原田マハのレビュー一覧

  • 楽園のカンヴァス

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    我が道をゆくルソーワールド全開。ルソーの想像力の豊かさとその世界観を細かく表現しているところに奥ゆかしさを感じた本。

    見た人を陶酔させ、心を離さない。
    唯一無二の、ルソーにしか表せない魅力があるのだと思った。

    ティムやオリエ、バイラー、ヤドヴィカ、ジョゼフなど、彼らがルソーを愛する姿、ピカソがどこか一目置いている姿が深く描かれているのが良かった。
    何より、ピカソの言動がかっこよくて、癖になる。気づけばピカソとルソーの絡みを待っている自分がいた。

    絵を鑑賞する上で、技術的な視点だけではなく、絵から受ける第一印象、フィーリングも大切にしたいと思った。

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    2025年12月29日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    とりあえず⋯おもしろい!
    内容が盛り沢山で目まぐるしく展開されて⋯結構分厚いのに一気に読み終えました、この物語がどんな結末になるのか全くわからないので楽しみです

    下巻⋯即読み始めます

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    2025年12月28日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    特に、最終章の 「道 La Strade」が
    本当によかった。
    この最後の章の絵画は 有名絵画じゃなく
    名もなき画家の描いた
    一本の道の絵。
    この絵の意味する物は…
    悲しくて、胸がぎゅ~となる物語。
    せつなかった

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    2025年12月28日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    『楽園のカンヴァス』を読み終えた直後、その余韻に浸りながら手に取った一冊。
    ピカソを愛し、《ゲルニカ》の魅力に取り憑かれた二人の女性。時代を隔てて描かれるその物語は、どこまでが真実でどこからが虚構なのか分からなくなるほどリアルで、読み進めるほどに引き込まれていきました。

    私自身、小学生の頃に親に連れられて大塚国際美術館で《ゲルニカ》の陶板画を見たことがあります。上からは暖色の照明が当てられていたはずなのに、心に強烈に残ったのは物悲しく冷たい感情でした。困惑や恐怖。作中で描かれるゲルニカを前にした人たちの感情は、当時の自分の記憶と重なり、強く共感しました。

    人生で初めてピカソを意識したのがこ

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    2025年12月27日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    姉がプレゼントしてくれた本
    読む機会を与えてもらって感謝
    この物語を知れて良かったな
    何というのが正解かわからないけど
    前を向いて、何なら出来れば常に上を向いて歩いていきたいなあ、そんな心持ちで毎日を生きていけたらいいなあって思った

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    2025年12月25日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    原田マハ作品の中でトップクラスに好きかもしれない。
    チヤさんが健気だし、棟方さんは只管純粋。お互いを思いやる気持ちが真っ直ぐに伝わってくる。

    日本民藝館、白樺派、青森の県立美術館。色々といきたい、知りたいことが増えた。
    時間が足りません笑

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    2025年12月25日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    誰もが知る名作、雷神風神を描いた謎が多い宗達の物語。
    フィクションを織り交ぜ、宗達が欧州に向けて旅立つ背景と取り巻きの人々を描いた作品。
    上巻は宗達と少年団が欧州に向かうところで終わっている。
    最後に雷神風神に繋がるストーリーもあり引き込まれる作品だった。

    興味深い3つの視点
    ①現在とは異なる命の価値
    ②異文化から得られる新たな知見の重要性
    ③宗達の人を通した成長

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    2025年12月24日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    全てを失ったお父さんと犬が
    見知らぬ土地を旅する話。

    人は誰もが懸命に生きているから
    優しくて不器用なお父さんは
    割を食ってしまうのだな。

    熱い涙が止まらない小説です。

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    2025年12月23日
  • 楽園のカンヴァス

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    素晴らしい、素晴らしすぎる
    この本に出会えて良かった

    アートに対する人々の想いが伝わってきて、後半は込み上げてくるものがあった。

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    2025年12月22日
  • さいはての彼女

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    読み終わった後に「旅に出たい」と思った。
    旅=旅行でなくても、どんなに小さなことでも何か一歩を踏み出してみたいと思わせてくれる作品でした。

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    2025年12月22日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    ストーリーおもれ〜〜〜

    フィンセントが出てきてから、グッと引き込まれる気がした。知ってる名前が出てきたからかもしれないけれど、"花魁"に邂逅して感極まる彼の描写は、なんだかこっちまで涙腺に来てしまうものだった。行動を予測できないから、彼が出てくると場面の雰囲気が変わる。あぁ、無事でいてくれたとか、元気そうだとか、具合が悪そうで心配だとか、いろいろ読み手の感情をかき乱してくる。

