林真理子のレビュー一覧

  • 下流の宴

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    ありそうな話だなぁと読みながらそのリアリティにびっくりした。あなたのためを思っての教育方針、学力での人の見下し、今の時代そぐわないといえばそぐわないけど、それだけの話でもなく。うーん、考えさせられる話だった。

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    2022年12月21日
  • 下流の宴

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    ネタバレ

    多分、発行直後に読み、再読。

    東京の中流家庭としての誇りを持つ由美子。
    高校中退の息子、翔がフリーターの珠緒と結婚すると言ったことで、自分が下流に落ちてしまう、と恐怖を覚える。
    そこで、断固阻止を決意する。
    ずっと由美子に馬鹿にされ続けた珠緒は、私が医者になれば、結婚を認めるか?と啖呵を切り受験勉強を始める。

    中流は、決して上流になれない。
    下流を蔑むことで、プライドを満足させる。
    なんて話だ!と思って読んだのは、発行直後の2010年。
    その時と、12年経過した今では、同じ本を読んでいるのか、と思うほど自分の感じ方が違う。

    幼い時から、母親の価値観が全という世界で育ち、中学受験をして高校

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    2022年11月26日
  • 次に行く国、次にする恋

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    林真理子さんは、私が多感な中高生だった頃、今で言うインスタグラマーのような流行を作り出すエッセイや小説を書いていらっしゃる方だと認識しておりました。それだけではないんだと思いました。

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    2022年11月19日
  • 最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室

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    ああ、なるほどと思う。一話がとても短い。読みやすい。本をあまり読まない人に向けて書かれている気がするのでもうちょっと詳しく知りたいとかは野暮かな。

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    2022年11月14日
  • ミルキー

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    知性に対する考察は面白い。バブルから現在にかけて、精神性よりも物質性を重要視する論調が強いと感じる。単純に言えば、「愛よりも金」という風潮である。これは、つまり、知性の劣化である。自分も資本主義的な考えやそれに基づいたコンテンツを浴びて、育ってきた。だからこそ、それを意識し、より精神的な充足を求めていきたい。

    「知性というのは別に高学歴だったり、さまざまな知識を持っていることではない。世の中で起こること、知り合う人物、襲いかかってくる災難に対して、どのような感想を持ち、どのような対処ができるかということなのだ」

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    2022年11月12日
  • 最終便に間に合えば

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    作品に登場する主人公のほとんどが第三者からの評価が悪い男と付き合っていたり、結婚していたりした。「恋は盲目」がしっかり描かれていた。

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    2022年10月31日
  • 聖家族のランチ

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    作者唯一のホラー作品。
    作中で重きを置いているのはディナーなのに題名はランチ。
    ピクニックのシーンのことだって見解が多いけど、『最近の昼食は、夜のコンディションを整えるために食しているのである。』を指してると考えたほうが物語が深くなるんじゃないかな。

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    2022年10月21日
  • 私のこと、好きだった?

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    人間関係がわりとドロドロ。いろんな視点から人間の性や欲望が描かれていて良かった。主人公の強かな女も割と好きだった。内容は全体的に暗くてヘビーだけど、軽く読める。
    女性の心理描写に結構共感できる。

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    2022年10月20日
  • アッコちゃんの時代

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    5月に東京ブラックホールをみて以来気になっていた作品。
    バブルは少しだけ齧りましたが凄い時代でした。

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    2022年10月20日
  • 女の偏差値

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    林真理子先生の美女入門。
    ドレスを買うときのワクワクする気持ち。ショッピングを楽しくしてる林先生の本は、読んでるこちらもショッピングした気になるし、なんだが女子会に紛れんだ心境になります。

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    2022年10月16日
  • 不機嫌な果実

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    男の人はそう違わないと言っておきながら再婚。
    でもそういう、恋愛がないとというか男性が近くにいないと頑張れない女子、というか、男性が近くにいるこそ頑張れる女の人っているんだよなぁ私の近くにも。

    私は男はそう違わないなら面倒なので(笑)もうそれっきりで他のことに時間をかけたいなぁと思っているけども、そういう人だけではないのよね、世の中。


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    2022年10月04日
  • 野ばら

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    お嬢様を書くことが上手な作家。
    贅沢がいけないものであると書いてるわけではないけど、お金持ちでも哀れというか、そういうハズレくじを引くことだって多々あるのよね。

    不倫だったり、結婚したいと思ってた人があっさり他の人と結婚したりとか。

    奇跡を読んでからだったので、なんかだれかの歌舞伎役者のことをイライラして書いてる節でもあるのかな?とか思ったり。。

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    2022年10月01日
  • 野ばら

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    こういう「お金持ち」の世界を描写することにかけては筆者は他の方より一枚上手だとつくづく思う。これを記している2022年9月は、原田さんの「3,000円の使いかた」のような、より大衆向けの著作がもてはやされていることを考えるとなおさらその感が強い。
    まず、キャラクターがそれぞれ確立されている。そして、女と男の関係性が、やはりうまく描かれている。
    この作品を読み、男性の女性に対する扱いも「お金のある人」「女性との出会いに恵まれた人」は、私のような庶民とは異なるのだなあと痛感させられる。

