【感想・ネタバレ】総理の夫 First Gentleman 新版のレビュー

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Posted by ブクログ

面白かった。総理の話を夫の立場から、頼りないようで頼りになる育ちの良い夫が語っていくお話。総理と言えば田村正和さんのドラマを思い出してしまう。
原田マハさんらしく、何となく現実の政治とリンクしながら説明もうまくされ、わかりやすい。
登場人物が魅力的。伝説のスピーチライターの久遠久美さんもでてきて、読み終わってから「本日はお日柄もよく」を再読しました。これもまたよしです。

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2024年03月23日

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最近働く女性の難しさ、たくましさに関する本をよく読んでいる。
天然な総理の夫の日記という形で話が進むので読みやすく、面白かった。政治をもっとちゃんと勉強しなくちゃと感じた。
女性として母になること、仕事を夢を叶えること、やっぱりどちらもちゃんとやりたい。

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2024年03月04日

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総理の夫たる鳥類学者の相馬日和が、日記形式で日本初の女性総理・相馬凛子の活躍を綴ったもの。
凛子の政策は分かりやすくシンプル、沈没寸前の日本から未来へ続く日本へと改革する行動力も途轍もなく、読んでいてとても痛快だった。
妊娠して辞任すると言った時は「あれっ?呆気ないな」と思ったけど、撤回したようで良かった。

現在の日本の政治家に向けての著者の皮肉が効いていて、読みながら「あぁ、、日本にこんな政治家がいたらなぁ……」とため息が出てきて悲しくなってしまった。
議員の報酬や特権見直しなど、本当に今すぐ現実でもやって欲しいことばかり…

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2024年01月05日

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日和の母も原先生も途中から強い味方になって、みんなで応援したいと思える素敵な総理でした。今の日本の舵取りもぜひ凛子に任せたい!

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2023年11月04日

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最高!こんな美しく強い素敵な女性になりたい!と心から思える主人公に出会って、心の底から憧れてしまいました。本当にいてくれたらどんなにいいだろう。相馬凛子総理、そして日和さんの素敵な夫婦関係にも、本当に胸打たれました。
原田マハファンとしては、久遠さんの登場も嬉しかった!読後の興奮が冷めやらず、文章がいつも以上にまとまりません!笑

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2023年10月14日

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ネタバレ


本日はお日柄もよくが大好きでこの小説を手に取った。映画化もされてるから、早く読んで映画を見ようと思った。
相馬凛子の強さ。日和さんの優しさ。
現代においてこんな二人が日本を

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2023年06月11日

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とてもおもしろかったです。女性初の総理大臣相馬凛子、そしてその夫のほんわかした日和。
読んでいて痛快で時々ほろっとして常に凛子に寄り添う日和のあったかい感じも良かった。
やっぱりスピーチライターは久遠久美さんか…と思いながら読みました。

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2023年04月28日

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途中まで(100ページ程度)ですが、読み易くておもしろいです。
楽園のカンヴァス→暗幕のゲルニカを読んだあとなので、なおさらかもしれません。。。(2冊ともおもしろいですが、暗幕のゲルニカにあっては時代背景など少し複雑だったりするので)
凛子と日和、とてもいいご夫婦で憧れます。
ところが…、凛子が女性初の最年少総理になったあたりから、ところどころに不穏な空気が流れ始めて…という展開です。
今後、どうなるのやら…。
読後に追記したいと思います。

最後まで楽しく読みました。
読後は、どんな環境の人であっても前向きになれるんじゃないかな。
あんまり考えることなく楽しく読める本。こうだったらいいなと思わせてくれる本。
GW明けの憂鬱な時期に最適な本でした。
そして、総理の夫=男性が主人公ってところが作品のおもしろさに繋がっていると思います。
コメディータッチな部分もリアルでよかった。

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2023年04月27日

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ネタバレ

面白かった。女性初の総理となった凛子、その夫の話。
本日はお日柄もよくに出てきたスピーチライターも出てきた。
政治の話が主で、消費税を増税して経済を立て直そうと奔走する。

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2023年04月16日

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偶然にも「待った無しの」状態に現れた総理大臣の話を続けて読んだ。現実にもかっこいい総理大臣が登場してほしいと心から願う。
あれから凛子がどうやって公私を両立させたのか見てみたかった。

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2024年04月15日

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面白かった。流石原田マハさん。
いつかこんな風に自分たちの保身や利益のためでなく国民のために全力を尽くしてくれる人がトップに立って欲しいと思った。
政治に対する興味がより湧いてきた。

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2024年02月18日

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少し読みにくいなぁと思いつつ読んでいましたが、読み進めるうちに、原さんの腹黒さもいいアクセントとなり、ダラダラ感はなかった。
気付けば今の政府のポンコツぶりと比べていました。国民のことを考えるこういう人が総理なら頑張ろうと思そう。

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2024年02月08日

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初の女性総理大臣を支える夫目線の日記形式で進んでいくストーリー。
女性の政治家はたくさんいるけれど、女性の総理大臣というのはまだまだ現実味がない。
でも、いつかそんな日が来たら、日本の将来も明るいなって思う。
とはいえ、実際には特に政治に興味があるわけでもなく、誰がなっても同じ…って思ったりしてしまうけど、この物語の女性の総理大臣、相馬凛子みたいな人が実際にも活躍できたらいいのになー!

