林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
圧倒されっぱなしの下巻。
上巻ではふらっと現れ、スカーレットを助けてわざと怒らせては去っていったレットバトラー。彼の本心が下巻で見えてくる。せつない。
鈍感な女と見下し邪魔に思っていたメラニー。彼女の頭の良さと本当の強さ。
アシュレはいつまで経っても美しいスカーレットに迫られると断りきれない。王子さまのようだったのに刻々と変わる世相に1番ついていけていない。あまりに不甲斐ない。
お母さまのように慕われる女性になりたくて、お金に不自由しなくなったらそれを取り戻そうと本気で思っているスカーレット。本当のことを言われるとすぐに激情する。そこまで言っちゃう?やってしまう?とハラハラさせることばかり。でもやっぱりたまらなく魅力的。
とにかくキャラがたっている⋯
やなせたかしさんがドキンちゃんのモデルはスカーレットで、アシュレは食ぱんマン、メラニーはバタコさんと語っていた話も今回知った。
ばいきんまんはレットバトラーとアンパンマンを足した感じらしい。
長すぎるラノベみたいな歴史小説。戦争も愛もみんな詰まっている。
いつまでも惹きつけられる。きっとこれからも折に触れて二次創作されるんだろう。
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Posted by ブクログ
『風と共に去りぬ』を林真理子がスカーレットの目線から再構成した物語。すごく読みやすい。
改めて読むと時代はちょうど日本の幕末。彼女たちの体験する南北戦争が3年前に終わり、余った武器が日本に大量に流れ込んだらしい。
知らなかった。
スカーレットの父親はアイルランド移民で、ポーカーで巻き上げた土地に奴隷100人を使って綿花農場を1代で築く。母親はフランス貴族の血をひき、15歳のときに40歳の夫に嫁ぐ。
そして何不自由なく育てられた三人娘の長女スカーレット。
男の子たちを自分のまわりに侍らせ、求婚させるのが喜び。美しさに自信あふれる我儘放題の16歳。
だけど、心から欲しい貴族的な金髪ハンサムのアシュレだけが手に入らない。
アシュレとメラニーと婚約を聞き、衝動的にメラニーの兄と結婚、あっという間に子持ちの未亡人に⋯。
アシュレに会いたいがために家を出て大嫌いなメラニーと暮らし、よりによって彼女を戦火から守る羽目になる。18歳の彼女が持ち前の生命力でたくましく変わっていく様は痛々しくたまらなく魅力的になってくる。
レットバトラーは終戦間際に志願兵に。
空腹に泣き2度と飢えないと誓い、焼け跡から生き残った家族の食べ物をかき集めるスカーレット。怒涛の下巻へ突入。 -
Posted by ブクログ
もともとAudibleで配信されたものということで、あっという間に読み終わった。
昔はいじめられていたり、除け者にされていたりした著者が、今は空いている日がないほど食事のお誘いがあるほど人気者だという(自分で言っている)。
自己肯定感が強く、お金もあり、友人も多く、楽しく日々を送っているのはうらやましいが、バッシングもすごく、日大の不祥事の時は、あえて1000以上の悪口のコメントを読んでもめげることはなかったという。強い人なのだろう。
政治家に対しても思うが、普通の人なら2、3件の悪口でも病んでしまいそうだ。
それゆえ、著者が言ってることの全てを受け入れることはできないが、いくつか同意することをみつけて実践するのがよさそうだ。
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