感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年03月05日
奈央子に幸せになってほしかった、、、
覚えておきたい恋愛に関する名言が沢山あって、とても面白かった。
共感できないというか分からない点も多かったので
また私も奈央子くらいの歳になった時に改めて読みたいなと思う。
Posted by ブクログ 2021年04月26日
名言いっぱい
モテないこともなく仕事も出来て部下にも慕われてるのになぜか他の女子のようにエリートと結婚できない感じ分かるよなーww
100回以上読んでる❤️
Posted by ブクログ 2014年11月09日
<megukoの感想>
2007年に篠原涼子主演でドラマになった原作本。
ドラマは見ていなかったので、内容が同じかどうかは分からなかったけれど、どうやら違うよう。ドラマでは、後半の不倫からのドロドロの展開はなかったみたい。
主人公の奈央子は、偶然にも今の私と同じ32歳、独身。
仕事、恋愛、結婚、...続きを読む人間関係などいろんな悩みがつきまとうアラサー女性の心情が、とてもリアルに、上手く表現されている。
私は奈央子のように、仕事ができる、アネゴキャラではないから、ちょっと憧れる部分もあった。
"女が女を叱る、というのは、なんと損な役まわりなんだろう。これを押しつけられたとたん、女はいっきに年をとるような気がする。”
それでも人の面倒を見てしまう奈央子は、可愛くて、好感が持てる。
奈央子の考え方や行動にすごく共感できる自分がちょっと辛かったけど、スッキリさせてくれる部分も多かった。
男性にはちょっと怖いかもしれないけど、女性の心を知る上ではとても参考になると思うので、ぜひ読んでいただきたい一冊。
女は、強いぞ〜。笑
<内容(「BOOK」データベースより)
野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化。
<目次>
第一章 合コンの掟
第二章 姉御の正義
第三章 見合い
第四章 厄年
第五章 不倫への序章
第六章 甘い生活
第七章 裏切り
第八章 妻の呪い
第九章 破局
第十章 プロポーズ
終章 心中
Posted by ブクログ 2014年01月31日
何年か前にTV化されたのは知っているが、観ていない。その時、タイトルからOL生活の中でガンガン働き頼りにされる主人公の痛快劇と誤解した。
読んでみると、意外にドロドロした男女関係物語で、30代女性の結婚観や怖い人間模様だった。林さんの小説は、「不機嫌な果実」「満ちたりぬ月」しか読んだことはないが、ド...続きを読むロドロな人間模様であるが、生きていく上で知っておいた方がよいだろう事柄があり楽しめる。自分にない感情や知らない世界など学べる利点あり。
Posted by ブクログ 2013年10月09日
なんて女を振り乱した作品だろう。
そして、私はホントにナオコの
考え方、プライド、時には男に溺れたり、意地悪を言ってみたり、落ちてみたり、突っ込んでみたり、この行動がもうよく分かる。笑
男女差別するわけじゃないけど、女ってなんでこう、、男がいたらそれが中心となって、普段の生活がサブみたいになるんだろ...続きを読むう。
でもこういう生き方、私は嫌いじゃない笑
Posted by ブクログ 2024年01月11日
ドラマの印象が強いけど、小説はもう全く別物。主人公の奈央子のバブリーな商社OLっぷりが読んでるだけで楽しい前半と、まるでホラーな後半との落差がすごい。奈央子は、その時々で自分の心に正直な選択をしてきた結果、最後はあんな結末になってしまうという… 作品中にも、これはあんたの性分なんだよ(ニュアンス)と...続きを読む女友達に奈央子が指摘される場面があったけど、まさしく性分であり宿命めいたものを感じる結末に。めちゃくちゃおもしろかった。
Posted by ブクログ 2023年01月08日
20代はじめの奈央子は思った。「エイッて心を決めて、そのうちの誰かを好きになれるように努力すればいいんだから。結婚なんて適当に過ごしておけば、そんな好きじゃない男とでも、一緒に暮らすことなんかわけないんだから」
今、奈央子ははっきりわかる、結婚というのは、やはり好きな男としなくてはいけないものなのだ...続きを読む。たとえ別れるとしても、最初は好きな男としなくてはいけないのだ。
私、この頃思うんだけれども、競争に勝ち残っていくことだけが価値のあることじゃないような気がして。うまく言えないけど、人生なんか、トータルで見ていけばそれでいいんじゃないかって。
