原田マハのレビュー一覧

  • リボルバー

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    ゴッホ・ゴーギャンについての知識がない人は、同作者の「たゆたえども沈まず」を読んでからこの本を読んで欲しい。面白さが全然違う。

    アートとミステリーをこんなにも上手く融合させて書けるなんて月並みの言葉だけど本当に天才だと思う。
    たゆたえども沈まずでもそうだったけれど、言わば悪魔の証明のようなフィクションが書かれていて、これが真実だったんじゃないかという迫真性を感じさせられた!

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    2026年03月23日
  • たゆたえども沈まず

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    「たゆたえども沈まず」
    ちょっとカッコ良すぎるし、すごい良い言葉だから、私の座右の銘にします。私の座右の銘は「たゆたえども沈まず」です。揺蕩うこともあるかもしれないが決して沈まず、私は私であり続けたい。

    美しい。
    フィンセント・ファン・ゴッホとテオドルス・ファン・ゴッホ。二人の兄弟の間で育まれる、友愛なんてものを等に超した愛情。喜びを共有し、互いを信じ、そして互いを傷つけ合う。そんな二人だからこそ、フィンセントの描く世界を信じている。一つのカンヴァスに包まれている「生」は、作者の心情を写し取り、見る者すべてを魅了する。だが、彼らが生を得ている間では、ゴッホという人物の名が、世に知れ渡ることな

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    2026年03月22日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    特別"良い話"ってわけじゃないのに心が温まる6つの短編集。
    パワーをもらえる!って感じではなく読むとそれとなく前向きになれる本。

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    2026年03月22日
  • フーテンのマハ

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    旅行が好きなので、沢山共感できることがあり、楽しく読むことができました。友人とふらっと旅行したくなりました。

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    2026年03月22日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチの極意10箇条から本書は始まる。日本にスピーチライターという仕事をしている人がどれくらいいるのだろうか?
    二ノ宮こと葉はお気楽なOL生活を送っていたのだが、幼なじみの結婚式で聞いたスピーチに感動しスピーチライターとして成長していく話。
    とにかく泣けたポイントは、スピーチライターとして動いていこうという時に出会った、介護施設でボラインディアをしている女性の話。人の話を聞くと言うことの大切さを知れる。人は話をしたい生き物なのだ。
    とても良い作品だった。

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    2026年03月22日
  • 本日は、お日柄もよく

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    こと葉の思いを書き連ねた物語。

    自分のやりたいことと、現実的な行動の選択を行わなければならない場面はきっと来る。
    選ぶということは、選ばなかったことを捨てるということであり、後から思えばそちらが正解だったかもと思うこともきっとある。

    しかし、選択時にはそんなことはわからない。
    なので、ワクワクする方を選び、こちらを正解だと思える行動を取ることが大事だ。

    諦めなければ、失敗ではない。挑戦を続けて、うまくいかないことを、改善していけば、自分の思うそれなりの回答は手に入るはずだ。

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    2026年03月21日
  • 晴れの日の木馬たち

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    主人公のモデルは特に無いようだが、実在の人物達を組合わせて、明治、大正の時代を生き生きと描いている。
    最初は岡山弁と旧仮名遣いに苦戦するが、東京に出て行った頃から女流作家として進むべき道が開けて明るくなってくる。それに原田さんの得意分野である美術が加わっていく。主人公を支える人々にも心が温まってくる。大実業家の大原、宣教師のアリス、作家のイサ。主人公に生き抜く力はあるかも知れないが、こういう方々に支えられての成功と思う。
    思いがけ無い海外留学の場面で終了するが、3部作ということで、この後も楽しみとなる。

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    2026年03月20日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    国立西洋美術館の礎となる「松方コレクション」をめぐる物語。

    どこまでが史実でどの辺までが創作なのかが分かりませんが、心熱くなりました。
    解説によると、作品を買い集めるのに協力し、さらにフランスからの返還交渉を進めた田代雄一が矢代幸雄さんの偽名で、ほかは実名とのこと。

    松方幸次郎の「美術館を作る、そのために美術品を買い集める」という想いは熱い。
    そして、その想いのもと、協力した人たち。

    ビジョンあるところに、人が集まり、それが行動となって、引き継がれ実現されていく。

    それを最も感じたのが、日置釭三郎の物語。
    戦時中、ナチに占領されたフランスで、命がけでコレクションを守り通した彼の生き様に

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    2026年03月20日
  • すべてが円くなるように

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    真珠をテーマにした物語、短編六篇
    どれもじんわりと染み入る素敵なお話でした。
    真珠は女性をより美しく魅せる。

    第一話はフェルメールの熱い思いを感じた。
    次回は是非、長編を書いて欲しいなと思ってしまう。
    本作とは関係ないけれど、
    表紙のヨハネス・フェルメール作
    『真珠の耳飾りの少女』が14年ぶりに日本にやってくる
    今回で日本で見れるのは最後かもしれないとの事で作中の話と同じようにチケット争奪戦が凄そうだが、見てみたいものだ。
    vermeer2026.exhibit.jp
    最近フェルメールの象徴でもあるラスピラズリが日本で初めて糸魚川で見つかったニュースも熱い
    今後日本産のラスピラズリの宝飾品や

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    2026年03月21日
  • 本日は、お日柄もよく

