自己啓発 - 文藝春秋 - 文春新書作品一覧

  • 疑う力
    5.0
    ベストセラー作家による特別講義 世の中で“常識”とされていることは、本当にそうなのか。 「資本主義が限界を迎えている」 「日本は分断されている」 「地球温暖化は悪」…… 累計発行部数270万部突破の小説「ハゲタカ」シリーズの著者と考える、現代の幸福論。 自分らしく生きるヒントが満載の特別講義。 目次 はじめに 第一章 ハゲタカ作家が語る幸せ論 第二章 分断された民主主義 第三章 「ミステリーの女王」を通して疑う力を養う  第四章 脱炭素社会におけるエネルギーのベスト・ミックス  第五章 正しい戦争とこれからの安全保障  第六章 未来への指針 おわりに
  • なんで家族を続けるの?
    3.9
    『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に! 私たちは“普通じゃない家族”の子だった――。 樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。 一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。 「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」 「血のつながりは大事なのか」 「貞操観念はたかが150年の倫理観」 「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」 「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」 「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」 「脳が子育てに適した状態になるのは40代」 「私は「おじさん」になりたかった」 「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか 幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか? 家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
  • 聞く力 心をひらく35のヒント
    4.0
    「週刊文春」の名物対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が、連載900回を超えた。20年間で取材した各界著名人は1000人近い。が、未だにインタビューに苦手意識があるというアガワ。なぜ相手の本音を引き出すことができるのか? 本書では、数々の失敗から会得した「『分かります』と安易に言わない」「『たとえば?』『具体的には?』は話を掘り下げるのに有効」「なぐさめの言葉は2秒後に」などの“秘訣”を、インタビュー時のエピソードとともに初披露する!
  • 明日あるまじく候   勇気を与えてくれる言葉
    3.5
    欲無ければ一切足り 求むるあれば萬事窮す    良寛 政をなすの著眼は情の一字にあり         佐藤一斎 90年代には総理大臣も務め、現在は陶芸や日本画を描く芸術家として 活動している細川護熙氏。 これまでの人生を振り返ると多くの言葉が、生きる糧となってきたという。 「若いときから本を読んで気に入った章句があると、できるだけメモを取るようにしていた。 何度も何度もその章句を読んで心の襞に焼き付けておくことによって、何か問題にぶつかったときに、 ハッと悟って、その語録が行動指針となる」(まえがきより) 先行きの見えない現代社会の一灯になればと、これまで書き留めてきたノートから 自分を創り上げてきた「言葉」を紹介する。 聖書やプラトン、道元、良寛から白洲正子や自らの小学校の先生の言葉など全50本。 単に章句の紹介に留まらず、自身の経験、政治家時代の体験、細川家に伝わる貴重な 史料に残るエピソードなどを交えたエッセイ。
  • あなたは生まれたときから完璧な存在なのです。
    3.7
    「ありのまま」でいい――60年間、悩める人々を救ってきたシスター鈴木の“幸せメソッド”満載の1冊! なぜ、こんなに生きづらいのか。どんなに弱い人でも、どんな苦しみのなかにいても、たった一つのことを知るだけで必ず幸せに生きることができる。人々の心を危機から救ってきたシスター鈴木の魂のことば。あなたを救う「自分軸」とは――。
  • イライラしたら豆を買いなさい 人生のトリセツ88のことば
    3.7
    お金のトリセツから、仕事の極意、認知症の笑い飛ばし方まで――。 『笑点』最年長の天然キャラとして国民的に親しまれている木久扇師匠が贈る、驚きと感動の生き方指南本! ・生まれてきてシメたな ・瞬間的にいいなと思ったほうを声に出す ・過去よりもいま――細胞なんて毎日生まれ変わる ・老いてこそ賑やかなところに住もう ・ストーリーがお金を生む ・「今日も得したな」って機嫌よく生きる ・「ものごとは数字だ!」田中角栄の教え……etc. 立川談志、春風亭柳朝、林家正蔵をはじめ、エノケン、手塚治虫、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎らとの珠玉の思い出話も満載。 座右の銘は「人生は入金だ!」のリアリスト。前例にとらわれず、直感にしたがって動き、「選んだ道を正解に」してきた木久扇流の生き方が、混迷の時代に、光を投げかける。 芸能生活60周年記念に贈る、〈明日を生きるのが楽しくなる〉名言が濃縮された一冊。
  • 選ぶ力
    3.6
    日々の営みは「選択」の繰り返しである。悔いなき人生をおくるための秘訣とは何か。 情報が氾濫する現代において、日常の一コマから、将来を左右する大きな決断まで、選択なしに世は渡れない。 それは自己責任とよばれる選択である。 黒か白か、瞬時に判断がつくようなケースは現実には少ない。選んだ道の結果は、時間軸をどこにおくかで分かれる。 この本は、選択の技術やノウハウを簡単に伝授する手引書ではない。 選びながら迷い、迷いながら選びつつ生きる。では悔いなき選択には、何が必要なのか。 それこそが本書で描かれる「選ぶ力」なのだ。 選ぶ覚悟を解き明かす「五木哲学」の集大成!
