原田マハのレビュー一覧

  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    文句なしの星5つ。最近で最も心揺さぶられた。自分の想像力を超えた時代、立場、国、仕事、技術、歴史…分からないことだらけの題材なのに、こんなに共感できるのは、人として根本的に大切なことは変わらずに描かれているからなのだろうな。
    とにかく、エイミーがかっこいい。もっともっと政治的な、文学的な、人情的な、歴史的な、いろいろや点で深みのある物語なのは分かるけど、やっぱり一番はエイミーの「かっこよさ」。気丈で冷静で情熱的で、それでも飛行機を降りれば可愛らしくて人懐こくて、誰をも虜にしてしまう。本を読んで、とても素敵な女性に出逢えた!

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    2026年08月15日
  • さいはての彼女

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    ネタバレ

    大好きな原田マハさん♡
    とても読みやすくサクサク読めちゃいました
    ナギとナギのお父さんが素敵すぎる、、!

    今回のテーマは旅だったけど、旅で新しい出会いがあったり人生を見つめ直すきっかけがあったりするのいいなあ
    私は結構計画立てていっちゃうから予想の範疇の旅が多いのかも
    もっと行き当たりばったりの旅をしてみたいと思えました

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    2026年08月15日
  • リボルバー

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    ネタバレ

    はーーーまた今回も漏れなく面白かった。あっという間にあの時代へ引き込まれて、まるでそうだったんじゃないかと、目の前に差し出され現場を見ているかのようなリアリティ。
    何より、並走する主人公がピュアで共感しやすいのもいい。
    ゴッホの話かと思ったら、ゴーギャンの話だった。2人は幸せだったのか?はもはやわからないけど、少なくとも2人は生涯大切な人であってほしい、という原田マハさんの願いが込められてて、2人への愛情を感じる。

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    2026年08月15日
  • 晴れの日の木馬たち

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    原田マハさんの新作長編!
    期待値が爆上がりだったにもかかわらず、それを上回ってくるのがマハさん!!本当に素晴らしかった。

    明治の終わりから大正にかけて、小説家を目指す女性のお話。
    岡山で育った山中すてらは、病気の父親を助けるため、女工として働くなか、小説を書き始める。その才能を見いだした周囲のサポートもあり、すてらは女文士(小説家)として歩み出す。

    マハさんがインタビューで「これは、私の話であり、あなたの話でもあります。自分の物語として読んでほしい」と言っていたけど、まさに私も、すてらと一緒に物語の中で生きているような気持ちになって、一緒に泣いたり苦しんだり笑ったりした。

    小説家は一流の芸術に触れるべきである、という教えに従ったすてらの行動を通じて、マハさんのご専門であるアート解説もたっぷりあり、これまた素晴らしかった。倉敷の大原美術館を創設した大原孫三郎や、夏目漱石などの作家、モネやマティスなどの画家が登場し、すてらと繋がりを持つことで、読者の没入感はさらに増していく。

    私は事前情報を完全にシャットアウトして本を読むことにしているので、読後になって、このお話が三部作であると知り、まさに歓喜!!この先が読めるなんて!とても楽しみ!

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    2026年08月14日
  • サロメ

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    サロメを知らずに読み進めたので不安だったがすぐに物語に引き込まれた。「サロメ」という作品の渦にのみこまれていく登場人物たちの変容に驚く。

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    2026年08月13日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    原田マハさん20周年記念カバーの表紙に一目惚れして読みましたがいつもなら読まない系統で新鮮でした。長良川が個人的には1番好きでした。

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    2026年08月13日
  • キネマの神様

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    映画を題材にしながら、それぞれの思いや出来事が錯交するが、これもまた結局は「小さな平和」の本だったのではないか?と勝手に思った。
    本当に温かく余韻に浸る、まるで自分も映画を観た後かの様な気持ちになってとても好きだった

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    2026年08月12日
  • 生きるぼくら

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    1年ぶりに2回目読み直しました
    2回目でも人の暖かさ、ひとりじゃない、
    人は変われると言うことが素直に心に響きました。
    泣きたい時にピッタリです笑

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    2026年08月12日
  • 楽園のカンヴァス

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    ティムと織絵、倉敷とニューヨークとバーゼル、現在と過去、史実と架空が絡み合って進んでいき、情熱と美が織りなす"楽園"。

    まだ読んでない人たち言いたい。
    「よい旅を(ボン・ヴォヤージュ)」

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    2026年08月12日
  • 異邦人

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    初原田マハ作品。美術の知識が全くない私でも楽しめた。この先自分が生きていて体験することのできないであろう世界を知れた感覚。(京都という街の異質さ、上流階級の人の暮らしぶり)。後半にかけ色々な事実が明らかになってくるので、ミステリーとしてもかなり面白かった。

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    2026年08月11日
  • まぐだら屋のマリア

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    なんと言ったらよいのだろう。

    「原田マハ」の作品に関しては、正直それほど多くを読んできたわけではない。
    例えば本屋の陳列や、伝え聞く評判が気になり、ふと手にすると、それがマハ氏の作品であったという、そんな出逢い方で親しませて貰ってきた。
    そしてこの『まぐだら屋のマリア』もその一冊となる。
    たまたま目にした表紙のタイトル。これに魅せられ思わず手に取ってしまった、といったところか

