林真理子のレビュー一覧

  • 成熟スイッチ

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    タイトルの成熟という言葉に反応してしまうお年頃。林真理子さんの経験値は高く語りは面白い。

    『ときめきが無くなると時間が過ぎるのが早くなる』日大理事長という新しい挑戦をしていたら60代でも時間の進みがゆっくりになったという。
    確かにね、ものすごく腑に落ちた。

    『背伸びなくして成長なし』
    物事は考え方次第、この言葉は忘れずに生きていきたいと思う。

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    2026年05月08日
  • 野心のすすめ

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    野心を隠すことなくまっすぐ進む生き方が素敵。生ぬるい、だれにでも優しい世界になれてしまった人間の尻をしばき倒している。

    でも、誰しもの本音では…とも思う。

    素敵なフレーズメモ
    1
    自分を信じるということは、他人が褒めてくれた言葉を信じるということでもあると思うんです。
    2
    ドイツ人の劇作家、ゴッツェブーの名言に、「『貧困は恥にあらず』というのは、すべての人間が口にしながら、誰ひとり心では納得していないことわざである」というのがあります。

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    2026年05月05日
  • ミルキー

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    短編集なんだけど、どれも続きが気になる。とりあえず、男性が読んだら「女って怖いよ…」と思うだろうなぁ。

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    2026年04月30日
  • 死ぬほど好き

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    様々な女性の恋愛観、恋模様を描いた短編集。葛藤や苦悩を描きつつ、やはり本能には敵わない的な顛末の話が多く、各々の人間味が存分に描かれている。別れた夫婦が再会を経て妊娠する話、婚約者がいる田舎娘が都会から帰省したエリート大学生に抱かれる話(特にこの「果実」が一番好み)、性的到達を知るために彼氏に内緒で年上男性との経験に踏み出す話などなど。
    発刊が2000年と古いことも手伝って(?)よく考えれば「いやこんなことなる?」と思うような超展開も多いが、そこは著者の技量か、生々しいリアリティを感じてしまう。いずれの話も含みや余韻たっぷりで面白かった。

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    2026年04月29日
  • 天鵞絨物語

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    話の内容として、主人公の女としての気持ちは理解できるともできないとも言えない。愛する人を想って許したり待つ気持ちはわからないでもない。でもさすがにやり過ぎかなとも思う。昭和初期から戦後まで、自分が生きてなかった時代を舞台にしているため、雰囲気は掴めても詳細の機微までわからないが、話はスムーズに流れ読みやすかった。最後の最後まで母芙美にも苛立ったが、何よりも泰治、そして真津子に腹が立った。主人公にはそこまで苛立つことはなかったが、岩田の下りはさすがに自分勝手じゃないかなと…面白かったので、他のも読んでみたいと思う。

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    2026年04月26日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    50歳の子?が80歳の親にパラサイトして生きていく引きこもりの問題(8050問題)を題材とした作品です。心が痛む場面もあります。

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    2026年04月23日
  • ミカドの淑女

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    始まり方が大好き
    ただ広く暗く冷たく静かな冬の内裏の描写、
    そこに幽霊のような細い声で「申しょー、おひるでおじゃーと、申させ給う」と流れる古風なふれ言葉

    明治四十年の、古い日本と新しい日本の斑に混じりあった描写
    決まり事の多い、空気の重苦しい宮中で成り上がった女と、そうでなかった女たち
    彼女たちの人生は海の上の小舟のように不安定で、男たちの都合で流されたり漂ったりする

    表題の下田歌子の醜聞を中心に、帝の周囲の女性たちや、新五千円札の顔になった津田梅子も時代に翻弄されている
    女性の強かさと立場の弱さが対比になっていて面白い話だった

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    2026年04月23日
  • マリコは国宝を観た!!