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2024年01月28日

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最初なかなかハマれなくてイマイチかも…って思ってたら中盤以降で私の心を掴んでイッキ読みでした。
あーまじで相馬凛子のような総理がいたらいいのに…ってこの本を読んだ人は全員思ってると思う。
映画も前から気になっていたので今から観よう。
初めての原田マハでした。

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2023年12月23日

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映画を先に観た。総じて映画の方が良かった。小説では二人の馴れ初めが描かれていて、それは映画では観られないのだ。

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2023年12月05日

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女性総理を支える夫目線の物語。
現実はそう上手く行かないのだが、全くの妄想ともいえない。過去の歴史でこのような英雄が生まれてきたのだから。
本作は日記形式による総理の夫目線で語られるが、タイトルにもなっている「総理の夫」はほぼ傍観者であまり活躍しないばかりか足を引っ張る場面さえあるところが悲しい。終盤の解散総選挙で応援演説をしたらしいが、総理からあなたに演説してほしいと言われた流れでその活躍を描いてほしかった。
総理との絡みもかなり薄く、野鳥研究者の肩書もあまり活かせず残念。
腹黒政治家の原久郎の謀反と解散総選挙の場面は盛り上がりを見せており、敵方は原と政界の兄のほぼ二人に絞ったところも展開がわかりやすくて予科だたと思う。

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2023年11月18日

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日本初の女性総理大臣の夫である日和の視点で書かれた日記という体裁の本。最初の方は政治にも社会にも関心を持たない優柔不断のような日和にイライラさせられた。総理の妻の凛子に隠すかのように、ワナに引っ掛かったことも呆れてしまう。
直接当たった相手が良い人であったことで好転し始めて、やっと面白くなってきた。凛子にも全てを打ち明けられたし、ワナを乗り切ったことで総理の再選も果たせたと思う。
理想を掲げ、政治に邁進する凛子だったが、予想外の妊娠で公約に反する決断。そこからの怒涛の展開。最後は落ち着くところに落ち着いた感じ。
2013年に書かれた作品だが、政治の状況は変わらず、逆に悪化しているように思う。このような政治家が(男女を問わず)出てくることを強く思ってしまった。

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2023年09月27日

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日本初の女性総理・相馬凛子が誕生、鳥類研究家の夫・日和は妻を支えようと決意。だが国民目線の政策には、政財界のおじさん連中からやっかみの嵐。果たして凛子の理想は実現するのか。

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2023年04月20日

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奥さんが、総理大臣になった旦那の日記形式で話は進む。
女性初の総理大臣!
これが、作者原田さんの理想の総理像みたい。
確かに国民に痛みを与えてしまう政策やけど、沈んでしまう国を心底思い、きっちりと伝えれば、通じるかもしれんな。
(スピーチライターには、あの御仁が!)
そんな総理大臣、今までおらんし。

現実は…
人の話聞くとか言って、聞くだけやったり…
異次元の!って言っても、ホンマに何するか分からんという意味での異次元って気もしてきたし…

心地よい言葉だけでは、そろそろアカンのとちゃうか?
別に男性でも、女性でもええので、国を心底思い、それをきっちりとみんなに伝える!それを実践!
まぁ、普通と言えば普通な気もするけど、魑魅魍魎が蔓延る永田町には、おらんのか…
頑張れ〜総理!
頑張れ〜夫!

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2023年02月09日

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これ読む直前に『本日はお日柄も良く』を読んだのだけれども、ここに出てくる久遠久美が本書にもチラッと出てきて、少し感動でした。
また、本書と、池井戸潤の民王シベリアの陰謀を同時進行で読みましたが、同じ総理大臣が題材でも作家が違えばこれだけ違うというのが実感できました。

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2022年12月31日

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ネタバレ

女性総理の夫が主人公の話。
政治の話、夫婦の話、人生の話。
色んなことが次々起こって最後まで目が離せなかった!
まさかの妊娠の展開にはびっくり。
長編で読むの時間かかったけど、読みやすかったし大満足。
仕事に一生懸命な女性ってかっこいいー!
仕事をとおして自己実現するそーりんの姿がめちゃくちゃカッコよかった。
そしてそれを支える旦那さんも素敵。
相手のことをちゃんと考えるのって大事だよね。そんな誠実さがすごく素敵なお話でした。
続編が読みたいなぁ。元気貰える小説です!

