林真理子のレビュー一覧
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ネタバレ多分、発行直後に読み、再読。
東京の中流家庭としての誇りを持つ由美子。
高校中退の息子、翔がフリーターの珠緒と結婚すると言ったことで、自分が下流に落ちてしまう、と恐怖を覚える。
そこで、断固阻止を決意する。
ずっと由美子に馬鹿にされ続けた珠緒は、私が医者になれば、結婚を認めるか?と啖呵を切り受験勉強を始める。
中流は、決して上流になれない。
下流を蔑むことで、プライドを満足させる。
なんて話だ!と思って読んだのは、発行直後の2010年。
その時と、12年経過した今では、同じ本を読んでいるのか、と思うほど自分の感じ方が違う。
幼い時から、母親の価値観が全という世界で育ち、中学受験をして高校 -
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林真理子の軌跡 林真理子と見城徹の共著「過剰な二人」の中で言及されていた本書を購入。
確かに10年近く前に本屋で見かけた。その時は、「へえ、新書を出したんだ。」とは思ったが、読みはしなかった。
しかし、読んで深く後悔した。「なぜあの時買って読まなかったのか。もっと早く読んでいれば…。」45万部も売れたのは納得である。
野心を持つことの大切さ。しかし、努力も必要。男社会での世渡りのコツ、結婚と子育てのことなど、様々綴られている。昭和生まれで、バブルからその後の日本の低迷期を生きた女性なら共感できる部分が多いのではないだろうか。
多くの女性に読んでほしい。 -
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上巻に比べて政治関係の話が多かったです。そのため、歴史の教科書で「尊皇攘夷」と出てきて、江戸城を明け渡したという簡易的な記載ではなく、これがどういうものであって幕府と調停の板ばさみで苦しむ慶喜の姿もあり、慶喜の賢さ、強さ、そして弱さの部分も見れ、本当に最後の将軍だったんだということを感じました。
慶喜の性格や仕事に対して美賀子は思うことは色々あったが、それでも最後まで慶喜の側で支えたと思うと、この女性は自分の立場、時代の流れをよく分かっている、我慢強さと冷静さを備え持った方だったのかと思いました。慶喜の影に非常に面白い人物がいたことが知れました。 -
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2019年1月からの1年間、週刊文春のエッセイをまとめたもの
コロナ前で、天皇陛下即位、次の年号が令和に決定の年でありました 世の中の流行っていることを取り上げているため、令和4年に読むと、何だっけ?という話題もありましたが、振り返るのにちょうどよい本でした
翌年には、「愉楽にて」「西郷どん」の執筆を抱えながら、週刊朝日の対談、文春のエッセイ、エンジン01の活動、趣味の観劇、とこの方は、どんな時間の使い方をしているのだろう 一般人の3倍くらい活動しているのではないかと、エッセイを読むたび思います 仕事にも遊びにも貪欲なマリコ先生です
文春の連載で、最多掲載回数のギネス記録を達成 公職にも就き -
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筆者が単衣の長襦袢の話をしていたが、お茶会では先生方から単衣の下は絽の襦袢で構わないと言われてかれこれ20年、わざわざ単衣用を誂えたことはない。麻を合わせても注意されたことはない。もしかするとお点前さんになれば何か言われたかもしれない。現代だと長襦袢は白ならお茶会でそこまで厳格な決まりはないと思う。
時代によって着物の解釈も変わりうるというのは筆者の実感として語られていたが、そういうことなのだろう。
越後上布のくだりの「これをまとうには、私にはまだ多くのものが不足していると思う」というのは自分にも当てはまる。とっておきの着物はTPOにもこだわりたくなる。結果、箪笥にしまわれることになるのだ。
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