林真理子のレビュー一覧

  • みずうみの妻たち 下

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    どこかで都会に憧れる。若くはなくても、憧れる。
    純愛とは言えない不倫の終わりはあっけない。
    ちょっと傲慢な朝子の不倫は、屈辱的にも。
    最後は、平和に。そして、命あればいい、とも思えるラスト。

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    2019年05月18日
  • 着物の悦び きもの七転び八起き

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    着物に夢中になった著者が、買いまくり、あれこれ失敗をして、挙句に日舞とお茶も習って、着物の魅力にとりつかれたエッセイ。
    着物は、洋服やブランド品やジュエリーと同じく女性を待ち受ける魔性の散財対象のようだ。
    理性が飛んじゃって衝動買いしたり、展示会で言われるままに、何十万、何百万を使ってしまう。
    着物屋さんにしてみれば毎度あり、であるが、普通の人は恐ろしくて近づけないワールドであろう。

    買うのに何十万とする。
    お店で気軽に買えない。販売員がしつこい。
    お手入れが大変。
    着まわし、着る機会が限定される。
    濡らしたり、走ったり、車の運転ができない。
    下着や小物など付属品が多い。
    着るのに時間がかか

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    2019年05月18日
  • わたし、結婚できますか?

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    林真理子のエッセイは、面白いから好き。おいしいものいっぱい食べて、エステして、買い物して、あちこち行って、贅沢して毎日楽しそう。そんな日々の中、いろんな人に会って、ネタがいっぱいの彼女があけすけなく書くエッセイは、飽きないのだ。
    巻末の小林麻耶さんとの対談は、彼女が後に最愛の妹さんを亡くし、その後交際0日婚するのをわかってて読むと、なんだか感慨深いものがある。結局、こういうタイプは、いくつになっても結婚できんですよね…

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    2019年05月03日
  • 死ぬほど好き

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    そういえばちゃんと林真理子よんだことなかったのでよんでみたら、さいしょの 果実 からザ“林真理子”でつかれた。

    シュミレーションゲーム
    結婚適齢期の女が不幸になる未来を想像しながら不倫するはなし 冷静にばかな道を選んでしまうはなしだいすき。あらすじはこの最終文に詰まってました。

    けれど私は、近々この男と多分寝るだろうということはわかる。私は本当に馬鹿だ。だけどそれがいったい何だって言うんだろう。

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    2019年04月28日
  • 愉楽にて

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    男性は女性のことをこんな風に見ているのか。。。という点では、おもしろく読めました。あと、お金持ちの生活が垣間見られたりしたところもおもしろかったかな。

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    2019年04月23日
  • みずうみの妻たち 下

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    何事も客観的に冷めて見ているようで、結局はお金持ちの身勝手さ満載の不倫話。タイトルの「みずうみ」もうまくイメージ出来ず。

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    2019年04月20日
  • ビューティーキャンプ

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    ブートキャンプならぬビューティキャンプ。
    世界の頂点めざして美を磨く。いかなる世界でも頂点めざすのは生半可なことじゃないのね。さすが林先生、ミスユニバースの裏事情にもお詳しそう。

    それぞれの女の子が持つ事情や性格に振り回され、敏腕コーチの思惑通りにもいかないようで。

    いきなり下着姿になることを要求され、上下(ブラとパンティ)ちぐはぐなものを付けているとこっぴどく叱られる。見えないところも美しく。誰も見てないのではなく、なにより自分が見ているってか。

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    2019年04月08日
  • 愉楽にて

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    日経新聞に連載されていた新聞小説・・・とくれば
    真っ先に思い出すのがあの「失楽園」
    いい御歳のおじ様があんなことやこんなことをしてしまうという共通点はあるものの、
    「こんな都合のいい女」どこにいるのよ!と叫びたくなった失楽園に対して、
    こちらは登場してくる女性たちが実にリアルです。
    男たちに遊ばれているようで、
    実は男たちを遊ばせてあげている女たちの
    計算高さやずる賢さがジワジワと透けて見えてきて
    ダンディで遊び慣れたはずのオジ様たちが、なんだか滑稽に思えてしまうのでした。

