【感想・ネタバレ】奇跡のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月27日

 何げなく手にして読み始めた本ですが、あっという間に引き込まれました。読み終わってからフィクションだと分かりました。
 不倫という言葉では片付けられない絆を感じました。

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

実名をあげての、不倫話。田原桂一さんと田原博子さんの画像調べました。ついでに元夫の方も。息子様も。
奇跡の軌跡を林真理子さんに依頼し残した博子さんの物語。倫理観は、どうでもいいか。

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Posted by ブクログ 2023年11月19日

怖っ!そして面白い!素敵な文章だな、と思いました。

じっくり考えると、
深い愛だなと思います。

純粋かどうか、賛成かどうか、本物かどうか、正しいかどうかは別として


自分の人生、生き方に責任を持って生きる。

「責任を持つ」と「責任をとる」は違うんだと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月03日

林真理子先生の平易な文体と、近年メディアに表出される時の穏やかな物腰には、感服しております…

この作品ははじめフィクションだろう、また、直近で読んだ先生の「愉楽にて」に象徴されるような、アッパーな階層の人たちの色恋ごとの創作作品だろう…という下衆な期待で読み始めた自分を、最後まで読んで溢れる涙と共...続きを読むに恥じる事となりました…

ノンフィクションだと私が気づき始めたのは、装丁の写真、作家名がまさに主人公の名前であった事、でした。また、主人公おふたりのほぼ事実だと思われる日常生活が、当然の事ながらリアリティを増して行きました。

当初は博子さんの思慮深い田原氏への想い、が延々と綴られているようで、男性の私からすると少々、辟易とされるものも感じられたりはしたのですが…、後半からは物語がリアリズムの中で急展開し、その軸足が田原氏とその生を支える博子さんの情熱、がこれでもか、という位に感じられて、男としての私自身、これからの半生とその終着点をどう迎えるべきか?、という事に気付かされた気がします。

読む方が男性、女性、既婚、独身、老人、若者、誰であろうと伝えられるメッセージは変わらないのでは無いかと思います。繰り返しとなりますが平易な文体で字間もとってあり、読みやすい書籍です。おすすめ致します。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

165ページ
1600円
9月2日〜9月2日

梨園の妻だった博子と出会ってしまった田原桂一。 出会ってしまった二人の物語は、不倫という言葉を寄せつけないほど高潔であった。 それはまさしく『奇跡』の物語である。

梨園の妻という立場でありながら、道ならぬ恋に走ってしまう博子に危うさを感じ、 よくスキ...続きを読むャンダルにならなかったな?これは本当の話なんだよね?とネット検索する。
ラスト10行で思わず涙がブワッと溢れてしまった。 博子さんと私は違う、と一線おいて読んでいたのに、ラスト10行で一気に距離が縮まった感覚があった。 同じガンで夫を亡くしたもの同士、何かわかり合えるのではないかという感覚に陥った。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

これは実話⁈
中年のシンデレラストーリーのよう。
ゲスの勘繰りをしたくなってしまう。
(お行儀悪いですね)

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購入済み

奇跡の事実ではあったが

2023年08月20日

これが本当の出来事であった事に頭が下がる。
夢のような出会いとはぐくみと永遠の別れ。
どれだけのご苦労とそれを超越する奇跡があったのだと。
当事者の皆様の様々な思いが真摯に伝わってくる。
強いて言えば、ノンフィクションの内容には感動したが、作家の立場や経過の前後の記述がちぐはぐに感じ、終末もあっけな...続きを読むく終わり。それでも主人公とママ友だった事実があればこそ執筆の意味があったのかなと。読後感としては、当事者の皆様のご多幸をお祈りします。

#アツい #切ない #感動する

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Posted by ブクログ 2023年07月06日

言葉として「不倫」と言ってしまえばそうなんだろうが、大きな愛の行方を見た気がする。
年を重ねないと気付かない事は多いし、惹かれる物の価値観や考え方、捉え方ももまた変化するからなのだろう。

驚くのが実話という点でこの作品がノンフィクションであるという事。
富裕層のそのリッチな価値観と深い礼節が実話で...続きを読むあると考えれば考えるほどリアルで生々しかった。

このアプリ内での評価は低いけれども、自分には凄く興味深い作品だった。

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Posted by ブクログ 2023年05月03日

日本を代表する著名な写真家とマスコミに取り上げられるほどの梨園の妻のお二人の真剣な恋愛が林真理子さんのサバサバした書き口に、「不倫」というやや古臭い表現を一掃させている。この作品をどう受け止めるかは読み手それぞれだろうけど、私は好感が持てた。お二人の活動について、またこの作品についてこの本に出会うま...続きを読むで知らなかったが、このお二人に注目していこうと思った時点で作品として充分楽しんだということだと思う。

