林真理子のレビュー一覧

  • 我らがパラダイス

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    入居者とのすり替えから
    犯罪に手を染めるようになり
    開き直って 次々に重ねるさまは
    まさに おばちゃんの仕業です

    救われるのは 犯罪であっても
    全然暗くなく 
    あっけらかんと明るいところ
    限界まで我慢しての仕業だけに
    憎めないなぁ

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    2017年08月08日
  • ミカドの淑女

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    下田歌子の名前だけしか知らず、
    大した知識もなく読みましたが面白かったです。

    下級武士の家に生まれながら、
    「日本一えらい女」と言われるまで出世した歌子。
    それが「平民新聞」に妖婦と名指しで醜聞記事が載る。

    話はそれを元に関わりのあった者達の視点で描かれており、
    歌子は何も語りません。
    天皇を取り巻く環境、仕える男や女たち。
    明治と言う時代をこういう角度から描かれたものを
    初めて読んだので、そこはとても興味深く面白かったです。

    帝はふいに気がつかれる。
    女たちは明治など少しも望んではいなかったのでは
    ないだろうか?
    女達はあの禁裏の世界の中で永遠に行きたかったのだ。

    私は下田歌子そのも

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    2017年07月23日
  • 我らがパラダイス

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    主人公は3人のオバサン。舞台は超高級介護老人ホーム「セブンスタータウン」。そこで働く3人は、それぞれ家庭に問題を持ち介護の必要な親がいる。優雅に過ごす金持ち老人たちと自分達の親との格差…。真面目に働いてきても老後は安泰でない社会の理不尽さ…。精神的に追い詰められた彼女たちはトンデモない行動に出る…。介護という重い題材を真正面から扱いながら、軽いコメディタッチなのでスイスイ読み進められる。それぞれの人物の造形やエピソードも見事!最後のドタバタ劇はまるでコメディ映画みたい(笑)

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    2017年07月21日
  • 我らがパラダイス

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    東京・広尾の高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」の受付係・細川邦子(48歳)、看護師の田代朝子(54歳)、ダイニングで働く丹羽さつき(52歳)…それぞれの家庭内で深刻な介護問題を抱える3人は、困窮していく我が身と、裕福な施設の入居者たちとの想像を絶する“格差”を前に、一世一代の勝負に出る!
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    介護問題。面白くスピード感を持って書かれているけど、いづれ自分にもこういう日が来るのかと思うと不安になるような現実味があった。
    ただ一世一代の勝負というのが非現実的だったし、もっと

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    2017年07月18日
  • コスメティック

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    化粧品PRの仕事に奔走する女性の生き方の葛藤を、林真理子さんだからこそ描くことのできるリアルさでもって伝える一冊。

    男女が同様に働く権利を持つ時代とはいえ、女性に出産という生物学的事象があることは変わりがなく、そういった人生の分岐点で女性は自分にとっての仕事の在り方や家庭の持ち方を考えざるを得ない。これからの人生、仕事に重きを置くのか、家庭での幸せを手に入れるのか、悩む20~30代女性はこの作品を読めばヒントを得られるかと。

    自分が「女性としての幸せ」を手に入れるべき性質の人間なのか、仕事で大成することを幸せに感じる性質なのか、主人公も自分自身でわかっていなかったことに非常に共感。岐路に立

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    2017年05月08日
  • 女文士

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    【自称女流作家の波瀾万丈ダメんずウォーカー】
    「白蓮れんれん」「ミカドの淑女」との評伝三部作内では、一番良かったかもしれない。
    眞杉静枝の波瀾万丈の人生の目まぐるしさと寂しさ。
    彼女の、登場人物たちの著作も読みたくなった

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    2017年04月26日
  • フェイバリット・ワン

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    最近の尻切れトンボ感が多い氏の作品の中では、納得の尻切れ感。業界もののなかでも秀逸。いつも感じる古臭さは感じなかった。

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    2017年03月21日
  • 食べるたびに、哀しくって…

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    フグ愛を感じさせる作者の格言が好き。よほどフグが好きなんでしょうね。この部分、文章にも熱が入ってる気がします。
    こういう正直なところが憎めないんだなぁ。

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    2017年02月10日
  • マリコ、炎上

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    たびたびネットで炎上騒ぎを起こしている真理子さん。
    初めて騒ぎのネタとなった文章を読んだけれど
    どうしてこの内容で炎上なのか。。。
    作者も書いているけれど、都合のいいところだけを継ぎ接ぎされて一方的に非難されたのでは
    たまったもんじゃないだろう。

    願わくば真理子さんには、これからも思ったことをどんどんストレートに書いてほしい。
    声を上げなくても、きちんと理解している人が大多数なのだと思・・・いたい。

