林真理子のレビュー一覧

  • 野心のすすめ

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    ネタバレ

    将来を具体的に思い描く想像力。私自身も、娘たちにも養ってもらいたい。野心。自分を高めたいという希望。あるよ、ある。
    前に職場から逃げるように転職して本当によかった。
    あれも、「新規まき直し」「人生のリセット」だろう。

    以下はお気に入りの文引用です。
    「ちょっとでもいいから、身の程よりも上を目指してみる。そうして初めて選択肢が増え、人生が上に広がっていくんです。」
    「シビアに将来の自分の姿を見据えながらも、同時に自分を信じて、幸福な自分の未来を想像してほしい。」
    「人生のリセットは何度でもできるんです。でも、自分でないとできない。」
    「自分を信じるということは、他人が自分を褒めてくれた言葉を信

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    2025年07月03日
  • 下流の宴

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    ネタバレ

    おもしろかった。

    自分の息子が高校を中退していても、息子の結婚相手を下に見ている母親。
    身内には甘くて他人には厳しい典型でああはなりたくないと思うけれど、
    自分のことは棚に上げて、というのは、大なり小なりみんな持っている感情なのかもしれない。

    頑張っているタマちゃんを応援してたから、
    ラストは嬉しかった!
    タマちゃんおめでとう!

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    2025年06月08日
  • 不機嫌な果実

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    「私だけが分かってる」という、あの陶酔感。世界をちょっと見下ろしてるような感覚。冷静なフリして、一番感情に溺れてるのが自分だって分かっているのにやめられない。

    その気持ちよさ、勝ってる感覚。
    他の人は気づかずに踊らされてるのに、私はすべて分かってる。演じてることも、退屈してることも、損してるってことも。そのうえで、でもそれでも私が主役って確信している。


    麻也子って私みたいって思っちゃって、本当に私みたいで、それが1番麻也子みたいな私だなって。

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    2025年05月29日
  • マリコ、東奔西走

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    この本は 10歳年上の方から頂きました。
    こんなに亭主の悪口書いて 呆れちゃうわ!
    なんて言われて 読んでみると
    たいした悪口ではない。
    私の方が よっぽど亭主の悪口をいっている。
    朝ドラの話し 天皇陛下の話し ウクライナの話し
    安倍さん暗殺の話し 歌舞伎の話し
    どれも 共感できるなあ!
    と思ったら 林さんは 私と同じ年でした。
    育った年代が 一緒なので
    そうそう!
    と思うのかもしれません。
    こんなに口うるさい亭主と別れないでいるところも
    同じ世代だからでしょうね。
    もっと若い人なら別れてる。
    健康でエネルギッシュに 頑張ってください。
    もっとおばあさんになっても 書き続けて 
    そうそう!と言

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    2025年05月24日
  • 下流の宴

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    東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が沖縄出身のフリーター娘・珠緒と結婚すると言い出し「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して…。

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    2025年05月17日
  • マリコ、東奔西走

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    とにかく気軽に読めるところがいい。
    なかでも面白かったのは
    真理子さんは日大の理事長ですが、
    キャンバスを見学した時に、展示の説明をしてくれる女子学生にふと尋ねてみた。
    私が誰かしってますか?
    知りません。
    受験生に付き添うお母さんにしては、年くってるし、ヘンに馴れ馴れしいオバさんだと思ったらしい。知名度はまだ低く残念である。

    これからも時々気休めに真理子さんの本を読んでみたい。失礼かな!

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    2025年05月09日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    いじめを誰にもいえずに引きこもっていた我が子。このままでは、80代の親が50代の引きこもりの子どもの面倒をみなければならない8050問題が現実になってしまう。この状況を打開するために父親はいじめた人間を相手に裁判で争うことを決心する。
    裁判の準備を進めていく中で、子供が受けたいじめの内容を知り、子供のことを何も知らなかったことを悔いる父。今までの失った時間を取り戻すように、息子に語りかける父。
    裁判が終わり、報道陣の前で父親が引きこもりの子を持つ親へ向けて発したメッセージが最高。子供と一緒に戦って下さい。子供を信じて、お前を守ってやれるのは世界中でお父さんとお母さんだけなんだと言い続けて下さい

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    2025年04月07日
  • マリコ、東奔西走

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    毎刊必ず追いかけてます(文庫ですが)
    今作はとても楽しかった。
    前作はコロナ真っ只中だったからでしょうか。
    マリコさんと世間の空気が一体化していて、あれこれ思い出されます。

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    2025年03月19日
  • 皇后は闘うことにした

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    目に見えない大きなモノに対して、意見を通すのって、民間だろうが学問だろうが、高貴な世界だろうが、大変なんですね。

    林真理子先生は大学理事として、武運をお祈り申し上げます。

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    2025年03月15日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    本のタイトルの8050から、中高年の引きこもりの話かと思っていましたが、青年期の引きこもりから、家族の苦悩と葛藤、当事者との関わりかたに焦点を当てて書かれた内容でした。一気に読むことができました。

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    2025年03月15日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    『8050』(はちまる、ごーまる)問題とは、80代の親が50代のひきこもりの子を養うこと。世帯の困窮と孤立で、現代社会の問題となっています。