ああ、イヤだ、イヤだと奈央子は思った。どうして自分をここまで道化にして、若い子に気を遣わなくてはいけないのだろうか。
つらいことがあった時は、日常の持つ大きな力でうち負かそう、というのが奈央子のやり方である。
「そう、私は確かに頭が悪いのかもしれない。こうなれば幸せになれるとわかっていても、心がそっちの方に動いてくれない。そういうことをうまく出来る女はいくらでもいるのに、この男ならうまくいくと思った瞬間、その男を愛せる女。愛していると思い込める女。私はそういう才能がないのかもしれない」
「あの人はやり方は違っていたかもしれないけど、とにかく、心からご主人を愛してたわ。不器用な人だから、そんな風にしかできなかった。相手が自分を嫌うようにしか愛せないなんてつらいけど、彼女はそれしか出来なかったのよ」
Posted by ブクログ 2022年12月29日
はじめの林真理子の作品
昔ドラマをやっていたが観てはいなかった。
30半ばの独身丸の内OLの生活に単純に興味があったので読んでみた。
不倫などドロドロな部分を描くのがリアルで上手いと思った。
最後はゾッとした…
また同著者の作品を読みたくなった。
Posted by ブクログ 2021年10月12日
中々人には言えないけど、こっそり胸の中で思うこと、言葉にはならないぼんやりとした曖昧な気持ちを
何故ここまで言葉にするのが上手いのか、と
著者の作品ではいつも思う
抗えないanegoとしての
キャラ、人格、運命に最後は身震いした
一気に読めて、展開も早く楽しいが、最後の展開だけは本当に怖くて美し...続きを読むい物語
Posted by ブクログ 2021年10月09日
アネゴキャラ。
当時のいま、が描かれているんだろうから、価値観は現在と違う部分もあったけど、面白かった。
速度が落ちることなく最後まで一気に読める。
Posted by ブクログ 2019年10月14日
私自身、恋愛・結婚に関して、建前上他人には言えないが、本音で思うところはあり、主人公と共感できる部分は複数あった。
林真理子さんの著書には、調子に乗っていた主人公が最終的に痛い目に合う設定のものがいくつかある。調子に乗りすぎるなと注意してくれるような作品だ。
Posted by ブクログ 2019年05月05日
30代のおんなの心と生活と価値観と両親との関係があまりにもリアルで、「身に覚えのある私達」は途中から主人公の幸せを祈るように読んだ。林真理子は「働く女性たちにどうかいいことがありますようにという、祈りを込めて小説を書く」と言う割に、こんな怖ろしい結末を用意して、まるで突然掌を返したように「不倫はいけ...続きを読むませんよ」などと教科書ヅラするのはなんなのだろう。奈央子みたいに周囲に自らに誠実に生きてきた女性が、(家族はともかく)見ず知らずの人から狂ったような罵倒されなきゃならないほどの不倫とも言えない恋をして報われないなんて、ちょっとあんまりじゃない?と思う、思うけど、この小説が、世間的お利口さんなんかやめてもっとワガママに小狡く生きたっていいんじゃない?という林真理子からの提案であるならば、溜飲を下げようか。
Posted by ブクログ 2017年10月15日
面白くて一気読み。
30を過ぎて商社OLとして働く奈央子の物語。
年下の黒沢くんに結婚告げられるところ、悔しい気持ち分かるなぁ。
沢木さんとの話は絵里子が不気味すぎて、最後せっかくいい人が現れて幸せ掴めそうだったのに残念なラストだった。幸せになってほしい。
いつもながら林真理子の描写は憎らしいほどに...続きを読む的確で、分かる分かるってところ多々。
純愛とは対極で俗にまみれているけれどこれが人間ってものなんだと思う。
Posted by ブクログ 2016年11月11日
ドラマの記憶だと、若いのとうまくいくのかなと思って読んだら、ドラマとはけっこう違ってた。
面白かったんだけど、商社のOLってほんとにこんな暮らしなのかな〜
Posted by ブクログ 2016年02月13日
前半は行き遅れの働く女性が男性を品定めするような話だと思いながら軽い気持ちで読んでいたけど、沢木夫妻に出会ってから、話が転がり出して、先が気になり睡眠時間を削り最後まで一気に読んでしまった。
不倫の代償とはいえ、あまりにも大きい……最後の文章はちょっとホラーめいてぞわっとした。
ドラマの方は観ていな...続きを読むいのですが、ドラマと小説は多分別の物になっているんだよね?
