林真理子のレビュー一覧

  • 下流の宴

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    東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が沖縄出身のフリーター娘・珠緒と結婚すると言い出し「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して…。

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    2025年05月17日
  • マリコ、東奔西走

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    とにかく気軽に読めるところがいい。
    なかでも面白かったのは
    真理子さんは日大の理事長ですが、
    キャンバスを見学した時に、展示の説明をしてくれる女子学生にふと尋ねてみた。
    私が誰かしってますか?
    知りません。
    受験生に付き添うお母さんにしては、年くってるし、ヘンに馴れ馴れしいオバさんだと思ったらしい。知名度はまだ低く残念である。

    これからも時々気休めに真理子さんの本を読んでみたい。失礼かな!

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    2025年05月09日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    いじめを誰にもいえずに引きこもっていた我が子。このままでは、80代の親が50代の引きこもりの子どもの面倒をみなければならない8050問題が現実になってしまう。この状況を打開するために父親はいじめた人間を相手に裁判で争うことを決心する。
    裁判の準備を進めていく中で、子供が受けたいじめの内容を知り、子供のことを何も知らなかったことを悔いる父。今までの失った時間を取り戻すように、息子に語りかける父。
    裁判が終わり、報道陣の前で父親が引きこもりの子を持つ親へ向けて発したメッセージが最高。子供と一緒に戦って下さい。子供を信じて、お前を守ってやれるのは世界中でお父さんとお母さんだけなんだと言い続けて下さい

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    2025年04月07日
  • マリコ、東奔西走

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    毎刊必ず追いかけてます(文庫ですが)
    今作はとても楽しかった。
    前作はコロナ真っ只中だったからでしょうか。
    マリコさんと世間の空気が一体化していて、あれこれ思い出されます。

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    2025年03月19日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    本のタイトルの8050から、中高年の引きこもりの話かと思っていましたが、青年期の引きこもりから、家族の苦悩と葛藤、当事者との関わりかたに焦点を当てて書かれた内容でした。一気に読むことができました。

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    2025年03月15日
  • 小説8050(新潮文庫)

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    『8050』(はちまる、ごーまる)問題とは、80代の親が50代のひきこもりの子を養うこと。世帯の困窮と孤立で、現代社会の問題となっています。

    物語は現実に『8050』というわけではなく、中学時代に壮絶なイジメにあいずっと引きこもり生活を続けている息子を何とかしようと父親が奮闘する。このままでは『8050』になってしまう…その危機を食い止めようとする話だ。

    息子の引きこもりの原因は人格を否定するほどのイジメであり、その当時の同級生に対し「復讐したい」という。父親は息子の尊厳のために弁護士に相談し、8年前のいじめを巡る法廷闘争をはじめてゆく…

    自分自身を振り返ると、中学時代に気の弱い勉強の不

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    2025年03月01日
  • 平家物語

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    『平家物語』を治部卿局、清盛、維盛、敦盛、徳子、時子、後白河法皇、義経、阿波内侍、九人の視点から描く。とはいえ、物語の語り手は、立場も時間軸も様々で、明治の琵琶法師、死後の維盛、父の宗盛、時子に使えた女房だったという老女だったりもする。
    個人的に好きだったのは、「五、二位尼時子」と「結、阿波内侍」である。この二つの物語は、なぜ戦に敗れ、滅亡した平家の物語が、今に伝わったのかを物語にしている。

    「この頃、平家を懐かしむ方々が多くなり、私どもも呼ばれることが増えました。」
    (中略)
    阿波内侍は泣いた。壇ノ浦以来、これほど激しく泣いたことはない。やっとのことで尋ねた。
    「そなたが語ったのは何という

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    2025年02月13日
  • 野心のすすめ

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    最近、野心を失っていた私にとって刺さるフレーズが沢山あった。
    そうか、私は野心を失っていたのか。まずは本を読もう。

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    2025年02月12日
  • 美女入門

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    面白い!!!!
    私はこれが好き!
    物事の捉え方が様々で勉強になる笑
    これをよんでるとき、すごくお喋りになる
    楽しく過ごせる

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    2025年02月08日
  • 野心のすすめ

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    変わったおばちゃんで私は結構好きだった。私の職場は女性多めだから、新卒からトラでいた自覚がある笑 男性が多い会社でキャリアを積んでる人は、私が経験していないことを経験して強く人になっているのだろうなと想像した。
    私は、自分のことを軸があって活動的で強運の持ち主だと思っている。これからもこのマインドでいたい。
    前日に嫌なことがあっても、朝食ではにこにこする習慣は良いなと思った。「嫌なことを引きずらない能力は、絶対に運も強くすると思います。今日は今日の楽しみを見つけるのが得意な人が、運の強い人。(P.185)」

