林真理子のレビュー一覧
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最近読んだ本の中で、特に刺さった本。
何か頑張りたい人、また働く女性へエールになる本だと感じた。
人によっては好みはわかれるかもしれないけれど、エールをもらった。
今はゆるふわな時代で、熱血っぽさがあると、引いてしまう人も多いかもしれない。
だからこそ、こんなふうにエールを送れる人って今、どのくらいいるのだろう。
・1度でもビジネスクラスに乗ると、ファーストクラスの世界をいやがおうでも目にする
人の生き方も同様で、ずっと三流のままでは一流の世界を覗くことさえできない
・女性は仕事をもって働くべき
専業主婦のリスクだけではなく、人生の充実感や幸福のために、自分の仕事が積み重なっ -
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ネタバレ歯科医の正樹には、中学生から7年間引きこもっている息子・翔太がいる。中学側にはいじめはなかったと言われたが、実際には酷いいじめがあったことが判明。高井弁護士と一緒に、いじめっ子を相手に7年越しの裁判に挑む。
妻・節子や娘・由依のやり方や考えと合わなかったり、翔太が家の中で暴れたり、正樹が自分を抑えられず翔太に怒鳴ったり、これはもうダメか…と思うことが度々発生する。
それでも、最後は翔太の「裁判を続けたい」という意志の強さもあって見事に勝利する。
正樹がイライラして強い口調になって、節子が「あなたっていつもそう」というやりとりやが度々出てきて、読んでいて気持ちのいいものでは無かったが、すご -
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ネタバレ将来を具体的に思い描く想像力。私自身も、娘たちにも養ってもらいたい。野心。自分を高めたいという希望。あるよ、ある。
前に職場から逃げるように転職して本当によかった。
あれも、「新規まき直し」「人生のリセット」だろう。
以下はお気に入りの文引用です。
「ちょっとでもいいから、身の程よりも上を目指してみる。そうして初めて選択肢が増え、人生が上に広がっていくんです。」
「シビアに将来の自分の姿を見据えながらも、同時に自分を信じて、幸福な自分の未来を想像してほしい。」
「人生のリセットは何度でもできるんです。でも、自分でないとできない。」
「自分を信じるということは、他人が自分を褒めてくれた言葉を信 -
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この本は 10歳年上の方から頂きました。
こんなに亭主の悪口書いて 呆れちゃうわ!
なんて言われて 読んでみると
たいした悪口ではない。
私の方が よっぽど亭主の悪口をいっている。
朝ドラの話し 天皇陛下の話し ウクライナの話し
安倍さん暗殺の話し 歌舞伎の話し
どれも 共感できるなあ!
と思ったら 林さんは 私と同じ年でした。
育った年代が 一緒なので
そうそう!
と思うのかもしれません。
こんなに口うるさい亭主と別れないでいるところも
同じ世代だからでしょうね。
もっと若い人なら別れてる。
健康でエネルギッシュに 頑張ってください。
もっとおばあさんになっても 書き続けて
そうそう!と言 -
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いじめを誰にもいえずに引きこもっていた我が子。このままでは、80代の親が50代の引きこもりの子どもの面倒をみなければならない8050問題が現実になってしまう。この状況を打開するために父親はいじめた人間を相手に裁判で争うことを決心する。
裁判の準備を進めていく中で、子供が受けたいじめの内容を知り、子供のことを何も知らなかったことを悔いる父。今までの失った時間を取り戻すように、息子に語りかける父。
裁判が終わり、報道陣の前で父親が引きこもりの子を持つ親へ向けて発したメッセージが最高。子供と一緒に戦って下さい。子供を信じて、お前を守ってやれるのは世界中でお父さんとお母さんだけなんだと言い続けて下さい -
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『8050』(はちまる、ごーまる)問題とは、80代の親が50代のひきこもりの子を養うこと。世帯の困窮と孤立で、現代社会の問題となっています。
物語は現実に『8050』というわけではなく、中学時代に壮絶なイジメにあいずっと引きこもり生活を続けている息子を何とかしようと父親が奮闘する。このままでは『8050』になってしまう…その危機を食い止めようとする話だ。
息子の引きこもりの原因は人格を否定するほどのイジメであり、その当時の同級生に対し「復讐したい」という。父親は息子の尊厳のために弁護士に相談し、8年前のいじめを巡る法廷闘争をはじめてゆく…
自分自身を振り返ると、中学時代に気の弱い勉強の不 -
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『平家物語』を治部卿局、清盛、維盛、敦盛、徳子、時子、後白河法皇、義経、阿波内侍、九人の視点から描く。とはいえ、物語の語り手は、立場も時間軸も様々で、明治の琵琶法師、死後の維盛、父の宗盛、時子に使えた女房だったという老女だったりもする。
個人的に好きだったのは、「五、二位尼時子」と「結、阿波内侍」である。この二つの物語は、なぜ戦に敗れ、滅亡した平家の物語が、今に伝わったのかを物語にしている。
「この頃、平家を懐かしむ方々が多くなり、私どもも呼ばれることが増えました。」
(中略)
阿波内侍は泣いた。壇ノ浦以来、これほど激しく泣いたことはない。やっとのことで尋ねた。
「そなたが語ったのは何という