林真理子のレビュー一覧
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これ…なんか面白かったです!皇族のことってよくわからない世界なんですよね…。今の皇室のことじゃなく、ちょっと前の…昭和以前というところもまた読んでいて楽しかったです。
・「綸言汗の如し」妹の友人に好意を抱き、様々な画策をしてこぎつけた縁談なのに一方的に破断にした久邇宮朝融王
・「徳川慶喜家の嫁」夫慶久と妾との間に残した子どもに愛情を注げない実枝子
・「兄弟の花嫁たち」久邇宮家の息子たちは内親王と結婚するのは嫌だと…その理由は?
・「皇后は闘うことにした」大正天皇の后(貞明皇后)は、夫は妻をないがしろにするが子は生まれる…。
・「母より」貞明皇后の子、秩父宮に嫁いだ勢津子…2人の間に子はでき -
Posted by ブクログ
「李王家の縁談」も面白かったけど そのスピンオフ 短編集の こちらも面白かった。
皇室 皇族の内輪を知ることはなんとなくタブーみたいな感じ。でも もちろん小説ではあるけど 高貴ない方であっても 聖人君子ばかりではなく わがままや 妬みや 策略や 人間くさい所が出てきてそれも面白かった
前田邸や庭園美術館に行った事あるけど もっときちんと時代背景をわかってたら 見方も違ったかも。
ただ 文中に「ご体裁がよろしくない 内親王」とか「美貌のプリンスと呼ばれた 王」とか出て来ると気になって いちいち 画像検索をしていたので 中々先に進まなかったらです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレどん底から社交界の華になるまでの後半。戦争が終わり妹の婚約者を体よく奪って2度目の結婚をし、また未亡人になりレット・バトラーと結婚する。結果3人の夫全員の子を生むのは当時では珍しかったのでは。レットはお金持ちでやっと結婚する前のような華やかさを取り戻し、スカーレット自身も仕事にのめり込む。最終的にメラニーも死んでしまいアシュレはただただ優しいだけでスカーレットの強さに釣り合うのはレットの方だったのかもしれないと本人が気づいたたときにはどこかへ離れていってしまった。全て通して現代人的な感覚すぎるスカーレットに人は惹かれるのかもしれない。
ちなみにフランク・ケネディが死ぬシーンでスカーレットたちが -
Posted by ブクログ
前作『李王家の縁談』のスピンオフとして書かれた短編集ということ。
徳川の時代が終わり、明治維新後にはたくさんの宮家が創設された。
有力武士だった家には爵位が与えられ、昭和の第二次世界大戦敗戦後に財閥や華族、宮家が解体されるまでは、特別な時代だった。
皇族、あるいは宮家の男児たちにも、皇統を託される上でいろいろあっただろうけれど、后(きさき)たちの思いと葛藤はまた格別のものがあっただろう。
『綸言汗の如し』
・久邇宮邦彦(くにのみや くによし)
・朝融(あさあきら)久邇宮邦彦の第一王子
・良子(ながこ)久邇宮邦彦の第一王女。後の、昭和天皇の妃
いったん勅許が降りた婚約を破棄するのはタブーだった