    めっちゃたゆたうなぁフィンセントは。テオもそうだ。

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    2025年12月21日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    無意識に棟方志功を主人公として自分に気づいて驚いた。がそれも間違いではないのかも。妻チヤからみた太陽の様な存在。彼女の人生の主人公は棟方志功だったんだ...何度も感動して涙を流した。そして疎開先での気付き。チヤのこの愛の深さにずっと静かに感動し続けている。
    時代が時代だから、女性のこの在り方をどう受け止めるかを考えたけれど、これは男か女か立場がどうかではなく、深い愛の話だったとわかった。

    また、前編を通して子供の時わからなかった棟方志功の魅力を楽しめる年齢になった。と感じた。
    青森美術館に行く前に読みたかった。
    『板極道』を読み直したい。

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    2025年12月21日
  • 永遠をさがしに

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    家族の温かさ、友人からの思いやり
    活躍してる人も何かしらの壁を超えてきていたり、今も尚壁にぶち当たっていたり
    それを乗り越えているから活躍したり、誰かの力になったりしているんだろうなと思えました。
    目標に向かって頑張る姿は本当に心を動かすんだなと改めて感じました。
    家族や友人の温かさをこれ程感じる作品はやっぱり原田マハさんの作品だからだろうなと、最高です!

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    2025年12月20日
  • 永遠をさがしに

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    だいすきなマハさんの作品。
    母と娘と、だれもがまっすぐな音楽への愛に溢れていた。
    永遠を探すことがしあわせだということ。
    すてきな作品でした。

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    2025年12月20日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    時代を超えて、国を超えて、愛される作品。
    その背後にあるいろいろな人のいろいろな物語。

    読み進めていくうちに、それらのストーリーが時を超えて結びついていく。
    アートの歴史はそれを愛する人の歴史でもある。
    そして、過去から未来へと、たくさんの人のアートへの愛がうねりとなって、継承されていく。
    たった120ページで、1つのアートを巡る100年の歴史をこんなにワクワクしながら楽しめる原田マハさんの作品でした。

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    2025年12月20日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    美術館がすきで、興味があって読んでみた。

    上野にある国立西洋美術館の基となった「松方コレクション」。西洋美術館に展示収蔵されることになった歴史について書かれている。

    西洋美術館には何度も行っているので、「松方コレクション」が基になっていることは知っていた。松方さんはお金持ちだったんだなぁ~ぐらいの認識だった。
    その裏にお金持ちだっただけでない、日本に美術館を作って、若者に本物の美術品を見せたいという熱い思いがあったことを知った。個人で所有して満足するのではなく、未来を創る若者のために、と考えられるのが本当の資産家だなと思った。
    時代に翻弄され、せっかく購入した絵画を手放さざるを得なかったり

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    2025年12月19日
  • たゆたえども沈まず

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    史実とフィクションを掛け合わせることで、まるでその当時、その場所で、確かに彼らが出会い、物語を紡いでいたと、錯覚してしまうような没入感で、胸に込み上げてくるものがあった。

    フィンセントとテオの互いを思いやる気持ち、苦悩と葛藤、すれ違う姿に心が苦しくなる。
    もっとも大切な人であり、お互いがお互いの全てであり、まるで呼応するかのように生きていた。
    1番理解したいと思い、それでいて理解しきれないもどかしさ。
    幸せな場面が描かれれば、かえって切なさや孤独を感じてしまう。

    生きている間、世の中に理解されなかったフィンセント。それでも、周りの人々が彼の才覚を感じとり、渾身的に支え、来るべき時、次世代に

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    2025年12月19日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホについて何も知らないまま読み始め、読み進めるうちに様々な絵を、浮世絵を、芸術家を調べもっと知りたいと思わせてくれる作品でした。

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    2025年12月18日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    心揺さぶられる一冊。
    ピカソのゲルニカは10年ほど前に実際に鑑賞することができた。中学校の教科書にも載るほどの傑作は、そこにあることが当たり前のように力強く存在していた。

    あの時、必死にこの絵からメッセージを読み解こうとしていたことを思い出しながら読んだこの小説は、ピカソに心を揺さぶられた人達の物語だと思う。

    そして、戦争という誰のものでもないが、僕たちの物語として、避けることのできない出来事に振り回された人々の物語でもあると感じた。

    ゲルニカの作者はピカソではなく、攻撃を行ったナチスのもの。そして、ゲルニカは人類皆のもの。
    ゲルニカは作者や国境を越えて今もなお、戦争に対してのメッセージ

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    2025年12月18日
  • たゆたえども沈まず

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    読み進めるうちにどんどんその世界に没入してしまった。時代の息づきと登場人物の息遣いが生々しく感じられる作品だった。すばらしい

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    2025年12月17日