林真理子のレビュー一覧

  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    「女の人は、自分の中に「夜叉」を飼ってる。すごい合理主義の女性にも、それがある。・・・男の人には分からないかもしれないけど。野心みたいな単純なものでなく、ある目的のためには男なんかポイッと捨てちゃう。」というやり取りには薄らと思うところがあり、ヒヤリとした。また、合理主義ばかり追求するのではなく、1年に1度はハイリスク・ノーリターンのことをして、自分の器を大きくするという観点を得た。

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    2023年12月02日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    林真理子さんと壇蜜さんの対談集です。
    おふたりとも自分の芯をお持ちというか、考えがしっかりしていて読んでいて非常にためになりました。学ぶことが多かったです。

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    2023年11月23日
  • 素晴らしい家族旅行 下

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    林真理子さんの本は殆ど読んでるつもりでしたがこれは抜けてました。
    2013年から14年の新聞小説なんですね。
    20年前の著書とは思えない内容。介護と相続と嫁姑のお話。
    ありがちな題材だけど 林真理子さんの文章はやっぱり面白い。
    続編 読みたいです

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    2023年11月19日
  • いいんだか悪いんだか

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    いつも読み通すのが楽しみで、次は何が起こるのだろうとワクワクドキドキする。ペットショップで犬を買い取ったり、竜馬の芝居に出たり、すごい行動力だなあと思った。なかなか真似できないけど、エッセイを読むのはすごく楽しい。

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    2023年11月13日
  • 下流の宴

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    今話題の日大理事長の作品を初めて読んだ。面白かった!
    医者を目指す珠緒を応援したくなる。金持ちの男を探す姉の可奈の話しも面白かった。

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    2023年11月03日
  • 野心と美貌 中年心得帳

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     とっても好きな林真理子さん。この頃は日大のお仕事でだいぶ弱っているように見えてワタシもとっても悲しいです。この作品のような美しいおばちゃん力のお話を次はいつ聴くことができるのでしょうか。OGだからって大学の自縛に巻き込まれることはありません。あんな大学のお仕事なんてほったらかして早く小説家に復帰してください。
     ワタシたちの読書のおなかをいっぱいにさせてください。

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    2023年11月03日
  • 私はスカーレット 上

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    映画も舞台も見たことのある「風と共に去りぬ」、ビビアン・リーの美しさにひたすら圧倒された。
    林真理子氏が一人称で、書くとこうなるかと期待どおりだったが、エンターテインメントに仕上げているのは、凄い。わがままなスカーレット、現代なら炎上間違いなしだが、心の声を憎めない。メラニーのほうがなんだか不気味である。
    南北戦争の頃の時代背景、タラという土地の歴史、壮大なテーマにちょっとミーハーな要素も盛り込まれた楽しい物語だった。

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    2023年10月25日
  • 白蓮れんれん

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    筑紫の女王と呼ばれた柳原白蓮
    落ちぶれた華族で金で炭坑成金の老人に
    嫁いだ
    華やかな白蓮を囲む 伊藤家の生活
    愛人の芸者に産ませた養子養女との生活
    歌を読み、本を出版することから
    若い帝大生を恋に落ちる
    そして世にいう白蓮事件
    700通近い恋文を交わし
    二人の子どもを育て
    慎ましく生活した二人は凄いとしか
    言い様がない
    白蓮の最後まで世話して看取った
    年下の宮崎龍介
    彼も意志の強い両親のもとに育てられた
    筋の通った男だった

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    2023年10月16日
  • 白蓮れんれん

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    やむにやまれぬ恋というものをしたことがない人は、人間というものを本当に理解しているとは言えないかもしれない。

    社会を縛る法規範や世間様のおっしゃるところの道徳観念、「かくあるべき」という常識を超えていかねば成就しえない愛情というものに、心臓をグッと掴まれたことはあるだろうか?

    ダメだと分かっていながらやめられない、それこそ人間らしい人間である。

    一般論から人を糾弾するのは誰にでもできることである。
    良いか悪いかは別にして、柳原白蓮女史は、人にできないことを、すべてをかけてやってのけた。

    私は、そこにしびれる憧れる。

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    2023年10月03日
  • 私はスカーレット 下

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    原作は、読んだことがなく、うっすら内容を知っている程度で読み始めた。自分が大好きで、何もかも思い通りにならないと気がすまない、なんて憎たらしい主人公なんだろう! でも、読み進めるうちに、彼女の強さと傲慢さが、どんどん魅力的になりスカーレットが大好きになった。

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    2023年09月29日
  • 私はスカーレット 下

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    林先生は、スカーレットにこんな話し方をさせるのね、なんて思いながら読みました。
    スカーレットの若さを考えると納得!
    今度は『風と共に去りぬ』、昔の慣れ親しんだ役で読み返したくなりました。

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    2023年09月19日
  • 私はスカーレット 上

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    スカーレットの1人称!
    なんて面白い試み。
    結末を知ってるのだけれど。
    ドキドキしながら読みました。
    スカーレット、若いときにすごい重荷を背負わされたんですね。
    今、読み返してシミジミと感じました。

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    2023年09月19日
  • 女の偏差値

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    林真理子節がきいてて、とても楽しい気分で読み終わりました。
    食と美とおしゃれへの探求心と本音トーク炸裂で、著者のお付き合いはとても華やかで素敵な方が多く、とても楽しいだろうなと想像しながら一気に読み終えました!
    タイトルに合わせたイラストも良かったです!

