林真理子のレビュー一覧
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林真理子の軌跡 林真理子と見城徹の共著「過剰な二人」の中で言及されていた本書を購入。
確かに10年近く前に本屋で見かけた。その時は、「へえ、新書を出したんだ。」とは思ったが、読みはしなかった。
しかし、読んで深く後悔した。「なぜあの時買って読まなかったのか。もっと早く読んでいれば…。」45万部も売れたのは納得である。
野心を持つことの大切さ。しかし、努力も必要。男社会での世渡りのコツ、結婚と子育てのことなど、様々綴られている。昭和生まれで、バブルからその後の日本の低迷期を生きた女性なら共感できる部分が多いのではないだろうか。
多くの女性に読んでほしい。 -
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上巻に比べて政治関係の話が多かったです。そのため、歴史の教科書で「尊皇攘夷」と出てきて、江戸城を明け渡したという簡易的な記載ではなく、これがどういうものであって幕府と調停の板ばさみで苦しむ慶喜の姿もあり、慶喜の賢さ、強さ、そして弱さの部分も見れ、本当に最後の将軍だったんだということを感じました。
慶喜の性格や仕事に対して美賀子は思うことは色々あったが、それでも最後まで慶喜の側で支えたと思うと、この女性は自分の立場、時代の流れをよく分かっている、我慢強さと冷静さを備え持った方だったのかと思いました。慶喜の影に非常に面白い人物がいたことが知れました。 -
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2019年1月からの1年間、週刊文春のエッセイをまとめたもの
コロナ前で、天皇陛下即位、次の年号が令和に決定の年でありました 世の中の流行っていることを取り上げているため、令和4年に読むと、何だっけ?という話題もありましたが、振り返るのにちょうどよい本でした
翌年には、「愉楽にて」「西郷どん」の執筆を抱えながら、週刊朝日の対談、文春のエッセイ、エンジン01の活動、趣味の観劇、とこの方は、どんな時間の使い方をしているのだろう 一般人の3倍くらい活動しているのではないかと、エッセイを読むたび思います 仕事にも遊びにも貪欲なマリコ先生です
文春の連載で、最多掲載回数のギネス記録を達成 公職にも就き -
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筆者が単衣の長襦袢の話をしていたが、お茶会では先生方から単衣の下は絽の襦袢で構わないと言われてかれこれ20年、わざわざ単衣用を誂えたことはない。麻を合わせても注意されたことはない。もしかするとお点前さんになれば何か言われたかもしれない。現代だと長襦袢は白ならお茶会でそこまで厳格な決まりはないと思う。
時代によって着物の解釈も変わりうるというのは筆者の実感として語られていたが、そういうことなのだろう。
越後上布のくだりの「これをまとうには、私にはまだ多くのものが不足していると思う」というのは自分にも当てはまる。とっておきの着物はTPOにもこだわりたくなる。結果、箪笥にしまわれることになるのだ。
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現代社会のヒエラルキーが如実に現れる老後の生活をテーマにしたお話なのだ。
老後の生活は、結構シリアスな問題なのだが、林女史の手にかかると、これがコメディータッチで描かれるのである。
奇想天外、笑いながらも、やはり大きな問題である老後の生活の深刻さは外してはいないのだ。
私も70歳となり、世間では立派な爺さんと呼ばれるのだろうが、「老後」と言う言葉の意味が釈然としない。
「老いた後」、即ち「老後」ではない筈だ。
その昔は人生50年と言われたようだが、現代では人生100年の輩は五万といる。
60歳代は「老初」、70歳代は「老中」、80歳代以降を「老後」と読んで欲しいなと、私は勝手に思っているのだ。 -
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好き嫌いのわかれる作家さんだと思いますが、私はよく読みます。
ちょっと小難しく読み進めるのに時間が掛る本が続いたあと、テンポよく読みたい時です。
また、その時代の流行や時事を素早く取り入れていると思います。
そして作品の中に必ずひとつ、ぐさっと突き刺さる鋭い文章があります。
今回の「紫色の場所」では、『彼らは普通の人間よりも野心を持ってしまったのだ。そして野心というものは、ある程度の制裁あてを加えられるべきだと、この世界の人は思っているに違いない。』です。
若いアシスタントを薄給で使うファッション業界のことですが、どこの業界でもそういう空気が流れているように思います。
新興宗教を流行り -
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やっぱり女心をわかってらっしゃる。女性は特に『私はみんなとは違う!』なんて思いがちではないだろうか。
いや、違わないよ。大なり小なり考えてることは同じ、『私は特別!』なんだから。
物語的には99%起こらない。これはないなと思う。
思考に物語を頑張って当てはめた感がする。
だから、思考は共感できる部分が多い。恋愛をゲームと考え、筋書き通り事を運べるよう誘導、誘惑。あとは臨機応変に。
構成も、半ば手前で次探し…上手いなぁと思う。
みんな一度はテレビドラマの主人公に憧れる事もあったのでは?あ、今私ヒロインかも…なんてそんな空想も楽しいのではないだろうか。
最後の「楽しいことなんかあんまりない
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