林真理子のレビュー一覧

  • 小説8050(新潮文庫)

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    私は説明可能な物語があまり得意じゃないのかもしれない。

    引きこもりの原因が過去のいじめだとか、加害者被害者が明確にいるとか、原因と結果がわかりやすいと、読後に何か回収された感はあるんだけど。
    でも「回収されすぎた感じ」が逆にモヤる、という厄介な読者なのです。

    現実って様々なことが少しずつからみあって起きることが多い。
    グレーな部分を抱えながら、理解できない部分を残しながらみんな生きている。それでもいいよねと思えることがむしろ希望になる。

    そういう意味で、この物語は綺麗すぎた。
    読む中で、「どうかそのわかりやすいことが原因ではありませんように!」と願いさえした。

    自分の読書傾向をまた一つ

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    2026年02月11日
  • 運命はこうして変えなさい 賢女の極意120

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    どうせ長時間の仕事するのなら、自分のために使う時間に変える
    1番刺さったフレーズはファッションに悩む20代私にぐっときた。「あかぬける」って、耐えること、みんな我慢して履いてるらしいよ
    これも痛いワンフレーズ、買い物が早い女は決断力がある
    自分にどんなものが似合うか熟知してるからね

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    2026年02月09日
  • 来世は女優

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    還暦を迎える林真理子のドバイロケの写真集をグーグルで検索しても出てこない。更に調べると、一般的なアイドルのような「写真集」というよりは、林真理子さんのエッセイに写真ページが加わった形式とある。大衆週間雑誌でグラビア風なちょっとエロぃ林真理子を見た記憶があったがアレは勘違いだった。

    整形美女について男はさほどの嫌悪感をしめさない、男のアクセサリーが時計と美女だからである。しかし女にとって時計とは、たまたま宝石についている機能なのだ。だから、彼女らにとって宝石がニセモノかどうかが重要になのだ。

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    2026年02月08日
  • 李王家の縁談

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    韓国併合後の日本の皇族(方子)と朝鮮の皇太子 李垠(イウン)との縁談を描いた話

    方子の結婚は、世間では韓国併合をうまく進めるための政略結婚だと見られていたが、方子の母・梨本宮伊都子が積極的に縁談を進められていたという説で話は進む


    主人公伊都子は時代を読み、周囲の人々を観察する眼差しは鋭いが、本当に見定めきれてたかどうか疑問に思う
    さまざまな縁組みを陰ながら尽力してきたけれど、ひとり相撲のような気もする

    ただ日記をつけていたことで、
    当時の大正、昭和戦前、戦後の皇室、宮家、華族等の結婚事情を知る、時代を検証する上でのこんにちの資料となっていることに繋がってるのは良いことだと思った

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    2026年02月01日
  • 銀座ママの心得

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    林真理子の長年続くエッセイの2011年。この年の3月に東日本大震災発生。そのことももちろん出てきてこの時の日本の混乱と日本人の悲しみと怒りと混乱が著者を通して伝わってくる。著者がこの後続けていくボランティア活動についてもしれて良かった。他に比べるとグルメと買い物話は抑えてますね、他のに比べるとですが。今は鬼籍に入られた方のお名前もちらほらと。

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    2026年02月01日
  • 皇后は闘うことにした

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    御一新から明治あたりの皇室の結婚をめぐる短編集。とても人間らしく描かれた皇族の男が割と酷い。結婚で割を食ってたのってやっぱり女性なのだろうか。そう思うと3〜4代前と今ではえらく変わったものだと思う。
    小説と直接は関係ないが、宮家の話などは皇室継承という目下の課題にもに繋がるので、この頃のこととか検証したらいいのにと思う。

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    2026年02月01日
  • 綺麗な生活

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    ネタバレ

    アラサーになって、いつのまにか自分が見た目も結婚も余裕がないことに気がついた。
    美容クリニックで働く主人公は、自分より年上の女性たちが必死に自分の見た目に気をつかう姿をみていたが、自分ごとと思っていなかった。しかし、顔の綺麗な少年と出会い、禁断の恋をする中で気づいていく。彼が事故にあい、顔を負傷した時、あれだけ好きだった気持ちが薄れてしまっていたのだ。見た目を思っていたよりも気にしていた自分に絶望する主人公。それとともに、世の中は中身だというのは綺麗事で見た目がどれだけ大事かを気づいたのだった。

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    2026年01月30日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    読みやすくて面白かった。実際に裁判にはならなくても、こういう理由で引きこもりになる人は多いんだろうね。

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    2026年01月27日
  • マリコにもほどがある!