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2022年12月25日

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音楽を聴いているようにすらすら読めました。日和さんの話し方なんだろうと。ほんとにこんな人出てきてくれないだろうか。原九郎さんもいい味出してる。

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2024年04月27日

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原田マハ氏の映画化された作品だったので、興味はあったけれど、政治の話だしなあ、と積読になっていた。
ようやく。

史上初最年少の女性総理大臣が誕生、というところから始まり、その夫、ファーストジェントルマンの視点でストーリーが進む。

内閣や大臣、政治の詳しい描写になると、なんとなく拒絶反応が出て飛ばした部分があるけれど、理想的な夫婦関係を重視して描かれているように思う。
夫を支える妻が当然だと考える方が多い中、妻を夫が支える、という真逆のストーリー。

日和さんのほんわかした雰囲気が、凛子さんの鋭さをまろやかにしてくれますね。
出世していく妻を妬むことなく、出来ることはなにか、を考える日和さん。
たしかに理想の夫婦だと思う。
ラストには少々ハラハラしましたが。
お日柄もよく、のスピーチライター久遠さんも出てきましたね(ですよね?)

この作品を読みながら、男女平等だと認識しつつも、妻を支える日和さんを頼りないと感じたり(凛子さんが夫である日和さんに求めるものは頼りがいではないのだと思うけれど)
こんな逞しい妻を持った日和さんは大変だなと思ったり。
私自身、まだまだ男女平等の意識が足りないことを実感した。

映画の方も見てみたいと思っている。

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2024年04月25日

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初めて女性が日本の総理大臣になった
その夫、つまりfirst gentleman視点の物語

総理なんて誰がなっても同じだよなー、というのに対して、作者の理想を提示した作品

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2024年04月03日

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 近い未来に理想的な女性の総理大臣が登場したら、という設定の物語。軽い語り口で物語は進むが、中で語られる政策などは少なくとも素人目にはまったくのでたらめな感じは受けなかった。そんなに難しい話も出てこずに、最後まで気軽な感じで読むことができたが、少しライトノベル的な感じもあって、重厚な読後感ではなかった。

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2023年11月07日

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面白い設定やと思ったけど、最初読みにくかった。途中から一気に行ったけど、最後物足りなかった。もうひとやまほしかったな。
日和さんはカベポスター永見か空気階段水川で。

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2023年08月30日

Posted by ブクログ

原田さんの政治エンタメ小説。
田中圭さん、中谷美紀さん主演で映画化もされていましたね。

日本初の女性総理大臣に選出された相馬凛子。
その夫で鳥類学者の日和は「ファーストジェントルマン」として妻を支えることを決意し、その奮闘の日々を日記に綴っていきますが・・・。

“総理の夫”になってしまった日和の日記形式で展開する物語。
とにかく凛子さんがカッコイイです。容姿端麗、頭脳明晰、清廉潔白、キレキレの判断力と実行力・・といった、リーダーに求められるものをすべて兼ね備えたスーパーウーマンなのです。
そんな凛子さんにベタ惚れな日和さん。愛妻家で実家が大金持ちのお坊ちゃまといった、普通なら優しくて癒し系の素敵な旦那様というところなのですが、如何せん“総理の夫”としての危機管理意識が甘くて、スキャンダルのネタに狙われたりと、その辺ヤキモキさせられました。
税制、原発、社会福祉等々・・といった山積みの問題に真摯に取り組んでいこうとする凛子さんの姿に、実際ここまでガチに国民のことを考えて行動する総理大臣なんて登場することあるのかな・・・と、現実の政治家の方々に絶望しきっている私に、は夢物語にしか思えない虚しさもありましたが、エンタメとしては十分楽しめる内容です。
ただ、ちょっと気になるのは日和さんにハニートラップを仕掛けようとした(?)伊藤さんの背景の真相が曖昧なままだった事です。
後半に何事もなかったように凛子さんを応援する発言をしていましたが、「オイオイ!結局あれは何だったの?」という感じです。
まぁ。読後感も爽やかだったし、良しとしますか。

因みに、本作品に出てきた“スピーチライター”の方が『本日は、お日柄もよく』の登場人物のようで、そちらも今度読んでみようと思いました。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

日和が総理の夫としては世間知らずに思えてそれが狙いだろうけど、可愛く思うというよりちょっとイラッとしてしまった。政治を動かす人も、ただの家庭を持つ強く優しい女性、絵物語みたいでフワフワした話だけど、きちんとビジョンを説明し責任を持つと国民は聞く耳を持ってくれるんだよというマハさんの祈りが入ってる。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

まず、「総理の夫」という題名に惹かれた。日本でまだ実現していないけど、女性が総理だったらという想定にワクワクさせられる。結婚後も働く女性が多くなったものの、出産を機に仕事から家庭に入る女性はまだ少なくなく、一度職を離れた後は再就職もままならい。国は少子化対策の一環として女性が働きやすい環境作りを声高々に謳うものの、男性が大多数を占める議員の目線ではその足取りも重い。福祉ばかりが国政じゃないけど、少子化が進めば国自体が消滅しかねない。女性総理というのは、原田さんのそんなメッセージじゃないかな〜・・・。

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

総理の夫、というか素晴らしい総理の話です。
連立野党の党首、相馬凛子の夫日和が日記形式で綴る物語。冒頭単調なストーリーでしたが、物語が進むにつれ凛子総理の素晴らしさに引き込まれていきます。
途中マハさんの他作品の登場人物が出てくるサプライズも。実写化させる様なのでそちらも楽しみです。

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2023年04月07日

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