  • 断る力
    3.9
    私が今、タイムマシンに乗って20代後半の自分にたった一つアドバイスするとしたら、「『断る力』を一刻も早く、身につけること」と言うでしょう。(中略)私が相手の言いなりにならずに拒否をする力を身につけることができたと確信したのは、34歳で初めての離婚をしたときからだと思います。そして、その時から、私の世界はドラマティックに変わりはじめました(本文より)。――人生に好循環をつくる、強力な武器「断る力」。そのノウハウを分かりやすく全公開!
  • サバイバル組織術
    4.1
    組織は人を潰す。 生き延びるためにはその内在理論を理解せよ! 理不尽な人事、職場のいじめ、女性と仕事、予期せぬクライシス──。 会社から国家まで、現代人は「組織」とのかかわりなしには生きていけない。 日本の文学や漫画、ドラマなどをテキストに「組織」を読み解き、実体験も交え、生き抜く極意を指南。 【目次】 第1章 いかに組織を生き抜くか 第2章 人事の魔力 第3章 極限のクライシス・マネジメント 第4章 忠臣蔵と複合アイデンティティ 第5章 軍と革命の組織学 第6章 昭和史に学ぶ 第7章 女性を縛る「呪い」 第8章 生活保守主義の現在 第9章 現場で役に立つ組織術
  • さよなら、ストレス 誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッド
    4.0
    これまでのストレスマネジメントは、ストレスの海の泳ぎ方を 教えるもので、それではいつか疲れて溺れてしまう。 大切なのは、ストレスの海から、ご機嫌の陸地へとあがること! 応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを 最適化・最大化する心の状態「Flow」を生み出すための独自理論 を提唱するスポーツドクターが、心のマネジメント術を教えます。 【主な目次】 ●第1章 ストレスについて知りましょう!● ストレッサーって何ですか?/ストレスで人はどうなるのですか?/ストレスを感じるのはどうして? ●第2章 ストレスで何が起こっているのでしょう?● 病は気から/ストレスで心はどうなるのですか? ●第3章 ストレスから解放されるための知恵を学びましょう!● ポジティブ思考の限界に気づきましょう!/コーピングというストレス対策があります!/運動でもストレスが軽減できます!/瞑想・マインドフルネスの可能性を知りましょう! ●第4章 これからは自分でご機嫌を作る時代です!● 自己ツールを磨けばご機嫌になれる!/思考にはご機嫌を作るパワーがある!/考え方のルーティンを築きましょう! ●第5章 充実した人生は自分次第で可能です!● クオリティー・オブ・ライフを高めましょう!/自分らしく生きることに目を向けましょう!/人間らしく生きることこそが基本です!
  • 死ねない時代の哲学
    4.0
    自分の死に方を自分で決めなければならない。科学史の泰斗が最大の難問を考える。 医療が進歩し、人生の終わりが引き延ばされるようになったことで、私たちは自分の死について具体的に考えなければいけなくなっている。自分の人生をどう終わらせるのか--歴史上はじめて、私たちはこうした問いに答えなければならなくなったのだ。 著者は、まず、私たちが、なぜ死ねなくなったのかを教えてくれる。近代医学の歴史が実は浅いこと。医療の進歩が医者と患者の関係を変えたこと。そして「健康」のあり方が変わってきたこと。その上で、私たちの「死生観」の移り変わりを追う。中世、江戸時代、そして日本と西洋で、死はどう考えられてきたのか。それが、どのように変わってきたのか。に対する考え方はどう変わったのか。 そして安楽死・尊厳死について考える。オランダなどで安楽死が認められるまでに、いくつもの事件があり、社会的な議論があった。日本でも数十年にわたって議論が続いている。そうした経緯を踏まえ、残された人、医療関係者の思いにも目配りしつつ、私たちは死を自己決定することができるのか、考えを深める。 最後に、死を準備するときの心構えについて述べている。死を思えるのは人間だけ。死を選べる社会となったいま、私たちはどのようにして死を考えたらいいのか。心の道しるべを示してくれる。 これまで医療や死について長年、思索を深めてきた著者が、読者と一緒に、人生の終わり方について考えるとき、わきまえておくべきことを、丁寧に伝える一冊。
