あらすじ
週刊文春連載の、炎上覚悟の“マリコ砲”炸裂!
ついに「週刊新潮」山口瞳氏の連載記録を抜いて、前人未到の三十二年目に突入!
小林麻耶さんとの結婚についての特別対談も収録。
おいしいものを食べ、ダイエットに励み、国内外を頻繁に旅行し、洋服や着物を買っては、片付けを決意する生活は変わらず。
ISの犠牲になった後藤健二さん、本を出版した少年A、川崎の男子中学生殺害事件などの時事ネタから、堀北真希さんと山本耕史さんの結婚、小林麻耶さんとの対談まで、物事の核心を突く「マリコ砲」が炸裂。
【目次】
並ぶ人
私の予定
ミュージカルだよ
帽子の話
まるで憶えられない
ふつうのアナタ
生きものへの愛
スカウトされちゃった
元気な人
お母さん、お願い
絆って
金沢の物語
本屋へ行く幸せ
富山セーフ
彼女の場合
着物の運命
感じ悪い
お片づけ
お片づけその2
お金って……
腹が立つこと
ドラマあり
建築家
ヒールの靴
トリとイヌ
思い出すこと
観劇のあと
ごきぶりホイホイ
桃の話
恋は遠い日の……
余計なお世話
ポリスとKGB
ハッピーバースデー
当事者って!
被災地のペット
酒豪志願
地の力
雑誌が教えてくれること
電車に乗って
紙が好き
京都行こう
香席です
誰か止めて
たべる、のべる
一冊の本
ななつ星、おそるべし
私の名前
番外篇 私は結婚できますか? 小林麻耶×林真理子
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
林真理子のエッセイ、やはり面白いなぁ。勢いで2回も読んでしまった。
色々とあけすけだからなのか、(お金持ちだろうけど)生活が身近に感じるところがあるからなのか、それとも美味しいもの好きだからなのか、仕事で地方によく行くからなのか……エンジン01にも興味を持ちました。調べたら初回が和歌山(高野山)だったみたいだけど、また和歌山来ないかな。近隣県でももちろん良いんだけど。
Posted by ブクログ
林真理子さんの本、初めて読みました。
あまり本を読まない私でも、サクサク読めて、たまたま時間があったのもありますが、2日で読めました!
いろんなエピソードがあり、楽しめました。
Posted by ブクログ
初めての林真理子はエッセイが良いかなと思い読んだ本。時事ネタが多いので雑誌で連載されている時に読むのが最適だなと思った。社会的な視点があり興味深い話もあった。
Posted by ブクログ
林真理子のエッセイは、面白いから好き。おいしいものいっぱい食べて、エステして、買い物して、あちこち行って、贅沢して毎日楽しそう。そんな日々の中、いろんな人に会って、ネタがいっぱいの彼女があけすけなく書くエッセイは、飽きないのだ。
巻末の小林麻耶さんとの対談は、彼女が後に最愛の妹さんを亡くし、その後交際0日婚するのをわかってて読むと、なんだか感慨深いものがある。結局、こういうタイプは、いくつになっても結婚できんですよね…
Posted by ブクログ
毎週週刊誌で目にしていたエッセイをまとめて読むのではなく、「単行本で初めて読む」と、どうしても内容が古びてしまいます。
ハヤシさんの文章の一番いいところは、旬を旬のものとして料理しつつ、悪意を感じたり、恨みつらみなどのマイナスの読後感を抱かせないところだと思います。
しかし。
最近は、週刊誌のエッセイもネットで叩かれるようになり、もともと活字で書いているのに一部分を切り取って論争の種になってしまうことも増えました。
「全文を読めば分かってもらえるとおもう」ということで炎上ネタを再録してあります。
でも、あとでみると、「なんでそんなに騒ぎになったのかな?」と思ってしまいます。つまり、旬でなくなってしまっている、ということです。
週刊誌のエッセイは、結局、ネットの何かに代替されているわけではないと思います。ツイッターはたしかにそれっぽいけれど、エッセイとは違います。
芸能人ブログも、違うと思います。
真っ白な原稿用紙の上に、ネタを乗っけて、お金のとれる文章に仕上げるという「匠の技」は、週刊誌がなくなったら継承されていくのでしょうか。
ハヤシさんは、最後の匠、なのかもしれません。