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    2023年09月18日
  • 野心のすすめ

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    現実主義者、林真理子
     全体として男女の差なく通じる話だとおもふが、著者が女性だからか、女性にたいしての意見が多い。でも男性が読んでもおもしろい。(フェミニストではない。)
     前半は自分の半生を交へた人生への提言。いや、みづからが歩んでこられた道だから説得力はあります。後半は女性にたいしての提言(しかし男性でも納得)。ここは賛否はあらうが、納得できる範囲だった。たとへばこのルッキズム批判の時代に美貌を活かせなどと書くのは錯誤感はなはだしからう。しかし社会階層には厳然としてルッキズムは存在するのだ。林はそのやうな事実があることを書いたまでである。その、綺麗事の理想主義に陥ってゐない現実感が好感だ

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    2023年09月15日
  • 男と女とのことは、何があっても不思議はない

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    頭のいい女とは、他人の気持ちを読み取るのが上手い女だと私は思う。
    相手が何を望み、何を願っているか、一瞬のうちに判断し、それに自分を合わせることができる技術が、知性というものだと私は断言する。

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    2023年09月14日
  • 私はスカーレット 4

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    軍隊に入ると言うレットに置き去りにされながら、這う這うの体でアトランタを脱出し、タラにたどり着いたスカーレット達だったが、母親のエレンは、前日に命を落としていた。
    二人の妹も病床に伏せっていて、頼りになる筈の父親も、うわ言を言うばかり。
    長男のウェイドと、出産を終えたばかりのメラニーとその息子。使用人のプリシーを連れて帰ったスカーレットは、暗澹たる思いに沈んでいった。

    それでも「いつまでも悲嘆に暮れている訳には行かない。この人達を食べさせるのは、自分しかいない」と食べ物を探しに菜園に行くスカーレット。

    そこで、彼女は、過去の自分に訣別し、目の前の現実をちゃんと受け止める覚悟をした。

    「私

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    2023年08月30日
  • 不機嫌な果実

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    ネタバレ

    ここまで嫌な女性を描写し続ける力量に感服。
    読んでいて、気分が悪くなるのは久しぶりでした笑
    結局、自己承認というところに主眼を置く人間は一生増え続ける欲求を満たすためにあらゆる手段を尽くすのであろう。と考えさせられる作品でした。

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    2023年08月30日
  • 私はスカーレット 下

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    生き抜いてみせる。何があっても。
    強くたくましく、大黒柱なスカーレットなのに、だれもそうは思ってくれない。
    古い価値観をぶっこわそうとする事は、誰からも批判され、嫌われる。
    本当に自分の事を理解してくれている人の事は、信じられず、嫌っている。
    そうなりたい像から、程遠い。
    めっちゃ子ども
    良いところないけど、それでもスカーレットに惹かれる。病んでしまいそうな自分を律して
    『私はスカーレット』と言い切るその強さ。
    物語の終盤は、グレーの世界にいるように感じ。まだ28歳のスカーレット(!!)のその後が心配だけど、でも絶対生き抜いて行くんだろうなって思わせてもくれた。

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    2023年08月30日
  • 不機嫌な果実

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    ネタバレ

    不倫がテーマの物語。20年以上前の作品とは思えないリアルに感じた。麻也子の30歳を過ぎてから「自分は損をしてばかり」と感じで不倫をする気持ちも分からなくもないかなと。後半はやはり不倫の代償は大きい。結局望むものは手に入れたが同じことでまた悩み振り出しに戻る。しかし、年月だけはちゃんと進んでいるところがやるせなさを感じた。

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    2023年08月29日
  • マリコ、カンレキ!

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    男の人はご存知ないだろうが、女だけの外出というのは、とても現金がいるものだ。~お金、足りるだろうかとひやひやするのは、学生の時以来だ。~そして今日。エステに行くためにすっぴんである。タクシーで行きたい。が、お金がない。私はひき出しの中の子どものお年玉に手をつけることにした。

    最近、「お食事会、ハヤシさんの空いてる日を出して」と言う人が増えた。こうなると「断わる力」はなす術がない。日にちを言ってくれれば、「すみません、その日は忙しくて」と逃れられる。が、「来月中、何日か空いてる日を出してよ」は、よほど親しい人以外使っちゃいけない、「断わる力」を封じ込める離れ技。

    一週間のうちで、木曜日がいち

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    2023年08月27日