【感想・ネタバレ】ビューティーキャンプのレビュー

「豊胸手術なんて今は簡単よ。あなたが世界大会を目ざしているなら、このキャンプが終わったらすぐにクリニックに行きなさい」。

日本からミス・ユニバースの優勝者を出すことが目標のエルザ。12人のファイナリストとともに2週間のビューティーキャンプを行う。キャンプ開始から、ミス・ユニバース日本代表が選出されるまで…。外見だけでなく内面も美しく成長していく彼女たちの密着ストーリー。

糖質制限でダイエット、プチ整形で二重まぶたに…。現代は、外見を美しくするための手段が片手で調べられる時代。しかし内面の美しさについて考える機会は少ない。本作では、道を歩けば周囲が二度見するレベルの美人が、「世界で通用する美しさ」と向き合っています。ミス・ユニバース日本代表に選ばれるため、彼女たちがビューティーキャンプで奮闘する姿に衝撃を受けること間違いなし!今よりも輝きたいと考えている方に、是非読んでいただきたいです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年08月10日

 ミス・ユニバースを描いた林真理子の小説。名前こそ変えているものの、ミスユニバースのディレクターであるエルザはまんま元・ミスユニバースディレクターのイネスをモデルにしているとわかる。
 ミス・ユニバースの内情ってこんな感じなのかしら…、イネスってこんな人だったのかしら…と妄想を逞しくしてとても楽しく...続きを読む読めた。

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

ビューティーキャンプの最終日から日本大会まで加速度的にエピソードを散りばめられておもしろい。
エルザの祖母の話は著者が考えたのか、どこかの逸話なのか気になる。

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Posted by ブクログ 2018年08月10日

東京への研修の道中のお供に。
林真理子は、女性の魅力や内面の表現が独特で上手だなと改めて思いました。全く自分とは無縁の世界だけど、サクサク読めて楽しかった。
そしてビューティーキャンプって本当にあると知ってびっくり。色んな世界があるなぁ。講師が書いてる本、ちょっと興味ある……

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Posted by ブクログ 2021年07月04日

好きな作家さんのおひとり
林真理子さんの小説

どろどろ系かと思いきや意外と爽やか、青春?
かるーく一気に読める話

林真理子さんの小説らしく
女性の特徴やリアル感をよく現してて
軽快な展開が良いよね

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Posted by ブクログ 2019年08月25日

林真理子さんの小説は女同士のドロドロした部分が描かれることが多いですが、この本はもミスコンがテーマなのにあっさりしていました。

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Posted by ブクログ 2019年04月08日

ブートキャンプならぬビューティキャンプ。
世界の頂点めざして美を磨く。いかなる世界でも頂点めざすのは生半可なことじゃないのね。さすが林先生、ミスユニバースの裏事情にもお詳しそう。

それぞれの女の子が持つ事情や性格に振り回され、敏腕コーチの思惑通りにもいかないようで。

いきなり下着姿になることを要...続きを読む求され、上下(ブラとパンティ)ちぐはぐなものを付けているとこっぴどく叱られる。見えないところも美しく。誰も見てないのではなく、なにより自分が見ているってか。

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

林真理子さんなので、もっと女性間のドロドロした感じかと思いきや、意外にあっさり読めました。ラストのエルザと桃花のハグ、エルザの本心はどこにあるんだろう?!

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Posted by ブクログ 2018年11月06日

ミスユニバースの日本代表を決めるキャンプが舞台。
作者が林真理子女史ということで、予選を勝ち抜いた12人のファイナリストたちのドロドロとした女性同士の戦いが描かれるのかと思ったら、意外とアッサリとした作品だった。
強烈キャラは、NYの本部から送り込まれたエルザ。
彼女はファイナリストたちに対し、次々...続きを読むと言い放つ。
「美しさっていうのは力とか可能性・・・」
「あなたたちの美しさの方がずっと価値があります。何故なら美しさは、多くの人たちを幸福にするから」
「ミスユニバースのコンテストは、美を競うものではない。魅力を競うものよ」
過酷な訓練を終え、日本代表に輝くのは誰なのか、読者の興味を惹きながら、最終日に。
司祭の如く振る舞い、キャンプを仕切ったエルザの、目論見のままだったのか、それとも慮外の結果だったのか。

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Posted by ブクログ 2018年08月28日

さくさくっとライトに読破。
美とは?魅力とは?を考えるながら読むのには楽しい1冊。
ミスユニバースという世界基準の美しさは、ダイバーシティとはまるで対極。自分なりに魅力の定義ができている人が一番美しいのかもしれない。
物語として楽しいかは別。

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