このまま、ドラマ化したら最終回でドン引きしそう……。
Posted by ブクログ 2014年12月01日
林真理子って初めて読んだけど、凄いと感じた。
心情の吐露なんて、リアルに感じる。
女性たちの感想がどうかわからないけど、男としては、かなり強い物語だった。
割り勘駄目出しが強調されていて、笑えてしまった(自分の不甲斐なさに)。
女性の生き方が描かれているけども、人生の泥沼に溺れてしまう男性の立場...続きを読むから読んでしまったようにも感じる。
主役はナオコなんだろうけど、視点を変えて、ナオコを脇役にして読んでみることの示唆もされていたのは、深く考えさせられた。
あまり深く考えると、怖い作品だと思った。
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【内容(「BOOK」データベースより)
野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化。
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【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
林/真理子
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞を、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞
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Posted by ブクログ 2014年01月15日
アラサーの結婚出来ない女の痛いところをグッサグサ描写していて、読み進めながら共感できてしまうのがすごく辛かったwww
ナオコは結局あちら側に手の届くところまでいるのに、自分であちら側を選ばなかった。でも人として正しい事をすればするほど損な役回りよね。本当に…。結局最後はリエコさんの呪いにかかってどう...続きを読むしようもなくなってしまった。
ナオコの立ち回りが理解出来てしまうし自分もそうしただろうと思うとこの先私もこういう選択をするのかなぁ「賢い女」にはなれないのだろうかなんて思いながらサクサク読み進められました。不倫編に入るまではやっぱりものすごく共感できたが、これまた不倫の話からは一変私の未知数の世界に入り込んでしまってあとはただのミステリーを読んでるみたいになってしまったけど、結局ナオコには幸せになって欲しくて最後まで一気に読んだけどホラーな結末で後味悪かった。
堕ちるところまで堕ちたナオコはあの後沢木を支えて、堕ちながらもささやかな幸せを見つけれたんだろうか。
Posted by ブクログ 2013年10月13日
あたしはドラマを全部見ていたのだけど(あたしは篠原涼子を偏愛しています)、原作とドラマはだいぶ違う雰囲気。
でも、そういえば確かに、林真理子はあんな素直なラブコメ書く人ではないな、と思い直したり。
や、いい意味で。
林真理子は、ドロドロ感がよいのです。
そして『anego』の原作は、ドラマよりドロ...続きを読むドロ感たっぷり。
で、これはこれでおもしろかったです。
Posted by ブクログ 2013年01月13日
Readerにサンプルで入っていて、それで購入。
読み進めていくうちに次々と裏切られた気がして、無我夢中で読み終えてしまった作品です。
初めはどちらかといえばさばさばした面倒見の良いOLだった主人公。ちょっと戯れる彼氏はいるのに特定の相手はいない。
見合いなんかもしつつ、行き着いたのは主人公が絶対に...続きを読む嫌だと思っていた不倫。自分と戦って戦って、戦って、それでもおちてしまった。
と、まあ、ここまではありそうな話。
しかしこの不倫が、主人公を驚くべき事態へと追い込んでいくのです。
不倫は怖い。というよりは、人は自分の選択で予想もできない方向へ進んでいくことがある。
ちょっとゾっとする話でした。
Posted by ブクログ 2020年11月28日
女も怖いけど男も怖い。色々なことに無責任になってこんなに人の気持ちに目を背けて生きていけるもんなのねえ
