林真理子のレビュー一覧

  • 秋の森の奇跡

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    タイトルに惹かれて買ったが、
    ああやはり林真理子作品だな、といった感じ。

    きらびやかな世界と、介護に悩むリアルな世界をスリリングに駆け抜ける主人公に魅力は感じたが、こんなにも激動の日々を送っているのに、どこか淡々としている感じがしたのは生真面目な敬語を使っていたから?

    書簡体小説好きな私としては途中何度かメールのやりとりでストーリーが進む場面が、うまく本の中の世界と切り離されて表現されていて、そこは表現方法として秀逸だったように思う。

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    2012年06月27日
  • 東京デザート物語

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    再読。
    田舎から東京に出てきた女子大生の朱子が、少しずつ垢抜けて綺麗に、そして大人になっていく物語。
    女の子が綺麗になっていく話って好きなんだなあ。

    「朱子はついていると皆が言う。」という書き出し。
    上手いなあとつくづく思う。

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    2012年06月24日
  • 聖家族のランチ

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    ネタバレ

    後半はちょっとグロかったですけど面白かったです。でも、ここまでじゃなくてもどこの家族にも色々抱えてることはあると思うんですよね。

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    2012年06月17日
  • 胡桃の家

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    特に『玉呑み人形』が秀逸だと思った。
    どうにかして逃れたいとは思いつつ、一方で自らに根付く生まれた環境あるいは宿命。
    男女の性差とか設定時代の古さとかいう議論は瑣末なことで、普遍的なテーマが上手く描かれていると思う。

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    2012年06月15日
  • 本を読む女

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    ネタバレ

    林真理子の作品は、わりと新しいものしか読んだことがなかったので、
    こういうものを書く人なんだ・・・と意外だった。

    環境はまったく違うのだけど、万亀に重なる部分もあって、
    悉く自分に置き換えて読んでしまって辛かった。
    本ばっかり読んで怒られるとか、女で学歴が高いのはダメだとか、
    背が高くて大女と呼ばるとか、年上だから結婚がダメになるとか。。。

    万亀が成績が良いせいで、友人たちから「自分たちとは世界が違う」みたいなことを言われるところ、ぞっとした。
    私は彼女ほど賢かったわけではないけど、昔同じようなことを言われてものすごく傷ついたから。

    本好きな女の幼少期から30歳くらいまでを描いた作品。

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    2012年06月11日
  • RURIKO

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    プログラムピクチャーの醍醐味は、
    劇中の人物に、
    スターそのものを投影できることである。

    そんな醍醐味を
    時代の空気として共有できたことは、
    スターに憧れる
    観客という名の大衆にとっても、
    そしてスター自身にとっても、
    幸せなことであったと思う。

    浅丘ルリ子とは、
    そんな時代のスターの中のスター、
    もうこの世には二度と訪れないであろう、
    「スターの時代」の大スターである。


    本著には、
    「実在の人物をモデルに書かれたフィクション」
    との断り書きがある。

    この断り書きが図らずも、
    「銀幕の時代」と言われた当時の雰囲気を、
    如実に語っている気がしてならない。

    銀幕の中のできごとが、
    芝居

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    2012年05月29日
  • 聖家族のランチ

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    2012/4/23(月) 後半証拠隠滅の描写のグロさにびっくり。かなりの斜め読みで乗り切る。小池真理子さんの雰囲気に類似。
    崩壊していた家族が一致団結する様子が自然だった。分かる気がする。

    が!他のレビュアーの方も書いていたが、人には勧めない。

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    2012年05月20日
  • 星に願いを

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    ネタバレ

    ずっと読みたいと思っていた林真理子さん。
    (たぶん、自伝的エッセイのようなもの)

    自分を過信して夢ばかり見ていた少女キリコが、
    就活でことごとく失敗、やっと就職しても想像とは大違いで、
    現実に直面しながら自分を見つめ直して行くストーリー。
    キリコがとても個性的なキャラクターで面白い。

    最終的には富も名声も得た彼女、それでも満足し足りずに夢を見る。
    「人から愛される」ことが人生でいちばんの幸せなのだと案に気づかされる。

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    2012年03月17日
  • 知りたがりやの猫

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    どれもちょっと訳ありな感じのお話だったけど最後の「姉の幽霊」ってお話は良かった。「年賀状」はぞっとしたなぁ。

