ

0

Posted by ブクログ 2016年01月26日

今回の作品に出てくる人の例は少し極端な気がした。「傷つくのが怖いからLINEで会議する若者」や「今まで叱られたことがなかったのでびっくりして涙した社員」等。私の世代はまだまだ叱られていた世代だと思う。傷つくのも個人差がある気がする。でも、ここに書いてある「怖いと思う人にほど近づいてみる」ということを...続きを読む実践してみたら、今までより恐怖心が薄れて相手の立場も理解できるようになった。個人的にはガツンと怒られた方がこっちも言いたいことが言えるから楽です。

0

Posted by ブクログ 2015年10月22日

阿川佐和子さんの『聞く力』の第2弾。
「叱る」がテーマ。
語り口が軽妙で、読みやすく面白かった。

「私、人見知りなんです」は甘えじゃないの?
「ご機嫌取り」はおもてなしの心(メールでの微妙な調整の難しさ)など、共感した。
ちょっと真面目なあとがき、面白かった。
喜怒哀楽、大事ですね。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年10月06日

阿川さんとお父さんのエピソードが強烈。

お父さんが落語好きで、落語のネタを持ち出すと不穏な空気を変えられるという話が印象に残りました。確かに不穏な空気を変える機転は大事ですね。お父さんには否定されたと書いてありましたが、ちゃかしというのも誰でも通用しやすくて良いなと思いました。

0

Posted by ブクログ 2015年09月08日

新書っていうよりまあエッセイ。
たしかにって思うけど、話し言葉だからか、おしゃべりきいてるみたいでねむ。

0

Posted by ブクログ 2015年07月30日

何を言いたいのかよくわからない
ひとを叱ることは確かに難しい
自分でも出来ていないことを実感した

0

Posted by ブクログ 2015年05月23日

叱る・叱られることに焦点を置いた「聞く力」第2弾。
個人的には、前作を超える内容ではないと感じるが、
それでも、著者の経験を元に、最後まで楽しく読める。

そして、改めて感じる叱ることの重要性。
人間の成長においては、極めて必要な要素なのだろうと思う。
自身含め、最近は叱り慣れない、叱られ慣れない人...続きを読むが多いと思う。
本当に相手のことを思っているということが前提ながら、「叱り」は絶対に必要。

0

Posted by ブクログ 2015年05月10日

叱られる力 聞く力 2 (文春新書) 2014/6/20
阿川 佐和子

著者は83年から「情報デスクToday」のアシスタント。98年から「ビートたけしのTVタックル」にレギュラー出演。
著書に「ああ言えばこう食う」「聞く力」等多数。

本書は前作2012年年間ベストセラー1位となった「聞く力」か...続きを読むら派生して生まれた新たな疑問を、著名人に限らず、折々に出会ったさまざまな立場の人にぶつけ、ときに杯を酌み交わしながら「他人と付き合うとき、みんなどうしてる?」問題について取材してまわった意見や悩みを著者なりに解釈し、つれづれに以下の3章により綴られている。
①叱る覚悟と聞く力
②叱られ続けのアガワ60年史
③叱られる力とは?

多くの方が読まれたと思われる前作「聞く力」。
満を持して発刊されたであろう本作。
聞く力2というよりは、また違った印象を受けた。

続編となるとやはり前作を背負い込んで読む方も
構えてしまうしそれなりの期待をしてしまう。
その期待に応えるのは難しいことであると思うし
本作はその期待を十分に受け切れていたかというと
少し疑問も残ってしまう。

読みやすさやユーモアにとんだ表現はさすがであり、
す~っと読み終わり読終感も良かったものの
聞く力?2?と首をかしげてしまう。
まっさらな気持ちで読むと良作。

0

Posted by ブクログ 2015年04月18日

スパっ、スパっとした文章が心地良い。読みやすくてスラスラ読める。ただ、いい加減でお父様の話も、途中からは食傷気味。個人的には前著よりも内容としては面白かったと思う。叱る・叱られることに対する考え方については、頷けることが多かった。

0

Posted by ブクログ 2015年04月18日

前著「聞く力」の続編。今回は「叱る。叱られる」をテーマとしている。
特に興味深かったのは、阿川家の叱られ方だ。いかにも昭和の戦前生まれの頑固な父親に叱られ、それをどのように受け止めてきたのかが書かれている。そのあたりが、面白かったし、今はこんな父親はいないだろうな、とちょっと淋しく思った。

0

Posted by ブクログ 2015年04月10日

まずまず。
阿川佐和子さんは、比較的年齢が近いので、さほど違和感無く読める。よって、当たり前に思えて、得られるものが少ない。
お父様とのやりとりが印象的。当時の父親は、多かれ少なかれ、厳しい人が多かった。現代の父親の方が良いと思うが、どうしてもいい面と悪い面がある。

0
購入済み

しかられる力

2014年08月17日

叱られ力、叱り力についてもっと掘り下げているかと思ったらそうでもなかった(((^_^;)
残念です。

0

「ビジネス・経済」ランキング