林真理子のレビュー一覧
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自分自身が、地方からそこそこの私立大へ上京した経験があり、いわゆる“中流”から、離婚してシングルマザーになった“下流”へ落ち、そして今また再婚し“中流”へ戻りつつある——
そんな人生を歩んできたからこそ、この物語の描写が驚くほど解像度高くて驚いた。
主人公の由美子のような人に気に入られる娘時代を過ごし、離婚後には珠緒のように見下される経験もしてきた私には、登場人物の階層感が痛いほどリアルだった。また、子育てでも、そこそこ進学校のそこそこの成績だった我が子だから、安心していたら、思ったようにならない我が子の受験。その受験の解像度も高いので、できたら彼の大学受験前に読みたかった本であった。。 -
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李王家の縁談のスピンオフ。大正、昭和の時代の宮家の縁談話の短編集。とても面白かった。まだまだ林真理子ヤルナ!という感じでした。
第1話 久邇宮家の良子は皇太子妃に決まった。久邇宮家の朝融王は色覚異常で、これは島津家から伝わった。そのせいで皇太子妃内定から辞退するようにと山縣有朋から圧力をかけられたが、さまざまな手で阻止して勝ち得たのだ。
朝融王は酒井菊子と婚約した。皇太子妃成婚。しかし朝融王は結婚したくなかった。間に入った役人たちは困ったが、結局皇太子妃の実家にモノが言えず、酒井家を説得する。あんな男と結婚するくらいなら、別の男と結婚した方が良い。破談とともに別の婚約を発表しよう。前田に嫁いだ。
第2話 徳川実枝子は慶久を失ってから御後室さまと呼ばれている。慶久は7男だが、なんだかんだで嫡子だった。
第3話 久邇宮家の鳩彦と稔彦は陸軍幼年学校から士官学校に進む。明治天皇は4人の側室腹の内親王を皇族に嫁がせようとする。鳩彦はのぶこ内親王をもらう。稔彦は聡子内親王をもらって東久邇宮家になる。妻とは心も会話も通じなくてうまくいかない。
第4話 九条家の節子は皇太子と結婚する。だが皇太子は体が弱く、お子の誕生が危ぶまれていた。皇太子は許嫁がいる伊都子に惚れる。一夫一妻の世である。裕仁が生まれる。
第5話 秩父宮世津子妃は皇太后を迎える。夫はもう長くなさそうだった。 -
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50代のいまでももう体はあちこち痛いし
周りからはなんだか年寄り扱いされてる
気がするし、もう終わった感が急に強く
なり、受け入れていくしかないなーなどと
思っていたところ、YouTubeの対談を見て
読むことにした
高齢者の心得的なものが面白おかしく
書いてあって、あっという間に読めた
生活のレベルが全く違うので見てる世界は
全然違うけど老いていくなかでは
多かれ少なかれ、そういう気持ちになり
ながら年を重ねていくのだろうか
そしてまだまだこの先は長い、イタい老人
にならないように心がけながら、身体が動く
うちは、働けるうちは頑張らねば
親の死を無駄にしてはいけないというタイトルのがあった。親の死の前にもっとできたことがあったんじゃないかという後悔について、友達が親もわかってくれているし、親が味わった惨めさや寂しさはいつか自分も味わうものだから親はそれを見せてくれて死んでいくものだ言ってくれて救われたと書いてあった。
うちの母はもうあまり外出できる体力もなさそうだ一緒にいられる時間はあと数年なのかもしれない。むかし苦労した分、穏やかな毎日を過ごし、病気になってもできるだけ家にいて、もらえたらいいなと思っている。
でも、それができても、できなくても
こーゆーことなんだなと思ったほうがいい。
どうしたら悔いなくできるか、何が正解かなんて、結局誰にもわからない。
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こんな可愛い装丁は見たことなかったです。
凄く素敵なボタニカルデザインは飾っておきたい程です。
強烈、爆裂 自己顕示欲の塊のスカーレットの小気味良い事!
読むのを止められない真夜中に何度笑ったか。
クラスメイトだったら、私は友人になれただろうか。スカーレットがクラスメイトだったら、なんて凄く面白い。
鏡をみて、なんて私って美しいの〜
って言うのは、白雪姫の継母くらいだと思ってた。笑ったね。
美貌と地位は彼女にプライドと傲慢さと孤立を生むが、戦争を機に一転した生活に見事に立ち向かって行く様は本当に凄かった。
若い頃、ルーツという黒人奴隷解放のドラマがあった。その時は過酷な運命と人間の醜さを感じたけれど、解放したらそれで幸せっていう訳にはいかないという事が今ならわかる。
自分が自分である事の意識を持つことがなく生きてきた人に、それを感じられるようにしないといけない。アイデインティの確立。
解放されて、さぁ自由です。頑張って生きなさいって言われても幸せになれない。
人間が人間であるために、知性が不可欠なんだなぁと思った。
今夜はサブスクでスカーレットに会おうと思う。
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ちょっと!ちょっとちょっと!
何なのコレ?面白いんですけど?!
いいの?こんなこと書いちゃっていいの?林さん!
という訳で、あらすじを
◆あらすじ
「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。
さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。
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妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)
徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。(「徳川慶喜家の嫁」)
まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」——(「兄弟の花嫁たち」)
九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。(「皇后は闘うことにした」)
貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)
え〜、わたくし館なのは林真理子さんの著作を読むのは初めてでございます。
なぜこの本を手に取ったかと申しますと、わたくしの大好きな番組
「あの本、読みました?」に凪良ゆうさんが出演されてまして、オススメされてたんですよ、この本を。
「林さんは、この時代のやんごとなき方々達のプロフェッショナルであられるのでとても読み応えがある」と。
知りませんでした。そーなんだ。
林真理子さんは日大の理事長、そして「令和」制定に関わった大物!(Wikipediaより)
切込隊長 林真理子氏は、凄まじい勢いでやんごとなき方々をぶった斬ります。
皇族、主に皇子達をけちょんけちょんに。
そしてこの本は162ページという薄さだったのでサクッと読めました。
が、しかーし!
皇族の方々のお名前って難しいね。読めないし覚えられない。
久邇宮 邦彦(昭和天皇の義父)
くにのみや くによし
良子(昭和天皇の后)
ながこ
久邇宮 鳩彦(邦彦異母弟)
くにのみや やすひこ
もうさ、くにひこ でいいじゃん。
よしこ にしようよ。
はとひこ としか読めないじゃん。
と言う訳で、そのまま読みました。
そしたらスラスラ読めた♡
では問題、
朝融
何と読むのでしょうか?(^o^)/
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