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    林真理子さん。
    楽しく読めました。

    1年ほど前のエッセイですが、たった1年前のことなのに「あーそんなこともあったなぁ」「なんか懐かしいなぁ」という気分になりました。

    林さんはと言えば、日大の理事長になられてとてもお忙しくされてることがこのエッセイからも伝わってきましたが、、、それにしてもめちゃくちゃお元気!!ご自分が年をとったなんてことにも触れられていますが、いえいえ私なんかよりずっとお元気ですよー!!って感じました。

    フツーの主婦の私ですけれどまだまだ頑張らないと!!と思いました☺

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    2026年01月26日
  • 美女入門

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    んー面白い話が2.3割。やっぱり生きている場所が違いすぎるエッセイなので、「ふーんそうなのか。」としか分からないものが多かったな。かなり毒舌だし、それは面白いのだけど、時代が違うからその中のミーハーな部分についていけない時がある。美女入門っていうバイブル的なエッセイではなく、「美女ってこんな感じよね」っていう真理子先生の考え。

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    2026年01月23日
  • 奇跡

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    純愛な、素敵な話で、サラッと読める。
    フィクション?実話?あいまい。

    所々に入る著者との関わりは時系列がわからなくなるからいらないような。
    あとすごく我慢しているようで、3人で暮らしていたり離婚もアッサリだったりその辺は感情移入ができなかった。

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    2026年01月24日
  • 最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室

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    何も考えず面白かった。
    このくらい「自分」を出せたらすごい!
    でも嫌味にならない?のが、またすごい!
    結局、男も女も経済力だね。

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    2026年01月20日
  • マリコにもほどがある!

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    さすが、真理子!って思う書きぶり。
    軽快で、何気ない日常をよくここまで、文章にできるもんだなって感心してしまった。
    まぁ、それはそう、作家だからとも思った、
    この本にも、齋藤孝先生の言葉が出てきて、印象に残っている。対談で言ってたそうな。

    心と精神は違うもの
    心は喜怒哀楽があって移り変わるもの。精神は安定感があるもの。
    辛いことや嫌なことがあって、そのことで右往左往したとしてもこころがすり切れたとしても、それはそれで仕方ない。心は日用品。
    ボロボロになった心の向こうに精神というものが毅然と立っていれば、それでいいのではないか。

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    2026年01月09日
  • マリコ、カンレキ!

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    文春文庫/ 2006年『旅路のはてまで男と女』は成金臭がプンプンで読んでいて嫌な感じがした。8年前とは言え、こちら2017年の『マリコ、カンレキ!』ではステキな日常を送られていらっしゃると素直に喜ばしく思える。10年で真理子が変わったのか、この数ヵ月でわたしが成長したのか謎。

    人は見た目で判断してはいけないと親や先生に教わってきたが、作曲家佐村河内は最初からヘンだと思っていた。林真理子談~彼の特集番組を観た記憶がよみがえる。確かに...あれはおかしな番組であった。

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    2026年01月06日
  • 李王家の縁談

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    『李王家の縁談』というよりは「李王家との縁談」だ。佐賀鍋島藩の血を引き表舞台の人的な存在でもないわりにはいまでも名前が出てくることがある梨本伊都子さまを軸に、身の回りの人たちの縁結びに奔走する姿を描く。当然ながら時代の光や影が交錯してくるのがこの小説の面白さだろう。正史とはいえない伊都子の日記をもとにしていることから、伊都子の感情も覗けば近現代史の文脈とはちょっと違う文脈で歴史的な出来事が現れてくるのもまた面白い。
    個人的な興味としては伊都子の長女でもある李方子がどういうふうに描かれるかというところだったんだけど、日韓の架け橋となり戦後は李王家の血を引く夫について韓国にわたり貧しき時代の韓国の

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    2025年12月30日
  • 葡萄が目にしみる

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    片田舎の地味な女の子。それは小説や漫画にあるなにか起こりそうな雰囲気ではなく、多くの人が傍観する限りなく現実に近い空気。ちょっとしたざわめき、周囲のちょっとしたセコさ、自分のセコさ。

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    2025年12月23日
  • 下流の宴

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    よく出来てるけど、止まらなくなる感じではなかったかな。日本の受験戦争に子どもが巻き込まれると思うとなんだかなぁって思うけど、選択肢が増えるように受験戦争も勝ち抜いて欲しいなって思ったり、でもやっぱりそんなことより楽しいことを見つけて没頭欲しいなとか、親の気持ちは複雑ですな。

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    2025年12月22日
  • 皇后は闘うことにした

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    覗き見をしているような、ゴシップ記事を読んでいるような気分だった。
    この後どうなるのか、というところで終わってしまうので、また別の形で小説にして欲しい。

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    2025年12月13日
  • 女はいつも四十雀(しじゅうから)

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    林真理子氏のエッセイ。
    共感できるところも、できないところもある。やっぱり有名人。一般人と一緒なのよって言われても、違うだろ!とツッコミたくなる感じ。でも、嫌いじゃない。

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    2025年11月23日
  • 花探し

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    別世界でも、なんのこっちゃと思いつつも、あっという間に読み切ってしまった。不思議な魅力(背徳感?)が物語に漂っていて、それに引き寄せられてしまったかのようでした。
    共感はしないけれど、、舞衣子みたいな人が近くに居ないからリアリティもないけれど、それでもこういう世界を描き出すの、やはり林真理子という感じ。

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    2025年11月13日