あらすじ
混沌とした時代を、鋭く斬る!人気エッセイ、最新刊!
大河ドラマ『西郷どん』が放映された記念すべき年――
“聖地”幸福書房の閉店を労い、
サッカーW杯に熱狂、母校の日大タックル問題に物申し、
世界のケンワタナベの舞台を観にロンドンへ。
八面六臂のマリコの大活躍は、決して 止まらない。
巻末に糸井重里との 対談 「マリコは一日にして成らず。」 を収録。
※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
短いエッセイの集まりなので、気軽に読めた。
世の中の出来事に対してマリコ節で意見を言っていたり、考えさせられることもあったり。
読みやすく、楽しい一冊だった。また時間を置いて再読したい。
Posted by ブクログ
数年ぶりに手に取る林真理子のエッセイ、夢中になって読んじゃった!やっぱり文春のエッセイが一番面白いかな。東京のお金持ちの生活ばかりフォーカスされてる気がして、そこには興味がなくて一時期は作品から離れたんだけど、また小説も読もう。
お金持ちはお金持ちでも「愉楽にて」を五百冊買ってくれる太っ腹な銀座のママのお話とか、気持ちの良いお金の使い方も読めて満足。
自分の作品について好き勝手感想書かれてても腹が立たないなんて、寛大だなぁ!でも確かに小説愛あってこそのハッシュタグ感想だものね。それにしても作家本人が小説ファンのオフ会に参加してくれるなんて、嬉しいだろうなぁ!
Posted by ブクログ
*大河ドラマ『西郷どん』が放映された記念すべき年――“聖地”幸福書房の閉店を労い、サッカーW杯に熱狂、母校の日大タックル問題に物申し、世界のケンワタナベの舞台を観にロンドンへ。八面六臂のマリコの大活躍は、決して止まらない*
文春だからかブランド話は少なめだけど、いつも通りの軽快さが読みやすい。
が、この頃から日大の理事に無給で立候補する!と宣言してたんだなあ…と、ご立派と思うやらお気の毒と思うやら。
Posted by ブクログ
冬の風呂
~お医者さんで、お風呂での溺死はとても多いと聞いたことがある。重労働の夜勤明けの時に起こるそうだ。
~「もし救急車で運び出される時に、素っ裸だと恥ずかしいよね」「そんなこと、救急隊員は慣れているんじゃないの」
~お風呂は短くしなくては。しかし週刊誌は譲れない。お風呂の中で読むのは専ら男性週刊誌だ。読者の高齢化が進んでいるために、この頃気が滅入る記事がいっぱい。「誤嚥で死なない法」「冬の風呂の入り方」そういう記事を読みながらの入浴は、正直楽しくないのである。