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Posted by ブクログ 2022年10月11日

当人同志しかわからない深い愛のはなしを、マリコ先生がまとめた一冊
「出会ってしまった」二人、
凡人の理解を超える、選ばれた人同士 なのですね

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Posted by ブクログ 2022年08月09日

実はこの本の千之助くんとは会ったことがあるのでなんとなく人のことと思えなかった。

私が話したりしていた頃は中学生の頃なので
まだまだ可愛い感じが抜けていなかったなぁ。とおばあさん目線。

今はもうイケイケな感じになってしまってるけど、毎日歌舞伎の道を進んでいく姿、応援しています。

お母様がこんな...続きを読む波乱万丈な生き方だったとは知らなかったけど、歌舞伎のお家の子供なのにかなり庶民的なんだな、という印象があったのもこの本を読んで納得しました。温かみのある優しい子だったし、特に何をするわけでもないけどやっぱり忘れられないなにか光るものがある子だったなぁ。

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Posted by ブクログ 2022年06月22日

不倫が題材の小説なのだが、恋人同士がとても綺麗に描かれていて不倫であることを忘れてしまうストーリー展開でした。地位も名誉もあるセレブな2人の道ならぬ恋なのだが、あまり悲壮感も罪の意識も感じられないなんとなく二人の世界の物語に、興味深く惹かれながら、ちょっと冷めた第三者的目線であっという間にに読めまし...続きを読むた(160ページほど)。物分かりのいい元婚家の方々や歌舞伎役者の元夫の気持ちの葛藤などにも触れてあったなら、小説として深みがもっと出たかも(フィクションとあるのだから)と思いました。面白かったけど綺麗事かなぁ。

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Posted by ブクログ 2022年06月22日

他所様の不倫愛、ある異職業界の方の小説。

男女の愛より幼いながら二人を理解してる事の感心。
子供を味方につけてるようにも見えるけど、母の幸せを願い自ら味方に…

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Posted by ブクログ 2022年06月16日

ラストよかったです
死に迎う世界的写真家圭一 愛す夫を一所懸命看取る博子、著者は林真理子さん間違いないです。
少ないページでもホロリきました。
おい老けるほど愛は増すものなのかと感じ取れる作品です
とりあえず息子がめっちゃいい子

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月13日

溜息しかでない。
こんなこんな出逢いってこんな男女関係って小説の中だけじゃないんだ。
実在のモデルがいるとのことでスマホで検索。
想像通りいやそれ以上の美男美女。
ふたり寄り添って笑顔が素敵なお似合いのふたり。
”出逢ってしまった”この言葉から始まる道ならぬ恋。
でも、最期まで添い遂げられて博子氏は...続きを読むたった3年間という短い結婚生活だったけど、悔いはないと思う。
素敵でせつないラブストーリーだった。

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Posted by ブクログ 2024年01月15日

結局実話なのかフィクションなのかよくわからなかったです…。
すごく面白いかと言えば思ったよりありきたりな話でした。
とにかく博子さんが献身的ですごい人です。

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Posted by ブクログ 2023年12月27日

実在する人(かつ著名人)の不倫から始まる物語を
当の本人の依頼で描いたようで
そりゃ綺麗なとこだけ書くしかないでしょー。
奥歯にものが詰まったよう。

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Posted by ブクログ 2023年11月08日

取材に基づいたフィクションであり書き下ろし作品。フィクションとはいいながらも、実在の人物が実名で出てくるため、あくまでも小説としては物足りないし楽しめない。事実をもとに話を膨らませてあったら良かったのに、後味もよろしくない。
不倫にもいろいろあって、出会う順番が違っていただけと言えばその通りなんだろ...続きを読むうけど、羨ましい半分、自分の娘だとしたら何とも複雑。

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Posted by ブクログ 2023年11月02日

この本をどのように読み、感じるか…。
読みながら考えた。
同じ読むなら色々考えず恋愛小説として楽しもうと決めた。
ひたむきに生きたふたり。
出会い、恋して、お互いが成長できる、そんなお二人だったんだと思う。
出会ったことは奇跡。
桂一さん、とても素敵な男性だなと思った。


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Posted by ブクログ 2023年07月17日

読者によって評価は大きく変わるかもしれない。でも、この二人にとってそんなことは微塵も重要なことではないのだ。運命を共にし、心から愛し合える人に出会えたこと。そのこと自体が彼らにとって唯一無二の幸せなんだろう。

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Posted by ブクログ 2023年06月04日

関係者が存命中に発表するって勇気のいること。
なぜ、公表したか?って考えてる。いろいろ叩かれることは予想できただろうに。
純粋に桂一さんがこんな素晴らしい人だったんだ、埋もれるのは忍びないと思ったのかな?
愛する夫の作品を後世に残すのにどうしたら良いかと考えた時に、名声や費用面で、評判になる方法を考...続きを読むえたか?

