林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このどうしようもない自意識を持て余し。
コンプレックスの塊、葡萄農家の娘・乃里子は、東京に憧れ、共学の進学校に行けばきらきらした青春が待っていると夢を見る。恋、友情、進路、家族。今も古びない高校生の思春期の焦りや戸惑いがここにある。
この本を読んで、うわあああ、となる。身に覚えがありすぎる思春期のグラグラ。今から振り返れば本当に自意識過剰。しかしこんな自意識を持て余したからこそ今の自分があるし、本質的には今も変わっていない。
ここではないどこかにいけば、きらびやかな自分になれる。そう思っていたけど。
え、ここで終わり、という締めに、筆者の勢いを感じる。 -
購入済み
ドラマでの記憶があり、そのつもりで読んでいたら後半はドロドロとしていて
最後は怖かった。
ドラマだと年下の男性との恋愛のイメージが大きかったが、原作は全く違っていた。
主人公の奈央子の生き方は、自由なのに素敵というより『しんどい』というイメージでした。 -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら「花子とアン」も「柳原白蓮」も認識しておらず、読み終わってからコメントを確認して知りました。
そのため最後までフィクションだと思い読み進めてしまっていたので、驚きが凄かったです。
燁子という1人の女性が真っ直ぐに強く自分を貫く様子が描かれていますが、時代の波に飲まれず置かれた環境の中でどう幸せをみつけていくのか。
周りからみたら充分幸せなはずなのに、どこか自分を不幸と思っているような貪欲さが垣間見えることに少し苛立ちを感じてしまう気持ちもありました。
ただ人生で自分が幸せだと感じることって本当に人それぞれで、自分が生きている環境、取り巻く世界で大きく変わってくるものだと思います -
Posted by ブクログ
超高級老人ホームに勤める中年の3人の女性たち。それぞれに自分の親の介護の問題に直面している。介護のリアルな現実、先行きの不安。自分の親や自分自身が老いた時のことを思うと身につまされる。主人公の女性たちは常識があり優しく強さもあるけど、それでも追い詰められる様子がなんともつらい。そこへきて超高級老人ホームに親を潜り込ませる作戦。ハラハラドキドキ、なかなか痛快。ただ最後にかけて物語の展開がやや暴走気味。色々と話を広げ過ぎて主題がなんなのかぼやけてしまった。考えさせられるところもあり、エンターテイメント性もあり、面白かったけど、ちょっと残念。
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Posted by ブクログ
ネタバレ言わずと知れた林真理子さんの初期エッセイ。実家にあったため幼い頃からその背表紙は見てきたのだけれど、子供心になんとなく大人の読み物という気がしていてこれまで手に取ったことがなかった。
が、新型コロナウイルスの影響による自粛期間中の読み物としてついに購入。
私は最近の林真理子さんのエッセイから手に取った口なので、ここまであけすけな彼女のプライベートな話(特にベッドのなんか)を読むと、もはやフィクションのように思えてしまい、あまり楽しめなかったというのが正直なところ……。
ごはんのお話や芸能の話から、現代の社会が抱える問題に飛躍して想いを馳せる彼女の文章のが私は好きかなあ。
ということで星3つ
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