林真理子のレビュー一覧

  • 聖家族のランチ

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    作者唯一のホラー作品。
    作中で重きを置いているのはディナーなのに題名はランチ。
    ピクニックのシーンのことだって見解が多いけど、『最近の昼食は、夜のコンディションを整えるために食しているのである。』を指してると考えたほうが物語が深くなるんじゃないかな。

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    2022年10月21日
  • 私のこと、好きだった?

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    人間関係がわりとドロドロ。いろんな視点から人間の性や欲望が描かれていて良かった。主人公の強かな女も割と好きだった。内容は全体的に暗くてヘビーだけど、軽く読める。
    女性の心理描写に結構共感できる。

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    2022年10月20日
  • アッコちゃんの時代

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    5月に東京ブラックホールをみて以来気になっていた作品。
    バブルは少しだけ齧りましたが凄い時代でした。

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    2022年10月20日
  • 女の偏差値

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    林真理子先生の美女入門。
    ドレスを買うときのワクワクする気持ち。ショッピングを楽しくしてる林先生の本は、読んでるこちらもショッピングした気になるし、なんだが女子会に紛れんだ心境になります。

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    2022年10月16日
  • 不機嫌な果実

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    男の人はそう違わないと言っておきながら再婚。
    でもそういう、恋愛がないとというか男性が近くにいないと頑張れない女子、というか、男性が近くにいるこそ頑張れる女の人っているんだよなぁ私の近くにも。

    私は男はそう違わないなら面倒なので(笑)もうそれっきりで他のことに時間をかけたいなぁと思っているけども、そういう人だけではないのよね、世の中。


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    2022年10月04日
  • 野ばら

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    お嬢様を書くことが上手な作家。
    贅沢がいけないものであると書いてるわけではないけど、お金持ちでも哀れというか、そういうハズレくじを引くことだって多々あるのよね。

    不倫だったり、結婚したいと思ってた人があっさり他の人と結婚したりとか。

    奇跡を読んでからだったので、なんかだれかの歌舞伎役者のことをイライラして書いてる節でもあるのかな?とか思ったり。。

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    2022年10月01日
  • 野ばら

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    こういう「お金持ち」の世界を描写することにかけては筆者は他の方より一枚上手だとつくづく思う。これを記している2022年9月は、原田さんの「3,000円の使いかた」のような、より大衆向けの著作がもてはやされていることを考えるとなおさらその感が強い。
    まず、キャラクターがそれぞれ確立されている。そして、女と男の関係性が、やはりうまく描かれている。
    この作品を読み、男性の女性に対する扱いも「お金のある人」「女性との出会いに恵まれた人」は、私のような庶民とは異なるのだなあと痛感させられる。

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    2022年09月28日
  • 西郷どん! 前編

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    「坂上の雲」を挫折した身としては、歴史小説としてとても読みやすかったです。

    小説として多少史実と異なることもあると思いますが、西郷隆盛がどのように日本の政治に関わってきたのかがわかりました。以前大河ドラマをやっていたので、キャストや歴史の背景情報もネットにふんだんにあり、登場人物を深堀しながら読むのも楽しいと思います。

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    2022年09月22日
  • 正妻 慶喜と美賀子(下)

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    上巻に比べて政治関係の話が多かったです。そのため、歴史の教科書で「尊皇攘夷」と出てきて、江戸城を明け渡したという簡易的な記載ではなく、これがどういうものであって幕府と調停の板ばさみで苦しむ慶喜の姿もあり、慶喜の賢さ、強さ、そして弱さの部分も見れ、本当に最後の将軍だったんだということを感じました。

    慶喜の性格や仕事に対して美賀子は思うことは色々あったが、それでも最後まで慶喜の側で支えたと思うと、この女性は自分の立場、時代の流れをよく分かっている、我慢強さと冷静さを備え持った方だったのかと思いました。慶喜の影に非常に面白い人物がいたことが知れました。

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    2022年09月19日
  • 過剰な二人

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    Yes, この2人は過剰です。
    何が過剰かって…熱意、努力の量、野心の大きさ、自信、意志の強さ…と挙げればキリがない。

    とにかくパワフルすぎる2人。
    読めば、よし自分も頑張ろうと思える。

    ただ疲れすぎているときや、凹んでいるときに読むと圧倒されて、逆効果のような気もするので気をつけたい。

    わたしはこの2人、大好きです。

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    2022年09月09日
  • 夜明けのM

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    2019年1月からの1年間、週刊文春のエッセイをまとめたもの

    コロナ前で、天皇陛下即位、次の年号が令和に決定の年でありました 世の中の流行っていることを取り上げているため、令和4年に読むと、何だっけ?という話題もありましたが、振り返るのにちょうどよい本でした
    翌年には、「愉楽にて」「西郷どん」の執筆を抱えながら、週刊朝日の対談、文春のエッセイ、エンジン01の活動、趣味の観劇、とこの方は、どんな時間の使い方をしているのだろう 一般人の3倍くらい活動しているのではないかと、エッセイを読むたび思います 仕事にも遊びにも貪欲なマリコ先生です
    文春の連載で、最多掲載回数のギネス記録を達成 公職にも就き

