あらすじ
「劇場にはたくましく美しい人生がある」「ババシャツを自分に許した日、私の中で、何かが終わった」「糟糠の社長夫人たちの堂々とした宝石、素直にカッコいいと思う」「自分だけの物語を構築できる女は夫の浮気程度で揺らいだりしない」など、女性が年齢を美しく素敵に重ねていくために必読のエッセイ。
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Posted by ブクログ
林さんの本は初めて見たのですが、とても面白かった(笑)
エッセーはあまり見たことがなく、正直どんなものかよくわからなかったのですが、テレビなどでの露出も多い林さんの話は何かすんなりと入ってきたような気がします!
Posted by ブクログ
林真理子さんのいつもどおり小気味良い語りが心地良い一冊。
ロマンチックなことが起こるのは、働いている女の特権。
四十代は美しく、楽しい。けれどもあっという間に終わる。
そうか、そうかも。
四十代を受け止めて、来るべき五十代に向けて、実りある四十代を過ごしたい。
Posted by ブクログ
コンプレックスがあっても、体当たりで、野心のままに!
冷たい視線も冷静に、面白く。
人生いつまでも楽しく。自由と豊かさを作り出す。
そんな林真理子がやっぱり好きだ!
Posted by ブクログ
コピーライターを目指していた私にとって、林さんのデビューは衝撃的でした。時まさにバブル。糸井重里を筆頭とするコピーライターの存在は当時ちょっととんがった人たちのあこがれ、とにかくカタカナ職業がもてはやされていたのです。
そんなときに林真理子。「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」で一躍スターダムにのしあがった彼女は今では考えられないほどテレビに出演し、そしてみんなの顰蹙を買うぐらいブスでした。
作家に転身するとともにテレビ出演もなくなり、ダイエットにエステにと涙ぐましい努力と財力で、時々雑誌で見かける彼女は年を追うごとに美しくなり、いまやセレブの仲間入り。もちろん直木賞作家という実力があってこそのセレブですが。
努力の人だからコンプレックスがある。コンプレックスがあるから凡人の気持ちもよくわかる。そして辛らつなことを書いても嫌味にならない。
40代ターゲットの雑誌「STORY」に連載されたコラムですが、「40代は美しい、楽しい。でもあっという間に終わるものなのである。」と締めている。
まったく同感です。でも50代からを美しく楽しく過ごせるかどうかは40代の過ごし方で決まると思う。40代は底力を蓄えておくべき時代なのだと林先生は言う。まったく同感です。
Posted by ブクログ
置かれてる立場や収入など、私とは違いすぎる所もあるけれど、その根拠となる気持ちの部分では共感出来るところが沢山ある気がする。
それが40代の女性という生きものかぁ。(笑)
Posted by ブクログ
思ってても言わないようなことが相変わらずかいてあるので自分を見直すことができた。確かに40過ぎてジーンズは痛いか。中年女性はツルんでる感があるのか。確かに普通は大人になるとスケジュール合わないもんだよね。現役の女に拘ってるけど相当モテた人じゃないとそうは思わないよね。幸せそうに見えないとか余計なお世話だよな。なんでそんなに見てるんだ?と思ったら小説家だもんな、人間観察に余念がないのは仕方ないか。頑張り過ぎると暑苦しくなるというのは教訓にしたい。中年からの美は中身から。
Posted by ブクログ
これは、否定しません。
はっきり言って、タイトルに惹かれました。
林真理子氏のコピーに、まんまと載せられたのです。
林真理子さんの雑誌に連載されたエッセー集、
読み上げると、お金も地位も家庭も手に入れた
成功者である作者自身の、どうしても手に入れられないものへの
グチを面白おかしく書いた文章の集まりだった。
けどそこには、40代として共感できる部分も多く、
やっぱり林真理子は、嫌いになれないと思った。