人質の朗読会

人質の朗読会

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた――紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは、人質たちと見張り役の犯人、そして……。人生のささやかな一場面が鮮やかに甦る。それは絶望ではなく、今日を生きるための物語。今はもういない人たちの声、誰の中にもある「物語」をそっとすくい上げて、しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    中公文庫
  • タイトル
    人質の朗読会
  • タイトルID
    255735
  • ページ数
    243ページ
  • 電子版発売日
    2014年04月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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人質の朗読会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生の1冊は何と聞かれたら、この本と答えようと思う。普通の人たちの普通の生活のかけがえなさ。ずっと心においておこうと思う。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    ずっと読もうよもうと先延ばしにしていた作品。評判に違わず面白かったというよりは、人生について深く考えるきっかけとなった。

    海外で反政府ゲリラに拉致された人質たちは全員日本人。異常な状況下で朗読会がはじまる。。平凡なな日常が愛おしくなります

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    『本を読む人はうまくいく』で紹介されていた本
    やっと読むことができた!
    人質の方たちが語るエピソードが、日常に潜むなんてことないものだったけど、どれも本当に綺麗で読み入ってしまった

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    反政府ゲリラの襲撃を受けて人質として捕らえられた8人。
    捕らえられてる時に語られた8人の過去の忘れられない物語と人質救出作戦通信班の政府軍兵士の過去の忘れられない物語を描いた作品です。

    ただの日常の中でも、心に残ることはあり、それを言葉にすることで、日常が面白くなるのかなと感じました。
    印象に残っ

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    「人質たちが暇つぶしに、
    何か一つ思い出を文に書き出して朗読し合おうとする。
    今必要なのは、
    じっと考えることと耳を澄ませることだ。」
    冒頭のこの文を読んで、
    小川洋子さんが「物語の役割」で、
    辛い現実を乗り切るための手段として物語がある、
    と語られていたのを思い出した。

    杖 
    子供の頃足を怪我し

    0
    2026年04月06日

    Posted by ブクログ

    普段、腕や首や血が飛び散ったり井戸から貞子が出たりするものばかり読んでいるので、文字通り心が洗われた気持ちになった。
    たまには心をお洗濯しないとだめですね…。

    ささいな日常を(もちろん練りに練られた内容なのだけども)繊細で丁寧で厳選された言葉で綴られると、こんなにも濃密な世界になるんですね。
    どの

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    監禁されたことによる人質の方たちの朗読会。人は誰しも語りたくなるような思い出を持っている。事件や事故大きいことではないかもしれない。けれども、自分にとって大きいことは物語のように話は進んでいく。
    素晴らしい小説です。

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    何かの比喩かな?と思った「人質の朗読会」というタイトル、そのまま「人質の朗読会」の話でした。

    その人質は全員亡くなったことが明かされ、複雑な気持ちで読み始めることになります。

    人質となってから時間も過ぎ、少し周りを見る余裕ができる頃。囚われの身である8人もだんだん打ち解けてきたのかな。
    殺伐とし

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    人生を彩り形作るのは、
    心の底から泣いたり笑ったりするような特別な瞬間だけでなく、些細だけど確かな記憶として残るような出来事で、
    そういった思い出を大事に温めて心の温度を保つことができれば、
    避けられない悲しみや別れを乗り越える糧にきっとなるだろうと感じた。

    辛い現実という背景で語られる自己の物語

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんの小説はいつも大切な気付きをくれる。
    人質となった8人。死と隣り合わせ、このひっそりとした空間で、自分の人生の片隅にそっと残っている記憶を共有し合う。
    どのお話も、目頭が熱くなりました。
    子供の頃の記憶だったり、袖触れ合うも…くらいのちょっとしたご縁で知り合うおじいさんやおばあさんとのお

    0
    2026年08月01日

人質の朗読会 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    中公文庫
  • タイトル
    人質の朗読会
  • タイトルID
    255735
  • ページ数
    243ページ
  • 電子版発売日
    2014年04月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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