かっこいい年上の女性と愛は無いけど遊びたくて結局は若い彼女と結婚する後輩、派遣の女の子を叱りたくない上司、他の女に夢中になって妻が邪魔になって殴っちゃう夫。恋愛ドラマというよりホラーだわ。
バ...続きを読むブルもお見合いも商社も広告代理店もご縁が無かったのでファンタジーの気持ちで読んだ。
ドラマでの記憶があり、そのつもりで読んでいたら後半はドロドロとしていて
最後は怖かった。
ドラマだと年下の男性との恋愛のイメージが大きかったが、原作は全く違っていた。
主人公の奈央子の生き方は、自由なのに素敵というより『しんどい』というイメージでした。
Posted by ブクログ 2017年04月11日
ドラマと全然違った。
まぁそれはそれでいいんだけども、仁くん…原作では脇の脇。原作とドラマが大胆に違うのは別によくあることだけど、驚いたのは後書きで中園さんが脚本を狙っていた、と書いてたところ。めっちゃ書きたくて狙ってて、こんな話変わるの?てなったね。
歳を取ると恋も結婚も難しいね。
林真理子地...続きを読む味に初めて読んだけど、仕方ないのかもだけど、ちょっと時代を感じる。
Posted by ブクログ 2017年02月02日
合コンに明け暮れた、20代前半の頃を思い出した。あれはあれで楽しかったな。ハッピーエンドを期待したのに、思いがけずミステリアスな終わり方だった。森山と幸せになって欲しかったなー
Posted by ブクログ 2016年06月08日
男っぽいさっぱりして姉御肌な女性が、後輩たちに慕われて活躍するという、気分爽快なストーリーを勝手に想像してしまっていたので、結末にはガッカリ・・・気分が重くなってしまいました。
Posted by ブクログ 2015年01月12日
初物強化月間、初林真理子。中園ミホ脚本のドラマは演出手法で話題だったよね、ちょっとだけ観た記憶が有る。さて普段読まない文章を読むのはなかなか楽しい。マンガチックというと失礼に聞こえるけど、あんまり考えながら読まなくて良いし。ドラマよりちょっと古い時代の商社が舞台になってるところも、溜池時代を思い出し...続きを読むて懐かしい。が、後半ドラマからは全く想像つかないこの展開とは思いもよらなかった…。なんだか女流作家の作品を読むのがだんだん怖くなってきましたよ…。
Posted by ブクログ 2014年10月25日
再読です。
序盤は、一般的な30代女性の日常や迷いを描いている・・のですが
どんどん転がっていく様子が読んでて恐ろしくなります
何も悪いことしていないはず。。。なのに。
(あっでも浮気はよくないことですね)
Posted by ブクログ 2013年09月16日
林真理子さんにハマってるので、ドラマにもなった作品ということで読んでみました。
アラサー女子の心情をよく描いてるなーと読みすすめたら、最後はホラーでした。女の嫉妬って怖い。
Posted by ブクログ 2012年10月15日
林真理子先生らしい設定。てか、姉御はたしかに頼りがいがあるけど、なんで不幸せになるほうを選ぶの?幸せになっちゃえばよかったのに!私はうまく、飲み込めなかった。
Posted by ブクログ 2012年08月02日
ドラマのアネゴを見たことあって、あれっ?こんな結末だっけ?とドラマの結末を、ネットで確認したら、やっぱり全然違ってた。ドラマはお気楽ハッピーないかにも篠原涼子だったもんなー。林真理子さんはわりと好きで、暇つぶしに読むことが多い。軽く読めて、しかもなんとなく納得するものがあったり。というか、小説にあり...続きを読むがちな違和感が少ない?てわけで、今回も楽しく読めました。
読み始めから半分ぐらいまでは面白いかなと思っていたのですが、読み進める内に主人公に対して何だかイライラしてきました。
色んな人から相談を持ち掛けられ頼られる姉貴タイプだと自負している主人公ですが、結局は口ばっかりで、自分から泥沼を作り出しては正当化してみたり、自ら招いたことなのに「どうして私は幸せ...続きを読むになれないのだろう」と愚痴愚痴が最後まで続くのにはウンザリしました。
読みながら主人公の理屈っぽい性格、いい加減な行動、「どうしてそういう行動に出るかなー」「自業自得でしょ!」とイライラさせられる事が多く、私には合わないなと感じました。
もう少し軽い気持ちで読めるものかなと思っていましたが最後は泥沼でドンヨリ気分。