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    2019年03月30日
  • 愉楽にて

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    マリコさんのファンなので読んでみました。
    が、なーんかイマイチでした。
    (っていうか、ファンと言っておきながら確認したら記録を付け始めてから20冊の本を読んでいたけど、☆5を付けたものは一冊も無かった。自分でもビックリ)

    本書もね、部分的にはとても面白いんです。
    レビューで他の人も書いているけど、現代版宇治十条的なお話といえば分かりやすいでしょうか。
    家柄の良い超お金持ちのおじさん二人が主役のお話で、東京や京都や外国暮らし中での遊び方とか庶民には想像できない生活っぷりが興味深く、それに伴って思考回路もやっぱりちょっと普通ではないのだけど、あー、こういう人いるだろうなとすんなり受け入

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    2019年03月18日
  • 正妻 慶喜と美賀子(下)

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    副題が「慶喜と美賀子」にはなっているがヒロインは一人ではなく、最後の将軍・徳川慶喜の姿を「正妻(御台所)側」と「妾(側室)」から描いた一遍。

    明治維新で慶喜の役割は他の躍動したひと達にくらべると、薄い印象。
    殿様だからこそ果たした何かがあると、しっかり思わなかった。

    しかし、司馬遼太郎さんが『最後の将軍 徳川慶喜』をお書きになっているので、それを読んではいないが司馬さんが書かれるほどなら、何かがあるのではと短絡的な気持ちで読みはじめる。

    う~ん、
    人物像なら司馬さんにかなわないな、と読んでもいない本と比較してしまう。
    女性から見て封建時代の英雄なり人物なりを描くというのは難しい。

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    2019年03月09日
  • 我らがパラダイス

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    ネタバレ

    日本一の高級老人ホームが舞台とあったからさぞやお金持ちなご老人達のドロドロ関係が描かれるのか、と思っていたら前半はそれぞれ介護の問題で追いつめられる従業員の話で読むのが苦しかった。できるだけ頑張ろうとしているのにお金がなくて報われないのはやり切れない。しかし職員で協力して親と入居者をすり替える展開になってから最後の立て籠もりまでは陽性なので読後感は軽くなった。切羽詰まってるからやっても仕方ないじゃない!と正当化しているけどいやでも普通に犯罪ですから。

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    2019年03月04日
  • 愉楽にて

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    初出 2017〜18年の日経新聞

    現代版源氏物語なんだろうな。
    上流階級の50代の男性二人の情事のはなし。

    久坂隆之53歳。製薬会社の創業家御曹司で、弟に社長をやらせ、自分はシンガポールに15億円のマンションを買って、そこで駐在員の妻たち、外資の会社に勤める女性たちとの情事を愉しみ、CAもものにする。IT社長たちと遊んでいた若い美人とも遊ぶが、最後はガンを疑われ、死を意識する。
    田口靖彦55歳。同様の御曹司だが三男で子会社の社長。妻を亡くしその莫大な遺産を受け継ぎ京都の芸妓を囲うが、才色兼備の中国人学者ファリンと恋に陥る。これには中国語ができ漢詩にも造詣の深い久坂の助けがあった。
    久坂もフ

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    2019年02月10日
  • 愉楽にて

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    ネタバレ

    50代、中盤にさしかかった富裕層の(自分の努力ではなく代々続く資産家)男たちの贅沢な日常。
    あまりにかけ離れているお金の使い方なので、絵空事のようにおもえて面白かった。
    知性と教養と充分なお金を持っているとこういう生活になるんだろうか…。
    性欲に振り回されてこっけいですらある。(ファリンの秘書の不器量で太った広瀬と結ばれる描写は笑えた。)
    さんざん、好き放題遊んだ久坂が肺がんの疑いが生じたとこでラスト。

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    2019年01月26日
  • ビューティーキャンプ

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    林真理子さんなので、もっと女性間のドロドロした感じかと思いきや、意外にあっさり読めました。ラストのエルザと桃花のハグ、エルザの本心はどこにあるんだろう?!

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    2019年01月06日
  • マリコ、カンレキ!

