食べるたびに、哀しくって…

食べるたびに、哀しくって…

440円 (税込)

2pt

4.0

色あざやかな駄菓子への憧れ。初恋の巻き寿司。心を砕いた高校時代のお弁当。学生食堂のカツ丼。アルバイト先のアンミツ。白い大輪の花のようなフグ刺。ミリン干しで育った田舎の少女がアンミツで育ち、男の部屋で飲むコーヒーの味を知るようにもなる。移り変わる時代相を織りこみ、「食べ物」が点在する心象風景をリリカルなタッチで描いた青春グラフィティ。

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食べるたびに、哀しくって… のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年02月27日

    林真理子さんとの出会いは、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』。
    確か、二十歳のころ。
    とにかく衝撃だった。
    え?あの林さんって、こんなエッセーも書かれるんだ、と。
    この本は、食いしん坊の私にはとにかくドツボであり、知らぬ間に2冊も買っていた…。
    なかでも少女時代の林さんのお話が一番好き。
    林真理子さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月10日

    フグ愛を感じさせる作者の格言が好き。よほどフグが好きなんでしょうね。この部分、文章にも熱が入ってる気がします。
    こういう正直なところが憎めないんだなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月16日

    食べ物を通じて、女性の成長過程の色々な部分が赤裸々に描かれている。
    エッセイだけど、小説のような感じで読めた、面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月16日

    ○食べ物、思い出とともににおいそそり立つ
    思い出の食べ物を語るとき、自分はどんな風に語るだろうか。

    わたしの思い出に残る食べ物と言えば、豚汁だ。
    わたしの出身の学校で3週間の海外研修に行ったとき、研修が終わろうとする頃にホームステイ先から電話をかけて、何を食べたい?と聞かれて豚汁、とリクエストした...続きを読む

    0

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