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今を客観的に共感できている
主人公も感情の起伏はあるが
どちらかといえば
良くコントロールされている。
主人公は良くも悪くも
とっぷりと深く経験することから
免除されていて
それでいて
自分と周りの
幸不幸を客観的にとらえ
深く共感できる性質なのだろう。
直接経験がたとえ乏しくても
ずいぶんと洞察に富んでいると思う。
今の学校生活の在り方の
ある場合を良くとらえて書いている。
もちろん、今といっても
だいぶ前だろうが。
主人公と岩永、それから祐子とかも
意外な面があって
読むのも面白いし、
人間って多面的だと思うし、
基本的にここに出てくる人は
悪い人ではないようだ。
Posted by ブクログ
すごいインパクト。甲州弁が最高。
林真理子、偉大。エッセイしか読んだことなかったけど、小説にもこんなに自分を赤裸々に書くんだ!とあっけにとられた。
これを読む前に読んだ対談で、辻村深月が、「この小説は私のことだと思った」と言っていたけど、たくさんの人にそう思わせていると確信した。
これ、もっと前に読んでいたかった。高校生の時に、と思って発行年見たら、初版は私が中学の時ではないか!
これ読んでいたら、きっともっと、美しい高校生生活が過ごせていたはず。肉肉しかったり汚かったりする道は乃理子先輩が歩いてくれているんだから。
付け足しとして、空気感が、深沢七郎とちょっと被っていた。二人が高校の同窓生だからかしら。
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