原田マハのレビュー一覧

  • 楽園のカンヴァス

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    美術、芸術には全然疎い。しかし、そんな自分でも引き込まれた。作者の本はいくつか読んできたが、1番引き込まれた作品かもしれない。
    作品が出てくるたび、ネットでその絵を見つつ読み進めることで、共感しながら読み進めれた。

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    2025年10月11日
  • 異邦人

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    久しぶりのマハさん!
    PHP文芸文庫15周年のスペシャルカバーに
    なっていたので唯一持っていなかったこちらを
    入手しましたがずっと気になっていたので
    一気読みでした!

    やっぱり!マハさんは天才!
    序盤こそ緩やかに進んだ物語が中盤以降どんどん
    進みハラハラしたり、時に嫌悪したり
    (登場人物がクズすぎた、笑)

    京都を舞台に展開される美術小説だと
    思いましたが読み進めると、京都小説のような
    夫婦小説のような、ミステリーっぽくもあり
    ラストそう来たか!と。
    マハさんの文章に引き込まれていって
    毎回ですが寝不足になります。
    アート小説ガチガチではないけど読後感は
    スッキリとしました。

    未読のマハさ

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    2025年10月11日
  • ゴッホのあしあと

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    たゆたえども沈まずを読んで今更ながらゴッホにはまり、大阪市立美術館で開催されていたゴッホ展最終日に行くことが出来ました。
    その後この作品を見つけ、ゴッホのことがもっと知りたいなと思い購入しました。
    ただ絵を見て素敵だなあ、綺麗だなあという感想しか持たなかった私に、原田マハさんは、画家の生き様や生活を知りながら絵画を楽しむという楽しみ方を教えてくれました。
    今年は大ゴッホ展も始まり、楽しみが増えました。

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    2025年10月11日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    それぞれの人生の節目に訪れる常設展示室
    読んでいるとどれも忘れた大事な想いを思い出し、しみじみとしながら温かい気持ちになれる。そんな優しい作品が多かった。

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    2025年10月11日
  • 風のマジム

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    事実をもとにしたフィクション、とのことですが、魅力的な登場人物は、そのまま沖縄で会えるかのようです。
    風のマジム。真心、夢、家族、風。
    沖縄の風を全編で感じました。
    「生々と、緑の風。近くに海を感じさせる、島の風。」

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    2025年10月10日
  • 独立記念日

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    短編集なので移動時間に読むのにちょうど良かった。
    話ごとに繋がりがあって、一つ一つの作品に感動しましました。前向きなあたたかい気持ちになれました。

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    2025年10月09日
  • 風のマジム

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    清く正しく爽やかな作品です。
    沖縄で主人公がおかあとおばあに厳しくも愛情たっぷりで育てられる。
    社会に出てから夢を見つけ、周りのみんなに支えられながらそれを叶えていくサクセスストーリー。とても良い。

    随分前に買っていたものですが、読み終わってググったら、なんと、丁度映画が公開されていた。こう言う事あるよね。

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    2025年10月10日
  • リボルバー

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    俳優の奥平大兼くんが面白かったとおすすめしていた本。読み始めは高田馬場にあるブックカフェで読んだけど続きが気になって購入。原田マハさんの美術史に対する専門性の高さも垣間見える。最後らへんが怒涛の展開で特に面白く、伏線回収が見事。ゴッホとゴーギャンのタブローに向ける熱意は理解できなかったもののこういう人間もいるのだと思った。

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    2025年10月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    感動に尽きる
    自己を見つめ直す良い機会
    当たり前の事が出来る幸せを噛み締めさせられる。
    原作自体も詳しくは知らないけど日本版にした原田さんの素晴らしさに改めて敬服
    泣ける本のひとつです

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    2025年10月09日
  • さいはての彼女

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    ナギちゃんとともに風になると、きっと虜になる。
    日常に疲れて、迷ってる人もきっと風になることで、明日が見えてくる。

    帰る場所があるって素敵なこと。
    「一分一生」のハーレー仲間。そんなハーレーを通じたカッコいい人たちのつながりがうらやましくなった。

    原田マハさんならではの風景の描写がステキで、タンチョウヅルの姿が日本画のように浮かんで、それもまたよかった。

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    2025年10月09日
  • 生きるぼくら

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    自身が今置かれてる環境に不満があり、何から解決すればいいかと考えている時にこの本に出会いました。

