小川洋子のレビュー一覧
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ネタバレまだ感想まとめられてないです
博士 さかさまで文言える
ルートが成長してからも残る傷
博士を忘れない 別れをさっする
阪神試合 売り子に恋する博士
選手に盛り上がる中 数字の話ばかりする博士笑
辞めさせられる時本当に嫌な気持ちになった
墓に激突して死ぬしかとか最悪 なんでそんな情景描写思い浮かぶの?金取られるとか
義姉と家政婦の緊迫感を 数式でたつ博士
数学の問題解いてる博士が急に来て 君の料理作る姿を見るのが好きという
誇らしい 家政婦を受け入れてくれている 人も数学と同じように美しいものとして思っている?
80分がくるった p189
P195
非存在を存在させた 0 -
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六遍が収録。どのお話にも
特別な才能がある人がでてくる。
前回、「完璧な病室」を呼んだばかりで、
重たい気分だったけど優しいお話が多くて良かった。
六遍とも、毒を持つ人より優しい人が多い気がした。
ちゃんと自分の幸せを自分のやり方で守れる人たち。
完璧な病室は逆に、
自分の幸せのために周りを巻き込んで
自滅する人たちが多かった感じがする。
最後のお話で、絶滅した鳥たちがデザインされた
メリーゴーランドに乗るシーンが素敵だと思った。
古びたメリーゴーランドとか、髪のレースとか、
自作のドレスとか。そういう些細なことで
幸せになれる人たちを見守る安心感。
約束された移動
ロイヤルスイートの -
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カズオ•イシグロ氏の日の名残りの作品に近い人の深さを感じる作品だった
他の誰も入り込めないようなまるで本当に海の中で物語が進んでいくそんな静けさでとても神秘的な催しのように感じる作品
物語後半、猫と鈴のシーンがあるのだがとても尊さみたいなものを感じた。古い鈴の音を久しぶりの遠慮深いと表現し相棒につけてあげるのだ。
時に難しく感じる作品でもあったように思う、内容がではなく、受け止める自分側が漂う物語の面白さを飲み込めれてない点にあった。少年が叫びたい場面に叫んで欲しかったし、我慢が続く場面に何か助けを示してほしかったし、インディラやミイラ、家族はいたものの孤独感が強く映り、またチェスが緩和してい -
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1990年代、著者がアンネゆかりの地を歩いて綴ったもの。アンネの日記については、「良書」として読み、アンネの記号化されたシンボルが残っていく読み手、そういう記号化されたイメージを敬遠する読者などさまざまある中で、著者は自分と同じ一人の少女に親近感を感じながら魅了され、その歩んだ道をたどる旅に出るまでに至ったようだ。アムステルダムのアンネの家(隠れ家)からフランクフルトの生家、アウシュヴィッツ、ビルケナウ、そしてウィーンと回り、ジャクリーヌさんやミープさんに会い、他の支援者たちに思いを馳せ、生き延びた2人のユダヤ人に会っている。
去年、アムスのアンネの家を訪ねる前にアンネの日記を読んだ。多感な -
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自分が妊娠したのをきっかけに手に取った。
「妊娠カレンダー」
妹目線で、姉の妊娠について書かれた作品。妊娠の、得体の知れなさが表現されていた。自分自身、これからの身体の変化をどこか恐ろしく感じていたので、その感情とリンクして面白かった。ちょっと不気味に書かれているのがまたいい。女性ならではの作品だと思った。
「ドミトリィ」
もう妊娠の話ではないのだなと、最初はあまり興味がなかった。でも、読み進めていくと、止まらなかった。先生の身体と、寮の存在が、どんどん悪い方向へ進んでいく。どうなってしまうのだろう、と怖かった。結局、怖さは消えたものの、なんとも言えない気味悪さが残った。後味は決して良くな -
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小川洋子さんらしい、やさしい切ない話でした。
ことりの小父さんの生活から、まず両親がいなくなり、次に小鳥の言葉を話すお兄さんが、そして小鳥にこだわる小父さんにやさしい思いを寄せる司書さんがいなくなり、更に長年鳥小屋の掃除に通った幼稚園からも閉め出されて、少しづつ色々なものがなくなっていきます。そんな、ひとり残された年老いた小父さんに傷付いたメジロが飛び込んできます。お互いを必要とする小さな存在同士の愛情に満ちた最後の日々。とても幸福な気持ちで読め終えることができました。
それともうひとつ、あとがきを日美に出ていた小野正嗣さんが書いていて、それも私的にはとても良かったです。小野さんが小川さんをイ -
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彼女の小説を読んでいると、村上春樹の小説を早回しで読んでいる感覚に陥る。似たような花が咲く短い道を散歩しているような。
年老いた叔母や母親、収容所を経験して後に亡くなったユダヤ系の祖父など、この本には家族との関係を描いた短編が多い。肉親との微妙な距離感、距離があるのに心の片隅に確固たる場所を持つ人々。読み手の無意識の感覚を言葉でなぞっていくような文章。
後ろの解説で、著者の言葉が紹介されている。「小説の中に輪郭を持った主題、しかもまやかしの主題が、くっきりと見えてくるような小説は信用できない」。まさにこの輪郭が掴めない自然な成り行きの中に、ふと読み手の無意識を目覚めさせるような何かが埋め込まれ -
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河合隼雄さん、小川洋子さん、お二人の作品は読んだことがあり、どちらも好きだったので、二人の対談ということで楽しみに読んだ。
この本を読んで強く感じたのは、物語とは単なる娯楽ではなく、人が死や別れ、後悔や矛盾といった、理屈だけでは受け止めきれないものと折り合いをつけるために必要なものなのだ、ということだった。
特に印象に残ったことは大きく三つある。
一つ目は、現代では「死」が日常から遠ざかりすぎているということだ。
本の中で語られる「やさしさの根本は死ぬ自覚だ」という言葉が強く心に残った。医療の発展や生活の便利さによって、私たちは普段、死をあまり意識せずに生きている。特に、親しい人が死ぬこ -
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一つずつ何かが「消滅」するという不思議な島。ある時は鳥だったり、またある時は薔薇だったり。消滅するものが決まると、島の人たちは自らそれを処分しなければならないと同時に、記憶からも失ってしまう。中には記憶の消滅が起こらない特殊な人もいるのだが、そういった人たちは「秘密警察」に連行され、二度と戻って来ない。
現実には起こり得ないことなのに、消滅により徐々に悪くなる食糧事情、秘密警察の取り締まり、記憶を失わない知人の編集者R氏を匿う主人公といった設定は強烈に第二次世界大戦下を想起させる。
「モモ」のように失われたものを取り戻しに行くのかと思っていたら、小説家である主人公は小説が消滅しても、それを受け -
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ネタバレ表題作の「完璧な病室」は、大学の自主ゼミで集中ゼミの課題図書になった関係で、8人くらいのメンバーで一段落ずつ音読をして議論していく、というレベルの精読をしたこともあり、かなり思い出深い小説だった。当時は、コピーで読んだので、手元に小説を持っていなかったのだが、自分で小説を書いているときに、まったく書き進まなくなってしまい、何か参考にしたい小説があるかと思い返したとき、自分で買い直すことにしたのが、この本である。
初読の時から、文体と内容が合致しているというのは、こういうことを言うんだろうと思ったことを覚えている。ガラスや水、雪、真っ白な病室といった細かな描写が、常に白く、透明であることが、白血