原田マハのレビュー一覧

  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    読書が苦手な方、これから始める方にお薦めです。短編って「物足りなさ」を感じる方がいらっしゃると思いますが、原田先生のこの本は「この先は自分で想像してみて…ポジティブにね!」と導いてくれるような一冊でした。短編集からの最後は伏線回収的な流れで最後まで読み尽くさなければわならない短編集です。

    0
    2025年10月06日
  • 星がひとつほしいとの祈り

    Posted by ブクログ

    様々な年代の女性の物語、7篇。
    色々な悩みや葛藤の中で希望や祈りがこもっていた。

    しかしあまり私には合わなかったかな。

    0
    2025年10月05日
  • ゴッホのあしあと

    Posted by ブクログ

     西岡文彦氏が書いた「わかるゴッホ」を最近読んで、ゴッホのことをもっと知りたいという気持ちでこの本を読みました。原田マハのリボルバーで、この人のゴッホに対する思い入れは知っていたのですが、この本は実際のゴッホを事実として述べています。最初からゴーギャンに思い入れていたのではなく、アルルでの孤独が多くの画家にアプローチさせて、唯一反応してくれたのがゴーギャンだったのです。なぜゴッホはパリからアルルに移らなければならなかったのか、その後サン・ポール・ド・モゾール療養院の精神病院から、退院後パリ近郊の村に移る経緯とその間に書いた絵の関連がわかって良かった。
    美術の世界は奥が深くて一枚の絵にはさまざま

    0
    2025年10月03日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    日明恩作品を初めて読みました。公務員関連の話が多いみたいです。名前の読み方が難しくて、書棚で探すのが大変そうです?

    0
    2025年10月03日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。たくさん書かれているのに、アンソロジーでは読んだことがあるかもしれないけれど、一冊はたぶん初めてになる著者さん。美術系の方というイメージがあり、美術系に明るくないのでなんとなく敬遠していた。この短篇集でも、学芸員として働く人が出ている。全ての話が、「誰か思う人がいる」ことのありがたさ、幸福について、書かれている。

    『無用の人 Birthday Surprise』がよかった。五十歳、未婚、美術館勤務。孤独死した父から届いた謎の鍵。母に疎まれ、疎遠だった父。父はいったいどんな人だったのか。その他、老いた母を思う話あり、そんな話が染みてしまうのは、たぶん、自分がそういう年齢になっ

    0
    2025年09月30日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    登場人物がつながっていておもしろかった。色々な背景、ストーリーがあるよな〜と読みやすい短編ながらも考えさせられた

    0
    2025年09月29日
  • ロマンシエ

    Posted by ブクログ

    パリのことをよく知らないからか、はたまた芸術的な面に疎いからなのか、読むのに時間がかかってしまった。コメディ的要素が多く、表現や展開は面白かった。

    0
    2025年09月29日
  • 星がひとつほしいとの祈り

    Posted by ブクログ

     20代から50代に渡る女性の心情を描いた短編集。
     それぞれの世代のそれぞれの思いと、その土地ならではの温かい言葉があふれる作品だった。
     表題作の「星がひとつほしいとの祈り」のしみじみとした語り口が印象的だった。
    ファンタジーのような要素があるところにも惹かれた。

    0
    2025年09月28日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    『たゆたえども沈まず』を読んだときから同じゴッホにフォーカスした本書を読みたいと思っていました。

    原田マハさんの美術をテーマにした小説は著者の造詣の深さと美術作品の背後にある世界観を膨らませてくれるので好きです。本書も面白い視点で物語を構築していて流石。

    ただ、個人的にはゴッホの半生を描いた『たゆたえども沈まず』の方のインパクトが強く、ちょっと薄味だったかもです。『たゆたえども沈まず』を読んですぐに本書を読むとまた感じ方が違った可能性も。

    0
    2025年09月27日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

    Posted by ブクログ

    松方が次第に美術に魅せられていくのがおもしろかった。また、モネと対面した場面など情景が鮮明に映し出されたように感じた。ただ、少々前置きが長かった。

    0
    2025年09月27日
  • ゴッホのあしあと

    Posted by ブクログ

    2025-2026年は大規模なゴッホ展が2つも開催されるので、予習として。「狂人」と敬遠され、孤独の中でも傑作を描き続けた強い人。読み終えた後はゴッホに対してそういう印象を持った。マハさんの「たゆたえども沈まず」や「リボルバー」も読んでから展覧会に行こうかな。

    0
    2025年09月26日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    旅した気分になれる本で、旅行に出かけたくなる本。ふるさととは何か。考えさせられました。
    ほっこりしました

    0
    2025年09月26日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    短編小説だけど、実は主人公が前の物語の脇役という構成で繋がりがあって面白かった
    また、人生誰もが主役だということが本を通して伝わった

    0
    2025年09月25日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    わたしはまだ孤独とは向き合いたくないみたいだなー、とおもった 救いというよりもわたしにとっては現実を見させられる苦しい話というか、ただ優しいだけではなかった

    0
    2025年09月24日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

    Posted by ブクログ

    夫にイライラして全然読み進められなかった(笑)

    本日はお日柄もよく に繋がってる部分もあって、そこは読者として嬉しかった。

    0
    2025年09月20日
  • スイート・ホーム

    Posted by ブクログ

    甘くて幸せなスイーツみたいな舌触りの良いお話。
    だけどそんなホームを作れなかった、眺めの良い家も得られなかった私には辛かった。

    0
    2025年09月20日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    史実とフィクションが絶妙に混ざりあっていてさすが原田マハさんという作品でした。
    ただ期待していたほど物語に引き込まれなくて、なかなか読む手がすすまず。
    最後まで拍車がかからなかったのはわたしの好みかも。たゆたえども沈まずが良すぎたのも然り。
    でも毎度のことながら自分の触れたことのない世界に連れていってもらえて学びがあります。

    0
    2025年09月20日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    他のアート小説のように現代パートでいろいろとあって…というスタイルでは無く、ずっと歴史パートが続くという珍しいものだった。
    初めはそれになかなか馴染めずだったが、読み進めるうちにマルティノと俵屋宗達のいきいきとした姿が目に浮かぶようで、ぐいぐい引き込まれた。

    0
    2025年09月19日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    無用の人が心に刺さりすぎて抜けず、頭がぼんやりしてしまいます。
    切なくて苦しいのにどこかあたたかい、幻想的ではなくリアリティがしっかりあるのに読んでるこちらの背中を摩ってくれるようなお話に出会えました。
    でもやっぱり無用の人、納得がいかず、星3です……!とても素敵だったけど…!お父さんへの感情移入が止まらないので…!

    0
    2025年09月18日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

    Posted by ブクログ

    前半はaudibleでも聴きました。
    渡辺えりさんの朗読がもう、、ほんとにもう朗読っていうよりもう完全なる演技で、、登場人物たちの津軽弁も地の文も素晴らしかった。
    audibleって朗読してくれるだけのものとは思えませんね。完全にエンターテインメント。




    ――――――――――――――――――――

    “〈ひまわり〉がいま、東京の美術館にある。”

    損保美術館所蔵の〈ひまわり〉大好きなので、チヤが語った【序章 一九八七年(昭和六十二年)十月 東京杉並】でわくわくです。
    棟方志功の没二十年後に五十八億円で日本に〈ひまわり〉がやってきたところから始まる。



    弘前新聞での公開ラブレター、これフ

    0
    2025年09月16日