    まず自身を大切にすること、それからやっと守りたい、大事な人を想うことができるんだなと考えることができました。

    簡単なことに気付けず、自分を見失ってしまうこともありますが、急がず焦らず自分のペースで、自分自身を大切にしようと思える本でした。

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    2025年10月08日
  • リボルバー

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    好きなものをただひたすら求めるとこうなるんだ。何かを捨ててまで大切にタブローを守り抜く。それがいいのか悪いのかはともかく私もゴッホにいい意味で嫉妬する。

    あらゆる大切なもの、家族、恋人、お金、すべてを捨ててでも絵画(タブロー)に情熱を注ぐゴッホ。それに対し、大切な物も持ち合わせていたゴーギャン。どちらが不幸だったのか。お互いに嫉妬し、高みに、誰も届かない所へと競い合った画家たち。その熱い思いに涙した。

    原田マハさんの作品はいつも芸術への距離を近づけてくれる。難しいと思ってる美術史もスルスルと頭の中に入っていく。もちろんフィクションもあるんだけど、それが作品に花を持たせ、小説としてたのしめる

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    2025年10月08日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    画家、漫画家、映画監督など、二十の星々に出会い、短い時間の間に手土産渡しとインタビューをする…という原田マハさんへの挑戦状から始まる物語。
    まるでその時代へタイムスリップし、冒険しているようなワクワクした感覚がありました!
    フィクションである筈なのに、一つ一つの言葉からまるでその時の場面で芸術家さんが話しているように聞こえます。
    文章から芸術家さんの作品に込める熱意、感動が伝わり、きっとマハさんは楽しく執筆されていたんだろうなと思わされます。まるで本当に憧れていた人たちに出会えたかのように。

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    2025年10月08日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功が「世界のムナカタ」になるまでを妻チヤの目線で描いた物語。女が常に一歩下がってという時代、棟方を信じ支え続けたチヤさんの苦労は計り知れず、同時に志功にどれほど愛されていたのかも計り知れない。何度も胸を打たれる場面がありました。

    原田マハさんの文章も魅力的でこれまで何作か読んだけど1番好き。他の美術系作品も読んでみたい。

    〈心に残った言葉〉
    ”何かあったのかと気にはなっても、棟方が自分から話すまでは決して訊いたりしない。それがチヤの中の決め事だった。”

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    2025年10月07日
  • 永遠をさがしに

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    ちょっとお疲れ気味で、ホッコリしたくて手に取った本。
    原田マハさんならと思って選んで、やっぱり良かった。
    音楽家族の物語、3つの母娘の形。
    そしてお友達も。
    チェロが聞きたくなりました。
    原田マハさん 本当に尊敬する作家さんです。

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    2025年10月07日
  • 旅屋おかえり

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    久しぶりに感動する話。
    旅をすることが、食べることが、好き、というところが共通していて親近感が湧く。
    いろんなところに行ける健康体でいられること、これってあたりまえのようで感謝すべきことなんだな。

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    2025年10月05日
  • 生きるぼくら

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    後半は涙が止まらなかった。
    家族の愛って、こんなにあたたかいんだなって思った。
    お米作りを通して“生きてる”ことを感じる物語
    読後は、心がじんわりあたたかくなります。
    実家に帰りたくなる。

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    2025年10月05日
  • 楽園のカンヴァス

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    面白かった!
    最後まで面白かった!
    解説にもありますが
    美術作品をめぐるミステリーです。

    ミステリーといっても殺人ではなく
    ルソーとピカソの絵にまつわる話で
    文章もとても読みやすい。

    絵画の知識もセンスも全くありませんが
    ニューヨークのMoMAへ行って
    ルソーの「夢」をこの目で見てみたい!
    と思わせる一冊でした。


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    2025年10月04日
  • 生きるぼくら

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    生きるとはどういうことなのかを物語を通して感じることができました。物語全体で伝えてくれていることが本質的だとは分かっていても、惑わされて迷路のような場所で彷徨ってしまう時があると思います。今の世の中では迷路の中でどう楽しむことができるのかという部分が発展していっているような気がします。幸せというものは、誰しもが持つことでできる、すでにあるかもしれない。私の周りの人がすでに私に幸せを分けてくれている。考えていくうちに、すでに私の中にあることに気づきました。また私自身が満ちていないなと思う時に読もうと思えるような本でした。

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    2025年10月03日
  • 独立記念日

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    短編集だがいろんな立場の人がそれぞれの形の独立をしていく物語がたくさんある。実は少しずつ繋がりもあって読んでいて面白い。勇気をもらえるし心が温まる本。プレゼントに良さそう

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    2025年10月02日