林真理子のレビュー一覧

  • 私はスカーレット 2

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    2巻でもスカーレットの自己チューぶりと自惚れの強さは健在。

    前作で愛するアシュレから振られやけくそで結婚したものの、夫・チャールズ・ハミルトンは挙式から二ヶ月後に病死。
    17歳で未亡人となったスカーレットのお腹にはチャールズの子が。

    1巻から波乱万丈だったが、本作では超強力キャラ、レット・バトラーの存在が際立ち目が離せない展開に。

    南北戦争のさなかでも戦争を楽しいと言ってのけ頭の中は男にモテる事で一杯。

    レットなんか大嫌いと言いながら自意識過剰に振る舞うスカーレット。

    17歳と33歳、二人の今後の恋の行方が気になる。

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    2023年02月15日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    林真理子さんと壇蜜さんの対談集
    実に面白かった。

    驚いたのはミステリアスな雰囲気を持つ壇蜜さんの頭の回転の良さと聡明さ、世情にもいたく通じている事

    林さんが聞き役、対して壇蜜さんが答える形式になっていますが、林さんの質問に対して、それ以上の知識と回答と自身の考えがミックスされた言葉が発せられています。

    壇蜜さんの元々持っていた性質の様な物に、エンバーミング(遺体衛生保全)の仕事、銀座ホステス、グラビアなどの経歴が加わり、壇蜜さんと言う魅力的な女性が確立したんだなと納得。

    ドラマ「昼顔」は許せてもベッキーの不倫は許せないなど、興味深く読みました。
    私が思うに、フィクションはあくまでフィク

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    2023年02月11日
  • 葡萄が目にしみる

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    容姿の劣等感、盲目な妄想、嫌な感情があるのに仲良くしてる友達。中高生の苦々しい感情が思い出されてひりひりするがそれが良い。
    乃里子は青春のつじつまが合ったのかな。

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    2023年02月07日
  • 下流の宴

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    福原家と宮城家の話が交互に章立てされていて読みやすかった。中流家庭と自覚している福原家の由美子が息子が高校中退したことをきっかけに家庭の崩壊の危機を感じている様子が描かれている。その息子の交際相手が宮城家となるがこちらも訳ありの家庭で…息子をもつ母親目線では息子の育て方が間違えたかと思い悩む姿は切実で同情するが子育ては思うようにいかないことが多いという前提でどこかで割り切らないといけないのかもしれない。成人した子供の幸せは見守ることしか出来ないのだ。

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    2023年02月05日
  • 六条御息所 源氏がたり 上

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    六条御息所目線からの源氏語り。
    上下にまとまっていて、内容把握しやすい。
    雑誌連載のためか説明内容重複が多い。

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    2023年01月27日
  • 不機嫌な果実

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    びっくりするぐらい麻也子の気持ちと通じた。出版から25年以上経っているのに、男女の関係はいつの時代だって変わらないものなんだと思った。
    容姿や巧みさでチヤホヤされて過ごしてきた女達は、若さや美貌を失った40〜50代以降、どうやって生きていくのか‥その後が気になる

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    2023年01月21日
  • 過剰な二人

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    若者向けの人生の指南書。
    大好きな二人の元気が出る対談。でも‥

    心にズシンとくる言葉もあるが、この二人が若かった頃と今では時代が違う。日本が元気だった頃は努力も報われやすい。金のことは気にするな。やりたいことを仕事にしろ。と言われても、食べていくことがやっとの人が大半なのが実情。もちろん最初から諦めることはないが、運と努力と才能がないと成り立たないことの方が多いのだ。ましてや自分を痛めるほどの努力なんて、やろうと思ってできるものではないのだ。

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    ・誰でも、成長するときは、背伸びが必要だと思います。その時は、許容量を超えるぐらい頑

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    2023年01月19日
  • 私のこと、好きだった?

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    美季子がひたすら聡明で、こんな40代になりたいって思えた
    途中で感情的になってしまう人が多く出てくるけど、ゆっくりその人の立場になって色々考えたら誰のことも責められない感じ

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    2023年01月14日
  • 我らがパラダイス

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    長編だけど一気読み
    荒唐無稽とも思える展開にドキドキしながらも各々の必死さは伝わってきた
    ノンフィクションだけど、でもある意味、リアルなんだろうなぁ〜
    私は正直長生きしたくないんだけど、人生の閉じ方ってなかなか自分では選べないのが難しいところ

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    2023年01月12日
  • 下流の宴

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    読みやすかった。
    由美子のような子育てにならないようにと思っているが、自信なし。
    みんなのその後が気になるので、続編あるとよいと思った。