    物語は現実に『8050』というわけではなく、中学時代に壮絶なイジメにあいずっと引きこもり生活を続けている息子を何とかしようと父親が奮闘する。このままでは『8050』になってしまう…その危機を食い止めようとする話だ。

    息子の引きこもりの原因は人格を否定するほどのイジメであり、その当時の同級生に対し「復讐したい」という。父親は息子の尊厳のために弁護士に相談し、8年前のいじめを巡る法廷闘争をはじめてゆく…

    自分自身を振り返ると、中学時代に気の弱い勉強の不

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    2025年03月01日
  • 平家物語

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    『平家物語』を治部卿局、清盛、維盛、敦盛、徳子、時子、後白河法皇、義経、阿波内侍、九人の視点から描く。とはいえ、物語の語り手は、立場も時間軸も様々で、明治の琵琶法師、死後の維盛、父の宗盛、時子に使えた女房だったという老女だったりもする。
    個人的に好きだったのは、「五、二位尼時子」と「結、阿波内侍」である。この二つの物語は、なぜ戦に敗れ、滅亡した平家の物語が、今に伝わったのかを物語にしている。

    「この頃、平家を懐かしむ方々が多くなり、私どもも呼ばれることが増えました。」
    (中略)
    阿波内侍は泣いた。壇ノ浦以来、これほど激しく泣いたことはない。やっとのことで尋ねた。
    「そなたが語ったのは何という

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    2025年02月13日
  • 野心のすすめ

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    最近、野心を失っていた私にとって刺さるフレーズが沢山あった。
    そうか、私は野心を失っていたのか。まずは本を読もう。

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    2025年02月12日
  • 美女入門

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    面白い!!!!
    私はこれが好き!
    物事の捉え方が様々で勉強になる笑
    これをよんでるとき、すごくお喋りになる
    楽しく過ごせる

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    2025年02月08日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    ネタバレ

    めっちゃめちゃ、最初から最後までずっと面白かったです。
    引き込む力が、強い!!
    寝る前にちょっと読もうと思ったら、翔太がガラスを割りながら暴れまくるシーンを読んでしまい、衝撃的で目がギンギンになり全然眠れなくなったしまいました。笑
    8050問題というのをこの本がきっかけで知りました。
    80代の親が50代の子の面倒を見る…なんかもう、今の日本には実際にたくさんあるんだろうなと思いぞっとした。

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    2025年02月02日
  • 野心のすすめ

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    変わったおばちゃんで私は結構好きだった。私の職場は女性多めだから、新卒からトラでいた自覚がある笑 男性が多い会社でキャリアを積んでる人は、私が経験していないことを経験して強く人になっているのだろうなと想像した。
    私は、自分のことを軸があって活動的で強運の持ち主だと思っている。これからもこのマインドでいたい。
    前日に嫌なことがあっても、朝食ではにこにこする習慣は良いなと思った。「嫌なことを引きずらない能力は、絶対に運も強くすると思います。今日は今日の楽しみを見つけるのが得意な人が、運の強い人。(P.185)」

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    2025年01月31日
  • コスメティック

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    波瀾万丈痛快で面白かった
    よく取材されたリアルな内容で、
    新人や、そぐわ無い人間の野暮ったさを嫌味たっぷりに表現していて美容業界の空気感がよくわかる。

    かなり前の作品であるが今とさして変わらないというか、30代で迎える恋愛、仕事のあり方。
    クズ男はどうしてこんなに刺激的なのか。
    結婚相手として良さそうなマトモな相手を振り回して、飽き足ら無い分をクズに振り回されるのは世の常?
    傲慢で狡くて性格の悪い主人公の気持ちはわかるけどあそこまで振り切れたらもはや爽快

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    2025年01月15日
  • 下流の宴

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    虚構だけどある意味リアルな内容。勉強できることが基準となる今の資本主義社会において、努力は重要だけど、努力しても這い上がれない境遇にいる人たちもいる。そんな社会問題を描いていると思った。

    努力しないこと、上昇欲がないことで「下流に落ちる」と登場人物は思っているが、思わぬ病気や事故で人生が一変することだってあるだろう。

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    2024年12月01日
  • 不機嫌な果実

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    めちゃ面白くて一気に読み切ってしまった。
    今の夫に不満がある奥さんが、軽い気持ちでダブル不倫を始める。そこから本当に好きな人ができてしまい、離婚しちゃうっていう話だった。

    読み手からしたら絶対幸せになれないって分かるのに、作中に滲み出てくる当本人の気持ちがめっちゃわかってしまった。

    今の状況(この場合人)に満足できないで、他と比べてしまう。
    自分が損しないようにしすぎて、損してるところばかりに目がいってしまう。
    自分の欲望に従順すぎて、自分のことしか考えられない。目の前の餌にすぐ飛びついてしまう。
    なのに損得勘定に厳しい。ずる賢い。
    若い頃、チヤホヤされていたから、自分にはもっといい男が捕

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    2024年11月20日
  • ルンルンを買っておうちに帰ろう

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    「私の歴史は、ゴロゴロとこの坂をころげ落ちたり、はいずりあがったりしてきた繰り返しだった」

    まさしく、この本の内容、著者の言いたかった事なのかなと思った。初版から40年近く経っているが、原作の著者が少し身近に感じられる。
    私は好き。

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    2024年10月30日