林真理子のレビュー一覧

  • 本朝金瓶梅 お伊勢篇

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    おきんと慶左衛門の色情続編。時代小説は苦手な私でも、これはスラスラ読めてしまう。官能とまではいかないけれど、下ネタ満載のエロエロ時代小説。昔独特の言い回しや隠語がなんとも痛快。「閨(ねや)の楽しみ」「こんな時、大奥の女だったら張形というのを使うのだろう」だとか、「魔羅(まら)と陰茎(まら)」「女陰(ほと)と女陰(ぼぼ)」を要所要所で使い分けているのもツボ。

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    2013年06月21日
  • ミカドの淑女

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    下田歌子と言う女性について、関わりを持った様々な人々が語る不思議な歴史小説でした。
    この女性について全くしらず、どんな展開になるのか先の読めなさは、一種のミステリーのよう。明治維新後の宮中当時の模様を様々な角度から知ることが出来たのは面白かった。ただ結局、下田歌子本人については噂話の中の人物像とでしかないのが物足りなさを感じた。結局謎の人物と言う事なのかも・・・

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    2013年06月15日
  • 死ぬほど好き

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    装丁がミナペルホネンだったので、思わず買ってしまいました。

    たぶん、コレじゃなかったら、林真理子さんの本を手にとることはなかったと思います。

    圧倒的な表現力と巧みな文章力で、片足ずつそろぉりと浸けていったつもりが、いつの間にか肩までどっぷりと浸かっていて、またその感じがとても心地よく。

    ananのエッセイしか読んだことがなかったんですが、あっそうか、直木賞作家なんだよな、と思い至りました。

    目からウロコ的な本との出会い。
    こういった戦略には、まんまと嵌まっていきたいです。

    ※2012年ナツイチ限定カバー「ミナペルホネン」

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    2013年06月05日
  • 年下の女友だち

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    有名イラストレーターのエミ子の元に訪ねて来るきらびやかな女性たち。そのほとんどが美貌と財産を手にしながら男に悩み、苦しんでいる。極度の美形しか愛せない女、不倫、ドメスティックバイオレンスなど。

    林真理子のエッセイを読みまくっているとわかるがエミ子は真理子だろうそしてなにやらモデルも検討がつく人がいたり…
    しかしエッセイの書き方、小説の書き方をきちんとかき分けているところ当然だけど流石です。時々見分けつかない人いるから…

    林真理子の本ほどバーキンやブランドの話が出てくる本も少ないだろうけどそこに個性を感じるしそれが好きでもある。

    やっぱなんか憧れるものがあります、
    林真理子の小説の女性たち

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    2013年03月02日
  • 「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした

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    コンプレックスがあっても、体当たりで、野心のままに!

    冷たい視線も冷静に、面白く。

    人生いつまでも楽しく。自由と豊かさを作り出す。


    そんな林真理子がやっぱり好きだ!

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    2013年01月25日
  • anego

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    ネタバレ

    Readerにサンプルで入っていて、それで購入。
    読み進めていくうちに次々と裏切られた気がして、無我夢中で読み終えてしまった作品です。
    初めはどちらかといえばさばさばした面倒見の良いOLだった主人公。ちょっと戯れる彼氏はいるのに特定の相手はいない。
    見合いなんかもしつつ、行き着いたのは主人公が絶対に嫌だと思っていた不倫。自分と戦って戦って、戦って、それでもおちてしまった。
    と、まあ、ここまではありそうな話。
    しかしこの不倫が、主人公を驚くべき事態へと追い込んでいくのです。
    不倫は怖い。というよりは、人は自分の選択で予想もできない方向へ進んでいくことがある。
    ちょっとゾっとする話でした。

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    2013年01月13日
  • 聖家族のランチ

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    これが噂のカニバリズムってやつですかね。
    途中の解体シーンはこっちが吐きそうでした。ユリ子が静かにまるで家畜を捌くかのような狂気にゾッとしました。
    みんなで力を合わせているようで、実際は完全崩壊に向かって転落しているだけなのが哀しいですね。逃げきれたら良かったのに…って思いました。
    ずっとなんでディナーじゃなくてランチなんだろうと思っていたので、最後はやられたなーと思いました。
    気持ち悪かったけど、こういうテイスト好きです。
    あと角川文庫の装丁も好きです。可愛い。

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    2014年01月05日
  • RURIKO

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    寅さんのリリーのイメージしかないけど、なんて綺麗だったのか、ルリ子!読みながら随所に出てくる昭和の小ネタをウィキってはほほー!と楽しんだ。
    林真理子の小説を飲むのは初めてだったかも。面白かった。

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    2012年12月11日
  • 死ぬほど好き

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    ネタバレ

    「死ぬほど好き」

    このタイトルに惹かれて購入しました。
    ナツイチ中だったのでカバーも可愛かったし。

    短編集で、どのお話もかなりドロドロ?というか
    一筋縄ではいかない恋愛の物語でした。

    「果実」
    は、読んでからタイトルの意味が分かるので
    内容を知った後、改めて果実という文字をみるとなんかもう
    卑猥な言葉にしか見えなくなります。
    女のカラダを果実に例える描写の淫らさったら。
    なんてエロティックなんでしょう。

