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結婚は「始まり」に過ぎない。今も昔も――
「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。
さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。
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妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)
徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。(「徳川慶喜家の嫁」)
まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」――(「兄弟の花嫁たち」)
九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。(「皇后は闘うことにした」)
貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)
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Posted by ブクログ
李王家の縁談のスピンオフ。大正、昭和の時代の宮家の縁談話の短編集。とても面白かった。まだまだ林真理子ヤルナ!という感じでした。
第1話 久邇宮家の良子は皇太子妃に決まった。久邇宮家の朝融王は色覚異常で、これは島津家から伝わった。そのせいで皇太子妃内定から辞退するようにと山縣有朋から圧力をかけられたが、さまざまな手で阻止して勝ち得たのだ。
朝融王は酒井菊子と婚約した。皇太子妃成婚。しかし朝融王は結婚したくなかった。間に入った役人たちは困ったが、結局皇太子妃の実家にモノが言えず、酒井家を説得する。あんな男と結婚するくらいなら、別の男と結婚した方が良い。破談とともに別の婚約を発表しよう。前田に嫁いだ。
第2話 徳川実枝子は慶久を失ってから御後室さまと呼ばれている。慶久は7男だが、なんだかんだで嫡子だった。
第3話 久邇宮家の鳩彦と稔彦は陸軍幼年学校から士官学校に進む。明治天皇は4人の側室腹の内親王を皇族に嫁がせようとする。鳩彦はのぶこ内親王をもらう。稔彦は聡子内親王をもらって東久邇宮家になる。妻とは心も会話も通じなくてうまくいかない。
第4話 九条家の節子は皇太子と結婚する。だが皇太子は体が弱く、お子の誕生が危ぶまれていた。皇太子は許嫁がいる伊都子に惚れる。一夫一妻の世である。裕仁が生まれる。
第5話 秩父宮世津子妃は皇太后を迎える。夫はもう長くなさそうだった。
Posted by ブクログ
ちょっと!ちょっとちょっと!
何なのコレ?面白いんですけど?!
いいの?こんなこと書いちゃっていいの?林さん!
という訳で、あらすじを
◆あらすじ
「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。
さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。
*
妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)
徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。(「徳川慶喜家の嫁」)
まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」——(「兄弟の花嫁たち」)
九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。(「皇后は闘うことにした」)
貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)
え〜、わたくし館なのは林真理子さんの著作を読むのは初めてでございます。
なぜこの本を手に取ったかと申しますと、わたくしの大好きな番組
「あの本、読みました?」に凪良ゆうさんが出演されてまして、オススメされてたんですよ、この本を。
「林さんは、この時代のやんごとなき方々達のプロフェッショナルであられるのでとても読み応えがある」と。
知りませんでした。そーなんだ。
林真理子さんは日大の理事長、そして「令和」制定に関わった大物!(Wikipediaより)
切込隊長 林真理子氏は、凄まじい勢いでやんごとなき方々をぶった斬ります。
皇族、主に皇子達をけちょんけちょんに。
そしてこの本は162ページという薄さだったのでサクッと読めました。
が、しかーし!
皇族の方々のお名前って難しいね。読めないし覚えられない。
久邇宮 邦彦(昭和天皇の義父)
くにのみや くによし
良子(昭和天皇の后)
ながこ
久邇宮 鳩彦(邦彦異母弟)
くにのみや やすひこ
もうさ、くにひこ でいいじゃん。
よしこ にしようよ。
はとひこ としか読めないじゃん。
と言う訳で、そのまま読みました。
そしたらスラスラ読めた♡
では問題、
朝融
何と読むのでしょうか?(^o^)/
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