林真理子のレビュー一覧

  • 小説8050(新潮文庫)

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    読む手が止まらなかった。あっという間の500ページ。とはいっても二日間だが。分かりやすい文章で畳みかけてくれる。考えさせられる。いじめ、引きこもり、結婚、就職、様々な問題がこの小説には含まれている。いわば社会の縮図であり、決して他人事ではない。

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    2025年10月13日
  • 星影のステラ

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    2編収録
    『星影のステラ』は、女性が1度は感じる『オーラがある人に憧れる、仲良くなりたい』を出会い〜終までを描いた作品。
    私も昔会ったなと懐かしくなりました。
    描写もレトロでエモカッタ、、、

    『だいだい色の海』は、
    男性視点の話だったので、個人的にはあまり入り込めなかったけど、大人になる前の葛藤がよく描かれてました!

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    2024年04月29日
  • 成熟スイッチ

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    読みやすい。
    自分に正直に、毎日を楽しんで生きよう言う姿勢や、毒を隠しきれないところが若い時から変わってなくて割と好き。

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    2024年04月28日
  • 成熟スイッチ

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    ①成功する→孤独になる。
    ②本業とは別の世界を持っている人間は強い。
    ③人の心を動かそうとすることは何もしないで『万が一』は起こらない。
    ④時間の使い方が上手い→判断力に優れている。優先順位。頭の切り替え。
    ⑤林さんは、誰かにバッシングされた場合『なぜ、この人は自分のことを叩きたいのだろうか』と考えるようにしている→色々なことが見えてくる。

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    2024年04月10日
  • 平家物語

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    初めて読む平家物語。
    人物相関や歴史の流れはまだしっくり来ないが、当時の世情や殿上の暮らし振り、男女、親子関係など興味深く、一気に読み進んだ。

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    2024年04月08日
  • 不機嫌な果実

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    個人的に、いま話題になっている『傲慢と善良』より好きです。読者に説教がましくないのが良いです。
    後半が面白くなくなる小説が多いけれど、この小説は後半の肉事件からどんどん面白くなっていった。
    女性の生々しい欲望をここまで描いててすごい。面白かった。

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    2024年04月02日
  • 我らがパラダイス

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    高齢化社会になり、誰もが経験するであろう親の介護問題。在宅での介護or施設入居、どちらを選ぶかで悩み、介護される側も介護する側も葛藤し、疲労する。
    施設を選択する場合でも、介護度や費用などで幾つかの選択肢があり、頭を悩ます。
    この小説は、そういった問題をベースに置き、加えて格差社会が介護の世界にも影響を及ぼしていることを痛烈に皮肉ったドラマとなっている。
    重くなりがちなテーマを扱いながらも、コミカルなドタバタ劇にして、介護疲れを感じている読者に共感と癒しをもたらす意図で描かれた作品ともいえる。
    舞台となるセブンスタータウンは高級高齢者のための介護付き居住施設だ。
    住人は医者、大企業の役員、経営

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    2024年03月25日
  • 成熟スイッチ

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    野心のすすめの続編的位置付けの本。
    田辺聖子さんの「女は六十からよ、六十を過ぎてからすごく自由になってくる。体力は落ちるけれど、こんな可能性もある、こんな考え方もある、と視野が広がるから生きやすくなる。」という言葉が良かった。歳を重ねることも楽しみに感じることができた。

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    2024年03月24日
  • ミカドの淑女

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    ネタバレ

    林真理子さんの描く下田歌子に吸い込まれていった。いったいこの人はどういう人なんだとどんどん興味が湧いてくる。
    宮中に入り皇后に寵愛され歌人として名を上げていたが、一方では薄暗い宮中ではひそひそと噂の的、波風を起こしている。
    社会に戻れば華族女学校、学習院女学部では校長として奮闘していたが、伊藤博文、山縣有朋他、調べればすぐ出てくる男性と浮き名を流す。華やかな鹿鳴館、賑やかな声が聞こえてくる中で歌子への冷ややかな眼差し。
    平民新聞のあれは本当だろうか?指導者として、女としていろんな面をもつ下田歌子がそこにいた。

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    2024年03月24日
  • 最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室

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    痛快でした。次ハルコがどんな発言をするのかわくわくして読んでいました。自分の想像と違うことばかりの発言で、このくらい好きに自分のこと言ってたほうが、むしろ魅力的にみえるのかなとも思いました。真似はできないけど、心でハルコを思い出して、どう言い返すかなとか考えながら生活してみたいです。

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    2024年04月15日
  • 私はスカーレット 上

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    読みやすい、そして面白い、率直な感想。翻訳本の、風と共に去りぬは、挫折しましたが、これはこのまま下巻までいけそうです。詳しい感想はげかんで。

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    2024年03月03日
  • 平家物語

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    平家物語の新視点。主だった登場人物それぞれの視点で物語が描かれている。古典文学だけれど読みやすく書かれていて面白かったです。人生まさに盛者必衰。いつか、になる前に壇ノ浦に行きたい。

