【感想・ネタバレ】ロストワールドのレビュー

あらすじ

バブルの寵児ともてはやされた不動産王の夫と八年前に離婚し、現在は脚本家として働く沢野瑞枝。
夫はバブル崩壊後にすべてを失い、失踪してしまったため、一人娘・日花里の養育費も払われないままだった。
あるとき、年下のプロデューサーの奥脇から、瑞枝自身をモデルに「バブル期をドラマに描かないか」という依頼を受ける。
夫との出会いや結婚生活など、自らを切り売りするようなオファーに躊躇っていた瑞枝だが、娘からの励ましを受けて仕事に挑み始める。
執筆中に当時のことを振り返る中で、ずっと会っていなかった元夫の影が現れ、離婚以来音信不通だった夫の親友と再会し、
さらには自身のドラマに出演する人気俳優が接近してきて…。

一人の女性、そして家族の再生を描く傑作長編!

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Posted by ブクログ

久々に著者の小説を読んだ気がした。
脚本家の沢野瑞枝、バブル期を描くドラマを依頼され
当時のことを振り返りつつ現在の生活の中で建築家の高林と年下にイケメン俳優との間でとまどう37歳の瑞枝の真面目でありながら奔放な瑞枝に読んでる私まで振り回されたよ。
でも当時のバブルはほんとにすごかったんだね。
狂ってた時代ともいえる。
この小説は23年前に書かれたものとして、中堅の脚本家がドラマ一回で80万か、10回連読となると800万すごっ!
まっおいといて…とにかく瑞枝はモテモテで前半のあの記者会見で嫌な質問をした記者をびしっとたしなめてくれた久瀬聡がのちのち絡んでくると思ったらやっぱしね。
でも彼を選んで良かった。賢い瑞枝はきっと彼と元旦那との間にできた美しい娘の日花里と3人で楽しい(お互い浮気をしなければ)生活が待っているだろうね。

0
2025年12月21日

Posted by ブクログ

設定と同じ年代を生きましたが、特別共感できる部分もなく。
バブルだからって、みんなが踊ってたわけじゃないですね。

0
2025年06月12日

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