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    2022年09月28日
  • 野心のすすめ

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    林真理子の軌跡   林真理子と見城徹の共著「過剰な二人」の中で言及されていた本書を購入。

     確かに10年近く前に本屋で見かけた。その時は、「へえ、新書を出したんだ。」とは思ったが、読みはしなかった。

     しかし、読んで深く後悔した。「なぜあの時買って読まなかったのか。もっと早く読んでいれば…。」45万部も売れたのは納得である。

     野心を持つことの大切さ。しかし、努力も必要。男社会での世渡りのコツ、結婚と子育てのことなど、様々綴られている。昭和生まれで、バブルからその後の日本の低迷期を生きた女性なら共感できる部分が多いのではないだろうか。

     多くの女性に読んでほしい。

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    2026年01月18日
  • 西郷どん! 前編

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    「坂上の雲」を挫折した身としては、歴史小説としてとても読みやすかったです。

    小説として多少史実と異なることもあると思いますが、西郷隆盛がどのように日本の政治に関わってきたのかがわかりました。以前大河ドラマをやっていたので、キャストや歴史の背景情報もネットにふんだんにあり、登場人物を深堀しながら読むのも楽しいと思います。

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    2022年09月22日
  • 正妻 慶喜と美賀子(下)

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    上巻に比べて政治関係の話が多かったです。そのため、歴史の教科書で「尊皇攘夷」と出てきて、江戸城を明け渡したという簡易的な記載ではなく、これがどういうものであって幕府と調停の板ばさみで苦しむ慶喜の姿もあり、慶喜の賢さ、強さ、そして弱さの部分も見れ、本当に最後の将軍だったんだということを感じました。

    慶喜の性格や仕事に対して美賀子は思うことは色々あったが、それでも最後まで慶喜の側で支えたと思うと、この女性は自分の立場、時代の流れをよく分かっている、我慢強さと冷静さを備え持った方だったのかと思いました。慶喜の影に非常に面白い人物がいたことが知れました。

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    2022年09月19日
  • 過剰な二人

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    Yes, この2人は過剰です。
    何が過剰かって…熱意、努力の量、野心の大きさ、自信、意志の強さ…と挙げればキリがない。

    とにかくパワフルすぎる2人。
    読めば、よし自分も頑張ろうと思える。

    ただ疲れすぎているときや、凹んでいるときに読むと圧倒されて、逆効果のような気もするので気をつけたい。

    わたしはこの2人、大好きです。

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    2022年09月09日
  • 夜明けのM

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    2019年1月からの1年間、週刊文春のエッセイをまとめたもの

    コロナ前で、天皇陛下即位、次の年号が令和に決定の年でありました 世の中の流行っていることを取り上げているため、令和4年に読むと、何だっけ?という話題もありましたが、振り返るのにちょうどよい本でした
    翌年には、「愉楽にて」「西郷どん」の執筆を抱えながら、週刊朝日の対談、文春のエッセイ、エンジン01の活動、趣味の観劇、とこの方は、どんな時間の使い方をしているのだろう 一般人の3倍くらい活動しているのではないかと、エッセイを読むたび思います 仕事にも遊びにも貪欲なマリコ先生です
    文春の連載で、最多掲載回数のギネス記録を達成 公職にも就き

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    2022年09月09日
  • 着物の悦び きもの七転び八起き

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    筆者が単衣の長襦袢の話をしていたが、お茶会では先生方から単衣の下は絽の襦袢で構わないと言われてかれこれ20年、わざわざ単衣用を誂えたことはない。麻を合わせても注意されたことはない。もしかするとお点前さんになれば何か言われたかもしれない。現代だと長襦袢は白ならお茶会でそこまで厳格な決まりはないと思う。
    時代によって着物の解釈も変わりうるというのは筆者の実感として語られていたが、そういうことなのだろう。
    越後上布のくだりの「これをまとうには、私にはまだ多くのものが不足していると思う」というのは自分にも当てはまる。とっておきの着物はTPOにもこだわりたくなる。結果、箪笥にしまわれることになるのだ。

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    2022年08月25日
  • コスメティック

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    キラキラな外資系化粧品業界と林真理子のいじわるな視点が相性良すぎて世界観が最高。
    私自身つい最近三十路の転職をしまして仕事が楽しくてしょうがない時期なのでほんとぶっ刺さりました。

    あと巻末の倉田真由美の解説がめちゃくちゃ面白い。解説ではないけど笑

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    2022年07月19日