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    2024年02月24日
  • 平家物語

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    同名の本は何度か読んだ。けれど、この本は少し趣が違った。これまでの本は軍記物として重点が置かれて読んだ気がする。
     この本は時間の進行よりも、それぞれの人物の内情に焦点を当てて描かれているようだ。それだけに、章ごとに話が中断する感じで、読み進むのに時間がかかり、正直面倒くさくて仕方がなかった。が、だんだんと引き込まれていく部分もあった。
     最終章の阿波内侍の章は秀逸だった。記憶がないだけかもしれないが、あまり建礼門院のその後を詳しく読んだ覚えがない。文字通り、平家衰亡と歴史に翻弄された身の上、世の哀れさが結集されていたと思う。

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    2024年02月24日
  • 私はスカーレット 下

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    マーガレット・ミッチェルの小説「風と共に去りぬ」を、スカーレットの一人称視点で再構成したもの。

    南部が南北戦争に負けてから、再婚、レッドバトラーと再再婚したスカーレット。
    陰になり日向になりスカーレットを愛し、助けてくれた、メラニーが死に、ようやく、レットへの愛を認識したスカーレットだったが、レットは、冷たくスカーレットの前から、姿を消した。

    もう一度必ずレットを手に入れる。そのためには、どうしたら良い?
    彼を失うことを思ったら、頭がどうにかなりそう。
    だから「今は考えるのはよそう。明日ゆっくり考えよう。明日は明日の風が吹くのだから」

    姉からマーガレット・ミッチェルの「風邪と共に去りぬ」

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    2024年02月21日
  • 我らがパラダイス

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    舞台は高級老人ホーム、そこで介護をする人々たちの生活はリッチでも何でもなく、認知症とか格差問題を前半思い切り共感して読んでいたら後半、ドタバタ!こんなことあり得ないだろ、でもあったらどうする?ハラハラドキドキして一気に読んじゃった。毎日新聞で掲載されていたそうで、映画化の話もあるそうだ。高齢化社会の日本、他人事ではない!
    老人の格差ほど酷いものはないとの思いが込められている。
    老人多いからそうなるのかも。こどもの格差のほうが根深いと個人的には思うんだけど、それは立場を変えて見ないとわからないのかもしれない。
    超高級老人ホームがどんなにゴージャスなのか、初めて知りました。林さんにしかこれは書けな

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    2024年02月19日
  • 成熟スイッチ

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     林真理子さんの生き方や価値観を通して成熟について書かれてる。自分から見ると林さんが単にアクが強いだけなのか、人間の本性を包み隠さずに書いているだけなのか分からなくなる部分もあったが、歯に衣着せない物言いに林さんの生き方を感じられた。林さんについては著作を数冊読んだだけであまり深くは知らないが、人生の長い時間をかけて成熟してきたという思いが伝わり、所々心に刺さる言葉があって、人生を通しての成熟を考える上で大変参考になった。
     特に『本を沢山読めば立派な大人になっていい会社に入れるとは限らないけど、一人でいることを恐れない人間になれる』は特に心に刺さった。

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    2024年02月17日
  • 下流の宴

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    人間観察力に優れた林真理子さんの持ち味が活かされた本です。
    ルンルンを買って‥からそこは本当に変わらないなと感じました。
    一昔前の皆が中流だと思っていた時代も様変わりして多様性の時代となりました。昭和どっぷりの私には違和感多く感じるこの頃ですが、
    今の林真理子さんはどんな本を書くのかなぁ〜
    立場上、本心なんて書けないだろうなぁなど全く関係ない想像までして読み終えました。

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    2024年02月15日
  • 平家物語

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    初心者向け 「平家物語」って感じです。
    史実に基づいた物語なので なんとなく概要はわかっていたけど 難解な人間関係 ころころ入れ替わる主従関係等 人物相関図や たくさんの注釈で わかりやすかったです。
    それぞれの立場での構成の章も 面白かったし さすが 林真理子さん

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    2024年02月06日
  • 成熟スイッチ

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    母が林真理子さんが好きで、実家にたくさんあったので色々読んでました!
    葡萄が目にしみる、コスメティック、懐かしい!
    久しぶりの林真理子さん。
    人間らしい部分を隠さずに書いてくれるところが好き。
    また小説も読みたい。

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    2024年01月30日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    ネタバレ

    壇蜜さんは元々好きだけれど改めて好きです。色気は知性というのを体現してると思う。
    林真理子さんもさらりとかわされていた……村山由佳さんのエピソードは知っていても、改めて見せつけられるとすごいな。村山先生の本は戀愛の心理描写面白いのあるし、あんなに穏やかな声で笑顔も素敵で、猫も可愛いのに、確かに「夜叉」飼われている。
    女の人は自分の中に夜叉を飼っている。いつも出しっぱなしだと嫌われてしまうし、引っ込めてばかりいると夜叉は死んでしまう。「ここぞ」という時に出した夜叉がすごい夜叉だと、同性からの支持率が高くなる……同性からの支持率は、パンピーには身の回りだけでいいけど、これはなんかうん、わかる、とな

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    2024年01月12日