原田マハのレビュー一覧
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NHKでドラマになっており、素敵な内容だったので原作も読んだ。
や~~~~、ドラマも素敵だけど原作もすごくよかった。
なんというか私は遠くに連れていってくれる小説が好きで、読み始めたところから読み終えて、遠くまできたなあ…と思えるような作品が好みなのだが、これはまさにそれだった。
”ここに帰ってきたい”と思える場所がある幸福とか、その得難さ、血の繋がりが家族ではないことや、あたたかな連帯、そういったものがゆっくりと互いに影響していて、自分の生活や人生に後ろめたさとか悔いていることがある人はいて、場合によっては大きなことだったり取り返しがつかないものだったりすることもある。
有り体に言えば、傷の -
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────── けれど私は、いま、大スクリーンになど一生名前が現れないような、多くの名もない映画愛好者たちが集まる、この「キネマの神様」こそが、最良のスクリーンだと思っている。名もなき小さな平和が、このスクリーンをいつまでも満たしてくれることを、ただ、願っている。
君に神のご加護を。 ローズ・バッド
今年は原田マハさんの作品をたくさん読んでみようと思い最初に選んだのがこの作品でした。
簡潔に言うと、最高の作品でした
私自身、小説を読んで泣くことはほとんどないのですが、思わず電車で読みながら人前で泣いてしまうところでした…。それくらい感情を -
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『選挙って、ちょっと面白いかもしれない』
政治物としても、恋愛物としても、言葉の教科書としてもいろいろな楽しみ方ができる。
軽率にもスピーチしてみたくなってしまった。
この本が書かれてから10年以上経ってるのに今の日本の話かと思った。
選挙のスピーチの準備って回りくどいことや無駄なことが多くて戦争みたいだと思った。
立候補者の本心がどこにあろうと、良いように聞こえることしか言わないから悪いところは探さないと分からず、有権者も賢くいないといけない。
本心を見抜き、自分の考えに近い人や政党に投票ためにも自分で考え取捨選択する力が必要だと思った。
スピーチライター頼まれた人がその政党の政策に反感を持 -
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最後に映画を観たのはいつだったか考えたが、考えても思い出せないぐらい観てなかった。
というより、本を読むので映画がもうイメージと違かったりすると観る気が失せて観るという気持ちもあまり無かった。
しかし、この本を読んで映画も観てみたいと思った。
ゴウさんのキャラが、あまりにも好きで自分も父親を反映させながら読んでしまった。
だらしないというか、いい加減な人なのに、なぜか人を惹きつけて止まない。
なんなら一人称の「小生」という文字が出てくる度に心踊った。
ほんとにキネマの神様がいるとしたら、色んな人の気持ちを奮い立たせて、すごいことだと思った。
最後は涙が止まらなかった。 -
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強く心に残り、深い余韻が残る作品でした。読後もしばらく放心状態となり、登場人物たちの思いに何度も胸を打たれました。感情を大きく揺さぶられ、ラストは心から幸せな気持ちになれる見事なハッピーエンドでした。
この作品の魅力を一言で表現できるだけの文才が私にないのが残念です。
今年読んだ作品の中では、まだ半年とはいえ間違いなく最も印象深い一冊であり、何度も涙を禁じ得ませんでした。
さらに、著者の原田マハさんが私と同世代で、偶然にも同じ大学の出身であることを知り、二重の驚きでした。もしかすると在学中に同じキャンパスですれ違っていたかもしれませんが、学部も異なり、この本を読んで初めてその事実を知りました。 -
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セツナイ…生きているうちに、なんとかならなかったの…そう思いながら、上野で開かれている大ゴッホ展へ行ってきました。史実が土台にありながらも、創作箇所が多々あるようですが、ゴッホ兄弟の壮絶な生き様を理解できました。
また、1800年代後半のパリの素敵な風景が文字通り目に浮かぶようで大変引き込まれました。
いつか必ずアムステルダムのゴッホ美術館や、ゴッホ兄弟のお墓、タンギー爺さんが所蔵されているというロダン美術館を訪ねてみたいなあと思いました。
戦国モノばかり好んで読み漁ってきたわたしですが、とんでもない作品に出会ってしまったなあ…そして、読み終わってしまったなあ…と、今寂しい気持ちでいっぱい -
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良い絵を見るけど、それは良い絵かどうかわからないけど、とりあえず有名だから見る。いい絵だなって思う時もあるし、全然落書きじゃないかと思う時もある。メロスが政治がわからないと同等に、絵がわからないのだと思う。
でも、文章というのは素敵だ。どんな絵か全然わからなくても、どういうふうに素敵で魅力的なのかは読めばわかる。ことが多い。読んで初めて、その絵の素晴らしさを知る。
山中ステラは倉敷紡績で働いていて、母はおらず、父は棒手振りをしていたが、病気で教会のお世話になっている。倉敷紡績の社長は大原孫三郎。敬虔なクリスチャンで、社員たちの生活向上や文化的生活の向上に努めている。それぞれの発表の場と -
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素晴らしすぎた。何もかも。
こんなにも溺れていたいと思える作品を生み出してくれた原田先生に感謝したい。大好きだわー。
大正時代のお話。言葉の訛りや、時代ならではの言葉で綴られる文章に若干構えながら読み進めるも、文章から読み手に伝わる力と構成力が凄すぎて、直ぐに慣れてしまい飲み込まれていきました。終始、主人公すてらの感情に寄り添いながら読み進め、喜びや哀しみを共に味わい、微笑ましかったり、ドキドキしたり、泣いたりと、とても充実した読書をさせていただきました。
また、この小説は作者の良さがふんだんに味わえる作品で、「小説を書くということ」「絵の素晴らしさ」を芸術という一つの括りとして、紡いでいく流