林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく疑問に思っていた、それでいて特に調べることもしなかった、戦前の李王家の立ち位置のようなものが理解できた。無論、小説上の脚色もあるだろうが。
梨本宮伊都子妃の日記を主な資料に、娘・方子と李王家の王世子・李ウンとの縁談とその行末や伊都子妃絡みの様々な縁談が描かれている。伊都子妃目線で語られる皇族や華族、李王家の華やかながらも暗くドロドロとした世界は非常に興味深い。
時代に翻弄される、やんごとなき人々の波瀾万丈な人生の物語でありながら、話は静かに淡々と流れていく。この不思議な空気感も、やんごとない世界独特のものなのか、と高貴な人々に思いを馳せた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ超高級老人介護施設での出来事を、そこで働く3人の女性自身の親の介護を絡ませながら描かれた物語。
物語の前半は、普通の女性が親の介護をするうえで起こるいろいろな人間関係の問題、トラブルが描かれており、面白みが感じられず嫌な気分にさせられて何度か読むのを止めようかと思った。この小説は毎日新聞に連載されたものらしいけれど、新聞小説だったら私は読み続けるのを止めただろう。
読み進める内に、従業員の親を偽って超高級介護施設に入れてしまうという奇想天外な展開となり面白くなってきたが、結末が介護施設に籠城して警察沙汰になるというのは如何なものか。。。自分達が警察に捕まり、今後、親の介護はどうするつもりな -
Posted by ブクログ
ずっと三流のままであれば一流の世界を覗くことさえできないというファーストクラスの話が分かりやすかった。→野心を持つことでより上の世界を見る、挑戦する機会が生まれる。
筆者の性格、物言いもあって清々しい気分になった。
以下気になった項目
p.20無知の知 ソクラテス 自分が無知であることを自覚している人間は、そうでない人よりも勝っている。
p.25筆者のモットー「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
p.80新規まき直し 何か気に入らない状況があったららそれをすっかり取り払うためにら具体的なアクションを起こしてみる。→手段はどうあれ、自分の力 -
Posted by ブクログ
著者のあとがきの一部を紹介します。
『‥最近の私は日大の理事長という職についてからというもの、忙しさのあまり全く小説をかけていない…しかし あとニ作短編を書けば 本になるという 編集者の励ましを得て、ゴールデンウィーク と夏休みを利用してニ作書いた。 それが「皇后は闘うことにした」 と 「母より」である‥このニ作は「 小説家としてまだまだやっていける」と自信をもたらしてくれた大切なものだ』
何かとご難続きの日大の理事長という職は大変でしょう。本作はそれとは全く趣きを異にした皇族方の知られざる婚活、婚姻、ご成婚後の秘話です。
皇族方のことをここまで書いて良いのか!と驚きながらもゴシップ記事を覗く
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