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『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に!
私たちは“普通じゃない家族”の子だった――。
樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。
一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。
「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」
「血のつながりは大事なのか」
「貞操観念はたかが150年の倫理観」
「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」
「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」
「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」
「脳が子育てに適した状態になるのは40代」
「私は「おじさん」になりたかった」
「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか
幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか?
家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
何もかも型破りの役者夫婦の元に生まれ、19歳で結婚した也哉子さんと、不仲な家庭で生まれ育ち、別居婚を続ける中野先生。理想的な普通の家、とは言えない環境で育った二人が時事問題を交えながら家族のあり方を語り合う。
破天荒すぎる父と母、奇妙ながらも深い愛で結ばれた夫婦のもとで「普通」に育つことのできなかった也哉子さんに「生物学的な観点で見れば裕也さんと希林さん夫妻はそれほど特異なわけでもない」と、少女時代の也哉子さんを肯定しながら、ふたりの会話はどんどん深まっていく。
スルスルとあっという間に読めるのに読後感は深く、そういえばこの時にはこんなことがあったな…と懐かしくもなる。
時に息苦しく感じる「社会の通念」も視野を広げれば違う捉え方ができるのだな、と気づきがたくさんあり、家族という共同体のあり方を改めて愛おしく思える一冊だった。
中野先生と也哉子さんの著作を他にも読んでみたくなった。
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