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    2012年02月20日
  • RURIKO

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    ネタバレ

    美女の代名詞のような彼女。本当の話だろうかとまず疑問が浮かんだ。浅岡ルリ子の伝記でもあり、戦後の芸能界の歴史でもある。石原裕次郎、美空ひばり、小林旭とスターたちの人生がよく描かれている。浅岡ルリ子は、小食さと同じように欲が少なく、物に対する執着心が少ない。そのせいか、廻りの人間が集まってくる。彼女の徳でもある。戦後の芸能界の歴史は勿論私の人生ともかぶっているわけで、自分の歴史でもあるのだ。懐かしい出来事も一杯あるのだ。

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    2012年02月09日
  • 本を読む女

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    著者のお母さまがモデルになっている作品とのこと。
    本を読むのが好きな女性にとっては、ついつい手にとってしまうタイトルですね。そのものズバリで。
    学がありすぎる、身長が高すぎる、で婚期をのがしてしまったり、親だから、兄だからといって、頼る。いつの時代も変わらない事ですよね・・
    結婚しそびれた年下男性の言った、
    本を読んでる人の話は面白い、心が優しい、
    というのは、自分の友人たちを思うとその通りだと思います。もっと本読まなきゃ!

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    2012年02月07日
  • RURIKO

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    相変わらずサクサク読める林真理子作品。半フィクションらしい。石坂浩二の饒舌さは文章にしてもながったらしいなぁー。昭和の話面白いです。

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    2012年02月04日
  • P.S.アイラヴユー

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    内容は泣けるし、一歩一歩前に進んで行くホリーを見ることで自分も元気になる。
    しかし、文章が何度も繰り返されて説明のようになっていたり、最後の方は拍子抜けしてしまい、説得力がない。

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    2012年02月02日
  • ウーマンズ・アイランド

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    当時は知らなかった汐留の情景を思い浮かべながら、あっというまに読みました。関係なく思える人たちが男性を介して繋がっているストーリーが面白かった!この本を読んだ数年後に私は汐留で働くことになります。人生って面白いなぁ。

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    2012年01月31日
  • 年下の女友だち

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    たいていの女が恋愛相談に乗るときは親切と好奇心と優越感をそれぞれに同じくらい持ってると私は思う。
    まさにそんな小説。

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    2012年01月13日
  • P.S.アイラヴユー

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    恋愛ものが読みたくなって、衝動的に購入。
    結末がお粗末すぎて笑っちゃったけど、ストーリーはとてもロマンティック。

    夫を早くに亡くした女性の揺れ動く心情が細やかに描かれているから、
    どんどんストーリーに惹きこまれる。特に、女同士の人間関係なんか、
    どのシーンも、あるある!と思わずうなずいてしまうほどリアル。

    元気がないときに読むと、主人公と一緒に
    元気があった頃の自分より生き生きできる、
    本当に素敵な物語だった。

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    2012年01月04日
  • 天鵞絨物語

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    なんとなく林真理子っぽくなく重みもある話で良かった。
    主人公の品子の一途というより頑なな想いもここまで貫き通せばあっぱれ!
    昭和初期という時代設定も良かった。上流社会の優美な雰囲気が全体的に漂う。世の中がきな臭くなり戦争になったりして状況が変わってくるけど、この雰囲気は全体を通して感じられた。
    最後の品子の決断はなんとも潔く、甘ちゃんのお嬢様から本当に一皮むけて強い女性になったんだなと思った。

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    2011年11月02日
  • 美か、さもなくば死を

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    初の林真理子さん作品。どんな方か知らなかったけれど、辛辣で正直な方で面白かった。自分の生活スタイルとはかけ離れているけど、こういう生き方もあるのかと勉強になった。

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    2011年09月28日
  • 素晴らしき家族旅行

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    嫌いな人も多いようだが 私は彼女の作品は結構好きで読んでいる。今回のは夫婦問題、義理の家族問題などを描いているが、しみじみと私たちの生活にノータッチのマンマ、義理の母が有難く思えた。お金の援助なんてものはもとより 一切の子育てにもHELPをしてくれなかったが、口を全く挟んでこない。しかしながら会えば 元気か?と声をかけてくる。物足りないような気もするが この本を読んでたら、「これでいいのだ」 と思えます。箸休めになる軽い小説です

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    2011年09月27日
  • 美か、さもなくば死を

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    「男と女、三回会ううちに何もなかったら、永遠に何も起こらない」

    「私はもののハズミという言葉が大好き。どうせ短い人生、計算外のことが起こったり、思いもよらない事件に遭うのはとで楽しいことじゃないか。お酒はもののハズミの第一歩です。」

    林真理子のエッセイは面白いねぇ。

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    2011年09月10日