林真理子のレビュー一覧

  • ウェイティング・バー

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    ネタバレ

    林真理子らしさ満載の短編集。
    どの話も人間ってこういう嫌らしい部分あるよね…となるものばかり。
    林真理子の人間観察眼と表現の的確さに痺れます。
    「靴を買う」は1989年の作品にも関わらず、内容は正に現代のパパ活女子たちの心理を描いたような作品。
    時代は変われど、人間の欲や自意識はあまり変わらないのかもしれないと思わされました。

    ただ、共感は出来る作品が多い一方で、全体的に主人公たちの問題が解決するわけでもなくあまり前向きなラスト話ではないので、読後は親戚の不幸話を聞かされたような疲労感があります。

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    2021年01月11日
  • ウェイティング・バー

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    まだ携帯電話が無い時代の、男女の恋の駆け引きが次々と。
    SNSなんかなくったって、人は手紙によって不倫をばらしているし
    ストーカーも登場すれば、あざと可愛い女の子に喜んで騙されてしまう男たちもいる。
    な~んだ・・・時代が猛スピードで変わったなんて言ったって、人間のやってることは変わってないじゃないの。
    あんまり女性の手の内を小説でばらされては困るのだが
    林さんの書く男女の人間模様は時代が変わっても天下一品だわ。

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    2021年01月10日
  • 過剰な二人

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    林真理子さんのことが知りたくて購入。見城徹さんの仕事の熱量を感じた。林真理子さんの作風も知ることができた。

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    2020年12月30日
  • 愉楽にて

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    内容(「BOOK」データベースより)
    大手医薬品メーカー九代目、久坂隆之は53歳。副会長という役職と途方もない額の資産を与えられた素性正しい大金持ちで、シンガポールと東京を行き来し、偏愛する古今東西の書物を愛でるように女と情事を重ねる。スタンフォード留学中に知り合った友人、田口靖彦は老舗製糖会社の三男。子会社社長という飼い殺しの身が、急逝した妻の莫大な遺産により一変。家の軛から自由になるために、女からの愛を求め、京都で運命の出逢いを果たす。時代の波に流されず、優雅で退嬰的な人生をたゆたう男たちが辿り着いたのは―。

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    2020年12月25日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    あとがきの壇蜜の言葉がまた…。鋭く"今"を突いている。
    ところどころ同調できない部分もあるにせよ、面白く読めた。

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    2020年12月21日
  • フェイバリット・ワン

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    ネタバレ

    木曜日までに十グラムでも痩せる。
    二回パックをする。
    社販でもう一枚服を買う。
    そう決めたとたん、ふわふわした空気は一層濃くなった。
    (62-63pより引用)

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    2020年12月13日
  • 我らがパラダイス

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    ネタバレ

    介護に奮闘するおばちゃん達っていう内容を想像してたんだけど、あまりにハチャメチャでありえないなぁって少し冷めました。
    でも、それくらい介護というのは大変なのかもしれないと怖くもなりました。

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    2020年12月11日
  • anego

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    ネタバレ

    女も怖いけど男も怖い。色々なことに無責任になってこんなに人の気持ちに目を背けて生きていけるもんなのねえ

    かっこいい年上の女性と愛は無いけど遊びたくて結局は若い彼女と結婚する後輩、派遣の女の子を叱りたくない上司、他の女に夢中になって妻が邪魔になって殴っちゃう夫。恋愛ドラマというよりホラーだわ。

    バブルもお見合いも商社も広告代理店もご縁が無かったのでファンタジーの気持ちで読んだ。

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    2020年11月28日
  • 葡萄が目にしみる

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    このどうしようもない自意識を持て余し。

    コンプレックスの塊、葡萄農家の娘・乃里子は、東京に憧れ、共学の進学校に行けばきらきらした青春が待っていると夢を見る。恋、友情、進路、家族。今も古びない高校生の思春期の焦りや戸惑いがここにある。

    この本を読んで、うわあああ、となる。身に覚えがありすぎる思春期のグラグラ。今から振り返れば本当に自意識過剰。しかしこんな自意識を持て余したからこそ今の自分があるし、本質的には今も変わっていない。

    ここではないどこかにいけば、きらびやかな自分になれる。そう思っていたけど。

    え、ここで終わり、という締めに、筆者の勢いを感じる。

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    2020年11月23日
  • 天鵞絨物語

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    ネタバレ

    基本的に登場人物の誰かに共感しながら読み進めるタイプなのですが、いい意味でここまで誰にも共感できなかった小説は初めてでした。品子の行動や人生は、よく捉えれば一途なんだろうけど、私には狂気的に見えて終盤になればなるほど恐ろしかったです。そして泰ちゃんに関してはもう、何様なんだと面と向かって否定してやりたい気持ちがずっとあって、そう思えてしまう自分はこの時代の人間ではなく根っから平成の人間なんだなと思わされました。
    人を愛するということはある意味で狂気的な側面を持っていないと保てないものなのかも知れません。