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    2025年01月31日
  • コスメティック

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    波瀾万丈痛快で面白かった
    よく取材されたリアルな内容で、
    新人や、そぐわ無い人間の野暮ったさを嫌味たっぷりに表現していて美容業界の空気感がよくわかる。

    かなり前の作品であるが今とさして変わらないというか、30代で迎える恋愛、仕事のあり方。
    クズ男はどうしてこんなに刺激的なのか。
    結婚相手として良さそうなマトモな相手を振り回して、飽き足ら無い分をクズに振り回されるのは世の常?
    傲慢で狡くて性格の悪い主人公の気持ちはわかるけどあそこまで振り切れたらもはや爽快

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    2025年01月15日
  • 下流の宴

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    虚構だけどある意味リアルな内容。勉強できることが基準となる今の資本主義社会において、努力は重要だけど、努力しても這い上がれない境遇にいる人たちもいる。そんな社会問題を描いていると思った。

    努力しないこと、上昇欲がないことで「下流に落ちる」と登場人物は思っているが、思わぬ病気や事故で人生が一変することだってあるだろう。

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    2024年12月01日
  • 不機嫌な果実

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    めちゃ面白くて一気に読み切ってしまった。
    今の夫に不満がある奥さんが、軽い気持ちでダブル不倫を始める。そこから本当に好きな人ができてしまい、離婚しちゃうっていう話だった。

    読み手からしたら絶対幸せになれないって分かるのに、作中に滲み出てくる当本人の気持ちがめっちゃわかってしまった。

    今の状況(この場合人)に満足できないで、他と比べてしまう。
    自分が損しないようにしすぎて、損してるところばかりに目がいってしまう。
    自分の欲望に従順すぎて、自分のことしか考えられない。目の前の餌にすぐ飛びついてしまう。
    なのに損得勘定に厳しい。ずる賢い。
    若い頃、チヤホヤされていたから、自分にはもっといい男が捕

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    2024年11月20日
  • ルンルンを買っておうちに帰ろう

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    「私の歴史は、ゴロゴロとこの坂をころげ落ちたり、はいずりあがったりしてきた繰り返しだった」

    まさしく、この本の内容、著者の言いたかった事なのかなと思った。初版から40年近く経っているが、原作の著者が少し身近に感じられる。
    私は好き。

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    2024年10月30日
  • 葡萄が目にしみる

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    高校生のころ読みたかった…!
    私も主人公と同じく地方の高校で過ごしていたが、この本にこんなに共感できるなんて…と衝撃だった。
    当時、自意識ということに気づきたかった…笑

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    2024年10月24日
  • 下流の宴

    匿名

    購入済み

    読み切った

    たくさんレビューがある昨日です。30年ほど林真理子先生のファンです。文体がだいぶ古臭くなってしまいましたが、嫌な人を描くのは相変わらず上手です。この昨日発表時、今ほど無気力な若者って取り沙汰されてなかったからすごい。

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    2024年10月18日
  • 成熟スイッチ

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    人付き合い術指南書。面白い。チャンスがあったら何でもやる。上手くいかなくても必ず何かを教えてもらえる。何もしなかったら何も学べない。チャレンジして昨日とは違った自分になる。これが、変化していくことが成熟である。

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    2024年10月19日
  • 野心のすすめ

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    林さんの経験に基づいた人生論的な新書ですが、一気に読めてしまいます。
    ・屈辱感こそ野心の入り口
    ・野心が車の前輪だとすると、努力は後輪
     などなど…
    自分自身野心家ではないですが、”低め安定”に慣れ切ってしまうのもよろしくない。
    健全な野心は持ち続ける必要があるよね。

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    2024年09月18日
  • 星影のステラ

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    本書は短編2篇によって構成されており、とくに表題の「星影のステラ」にはめちゃくちゃ納得させられました。

    この星影のステラは、一人の女性の精神性の向上を
    グロテスクなまでに描いていて「大人になるってこうだよな」と現実を突きつけてきます。

    ぼく自身の経験でいうと、あれだけ学生の時に仲が良かった友人といつの間にか疎遠になってしまっている。みたいな感じかな…。

    成長と決別は表裏一体であり避けられないなと本書をよんで、改めて考えさせられました。

    成長と別れは切っても切り離せない。だからこそ尊くて大切なんだなと。

    コピーライターでもあり、エッセイストでもあり作家でもある林真理子さんの渾身のデビュ

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    2024年08月10日
  • 白蓮れんれん

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    読ませる文章ですね!
    白蓮さん、素敵な方ですね。
    興味がわきました。
    最後におそらく幸せになったとしって、ホッとしました。
    こういう方々がいたから、今の日本があるんですね!
    まだまだのところもあるけれど。

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    2024年08月05日