林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんかなあ…
文学性がないわけじゃないけど自分の中の嫌いな自分と向き合うことを強制してくる感じがきついんだよな
それでいて一度読むと不快な感覚がやめられなくて一気に読んでしまうという
ほんと一部の女流作家ってこういうの上手いよね
山田詠美とか村山由佳とか林真理子とか村田沙耶香とかさ
ここまで不快にさせるのも表現力ってことかな
これを「淡い」とか「若い」とか「切ない」とか言えるほどわたしはまだ成熟できてないです
ひたすらにグロくて生々しい
ここの感想のみんなは大人だな…わたしは山﨑豊子くらい程々に男性化してる女性作家が性に合ってるのかも…
あと田舎のスティグマがめちゃくちゃ強くてびっくり
これ読んだら田舎とか怖くて住めないわ
さすがにフィクションと言ってください
あとほんと女って生まれ持った容姿で人生変わるよね
いや、1番のファクターは教育だけどさ
同じ教育レベルの場合は容姿次第で1ステップくらい階層移動が起こるレベル
今日子ちゃんも最後華やかな職業就いてたでしょ
そういうところよね 作者はほんとよくわかってる
ほんと残酷
あと、モテる男に向ける女の眼差しもよーくわかってるよね
性的魅力一点突破型のチャラい男を女は惹かれつつも基本は警戒する 自分のガードに自信がないから
そんな気がする
追記
村田沙耶香の「しろいろの、〜体温」と同じ読後感って言ってる人目が飛び出るかと思った
読んでる本がわたしと同じやんけ
読後感が同じかはわかんないけど(あっちはハッピーエンド?)なので
でもスクールカーストの描写がガッツリ入ってるところは同じ -
Posted by ブクログ
ネタバレたくましさ、いじらしさ、健気さとか。色んな言葉が似合う本。
全部が生き生きしてて、苦しくなる。一番心に残ってるのは「しみじみとした絶望」って言葉。見た瞬間、泣きそうになった。
万亀がとっても魅力的なキャラだからかな。等身大なのに、強くてかっこよくて、女の子の憧れの先輩って感じ。
戦争とかあの時代に焦点を当ててる。「自分は万亀に比べたら恵まれてる」って最初は思ってた。だけど、「親に縛られてる」「男は嫌なのに、大切に思ってしまう矛盾」とか、私の悩みとそんなに変わらない。
きっと万亀の時代に生まれていても、きっと私の悩みはそんなに変わらないだろう、って考える。
それは本を読むから、ずっと自分は自分で、幸せでって思ってられるのかな。最後、いつも本は幸せを連れて来る気がして、今が幸せだと思える。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ*結婚式が終わった夜のバー。花婿が、披露宴の司会をした美女とグラスを傾けながら、花嫁を待っている。「あの時もそうだったわね」。親し気なふたりの会話はやがて、決して花嫁に知られてはならない過去の妖しい秘密に触れて――(表題作)。脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間をとらえた、10の傑作短篇集*
1997年8月刊行の『怪談 男と女の物語はいつも怖い』を改題した新装版。
まだ携帯電話が無い時代のお話なので背景は古いものの、林真理子さんらしい男女の機微が絶妙に描かれています。
時代が変わっても、男女の駆け引きや滲み出てくる感情ってさほど変わらないんだな…
女心のいやらしさ、あざとさを書かせたら右に出るものはいないと改めて感心させられた、林真理子ワールド満載の短編集。 -
Posted by ブクログ
プロの愛人というテーマで林真理子さんが描いたら、そりゃもう楽しいでしょう。
ゴージャスなレストランや、セレブの集まりなど華やかに描きます。
が、目隠し緊縛で秘密のSMショーに巻き込まれそうになった主人公が、
「これ以上、何かしたら警察に訴える!」と強気の発言で難を逃れたり、
部屋いっぱいの薔薇のプレゼントに、片付けを考えて萎えるあたり
林真理子さんらしくて良いです(笑)
薔薇よりバーキンよね♪と、私も思います。
マンションの権利書だったらもっと良い。
人はそれぞれの環境や立場で、うまく立ち回って生きていかなければならない。
そういった強い女性を描いたら、林真理子さんは抜群に面白いです。
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