あらすじ
地方から上京し女子大生になった朱子は、料理研究家の叔母の家に寄宿する。朱子の毎日は刺激の連続で、ひょんなことから女性誌の読者モデルに選ばれ、彼女の生活は一変する。そして秘密の恋も始まる。叔母さんのデザートレシピとアドバイスで、朱子は素敵な恋愛レッスンを積んでゆく。恋愛長編小説。デザートのレシピも一部ついています(文庫版から一部割愛)。
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Posted by ブクログ
再読。
田舎から東京に出てきた女子大生の朱子が、少しずつ垢抜けて綺麗に、そして大人になっていく物語。
女の子が綺麗になっていく話って好きなんだなあ。
「朱子はついていると皆が言う。」という書き出し。
上手いなあとつくづく思う。
Posted by ブクログ
地方から大学生になるのに東京に出てきた女の子の話。私はずっと東京(といっても、東京都内ってだけだけど…)にいるので、いまいちその気持ちは良く分からないけど、おもしろかったです。作中に出てくるデザートのレシピが載ってるのもおもしろい。
Posted by ブクログ
大分の国東から上京した朱子が恋を通して、成長する話。
お世話になっている叔母さんが、料理の先生なので、お菓子のレシピが付いています。
唐突に出てくるので、なんか変(笑)
Posted by ブクログ
ちょっと古臭い世界観が面白い。出版されたのが結構前だからだけど、今みると昭和の終わりというか、バブルの弾けた辺りという、まだなんでもありな時代を垣間見れる。
ところどころに登場するテーマのスイーツも、今じゃそれはないでしょーっていうちょっと古臭いものばかりだけど、それが最大級のお洒落なものとして扱われてて面白い。
Posted by ブクログ
大学進学を機に東京に出てきた女の子が変身してくベタなお話。
青子叔母さんがいい女で、登場するデザートも美味しそうです。
先は読めるけど、読後感も軽くてもたれない。
Posted by ブクログ
田舎から東京に出て来た女の子の一生懸命な物語。ケータイがまだ普及してない頃、巻末には幼い広末涼子の解説?もあって、時代を感じながら読み進めました。
随所に、よくコラムで見かける林真理子さんが浮かび、興味深く面白く読みました
Posted by ブクログ
夢の女子大生として田舎から東京へ出てきた朱子。
上手くいかずに悩むことばかりなのが自然で良い具合でした。最初は文章読みづらかったけれど。
それにしても青子おばさんのデザートが食べたい。
あとは槇原さんのいけないおじさんっぷりが好感でした。
解説の広末涼子が読書感想文みたいでしたが、まっすぐで悪くないと思った。