介護という重いテーマについて、医師との対話との形で語っていく
作者の体験と、医師のアドバイスのやりとり、知っていること、そうでないこと読んでいて切なくなりました。
気になったことは次です。
・医療より介護、介護より生活
・何を言われても決して否定しないこと
・介護は長期戦と心得よ
・介護にかぎら
...続きを読むず、後ろめたさが対人関係を良くする妙薬では
・笑いとズルで乗り切る。途中で力尽きないように手抜き、息抜きしならがら60点主義で。
・一人暮らしは老化防止の特効薬、
・孤独死でなにがわるい
・プロの介護ほう助をばかにするな、素人がやると骨折する場合もある
・名医とは、残った家族からあのときああしておけばと考えさせないようにすること
・家事ができる人は一人になっても、そこから自立しようとできる、一人暮らしができるように
・美人の看護士がいれば、延命できる、恋は長寿の万能薬
・老人に過労死なし
・老人には3タイプ、
①自分の人生を後悔して、後悔して、後悔するタイプ
②他人に対する恨みつらみで不機嫌なタイプ
③今からだってこんなに楽しみがある、今後を考えて不機嫌じゃないタイプ
・不良老人になろう
・老後の沙汰こそ金次第。男はドケチになる
目次は、次のとおり
Ⅰ 看る力・家族編
1 好物は喉につまらない
2 医療より介護、介護より生活
3 赤ちゃん言葉は使わない
4 バカにしない、怒らない、とがめない
5 介護は長期戦と心得よ
6 後ろめたさをもつ
7 イライラしたら笑っちゃおう
8 介護にトラブルはつきもの
9 認知症でも一人暮らしを
10 孤独死でも一人ぐらしを
11 施設に預けるのは親不孝ではない
12 愛情だけではうまくいかない
13 必要とされる状況をつくる
14 必要とされる早期診断は家族のため
15 介護される立場で考える
16 名医の条件
Ⅱ 看る力・夫婦編
17 認知症の診察は夫婦一緒に
18 定年後の夫は新入社員と思え
19 一人暮らしのススメ
20 夫源病にご注意
21 恋は長寿の万能薬
22 名刺をつくる
Ⅲ 看られる覚悟
23 七十五歳が節目
24 老人に過労死なし
25 なぜ老人はいつも不機嫌なのか
26 不良老人になろう
27 老後の沙汰こそ金次第
28 家族にこそ介護費用を払う
29 自分が望む最期は手に入るのか
30 そこで働く人を見て施設を選ぶ
あとがきにかえて