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    2020年11月04日
  • 野ばら

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    ネタバレ

    25歳でもう人生悟ってしまうのは早いのでは、と思いながら読んでいたが、悲しい思い出を美化させるまで待てない、若いまま悲しみを抱きながら生きたい、というのはとても共感できる。

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    2020年11月03日
  • 美女は飽きない

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    ダイエットとおしゃれに余念がない林さんのエッセイ。
    いろいろなダイエットにチャレンジする姿は面白く共感できた。
    ただ庶民のやきもちかもしれないが、ファッションのところでは「セリーヌのxxを買った」とか「ドルチェのスニーカーが」とか、高級なブランドのものをポンポン購入する描写が面白くなかった(笑)

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    2020年09月22日
  • 最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!

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    知り合いが多くて、誰にでもずけずけと物を言うハルコ。無遠慮なようだが彼女のアドバイスは的確そのもの。

    おばはんだけあって身の丈というものが分かっている。自他を客観的に見ているから的確なアドバイスができるのだろう。

    裕福なおばはん、ハルコ。
    貧乏な学生の私には別世界みたいだけれど、非日常が小説の醍醐味だからおもしろかった。

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    2020年09月06日
  • 愉楽にて

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    いくらモテるからってね〜。嫌な感じだな。相手のことを都合よく利用してるだけだよね。こちらも利用しているならお互いさまなんだけど。

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    2020年08月27日
  • ルンルンを買っておうちに帰ろう

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    妬み、嫉み、自己への過大評価、単純な悪口などかなり大胆に思いを連ねた作品。本人自身も自分が嫌になるほどかなりあけっぴろげにしているのでその部分の強さはあるなと。
    林真理子の実態を掴みたい限り。

    43/100

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    2020年08月22日
  • anego

    購入済み

    ドラマでの記憶があり、そのつもりで読んでいたら後半はドロドロとしていて
    最後は怖かった。
    ドラマだと年下の男性との恋愛のイメージが大きかったが、原作は全く違っていた。
    主人公の奈央子の生き方は、自由なのに素敵というより『しんどい』というイメージでした。

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    2020年07月18日
  • 我らがパラダイス

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    途中までは、読んでいて辛かった。
    いずれ自分も親の介護をする事になり、この人たちのように辛い思いをするんだろうな、と。
    想像すると悲しくて。
    でも、後半はとんでもない流れになっていて、普段の自分の感覚なら「いや、あり得ないし」と思うところ、それが逆に良かった。
    ずっと辛いままなら途中で読むのをやめてしまったかも。
    いろいろ、考えてしまいます。

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    2020年07月15日
  • 白蓮れんれん

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    恥ずかしながら「花子とアン」も「柳原白蓮」も認識しておらず、読み終わってからコメントを確認して知りました。
    そのため最後までフィクションだと思い読み進めてしまっていたので、驚きが凄かったです。

    燁子という1人の女性が真っ直ぐに強く自分を貫く様子が描かれていますが、時代の波に飲まれず置かれた環境の中でどう幸せをみつけていくのか。
    周りからみたら充分幸せなはずなのに、どこか自分を不幸と思っているような貪欲さが垣間見えることに少し苛立ちを感じてしまう気持ちもありました。
    ただ人生で自分が幸せだと感じることって本当に人それぞれで、自分が生きている環境、取り巻く世界で大きく変わってくるものだと思います

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    2020年07月06日
  • ウェイティング・バー

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    女性が男性との関わりにおいて心に秘める本音や、自分の目的を達成するためにつく嘘、裏切りなどを書いた短編10作を集めた本。
    短編である為か、林真理子が得意とする上質などろどろは不足するが、身近にいる女性たちが陰で思ってそう、やってそうなことが描かれており、ある意味よりリアルでどろどろしているとも言える。
    身綺麗な女性ほど、本当に何してるか分からないものだな、女性とはやはり賢い、と改めて思わせてくれる短編集。

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    2020年06月28日
  • ルンルンを買っておうちに帰ろう

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    常盤貴子さんオススメとして読んだ。
    結構ブラックで驚いた。
    小池真理子さんとか、色んな人をディスっていて、大丈夫なのかと心配になるほど。

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    2020年06月24日