林真理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ラストの展開は気持ちが救われる話になっていてるが、とても身につまされる内容だった。他人は「なぜ深刻になる前にもっと早く子供を家から追い出さない」というかもしれないが、実際は動けなくなっている子供(成人でも)を追い出すことなんてできないのが現実だと想像できた。私には3歳下の妹がいて、おそらく小さいころ学校でいじめに遭っていた。その影響が長いこと彼女を苦しめているのではないかと感じていた。だけども、乗り越えてくれるだろうと楽観的に見ていた自分を悔やむ。いま、幸い彼女は何とか中度うつ病を乗り越えて逞しく遠方で生きている。正直今でもどう接したらよかったのかわからないが、一つこの本を読んで思ったのは、向き合うことを避けるべきではなかったということ。
-
Posted by ブクログ
[期日](2025.03.06・日)
[書名] 『着物の悦び』
[著者]林真理子
[出版]光文社(カッパハードカバ:①-135)
[要旨]
・著者独特の"毒放射"はあるものの、
"着物大好き"感に溢れた本。
[感想]
・着物センスは呉服店選びから。
・著者のイメージからは意外な
オーソドックス主義。
・"着物を着こなすには、
教養が要る"
という指摘に納得。
・"着物の格"
は、必ずしも価格と比例しない。
・後半、呉服商への講演会で、
結構毒を吐いてるのが痛快。
[総評]
◎"着物は着たい"けれど値段が高い
この命題に対する一つの答えは、
一生賭けて行う、
服飾・歴史・人生感の勉強。
◎"着物素人"なりの
着物の付合い方が分かる。
◎自分も趣味で着物を着る身としては、
この本は着物辞書である。
-
Posted by ブクログ
ネタバレどん底から社交界の華になるまでの後半。戦争が終わり妹の婚約者を体よく奪って2度目の結婚をし、また未亡人になりレット・バトラーと結婚する。結果3人の夫全員の子を生むのは当時では珍しかったのでは。レットはお金持ちでやっと結婚する前のような華やかさを取り戻し、スカーレット自身も仕事にのめり込む。最終的にメラニーも死んでしまいアシュレはただただ優しいだけでスカーレットの強さに釣り合うのはレットの方だったのかもしれないと本人が気づいたたときにはどこかへ離れていってしまった。全て通して現代人的な感覚すぎるスカーレットに人は惹かれるのかもしれない。
ちなみにフランク・ケネディが死ぬシーンでスカーレットたちが集まって裁縫しているときにメラニーが読んでいたのが「レ・ミゼラブル」だったのは新発見すぎる。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。