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    2017年02月06日
  • 六条御息所 源氏がたり 下

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    ネタバレ

    下巻良かった。

    傍若無人なお坊ちゃんだった源氏が、
    年を重ねるにつれ、政治的な身の振り方も身に着けて
    どんどんとイヤな奴になっていった。
    そんな源氏の思惑に気づきながらも振り回される女君たちが切ない。
    やはり紫の上と明石の上が辛い。
    女三宮の降嫁は、紫の上に死に至る病を与えていき、
    ものの数にいれてもらえないことを感じていた明石の上は
    そっと源氏を恨んでいる。
    幸せって難しいな。
    この二人は大出世のように思われるけども、
    愛し・愛されるということを実感できない点は不幸だったのかもしれない。

    この源氏物語は、他のものより召人が結構出てきた気がする。
    その点はあまり読み込んだことがなかったので

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    2017年01月23日
  • イミテーション・ゴールド

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    彼に尽くしたい一心で自分に傷をつけるような行動をして、それが裏目に出てしまう。切ないけれども、男女間でよくあるパターンのような気がする。

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    2017年01月15日
  • 満ちたりぬ月

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    絵美子みたいな女はいっぱいいるよね。
    辛い時だけ助けて助けてっていってすぐ男ができて最高に惚気てはいはい、ってなるやつ。
    でもきっと自分もそうなのかも。
    女って少なからず根本は一緒。意地悪い。

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    2017年01月09日
  • 白蓮れんれん

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    華族だが妾の子でバツイチ子持ち、親子ほど年の離れた九州の炭鉱王に多額の結納金と引き換えに嫁され…

    知的会話の出来ない夫、夫と男女関係にある女中頭、なかなか懐かない義理の妹や子供。

    哀れではある…がこの炭鉱王もまた不憫。
    この手の逃避行はほぼほぼ覚醒後には別れてしまうけれど、2人の場合は本物だった。

    林真理子女史の執念の一冊。

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    2016年11月27日
  • anego

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    ドラマの記憶だと、若いのとうまくいくのかなと思って読んだら、ドラマとはけっこう違ってた。
    面白かったんだけど、商社のOLってほんとにこんな暮らしなのかな〜

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    2016年11月11日
  • 女文士

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    眞杉静江という人は正直苦手だ。
    私のなりたくない人間NO.1。
    美人で、何もしなくてもチヤホヤされて、知名度の割には何もしていないのに。
    でも、あとがきの女流作家の業という言葉に納得した。
    世間は飽きっぽく、次々と仕事をしなければ存在を忘れ去られるのだ。
    なんだか教訓というか、戒めというかを得た。

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    2016年10月29日
  • コスメティック

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    バーキンを欲しいと思ったこともない私。欲しいもの憧れるものにジェネレーションギャップが大きいにも関わらず、なんか分かる気がする。面白くて一気に読んだ。

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    2016年10月28日
  • マリコ、炎上

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    タイトルの元となったエッセイ。まったく同感!
    そしてこういう事件は繰り返される。
    悲しいかな母親になるべきじゃなかった大人、いると思う。

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    2016年09月13日
  • 本を読む女

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    マリコさんのお母様をモデルにした文学少女の半生を、戦前から戦後直後の昭和という時代にのせて描いた物語です。

    今私が生きている時代は、職業は自由だし、本を読むこと勉強することは奨励され、更に背が高いことが障害になるなんてありえません。
    が、そうではない時代がありました。それが本書の舞台です。

    時代や家族やいろいろなものに阻まれながらも本に支えられながらひたむきに生きる姿には感動しました。
    だから最後に主人公が古本屋を職業として選ぶところがとてもうれしくて、それが実話であると思うと更に感動~
    「林真理子」という作家は、このような母や祖母が下地となって生まれてきたんだ!と思うとファンとしては感慨

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    2016年07月18日
  • 白蓮れんれん

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    白蓮という人は、前半はむしろ高飛車で嫌な人だが、恋に落ちてからはとても健気で、ハラハラしながら応援できた。最後は幸せで本当に良かった!

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    2016年06月10日
  • 白蓮れんれん

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    姦通罪などという罪があった時代に恋に生きた柳原 白蓮さん。大正から昭和時代にかけての歌人、本名 宮崎子さんの伝記小説です。

    林真理子さんの印象があまり良くなかったので、この方の作品はあまり読んだことがなかったのですが、読みやすい文章を書く方なのですね!

    何もかも捨てて愛する人の元に逃げるなんて、私ならしないなぁ〜、めんどくさくて(笑)
    だから、こういうことは本の中で…

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    2016年05月31日