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    作中に出てくるスピーチに何度も泣いてしまった
    なんで泣いているのかわからない、それでも文章から温かさや強い気持ちが伝わってくるように感じた
    最近はテレビや街中で見る政治家の演説を聞いて、スピーチライターが作ったものなのかな?と思いながら聞くことが多くなった
    言葉の選び方や声のトーン、目線などで相手の受け取り方が変わるというのは生きているうえで日々感じているが、本作を読んで言葉には人を突き動かす力があるとより深く実感した

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    2026年03月19日
  • 楽園のカンヴァス

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    特に美術に詳しいわけでもないけれど、読み終わるとルソーの絵を見る目が変わる。原田マハのアートシリーズは読む度自分の世界が広がる気がします。

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    2026年03月19日
  • たゆたえども沈まず

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    孤独との戦い。
    ゴッホのことはいうまでもなく知っていたけど
    それを支えたテオドロスという弟がいたこと、ゴッホがフィンセント・ファン・ゴッホという名前だったこと
    恥ずかしながら初めて知った。
    歴史と美術の勉強。原田マハさんの作品はいつも知るきっかけをくれる。
    ゴッホ兄妹の孤独な戦い。束の間の幸せの瞬間。
    日本から渡った画商2人の孤独な戦い。
    パリの残酷なまでに美しい情景。
    全てに心揺さぶられた、切なさをはらんだ作品。
    浮世絵がこんなに影響与えていたなんて。
    美術のこと知りたくなった。
    フィンセントはずっと苦しかっただろうけど、皮肉なことにテオの死によって半身だった2人は再び結ばれたんだね。

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    2026年03月19日
  • すべてが円くなるように

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    Webサイトでの連載は知っていたものの、装丁が素敵で本で購入。どれも短いながらも真珠を通したやわらかな物語。歴史と共に歩んできた真珠が今なお愛されて時代を紡ぐお話。
    ちょうど今年装丁のフェルメールの作品が大阪にやってくるタイミングでの出版!遠くて行く予定はなかったものの、本物が見てみたくなりました、、。

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    2026年03月20日
  • すべてが円くなるように

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    真珠を主題とした掌編集。短いけど、キラキラしている。

    第1話 フェルメール展のチケットを持っていないのに、アムステルダムに来てしまった。
    第2話 亡くなった京の母の想い出。
    第3話 イギリスで出会ったサケの醸造所。
    第4話 大学時代の友達と、森茉莉。
    第5話 シカゴに転勤になった私と娘。
    第6話 お祖母ちゃんはパリの建築家。
    第7話 リタはミキモトの養殖場を訪れた。真珠をコンセプトとした展覧会開催のためだ。

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    2026年03月19日
  • 旅屋おかえり

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    終始穏やかな話。放送中にスポンサーの名前を間違えスポンサーを激怒させ番組が終わり、電車にバック忘れるトラブルはあるけど平和に終わる。
    この続編ってあります?他の都道府県にも行って欲しいんですけど…。。。

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    2026年03月19日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    政治という堅いテーマでありながら、人の温かさが丁寧に描かれている点が印象に残った。特に、夫が妻の多忙さを理解し、「無理しすぎないでね」と何気なく声をかける場面に、特別な言葉でなくても支えになるのだと感じた。どんな立場にあっても支え合う関係は変わらないということ、そして日常の中のささやかな思いやりが、信頼を築くのだと気づかされた。
    「この国を変えたい。誰一人として置き去りにしない社会をつくる。あなたを決して見捨てない。」
    相馬凛子のスピーチに感動し、涙が止まらなかった。

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    2026年03月18日
  • すべてが円くなるように

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    予約して楽しみに待っていたマハさん新刊。
    届いて待ちきれず読み切ってしまった。
    140頁程の単行本なので小一時間で読み終わるのが
    残念な程でした。タイトル通りの真珠に纏わる
    エトセトラ的な短編集で、いつも通りの
    優しいマハさんの文章に魅了されたまま
    終わりました。
    飾っておきたくなる装丁もさることながら
    素敵な1冊でした。

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    2026年03月18日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ネタバレ

    車椅子に乗る奥さんとそれを押す旦那さんが正面入口からはいるシーンが涙、、
    もっとアートに対する知識や都市に対する知識があったらもっと面白く読めたのかな
    デトロイトに行ってみたいとおもった

    諦めないこと
    ほんとに大切にしたいものはなんなのか
    発想の転換
    守りたいものは守ろう
     ということが、学べた

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    2026年03月18日
  • すべてが円くなるように

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    真珠がテーマの短編集
    真珠って直接的には自分の生活に縁がなかったけど、凄く魅力的に描かれてて惹き込まれた!

    伊勢志摩にいつか真珠を見に行きたいと思って、行きたいところリストに追加しました。笑

    あと、美術館にも行ってみようかな

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    2026年03月18日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    お気楽OLだった主人公こと葉が凄腕スピーチライター久遠久美に見初められ、自身も『スピーチライター』という仕事に魅入られて邁進していくお話。自分でも気付いていない非凡な才能を見出してくれる存在に恵まれるということに羨ましさを感じつつ、こと葉自身も嫌味のないひたむきな所、まっすぐ、正直なところに好感が持てた。出会いが最悪でそれでも認め合い、惹かれ合っていく存在のワダカマも、本筋のスピーチライターとしての成長の物語を邪魔せず、程良い存在感なところも良い。実際に披露されたスピーチも心に染みる。読む手が止まらない、大好きな作品。

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    2026年03月17日