林真理子のレビュー一覧
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購入済み
半ばから急展開、不安定な成功者
気になって手にした。半分より前は読みが遅く
途中で読むのをやめてしばらくたった。
ふたたび読み始めて、半ばころから大きな展開。
かわいそうで、読んでいられないことが起こって、
その後おさまるけれど、対立が隠れているだけ。?
そこに至る過去の環境。その複雑さは改善せず、
世代を超えて続いていくようだ。
理想とその実現にうそはない。冷静果断大胆。
が、人類愛も男好きも、愛情の欠如という
土壌の上に花開く。
この著作のための取材に協力された方たちは
こんなに巨大な不安定を抱えてはいないだろうが、
ここにはずいぶんと危うい綱渡りを成功させている
大物が描かれている。
(不安 -
ネタバレ 無料版購入済み
スカッとしました
ブレない女性はすごい。会社を切り盛りしているような女性は我が道を行く方が多いのだと思うけれど、臨機応変に考えを改めることも素早い。たとえばういろうの会社の長男。会ってみたらすごい美形。即座に考えを変えてしまうのだもの、すごい。東村先生の最新の恋愛漫画にはまっていて、その間にちょこちょこ他の作品を読ませていただいています。どれもドラマ化されるのは頷けます。
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Posted by ブクログ
1982年に出されたエッセイ
まさにヒガミ、ネタミ、ソネミ。
そして自意識の高さ。
意地の悪さ。あいつ嫌いってことをこんなにハッキリ言っちゃっていいの?てくらい言う。
性に対するあけすけな興味。
成金。お金と名声が好き。
だけど、それを隠すどころか、自分も同じように、人に嫉妬されたい、憎まれるほど妬まれたい、と、そういうモチベーションでいたからこそこうやって仕事で有名になったんだろうな。人との優劣を意識して。
他人がハッキリアイツ嫌いとか、妬みを正直に書いているのを見ると、面白いもんである。スカッとサッパリ。これは80年代でも女の支持を得られただろうな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昔見た朝ドラ『花子とアン』を見ていた頃に本当は読みたかったが、なかなか機会がなく読めていなかった。
燁子の記憶の中に東洋英和女学院時代の記憶が頻繁に出てきて、本当に楽しかったのだなと思う反面、愛のない結婚をした彼女の辛さがよく伝わった。
慣れない土地で、女校長になるはずだったのにそもそも学校もなく、知らぬ間に戸籍には沢山の妾の名前があり、親と子ほども歳が違う。そして伝右衛門の子供を授かることは一生ない。想像に過ぎないが本当に苦しかったと思う。自分よりも下に見ていたはずの同性が自分よりも幸せな様子を見た時の描写では、嫉妬の感情がとても上手く描かれていた。
作中では燁子と伝右衛門はすれ違ってばか -
購入済み
今を客観的に共感できている
主人公も感情の起伏はあるが
どちらかといえば
良くコントロールされている。
主人公は良くも悪くも
とっぷりと深く経験することから
免除されていて
それでいて
自分と周りの
幸不幸を客観的にとらえ
深く共感できる性質なのだろう。
直接経験がたとえ乏しくても
ずいぶんと洞察に富んでいると思う。
今の学校生活の在り方の
ある場合を良くとらえて書いている。
もちろん、今といっても
だいぶ前だろうが。
主人公と岩永、それから祐子とかも
意外な面があって
読むのも面白いし、
人間って多面的だと思うし、
基本的にここに出てくる人は
悪い人ではないようだ。
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