  • それでも、逃げない
    4.0
    乙武洋匡が三浦瑠麗に、その生い立ち、家族、孤独を訊ね、三浦が乙武の不倫騒動、さまざまなチャレンジでぶつかった困難に迫る! いじめ、孤立、セクハラ、同調圧力、ネットでの炎上……。生きづらさに立ち向かうには?両者が聞き手と答え手となり、攻守を入れ替えながら、およそ一年にわたって続けた対話の記録です。 どんな質問にもすべて受け切る。時には政治、社会を論じて、四方八方めった斬り、時には最もプライベートな領域にも踏み込む。話題の二人が包み隠さず語る過激で優しい対話集。 【本書の内容】 ○女性として生まれてよかったと思う瞬間 ○なぜ、結婚に夢を見ないのか ○どうして男性は自分より頭のいい女性が嫌い!? ○大きな挫折から学んだこと ○世間の作ったイメージを意識して生きてきたことへの思い 他
  • 知的再武装 60のヒント
    3.9
    人生で最も役に立つのは、達人が明かす極意です。本書は60の極意から成っています。 人は人生において、二つの大きな転換期を迎えます。一つ目は45歳の人生の折り返し地点です。そこで重要なのは「知的再武装」をすることです。「知的再武装」はよりよく生き、よりよく死んでいくための、人生の必須課題です。では、「知的再武装」で、何をどう学ぶべきか。その点について、二人の勉強の達人が、秘中の策を惜しげもなく教えてくれる。時間は有限な財産であるから、そこでやってはいけないこともある。それは何なのかも明言してくれます。もちろん、稀代の読書家の二人なので、厳選した読むべき書籍も推薦してくれます。二人が提案するのは、学び直しに当たって、何を準備すればいいのか、いかにして継続させるのかです。映画・小説は当然のこととして、時代劇ですら、どうすれば勉強の対象になるかを開陳してくれます。 二つ目に重要なのは、60もしくは65歳で定年を迎えてからです。実は、ここに人生の最大の正念場が待ち構えています。それを「60の壁」と二人は呼びます。ここでの対処を間違えると、その後の人生はかなり惨憺たるもにしかなりません。会社の再雇用は受けるべきなのかどうか。二人は受けるべきではないとします。そして最大の関門は、家庭です。ビジネスパーソンが家庭に入り込むのがどうして難しいことなのかを本書は明らかにします。それを乗り越えるには三つの対話術があります。定年から95歳までの長い長い第二の人生を、心の健全さを保ちながら生きていくためにどうすればいいのか、本書はその知恵を授けてくれます。
  • ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール
    3.9
    苦しいとき、ぜひ開いてみてください。癒される励ましの言葉集 今日を乗り越えていこう――フランスのパリで、育児に家事に仕事に奮闘するシングルファザーの著者が、心を込めて贈るメッセージ。 どんなに今が苦しくても、 楽しいことを探して、 それを最高に面白がって 生きていこう。 毎日不安の連続、人生には思いがけぬ災難も降ってくる…… そんな苦しいときは、ぜひ本書のページをめくってみてください。 人生、山あり谷あり―― 困難なときを乗り越えるための、励ましと癒しのメッセージ集。 よし、今日は思い切って、自分を大事にする日にしよう。 ◎苦しい時は、その相手からちょっと離れてみる ◎ネガティブな自分を許してあげよう ◎楽しい計画が、今を励ましてくれる ◎余計なことは考えない ◎過去に振り回されない ◎会う人みんなに優しくしてみる ◎憎しみより感謝で生きようよ ◎この瞬間を精一杯生きたろう!
