林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白くて数時間で読めた。
漫画を読む感覚でサラッと読めて、いい気分転換になった。
図々しくて裕福なはずなのに卑しさも感じられるくらいのハルコさんだが、その図々しさを武器に周りの人の悩みを解決していくというストーリーだった。
明るくて悩むより行動派のハルコさんは、読んでいて気持ちが良かった。
また強すぎる個性である図々しさも、主人公がハルコさんに突っ込みをいれながら話が進んでいくので読み手としてはストレス無く読めた。
娯楽要素が強いので他の人にオススメするほどの素晴らしい内容かと言われれば微妙だが、読んで後悔する内容では全く無かった。
面白かった。 -
Posted by ブクログ
面白い。
解説にある通り、化粧品業界の裏話が面白い。
物語りもリアルで面白い。
林真理子さんうまい。
ちなみに、倉田真由美さんの解説がこれまた面白い。(解説好きにはこたえられない)
だから私の感想は端っこで、リアルだったことを書く。
ヒロイン沙美さんの最所の恋人のお母さんの描写。
かなり意地悪っぽくリアルですねー。
初めて許婚の実家を訪れ、お母さんに会う場面。
『ドアが大きく向こうから開けられた。若づくりした女、というのが沙美の第一印象である。そう濃い化粧をしているわけでも、派手な洋服を着ているわけでもない。が、その初老の女には、どこか諦めていないような、体の奥がはしゃいでいるようなところがあった。』
うーむ。まいったなー。
これは林真理子さんの筆力のうまさによるものなのか、私の僻みなのか。
ユーモアを通り越した皮肉?でも、そう感じるのだろうなー。
激しく反応したのだった。 -
Posted by ブクログ
林真理子さんをなんだかずっと存じ上げていた気になっていたが、あそーか、これで有名になった方なのねと納得した。
1982年に初版。
まだまだ、パソコン通信も一般化していない時代。
なのに先取りも先取り、
まさに今、メールで、インターネットのホームページで飛び交っている話し方、書き方で表現してあるエッセイですよ。
内容もしかり。
率直に露悪的といえるほど、恥も外聞もない有体を暴露する。
それも今、みんながなにげなくやっていること。老いも若きも。
ああ、これ読んで恥ずかしくなってきた。
だって、みんな乗っているのだもの。
天才的な先読み。あるいは流行を作ったその才能におどろく!
これが22年前ですよ。ほんとにびっくり。
しかし、私を含めて止まらないだろう、この傾向。
もし読んでいない方がいたら、一度はお薦め。
林真理子さん流ユーモア爆発のエッセイである。 -
Posted by ブクログ
1982年、林真理子さんのエッセイ集。まさびバブリーな時代、ヒットした本らしい。
いかにも地口の語調で、来歴や日常の些事について赤裸々に書かれている。しばしばかなり可笑しい件があった。この語りはこんにち言うところの女子トークであろう、華やかであからさまな笑いに満ちた語りの時間が、輝くようである。
この本が当時売れたというなら、本書が時代の気分の普遍性を持っていたということだ。物事に対する一つ一つの感想が「みんな思っていたこと」だったというわけでは必ずしもなく、そうした感想を語るスタイルやそこに描かれる世界、自我に対峙する際のスタンス等の骨子となっているテクスト性が、時代に通底するものを持っていたのだろうと思う。
そのようなパロール集合の場が、こうしたエッセイというジャンルに確立され、文化の一翼として受け継がれてきたのに違いない。
しかしここに書かれている内容は、今では「古い」のだろうか? 私は必ずしも読んでいて古さを感じなかったのだが、現在の若い女性たちが読むものは、やはりどこかこれとは異なっているのかも知れない。現在はどんなエッセイが女性たちに読まれているのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ*ついに還暦!ドルガバの赤い革ジャンに身を包み、ド派手でゴージャスな還暦パーティーを開いた。年を取って変わったのは、何でもはっきり口に出して言える、嫌いな人ともにこやかに会話が交わせる、パーティーで料理を食べることができるようになったこと。どこまでもパワフル、日本でいちばん神ッてる痛快エッセイ第28弾*
ルンルンを買っておうちに帰っていた、あのマリコさんもついに還暦ですか・・・感慨深い。
相変わらず鋭い観察眼に嫌味のない毒舌と絶好調ですが、年齢を重ねて良い具合に開き直ったマリコさんも素敵。こんなにも同じネタで長く愛されるエッセイって他にあるのかな?
時事ネタをすぐに読むのはもちろん、少し年月が経ってから読むのも味わい深くてお勧め。
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