【感想・ネタバレ】私はスカーレット 上のレビュー

あらすじ

世界的ベストセラーを林真理子が蘇らせた!

「あらためて読んだら、本当に面白い!
今まで読んだ自分のゲラのなかで最も興奮した」――著者

世紀のベストセラー小説『風と共に去りぬ』を、林真理子が最高のエンタテインメント小説として蘇らせた!
南北戦争期のアメリカ南部を舞台に、大農園のわがまま娘スカーレット・オハラが恋に破れ、愛のない結婚・出産をし、敗戦で何もかも失い困窮しながらも、持ち前の生命力で激動を生き抜く姿を、彼女の一人称で描くエンタメ一代記。
恋と戦争、仕事と友情、フェミニズム、波瀾万丈…全てアリ。スカーレットの激しさ、強さと可愛さ、ダイナミック過ぎる展開に、一度読み出したらページをめくる手が止まらない。今こそ読みたい極上エンタメ、怒濤の前篇。

※本作品は、文庫版『私はスカーレット』1巻から4巻までが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1文目からグイグイ引き込まれて、ページをめくる手が止まらなくなった。
美人で気が強い大農園のお嬢様・スカーレットが、戦争に翻弄されながら、お嬢様時代には考えられないことに直面しながら、たくましくなっていく姿にしびれる……!
強くて美しい主人公も、軽快な文体も大好き。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

読みやすい、そして面白い、率直な感想。翻訳本の、風と共に去りぬは、挫折しましたが、これはこのまま下巻までいけそうです。詳しい感想はげかんで。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

映画も舞台も見たことのある「風と共に去りぬ」、ビビアン・リーの美しさにひたすら圧倒された。
林真理子氏が一人称で、書くとこうなるかと期待どおりだったが、エンターテインメントに仕上げているのは、凄い。わがままなスカーレット、現代なら炎上間違いなしだが、心の声を憎めない。メラニーのほうがなんだか不気味である。
南北戦争の頃の時代背景、タラという土地の歴史、壮大なテーマにちょっとミーハーな要素も盛り込まれた楽しい物語だった。

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2023年10月25日

Posted by ブクログ

スカーレットの1人称!
なんて面白い試み。
結末を知ってるのだけれど。
ドキドキしながら読みました。
スカーレット、若いときにすごい重荷を背負わされたんですね。
今、読み返してシミジミと感じました。

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2023年09月19日

Posted by ブクログ

初めて読む「風と共に去りぬ」の林真理子バージョン。
スカーレットの視点で描かれてる本作。
いやぁスカーレットの傲慢さが凄い。
なんて性格が悪いんだろうとびっくりした。いや、たんに自分に正直なだけなんだけど、にしても読むのが辛かったなぁ。けど、そー思ったのは途中までで、戦争が佳境に入りいよいよ南軍が厳しくなってからのスカーレットはカッコよかった。
周りは無駄にプライドが高く現実逃避しかしてない人ばかりの中で、ひとり悪者になり孤軍奮闘してる姿は、なるほどこの物語が受け継がれている理由がわかった。
下巻も楽しみ

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2023年07月29日

Posted by ブクログ

マーガレット・ミッチェルの大作、「風と共に去りぬ」を一人称で再構築した作品。
時代は南北戦争の真っ只中で、上巻は戦前から戦中まで。
スカーレットは、容姿端麗で美しくもありながら、とっても自己中で傲慢な女王様気質でありながらも、男性のように強く逞しく、嫌いなメアリーを救ったりと、戦争で強気な一面を見せたり、諸所に憎めない部分もある。
「こんなことってある?」「だって信じられる?」と真理子節炸裂。
最初は、社交界での振る舞いとかに反感を持ったりしたけれど、物語にぐいぐい惹き込まれていった。
母性に欠けるところが、共感出来ないけれど、正直で真っ直ぐな部分は、強い女性として好きだ。
下巻も素晴らしかった。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。

物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。
スカーレット・オハラを勝手に優雅で上品な女性だとイメージしていたが想像を覆された。

戦争なんて関心なし。
興味は華やかなドレスとパーティー&男性にモテる事。過去イチ突き抜けた最強キャラだ。

超ド級の自己中で自惚れ屋。
好きな男にフラれ、やけくそで結婚した相手は挙式二ヶ月後に病死、17歳で未亡人に。
波乱万丈にも程がある。

戦禍に巻き込まれても逆境をバネに逞しく生きる彼女から目が離せない。

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2023年08月21日

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