    「死ぬほど好き」
    は、男性から強引にアプローチしてきたのに
    まさかその男がそっけなくなっていくという、口説かれた女
    にとっては、わけ分かんないぞ!!この野郎!!みたいな内容です。
    いつ

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    2012年10月30日
  • イミテーション・ゴールド

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    お金って怖い。お金が絡むとこんなにも人が変わる。
    馬鹿だなぁと思いながらも、実際自分が同じ立場になったらこうならないと言い切れないのが一番怖い。一千万円手元にあったら確かに惜しくなるんだろうなぁ……。

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    2012年10月11日
  • 死ぬほど好き

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    全体的に、汚ぇ大人の恋愛だなあと思うと同時に、どうにも自分で自分をコントロールできなくなってしまう女たちに共感もした。


    個人的には「ラマダーンの生贄」、「お元気ですか」、「赤ずきんちゃん」、「憶えていた歌」が好き。
    出てくる男が純粋そうなやつが好きなだけかもしれない(笑)


    10年後の自分もこんな汚い大人の恋愛にハマっているとは到底思えないけど、不確か過ぎる未来に何の想像もできない今。
    就活に際して今後10年ごとの人生プランを立てるといいよ、と友達に言われたけど、なんとなく先のことを考えるのは怖いし。
    そうこうしているうちに、あと二週間足らずで私は21になるわけですが、何の実感も湧きませ

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    2012年09月24日
  • アッコちゃんの時代

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    こんな時代があったなんて。ただただ羨ましい。アッコちゃんは全肯定も出来ないけど、全否定も出来ない。バブルって今の時代じゃ絶対生み出せないような人や文化を育ててるなあー。P154の「女がひとり誰かを~」の部分は大きなお世話や!って言いたくなったけど(笑)

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    2012年09月22日
  • ワンス・ア・イヤー 私はいかに傷つき、いかに戦ったか

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    再読。
    林真理子さんの自叙伝的小説。23歳から36歳まで。
    年齢ごとに章立てしてあり、相変わらす上手い。

    彼女の功名心、虚栄心、ブランド好きでスノッブや権力のある人たちが好きなところ、80年代的思考。
    わかりやすくて好ましい。

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    2012年09月09日
  • RURIKO

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    実在の人物をモデルにしたフィクションとのこと。とはいえ、文中で繰り広げられる,虚飾と現実が入り混じるきらびやかな銀幕の世界とその裏側の世界に好奇心をかきたてられる。「日本映画の華々しい時代」なんて軽々しい言葉では収まりきらない、壮大なものだったのね・・・・。この本を読んでしまうと、今の芸能界がとても陳腐なものに感じてしまうのでした・・・・。

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    2012年09月08日
  • 次に行く国、次にする恋

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    再読
    思い切り贅沢な海外旅行に行きたくなる。

    2012.9.2
    「次に行く国」7カ国と「次にする恋」4つの短いストーリー。
    色々な国での下世話な恋物語がいかにも林真理子で面白い。
    20年程前の作品。
    海外旅行で絶対買いたいものがシャネルのバッグというのが、時代を感じさせるな。

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    2018年12月15日
  • ミルキー

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    不倫や男女の情事の物語だけど、
    その視点よりも女性のありがちな心理と解釈という視点で読むと結構面白い。言葉まわしの捻りもさすがと私は思った。使ってみたいフレーズ満載。

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    2012年09月01日
  • 死ぬほど好き

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    あるある、こういう感情。でも、あまり赤裸々に見せたり描かれたりはしないし、はっきり見せられると落ち着かない。でも、妙な快感を覚える。

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    2012年08月06日
  • 死ぬほど好き

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    ふーん、そうなのねって話だけど、無関心を装いつつも最後まで話を聞いていたくなる。女の本心が書かれている。

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    2012年07月21日
  • アッコちゃんの時代

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    バブルは経験していないが、興味があったので手にとってみた。節約、節約の今のお金の使い方とスケールが違う(;゚Д゚)!
    とにかく今を楽しむ!楽しみ方はひとそれぞれで、どれがいいか、悪いかなんて言えないと思うがとにかくアッコちゃんの精一杯楽しむ生き方に共感!
    私も毎日土日を待つだけの日常から脱出しないと(笑)

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    2012年07月20日
  • 死ぬほど好き

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    林真理子の短編集。
    不倫8割、非現実的な恋2割といったとこでしょうか?
    そういう意味でいえば、共感は出来るけど全く報われない短編ばかり。

    おそらく5年前に読んでいたら
    「20代後半から30代の女性が主人公の恋愛小説は
    どうしてこうも不倫が多いのだろう。幸せになれるはずないのに」
    って思ってただろうけど、28になった今はなんとなく分かる気もする。。。
    存在しない王子様を探すよりも、身近な包容力に甘えたくなる…

    というわけで、同世代の独身女性にはオススメと言えばオススメだけど
    間違ってると理解させつつ、間違った方向へ導いてしまいそうな一冊。

    いかん、いかん!違う系統の本読んで純化しなきゃ!笑

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    2012年07月09日