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    2022年09月09日
  • 着物の悦び きもの七転び八起き

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    筆者が単衣の長襦袢の話をしていたが、お茶会では先生方から単衣の下は絽の襦袢で構わないと言われてかれこれ20年、わざわざ単衣用を誂えたことはない。麻を合わせても注意されたことはない。もしかするとお点前さんになれば何か言われたかもしれない。現代だと長襦袢は白ならお茶会でそこまで厳格な決まりはないと思う。
    時代によって着物の解釈も変わりうるというのは筆者の実感として語られていたが、そういうことなのだろう。
    越後上布のくだりの「これをまとうには、私にはまだ多くのものが不足していると思う」というのは自分にも当てはまる。とっておきの着物はTPOにもこだわりたくなる。結果、箪笥にしまわれることになるのだ。

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    2022年08月25日
  • コスメティック

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    キラキラな外資系化粧品業界と林真理子のいじわるな視点が相性良すぎて世界観が最高。
    私自身つい最近三十路の転職をしまして仕事が楽しくてしょうがない時期なのでほんとぶっ刺さりました。

    あと巻末の倉田真由美の解説がめちゃくちゃ面白い。解説ではないけど笑

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    2022年07月19日
  • 「中年」突入! ときめき90s

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    「イジメと自殺」にて、
    家庭が安らぎの場所であればあるほど、そこを守りたいと子どもは願うはずだ。イジメの問題を家庭に持ち込むことは、そこご汚れることであり、現実と非現実とが灰色の嫌な感じに混ざってしまうことである。
    この指摘になるほどと思う。

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    2022年07月13日
  • 我らがパラダイス

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    現代社会のヒエラルキーが如実に現れる老後の生活をテーマにしたお話なのだ。
    老後の生活は、結構シリアスな問題なのだが、林女史の手にかかると、これがコメディータッチで描かれるのである。
    奇想天外、笑いながらも、やはり大きな問題である老後の生活の深刻さは外してはいないのだ。
    私も70歳となり、世間では立派な爺さんと呼ばれるのだろうが、「老後」と言う言葉の意味が釈然としない。
    「老いた後」、即ち「老後」ではない筈だ。
    その昔は人生50年と言われたようだが、現代では人生100年の輩は五万といる。
    60歳代は「老初」、70歳代は「老中」、80歳代以降を「老後」と読んで欲しいなと、私は勝手に思っているのだ。

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    2022年07月08日
  • 美女入門

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    林さんすごく共感できる。
    いいオンナって感じ。価値観似てる。
    オンナのことちょっと好きになった気がする。

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    2022年06月26日
  • 下衆の極み

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    やや大袈裟なことを言うと、マリコさんの文春エッセイで日本のお金持ちの風俗を追える。

    ベッキーの不倫に同情的な一方で、若いお金持ち達が一流の料理人を囲うことに憤るのが不思議!お妾さんという存在が身近だった昭和の時代を知っているから不倫に寛大…と対談でも話しているけれど。
    個人的にはベッキーの不倫は未成年の女子が「不倫したって大したことないじゃん!」と勘違いしてしまいそうだからゴールデンタイムの番組から追放は妥当かなと思っているけれど。一方、料理人を囲うのなんて本人同士がオッケーで契約してるんだから全然良いのでは?と。

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    2022年06月23日
  • コスメティック

    購入済み

    あの時代を思い出しました

    バブル崩壊前後の自分に重ねて一気に読みました。あの頃は海外出張がまだ珍しくてビジネスクラス使えたし、円高で色々買い物したり、若くて怖いもの無しで仕事楽しかったです。楽しくて楽しくて全力で仕事に生きてる沙美の気持ちが良く分かります。
    面白かったけど読後感がもうひとつなのは、日本や世界のその後の20年あまりを知っているからかな…。今の若い人の感想に興味あります。

    #アツい #カッコいい

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    2022年06月22日
  • ワンス・ア・イヤー 私はいかに傷つき、いかに戦ったか

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    林麻里子さん初めて読んだけどすごく共感できる。考え方や価値観が似てると思った。
    ちょうど今日大で話題だし読んでみよっかなって簡単な気持ちで手に取った本だったけど、興味持てて良かった!次は物語読みたい〜!

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    2022年06月19日
  • 紫色の場所

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    好き嫌いのわかれる作家さんだと思いますが、私はよく読みます。

    ちょっと小難しく読み進めるのに時間が掛る本が続いたあと、テンポよく読みたい時です。
    また、その時代の流行や時事を素早く取り入れていると思います。

    そして作品の中に必ずひとつ、ぐさっと突き刺さる鋭い文章があります。

    今回の「紫色の場所」では、『彼らは普通の人間よりも野心を持ってしまったのだ。そして野心というものは、ある程度の制裁あてを加えられるべきだと、この世界の人は思っているに違いない。』です。
    若いアシスタントを薄給で使うファッション業界のことですが、どこの業界でもそういう空気が流れているように思います。

    新興宗教を流行り

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    2022年06月08日