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    2023年01月09日
  • anego

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    ネタバレ

    20代はじめの奈央子は思った。「エイッて心を決めて、そのうちの誰かを好きになれるように努力すればいいんだから。結婚なんて適当に過ごしておけば、そんな好きじゃない男とでも、一緒に暮らすことなんかわけないんだから」
    今、奈央子ははっきりわかる、結婚というのは、やはり好きな男としなくてはいけないものなのだ。たとえ別れるとしても、最初は好きな男としなくてはいけないのだ。

    私、この頃思うんだけれども、競争に勝ち残っていくことだけが価値のあることじゃないような気がして。うまく言えないけど、人生なんか、トータルで見ていけばそれでいいんじゃないかって。

    ああ、イヤだ、イヤだと奈央子は思った。どうして自分を

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    2023年01月08日
  • 我らがパラダイス

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    避けては通れない親の介護。介護は優しい人間が負けるのだ。結婚してたって自分の親は見捨てられない。お金がない介護はみじめだ。超高級介護施設で繰り広げられるドタバタ劇に目が離せず一気読み。お金がない人は気持ちで満足させてあげるしかないのに、それは長らくは続かないだろう。老いの格差、介護問題と色々考えさせられる話だった。

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    2023年01月02日
  • anego

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    ネタバレ

    はじめの林真理子の作品
    昔ドラマをやっていたが観てはいなかった。
    30半ばの独身丸の内OLの生活に単純に興味があったので読んでみた。
    不倫などドロドロな部分を描くのがリアルで上手いと思った。
    最後はゾッとした…
    また同著者の作品を読みたくなった。

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    2022年12月29日
  • 下流の宴

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    これまで読んでこなかったようなジャンルだったので、新鮮でおもしろくサクサク読めた。
    個人的には感情が揺り動かされるような感動や学びはなかった。ワイドショーを見てるような感覚で、ほうほうなるほどそういう世界もあるのかという、10歩ぐらい引いたところから本を読むという不思議な感覚だった笑
    これでもかというくらいの人間のエゴや見栄、偏見を見せられつつも、一方で這い上がっていく馬力みたいなのも描かれていて(這い上がると表現してしまっているところが既にこの作品に毒されてしまっているかも笑)、個人的には読んだことないタイプだったのでおもしろかった。

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    2022年12月28日
  • 下流の宴

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    ありそうな話だなぁと読みながらそのリアリティにびっくりした。あなたのためを思っての教育方針、学力での人の見下し、今の時代そぐわないといえばそぐわないけど、それだけの話でもなく。うーん、考えさせられる話だった。

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    2022年12月21日
  • 下流の宴

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    ネタバレ

    多分、発行直後に読み、再読。

    東京の中流家庭としての誇りを持つ由美子。
    高校中退の息子、翔がフリーターの珠緒と結婚すると言ったことで、自分が下流に落ちてしまう、と恐怖を覚える。
    そこで、断固阻止を決意する。
    ずっと由美子に馬鹿にされ続けた珠緒は、私が医者になれば、結婚を認めるか?と啖呵を切り受験勉強を始める。

    中流は、決して上流になれない。
    下流を蔑むことで、プライドを満足させる。
    なんて話だ!と思って読んだのは、発行直後の2010年。
    その時と、12年経過した今では、同じ本を読んでいるのか、と思うほど自分の感じ方が違う。

    幼い時から、母親の価値観が全という世界で育ち、中学受験をして高校

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    2022年11月26日
  • 次に行く国、次にする恋

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    林真理子さんは、私が多感な中高生だった頃、今で言うインスタグラマーのような流行を作り出すエッセイや小説を書いていらっしゃる方だと認識しておりました。それだけではないんだと思いました。

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    2022年11月19日
  • 最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室

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    ああ、なるほどと思う。一話がとても短い。読みやすい。本をあまり読まない人に向けて書かれている気がするのでもうちょっと詳しく知りたいとかは野暮かな。

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    2022年11月14日
  • ミルキー

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    知性に対する考察は面白い。バブルから現在にかけて、精神性よりも物質性を重要視する論調が強いと感じる。単純に言えば、「愛よりも金」という風潮である。これは、つまり、知性の劣化である。自分も資本主義的な考えやそれに基づいたコンテンツを浴びて、育ってきた。だからこそ、それを意識し、より精神的な充足を求めていきたい。

    「知性というのは別に高学歴だったり、さまざまな知識を持っていることではない。世の中で起こること、知り合う人物、襲いかかってくる災難に対して、どのような感想を持ち、どのような対処ができるかということなのだ」

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    2022年11月12日
  • 最終便に間に合えば

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    作品に登場する主人公のほとんどが第三者からの評価が悪い男と付き合っていたり、結婚していたりした。「恋は盲目」がしっかり描かれていた。

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    2022年10月31日