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    私が若い時からずっと読み続けている、まりこさんのエッセイ!40年読み続けても、面白いのは、まりこさんが、好奇心いっぱいでいろいろな場所へ飛び回り楽しんでいるから!もう、70才を越えられたのですね。 そりゃあ、私も年をとるはずだ!
    田舎で暮らす私にとって、まりこさんの毎日は、きらきらしていて擬似体験させてもらっています。

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    2026年04月20日
  • マリコは国宝を観た!!

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    巻末に浅田次郎さんとの直木賞選考委員対談があり興味深かった。
    林さん年女って72歳かぁ。浅田さんより作家歴が長いのは意外。
    日大理事長を退かれるとの事だし
    今後の作品にも期待。

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    2026年04月17日
  • 成熟スイッチ

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    30代を過ぎ、ちゃんとした大人になりたいというか漠然とした思いから手に取った本。

    刺さる言葉もあったし、林真理子のエッセイ要素もあって面白かった。

    自分は著者のような仕事や人脈の作り方はなかなかできないと思うが、自分なりにチャレンジしたり人との付き合い方を大切にしたいと思った。

    成熟とは、〇〇すればできる
    というものではなくて、自分の人生を俯瞰しながら色んなことを経験していくうちに、気づいたら到達しているものなのかもしれない。

    自分が歩いてきた道と、いま歩んでいる道、そしてその歩み方。
    これらを少し高いところから見下ろしてみると、その先に成熟への道が続いている そんな感じのイメージが浮かんだ。

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    2026年04月02日
  • 野心のすすめ

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    野心のある彼女の面白い自伝。とにかく強気でいること、裏で続ける努力が成功を呼ぶ。自分の人生において野心を持つことの大切さは誰も教えてくれない。自分で学びに行くしかない。

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    2026年03月27日
  • マリコは国宝を観た!!

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    日大理事長の忙しさを垣間見た気がした。
    「人の心に届かせる言葉は、いかに大切か。」
    スピーチを考える時に思う言葉が重かった。
    理事長を退任された後にたくさん出るであろう、楽しいエッセイや新しい小説が楽しみです。

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    2026年03月26日
  • 不機嫌な果実

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    既婚女性の不倫物語
    女性視点で描かれておりとても生々しいです
    物語としてはとてもありふれたものだとは思います
    でも女性の考え、思いなど細かく書かれており
    良かったと思います

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    2026年03月12日
  • 葡萄が目にしみる

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    母のオススメ本。
    そんなこともあったなと思える小説。
    周りからの見られ方を気にしたり、自意識過剰になってしまう学生時代を思い出した。
    文章構成も好みでページ数も少なく一気読みしてしまう本。

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    2026年03月08日
  • 満ちたりぬ月

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    再々読。女性は昔からあちらもこちらも頑張ってるなぁー!仕事か家庭か、自立した生き方か、誰かの奥さんになる生き方か。選び取りながら必死で生きてる。嫉妬、友情、無い物ねだり、女性特有のあるあるネタ満載。さすが林真理子さんですね。

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    2026年03月02日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    私自身も不登校や中退、引きこもりを経験してきたので、一時期は社会問題の当事者でもあったのかと思うと、なんだか不思議な感じがする。

    いじめ問題を考える時にいつも頭をよぎるのは、私自身も知らず知らずに誰かの人生に大きな傷をつけたことはなかったかということである。ないと信じたいが……

    そして家庭環境。両親とも、兄弟とも、ふとしたことでボタンのかけ違いが起きて、噛み合わなくなることがある。私も両親には相当心配をかけてきた。小説に登場する父母のように、良い年した娘を見捨てないでいてくれることに感謝したい。