千之助がおじちゃんと3人で暮らすのが良いと言ったのも、本当かな?
ちゃんと歌舞伎役者になってくれたから結果オーライなんだけど。
これ全て、本の感想というより、生き方の感想。
書評としては、
タイトルの奇跡は、安直な気がするなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年05月27日

取材にもとづいたフィクションとあるが、どうもほんとの話らしい。当事者たちには大変な経験だったのだろう。
しかし文字通りフィクションとしての小説は、探せば何処にでも有るような話でたいして面白くはなかった。
現実をフィクションとして書く作者の力量の問題ではなく、まぁこの手の話はこの程度になるのだろう。

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Posted by ブクログ 2023年04月24日

実在の人物を多数登場させ、リアリティのある梨園の世界。その中の不倫。
芸能界での不倫は珍しくもなく、よくあることだけれど、それをあくまでも美しく崇高なものに書き上げている。
不倫は当事者よりも周りを苦しめる。周りに我慢や怒りの感情を沸き起こらせる。それらをうまく綺麗なものに包み込み、裏の世界にたくし...続きを読む込んだ。

不倫は後ろめたいだけに、敢えてそれを美しいもののようにしてしまう、そんな話

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Posted by ブクログ 2023年04月21日

愛している_
…という言葉の意味を
生まれてはじめて分かった気がする

ただ好きという言葉では全く足りない胸の中を
まるで鷲掴みにされ
あの人の細胞すべてまで愛しいと思う…
この感情が真実だ…


田原博子さんが語った言葉が今も印象的に残っている

光の中で溶けあうように 愛し合ったふたり_
...続きを読む“僕たちは出会ってしまったんだ…”



その言葉を試されるかのように
ふたりの間に何度も 障害が立ちはだかる…



ふたりが本物の夫婦になるまで
何度も葛藤し 憤り 嫉妬し…振り子のように
人間の負の感情をたくさん乗り越えてきたのだろうな…

でもきっとこの実話を描くにあたり
本当に残したかったのは
田原桂一さんの写真のように
美しい瞬間をきりとるような
“光” を残したかったのだと感じた…

ふたりが出会ったのは“奇跡”だったということを

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Posted by ブクログ 2022年12月15日

梨園の妻だった博子が、写真家の田原氏と出逢い、恋に落ちる話。博子の子の清之助が、田原氏のことをすんなり受け入れたのには、少しびっくりしましたが。どうしてもずっと一緒にいたいと、思えるほどの人と会えて、生涯その気持ちが消えないほど好きならば、その出会いは奇跡と呼べるのかもしれませんね。

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

酷評されてるけど、そこまで言うほどかなとは思った。
林真理子やから許せたのかもしれない。
時系列がむちゃくちゃで読みにくかったし、登場する人が金持ちで何でも手にしてる人ばかりでピンとこなかった。
不倫が悪いとかそんなことは何も思わないけど、奇跡と呼ぶほどのもんなんかな。
ただ単の年の差カップルだけの...続きを読むような。

子供の理解が良すぎる気するけど、そうなんかな。
いいように捉えてる気がした。

終章はふーんっていう感想しかなく、何の感情も湧かなかったな。
いたって普通。
主人公からしたら自分史としておもしろいんやろうな

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Posted by ブクログ 2023年08月08日

実在の人物を知っているだけに、夫すなわち舅の息子は大変だったんだろうな、と思った。偉大な父と素晴らしい妻に挟まれて。
まあ、不倫相手の男性も素敵だよね、という気持ちは否めない。
でも不倫はよくないよ。できるのなら避けた方がいい。

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Posted by ブクログ 2022年10月30日

途中までご自分のため⁉︎
と、自己肯定感を感じましたが。

息子くんのためにも。

と、思いました。
アタシは泣きました。

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Posted by ブクログ 2022年06月24日

梨園の妻というものの複雑さや不倫と言う言葉では片付けられない愛の形があるのだと知った。それまで自分は不倫は悪だと思っていたが、ただ悪だと思うだけでは浅く、筆舌に尽くし難い形式でそれは善にも似たものになり得るということを悟った。実話(全てがそのまま綴られている訳ではないが)である分よりリアルに想像でき...続きを読むて、これは自分がいる世界で起こっていた事実なのだと思うと何処か面白くも思えて不思議な気持ちになった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月13日

書き始めのあたりでは
『またまた話作っちゃって。本当に作家ってやつは・・・』
と、やれやれ的な気分だったが、途中ネットで検索してみたら、ヒロインが実名だったのでビックリ。
一応フィクションってことになってるけどね。

愛の深さなんて測りようがないから、コレが奇跡なのかは微妙なところだけれど。
博子さ...続きを読むん、自分にまっすぐですごいね。一種の発達障害かと思うほど。
そのせいなのか、これ読んでも全然感動できませんでした。
考え方もシチュエーションもこちらとはかけ離れ過ぎてるせいもあるけど。

ところで林真理子さん、日大理事長就任、おめでとうございます。
林さんは「ルンルンを・・・」の頃から大好きで、ほとんどの著書を読んでいたのだけれど、途中からそこはかとない違和感を抱くようになり、距離を置いておりました。
おそらく、似たような感性かと思っていたのに違っていましたごめんなさい、的な思いから。
しかし「8050」あたりから、やはりさすがだ!と思うように。
ここはもう、作家大先生としての勢いを失うことなく「伏魔殿」と言われる日大本部を大きく改革してほしいと願っています。
一応後輩なもんで(^^ゞ

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Posted by ブクログ 2022年06月11日

私は博子さんがわがままと言えるほど自分の信念を貫き通す姿と愛をたくさん受けて真っ直ぐに育った清乃助の姿に美を感じて読み終えた。

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