  • 東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義
    4.1
    二十歳の君たちはどう生きるか サイエンスからフランス文学、生と死、世界史――縦横無尽に森羅万象を解きほぐす。若者達に向けた「知の巨人」のラストメッセージ。 目次 はじめに 第一章[序]   知の巨人、振り返る   死へ向かう身体   リアリティの皮相   疑わしきに囲まれて   脳内コペルニクス的転回  第二章[死]   「死ぬのは怖くないですか?」   泥酔パルシー   歩くタンパク質、走る電気信号  第三章[顧]   二十歳の全能感と無能感   私は船尾に、君たちは船首に   一九六〇年の二十歳、橘隆志   問題の問題   割と短いトンネルの向こうは、誰も知らない世界でした   筆を執るにも千冊の途  事実は小説よりも奇なり   紙書籍よ、さらば?  第四章[進]   複雑さの収束点   種の起源   私より賢いスパコンが読み解けない私の頭脳  第五章[考]   作ってみないと分からない   明らかに明らかでない世界   「考えること」について考えてみると   “分かる人”になるために   私たちの十年、立花隆の十年  第六章[疑]   ポスト・コールドウォー・キッズ   “平和ボケ”の治し方   リアルな歴史の傍らに   いっそゼロから   世界情勢は複雑怪奇   真相は深層に   不確かな時の波に揺られて  あとがきにかえて 立花隆さんへの手紙  *本書は、『二十歳の君へ 16のインタビューと立花隆の特別講義』(2011年、文藝春秋刊)から「第二章 二十歳、頭をひねる《立花隆の特別講義》」を再編集しました。
  • 70歳からの人生相談
    5.0
    迷ったら、マムシに聞け! 年を取ってもハッピーに生きていくためにはどうするべきか? 高齢者の「ご意見番的存在」毒蝮三太夫さんが贈るアドバイスの数々。 まえがき 第一章 高齢者だって悩んでいる 第二章 親に悩まされている子供たち 第三章 介護で苦しまないための心得 第四章 高齢の親との上手な付き合い方 第五章 やがて訪れる「死」とどう向き合うか 第六章 マムシ流 愛される年寄りになる12の極意 あとがき
  • 70歳! 人と社会の老いの作法
    3.0
    「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから 七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」 (五木寛之) 日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。 これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、 どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。 若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、 認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。 【おもな目次】 <第1章 七十歳になった日本で> 昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/ 老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか <第2章 死生観を持てるか> 「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の 場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか <第3章 日本人の宗教観はどこから来たか> 日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/ 日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか <第4章 「他死社会」への心がまえ> 嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」 という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    4.1
    あんな偉い人でも、なんだ自分と同じじゃないかということを感じとってほしい ――永田和宏「はじめに」より 細胞生物学者にして、歌人としても著名な永田和宏・京都産業大教授から、あこがれの対象を持っていない若い世代へおくるメッセージ。 各界を代表する人物の講演と、永田氏との対談を収録。 「あんなに偉い人でも自分と同じ失敗や挫折を経験してきたのかと、また将来への不安や焦りもあったのかと、その場で驚き、感じとってほしい。それはそのまま、自分の将来にひとつの可能性を開くことになるはずである。ひょっとしたら自分だってと思えるということは、それに向かって努力してみようかと思うことでもあろう。初めから圏外のものとして除外するのではなく、ひょっとしたらと思えることだけでも、その若さに可能性を付与することになるはずである」 ◆目次◆ 第1章 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長) 「失敗しても、夢中になれることを追いかけて」 【対談】環境を変える、自分が変わる 第2章 羽生善治(将棋棋士) 「挑戦する勇気」 【対談】“あいまいさ”から生まれるもの 第3章 是枝裕和(映画監督) 「映画を撮りながら考えたこと」 【対談】先入観が崩れるとき、世界を発見する 第4章 山極壽一(京都大学総長、霊長類学者) 「挫折から次のステップが開ける」 【対談】おもろいこと、やろうじゃないか
  • 迷わない。完全版 107歳の母を看取って
    -
    12年半の母の介護が私の人生に新たな意味を与えてくれた! 波乱万丈の半生をもとに「仕事とは」「家族とは」「お金とは」「老後とは」「死とは」……誰もが避けられない人生の諸問題を語る。 晩年の母との暮らしが 人生を豊かにしてくれた ある日、突然気づいた。母は「病人」ではない。 私が母を世話するのではなく、母が私を見守っている、と。 「決断の時、必ず道は開ける、夢は必ず実現する、と迷わない。」 ――これが母から学んだ私の信念です ・母の愛情に包まれた少女時代 ・18歳で単身ハワイに渡航 ・父との葛藤と勘当 ・異国の地で味わった無一文の苦しみ ・赤字続きの駆け出しフリー記者 ・離婚の痛手をどう癒したか ・大組織に突きつけた人事要求 ・16年でキャスター降板の真相 ・12年半にわたる母の介護 波乱万丈の半生をもとに、「仕事とは」「家族とは」「お金とは」「健康とは」「死とは」……誰もが避けられない人生の難問について語ったベストセラー。12年半にわたる介護を経て、107歳の母を看取った後に増補改訂した完全版。 ※本書は2013年12月に文藝春秋より刊行された文春新書『迷わない』を増補改訂した完全版です。
  • 無名の人生
    3.8
    「成功」「出世」「自己実現」など、くだらない――。名著『逝きし世の面影』の著者、初めての語りおろし。戦前の最先端都市、大連で少年期を過ごし、その後の熊本への引揚げですべてを失い、戦後を身ひとつで生きぬいてきた著者が「自分で自分の一生の主人であろう」とした半生を元に語る幸福論。

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