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    ネタバレ

    行きつけの本屋さんにて。
    年末にさくっと読める本をと思い購入。彼女のエッセイを購入するのはこれで2冊目。
    エッセイを読むようになってから日が浅いためか、はたまたわたし自身、エッセイというものと相性があまりよくないのかわからないけれど、いまいち頭に入ってこなかった。小説ほど引き込まれなかったな、というのが初読の1番の感想。
    とはいえ、文章の流れはおもしろく、オチのある話も多いため、移動の際には持ち歩いて、お気に入りのパートを見つけるなどしたい。
    とりあえず、で星3つ。

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    2018年12月30日
  • みずうみの妻たち 上

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    読み始めてすぐに、
    携帯電話が出てこないし、読んでいて不思議と懐かしい気分になるので
    なんだか変だなぁ・・・と思っていたのですが
    1990年に連載された新聞小説だったんですね。
    私が懐かしさを感じた要因の一つは、
    たぶん小説からあふれ出るバブル感。
    何十万円もするようなイタリア製のスーツに身を包み、グリーン車で東京に逢引きに出かける主人公の朝子。
    一流ホテルのスイートルームに泊まり
    愛車の自動車電話(!)で愛人と密会の約束を交わすのだ。
    まだネットもスマホもなかった時代に、
    自動車電話なんて持たないふつうの不倫カップルたちは
    一体どうやって連絡を取り合っていたんだろう・・・
    しばし現実を離れ、

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    2018年12月23日
  • みずうみの妻たち 下

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    ネタバレ

    行くつく先はやっぱりこういうことだよね。(破局)
    朝子にはまったく共感できなかったけど、(途中から浮気はしているにせよ、フランス料理店を出店する為、無尽蔵にお金を使われその建築家と不倫され旦那、哲夫に同情したわ)
    むしろ、文恵の方が浮気と割り切っているだけ潔い。
    一番、まともに見えたのはこのフランス料理店にオーナーシェフとして引き抜かれた大村かな。
    これも、何年か後にドラマ化されそう…。

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    2018年11月18日
  • みずうみの妻たち 上

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    ネタバレ

    みずうみの近くにある地方都市の和菓子の老舗”香泉堂”の朝子が旦那が浮気した腹いせ?にフランス料理のレストランをやりたいと言い出し、その店の設計する東京の建築士、大和田と恋に落ちる(不倫)著者のお得意の分野。
    その地域のセレブな奥様たちで構成されてるみずうみの会、
    その中の元CAの文恵、こっちも大和田の友だちの小説家と不倫するんだけど、そのことは薄汚いって言って、なんかこの朝子にはちっとも共感できないんだけど、あまりにいとも簡単になびきすぎで。
    まっ、自分とかけ離れている世界を読むのは楽しいけど…
    下巻はいよいよ、本格的に始まる予感。

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    2018年11月13日
  • ビューティーキャンプ

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    ミスユニバースの日本代表を決めるキャンプが舞台。
    作者が林真理子女史ということで、予選を勝ち抜いた12人のファイナリストたちのドロドロとした女性同士の戦いが描かれるのかと思ったら、意外とアッサリとした作品だった。
    強烈キャラは、NYの本部から送り込まれたエルザ。
    彼女はファイナリストたちに対し、次々と言い放つ。
    「美しさっていうのは力とか可能性・・・」
    「あなたたちの美しさの方がずっと価値があります。何故なら美しさは、多くの人たちを幸福にするから」
    「ミスユニバースのコンテストは、美を競うものではない。魅力を競うものよ」
    過酷な訓練を終え、日本代表に輝くのは誰なのか、読者の興味を惹きながら、最

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    2018年11月06日
  • ルンルンを買っておうちに帰ろう

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    女版ホリエモンという言葉がまさにぴったりなエッセイ。 笑ってしまう所もあり、ちょっとひねくれすぎじゃと思うところもあり、意外と繊細なところもあるんだな、とはっとさせられるところもあった。

    かなり言葉がとがっているけど、この野心の部分を前面に出して書くと、もっと面白いのかも。

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    2018年10月12日