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    2026年02月19日
  • 野心のすすめ

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    ① 野心を持つことができる人
    → 「自分に与えられた時間はあとこれだけしかない」という考えが常に身に染みついている人
    ② 「今のままじゃダメだ、もっと成功したい」と願う野心は、自分が成長していくための原動力となる。
    ③ 「無知の知」
    → 「自分が何も知らない」ということを知っている人間は、それを自覚していない人間よりもその時点で勝っている。
    ④ やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。
    ⑤ 「自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さ、この2つを同時に持っていなさい(野村克也)」
    ⑥ 同じ時間を生きているのに、人間には知識や器の差がある。
    →これは、隙間の時間にもどれだけ積極的に自分の人生と関わっているかの差で、違いが出てくる。

    ⑦ 平地で遊んでいる人間には一生見えない美しい景色、野心を持って努力した人間だけが知る幸福が、そこにはある。

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    2026年02月15日
  • 聖家族のランチ

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    途中までは、家族4人それぞれに起こるトラブルによって佐伯家そのものが少しずつ崩壊していく物語なのだろうと思いながら読み進めていた。しかし後半の急展開には度肝を抜かれた。読み手としてまったく予想していなかった出来事が起こり、そこからは物凄いスピード感で一気に読み終えてしまった。

    主人公・ユリ子の「料理家」という職業を、「“美味しい”人肉料理を作ることで遺体の証拠隠滅を図る」という形で活かしている点が、個人的には非常に新鮮な伏線回収だと感じた。世界のシリアルキラーによる実際の事件では、人肉食に及んだ犯人の話を耳にすることはあるものの、その多くは人肉食そのものを目的とした殺人であり、本作のように完全な証拠隠滅の手段として描かれる例はほとんど聞いたことがない。そこに「料理家」という設定が重なることで、「どうせ食べるなら美味しく」という歪んだ合理性が生まれており、その発想の異様さと説得力に感心させられた。

    完璧な母親であろうとするユリ子の、ある意味で毒親的とも言える言動が、子どもたちの人格形成に確実に悪影響を及ぼしている点も、最初から最後まで強い納得感をもって読めた。「圭ちゃんの幸せがママの幸せ」と言われて育ち、無自覚のうちに軽い共依存状態に陥っている弟・圭児。一方で、喜怒哀楽が分かりやすく単純なユリ子とは対照的に、物事を複雑に、慎重に考える性格に育った姉・美果。

    そんな美果が、浮気をしていた恋人の政志と別れ、父・達也に自分の性格について相談する場面で語られる達也の言葉が、とりわけ印象に残った。

    「美果はものごとをいいかげんに流さない人だ。ふつうの人、特に女の子はそうじゃない。自分の前の川に流れてきたものを、ふんふんって鼻歌まじりに選んで、どうでもいいものはそのまま手を離す。だけど美果は、どんなものもちゃんと手にとって、すごくじっと見て、そっと岸にひっぱり上げる。水を含んで重たいし、汚いものもある。それでも美果は、手を離さないんだ。だから君はすごく疲れるし、たいへんなことをしょってしまう。でも仕方ないよ、君はもうそんな風な人間なんだから。」

    自分自身も美果と似て、あらゆる出来事に意味を見出そうとして延々と考え続けてしまったり、人と真摯に向き合おうとしすぎて疲れてしまうところがある。この言葉は、そうした性質を見事な比喩で言語化しており、深く共感すると同時に胸を打たれた。

    浮世離れしたお嬢様のようだったユリ子が、事件をきっかけに一瞬で狂気へと転落し、結果的に家族4人全員が、圭児のハマった新興宗教団体以上に狂っていくさまも圧巻だった。静かに始まり、最後には救いのなさだけが残る、その振り切れ方まで含めて強く印象に残る一冊だった。

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    2026年02月13日
  • 皇后は闘うことにした

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    オール讀物で読んでたけど、高円寺の豪農てい夫妻のとこ好き〜皇太子妃になるとなると思い出の品全部宮内省へ、なのか。

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    2026年02月11日
  • マリコにもほどがある!

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    やはり年を経ても華やかな生活しているもよう。
    いろいろ楽しく忙しくしてるようで、安心。
    元気に平穏に暮らしていただきたいものです。

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    2026年02月08日