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「女は、怖い」のではない「怖いから、女」なのだ。(酒井順子「解説」より)
脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間。
結婚式が終わった夜のバー。披露宴の司会をした美女とグラスを傾けながら、花嫁を待っている。
「あの時もそうだったわね」
親し気なふたりの会話はやがて、決して花嫁に知られてはならない過去の妖しい秘密に触れて――。
表題作など、10篇を収録した傑作短編集。
解説・酒井順子
*本書は1997年に文藝春秋より刊行された文庫『男と女はいつも怖い 怪談』のタイトルを変更した新装版です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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