    そしてこの“導き”は間違いではなかったと、そう言い切れる。

    マハ氏の筆致―それが創り出す物語の世界観には毎度驚かされる。見識の深さがなせる技とも言えるのだろう。
    ただ奇をてらうでもなく、ごく自然にそれでいて何処かミステリアスでスリリングな薫りを一冊の中にしたたか閉じ込めていく。
    表紙を開き、頁をめくるたびに解き放たれ燻り立つその薫りが、様々な色彩を帯びながら、読む者を惹き込み物語の世界を魅せていく。


    『まぐだら屋のマリア』―“言い得て妙”とはこのことであった。
    これ以上穿った物言いは避けてはおくが……。

    常に思うのはマハ氏の文学は「タメの妙」だと、勝手ながらに感じている。
    「タメ」とは“含み”である。その“含み”の先に秘めたものが息を潜めている。それを丁寧に、しかしながら大胆な筆致で一つひとつ解き明かしていく。

    宗教(善と悪)
    肉体
    精神
    命
    人生
    誓い
    裏切り
    罪
    贖罪
    情
    愛憎
    出逢い
    そして、別れ

    果たして「マリア」とは―
    “聖母”か、あるいは……。


    「面白い」―確かに、間違いなくこの小説は面白かった。ただもっと自分自身が抱くこの感情に寄り添うなら、「意味深き」と表現するほうが、より“しっくり”くるのだろう。

    そしてこの“導き”は私自身にとっての「マリア」を探す“旅”でもあるかのようだった。

    余談だが、マハ氏の物語はまだ数冊、“積読”の山に紛れ“解放の時”を待ちわびている。それを眺めニタニタしながら、今私はこれを書いている。

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    2026年08月10日
  • 旅屋おかえり

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    すごいよかったです。。
    旅ができない人の代わりに要望を聞いて、旅をしてビデオレターなどを作り一緒に見る旅屋さんの話です。
    とても感動的で素敵な旅の話でした〜!
    2回泣きました。。!

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    2026年08月09日
  • 夏を喪くす

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    さらっとした読み心地だが、どれもそれぞれの女性の、微妙な心の揺れから覚悟までの心理描写が素晴らしかったと思う
    そしておそらく次の一歩へ踏み出すであろう余韻のある終わり方が好みだった

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    2026年08月08日
  • スイート・ホーム

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    なんて温かいストーリー。涙がじんわりあふれ出て、優しい気持ちになりました。登場人物全てが優しくて良い人で、幸せな読後感に包まれました。

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    2026年08月08日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    とても面白かった。
    読み応えがある作品でしたね。
    本当にもう戦いという表現で良いのでしょうか。
    緊張感のあるやり取りが伝わっってきました。
    気持がのっているならおすすめの作品です。

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    2026年08月07日
  • 独立記念日

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    素敵。大好きな本。
    よくこんなにいろんな人の話が書けるなぁと感心してしまった。
    わたしも自分なりの独立を探してゆっくり生きていきたい。

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    2026年08月05日
  • リボルバー

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    ゴッホの絵が好きで、知り合いに勧められて買ってみました。すると、ゴーギャンがメインのお話で驚き、でも、すごく楽しめました。惹き込まれました。

    絵って、描いた人の人生を知ることで、また見方が変わるなぁと感じました。この話はフィクションですが、でもなんか、こうやって「ゴーギャンはきっと、こんな思いだったのかもなぁ…。」と想いを馳せるのって、すごく芸術的で、美しいものだと感じました。

    この本と合わせて、ゴーギャンの絵もじっくり見てみたいです。

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    2026年08月03日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    ネタバレ

    上下にわたる大作。
    俵屋宗達のフィクション。
    どこまでが事実でどこからか創造なのか。
    織田信長の前で絵を披露して宗達の名を貰い、狩野派の
    全盛期に洛中洛外絵を手掛け、信長の命でキリシタンの徒と
    共にローマ皇帝に謁見する。
    旅は3年がかりでローマへ、最後にカラヴァッジョに合うというおまけつき。
    歴史の苦手な私がこの本を読んでる間はキリスト教と絵画の
    関係に興味を持ちその当時の歴史的背景を身近に感じれた事が驚きだ。
    だから読書はやめられない。

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    2026年08月03日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    表題作と長良川が私にとってはとても刺さりました。全て愛の物語で、出てくる人みんな苦労していて、それでも愛の中を生きていて、、。原田マハさんの言葉は本当に温かくて、読んでいて心がじんわりする。寂しいのも悔しいのも、誰かのためなら全部愛なんだな

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    2026年08月03日
  • さいはての彼女

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     もう決して若いとは言えなくなった女性たちを主人公にした短編4つ。それは旅での出会いによる精神の再生を思わせるような癒し、爽やかさに満ちている。表題作でヒロイン涼香が出会った若いナギちゃんは正にハーレー・ダビットソン乗りの風のような女の子。4作目の「風を止めないで」はナギの母親・道代の所にナギを広告に使いたいと訪問してきた紳士もまたハーレー好き!この人はうつつの世界の人?この他、「旅をあきらめた友と…」いつもはナガラと二人旅なのに一人伊豆半島を旅行するハグ。そして「冬空のクレーン」北海道・釧路湿原でタンチョウヅルに魅入る志保の前に現れた脱サラでタンチョウを観察する男性との出会い。どれもがときめきを感じさせる作品ばかり。著者の心鏡を映し出しているように感じる。

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    2026年08月03日