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葡萄づくりの町。地方の進学高校。自転車の車輪を軋ませて、乃里子は青春の門をくぐる。生徒会の役員保坂に寄せる淡い思い。ラグビー部の超スター岩永との葛藤。冴えない容姿にコンプレックスを抱き、不器用な自分をもどかしく思いながら過ごした思春期――。目にしみる四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の青春の軌跡を鮮やかに描き上げた感動の長編小説。
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Posted by ブクログ
高校生のころ読みたかった…! 私も主人公と同じく地方の高校で過ごしていたが、この本にこんなに共感できるなんて…と衝撃だった。 当時、自意識ということに気づきたかった…笑
自身が中学生の時,表紙に描かれていた可愛い女の子に惹かれて購入した一冊.十年くらい前に一読したはずなのだが,訳あって(ネタバレになるので詳細は控えるが,つい先日発売された本ガチャである)紫の美しいカバーの本をお迎えした. youtubeで本作のドラマ版を観ることができた.しかし,かなり設定が異なって...続きを読むいて困惑したが,どちらとも自身にとってはおもしろかった. 読み終わって感じたのは,自身(20代)よりも少し先輩方(30-40代)が読まれた方が共感する部分が多いのではないのかと思った.
個人的な大好きな小説。もう、主人公の乃里子の心の動きには共感しかない。嫉妬、恨み、落胆。 読んでるうちに、身に覚えがある感情すぎて 泣きそうになる。
今を客観的に共感できている
主人公も感情の起伏はあるが どちらかといえば 良くコントロールされている。 主人公は良くも悪くも とっぷりと深く経験することから 免除されていて それでいて 自分と周りの 幸不幸を客観的にとらえ 深く共感できる性質なのだろう。 直接経験がたとえ乏しくても ずいぶんと洞察に富んで...続きを読むいると思う。 今の学校生活の在り方の ある場合を良くとらえて書いている。 もちろん、今といっても だいぶ前だろうが。 主人公と岩永、それから祐子とかも 意外な面があって 読むのも面白いし、 人間って多面的だと思うし、 基本的にここに出てくる人は 悪い人ではないようだ。
#笑える #エモい #タメになる
中学生の時の課題図書でした。 25年振りにもう一度読んでみました。 当時は全然内容が頭に入らず、仕方なく感想文を書きました。 今回は主人公の微かな気持ちの移り変わりも読み取ることができ、とても楽しく読むことが出来ました。 自分も大人になったんだなと感じた一冊でした。
すごく好きな小説だった。 ノリが自分と少し似ている部分があって、客観的にみたな自分はこう見えていてこう思われているんだなとおもった。 岩永の秘密がバレた時のシーンが好き。
中学生の時に初めて読んで「なんでこの人私の頭の中が分かるの!?」とひどく狼狽した。 以来、何度も読み返している。 みんなが憧れる男の子に対する気持ち、自分の容姿に対するコンプレックス。 青春だね。
すごいインパクト。甲州弁が最高。 林真理子、偉大。エッセイしか読んだことなかったけど、小説にもこんなに自分を赤裸々に書くんだ!とあっけにとられた。 これを読む前に読んだ対談で、辻村深月が、「この小説は私のことだと思った」と言っていたけど、たくさんの人にそう思わせていると確信した。 これ、もっと前に読...続きを読むんでいたかった。高校生の時に、と思って発行年見たら、初版は私が中学の時ではないか! これ読んでいたら、きっともっと、美しい高校生生活が過ごせていたはず。肉肉しかったり汚かったりする道は乃理子先輩が歩いてくれているんだから。 付け足しとして、空気感が、深沢七郎とちょっと被っていた。二人が高校の同窓生だからかしら。
コレ、ヤバイ。 就職氷河期世代の私からすると、林真理子さんの描く世界は、私が田舎の女子中高生をやってた頃、なぜ東京に憧れるのか、の理由が全てそこにある。 そして女子アナブームの頃の私は、テレビに映る女子アナよりもFM曲のディスクジョッキーが憧れだった、そして主人公ノリコのように野暮ったい私、東京で輝...続きを読むかしい女子大生をやるんだー、そんな憧れを抱いてた時代が懐かしい。
朝日新聞の文学紀行の山梨で紹介していた本である。山梨のブドウ農家のジベルリンを手伝っている場面から始まり、中学高校が主になっている青春日記である。大学時代を飛ばしてDJ時代で高校時代の同級生でラクビーのエースとなった男性と出会う。 主人公の乃里子は作者の私小説のような感じがする。
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