原田マハのレビュー一覧
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最後に劇的な変化が起きるわけではなく、誰かの少しづつ移ろいいく日常を垣間見せてもらった気がした。その誰かに自分の心情を重ねてみたり、そういった考えもあるよなって思ってみたり。これからの自分の人生を考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。私も誰かにとって大切な人。きっとそうでありたいと願う。誰かの一番じゃなくても、大切な人。昔は一番にこだわってた気がする。でも大人になって思うのは、一番なんてそうそう選べないということ。この部分では一番だけど、全てにおいての一番はいない。人となればそれこそ。そう思うし、そうありたい。欲張りかもしれないけど、自分の大切なものは全て守りたいし、大切に持っていたい。
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倉敷の倉紡記念館を訪れた時に、大原孫三郎さんのことを知った。
あの時代に「福利厚生」に心血注いで、社員の教育のために学校を作り病院も作り結果的に倉敷を発展させたことがあまりにも世間に知られていないことがもったいないと思っていた。
そんな時、岡山出身のマハさんの「晴れの日の木馬たち」出会った。大好きなマハさんが書かれた孫三郎さんは愛に溢れた経営者そのもので、主人公すてらの物語は私たち読者の想像を軽く裏切り(もちろん良い意味で)ながら、どんどん私の心を揺さぶっていった。
涙を堪えて一気に読んだのに、ハチマキさんのくだりで、なぜか涙が溢れてしまった。
素敵な物語。こういうのを本を読む醍醐味 -
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原田マハさんの物語!
晴れの日の木馬たち
装丁がとっても綺麗でしばらく
みつめていました。
NISMOん55さんに 原田マハさんに
一番好きな物語ですと教えていただき
出逢えた本です。
本当にありがとうございます♪
物語はとっても美しい色彩の中進みます。
山中すてらさんは4歳か5歳の頃に
お母さんが忽然と姿を消してしまいました。
お母さんにも
いろいろな思いはあると思いますが、
すてらさんは
お母さんから酷い言葉や暴力をうけて
全身に青あざをこしらえてすごす日常でした。
それでも決して泣かないと踏ん張ります。
泣いたらだめだ、うちが泣いたらきっと、
お父んも泣く
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読み応えがあり、アートの偉大さに感銘を受けた作品だった。
名画《ゲルニカ》の制作過程に触れることで、ピカソの反戦への強い思いと、芸術が持つ力の大きさを実感させられる。
物語は、ピカソの展覧会を企画する主人公が《ゲルニカ》の展示実現に向けて奔走する現代パートと、ピカソ自身が《ゲルニカ》を描き上げるまでの過去パートが並行して進行する構成となっている。
この二つの時間軸が交差することで、一枚の絵に込められた意味が立体的に浮かび上がる点が秀逸だった。
著者はかつて美術館の学芸員として働いていた経歴を持つだけあり、美術に関する描写は非常に緻密でリアリティがある。
単なる知識の披露にとどまらず、現場感 -
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明治から大正にかけて、女文士として成長していく女性の物語。
主人公の心情の表現が瑞々しく、些細な言葉の粒が羅列されるとこんなに美しくなるのか、と感じました。小難しい表現をしてしまいましたが、「並べられている言葉が好き!こういうのが、文学っていうのかな〜!?」という感想です。
成長していく主人公は、日々が忙しく過ぎていくのですが、そんな中でも自分の中で決めている行動(ルーティン)を崩さない姿勢が見受けられます。それは日常で些細な事を有難いとを感じとれる感受性の賜物なのだろうと思いました。
主人公を始め、他の魅力的な登場人物達。その一人一人の人物像が素敵すぎて常に感情移入させてもらえる作品でし -
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ネタバレ原田マハさんの、実在する人物を登場人物に紡がれる物語ははずれがないですね!
今まで読んだことのあるのは全て画家の物語でしたが、今回は作家です。
この時代に、女性が作家として成功するのは並大抵のことではなかったでしょうが、すてらもイサ先生もとても素敵な方でした。
とてもまっすぐで真摯。
ずっと心が洗われるようでした。
物語の最後、イサ先生がすてらに小石を託したエピソードに胸が熱くなりました。
周囲の方々に、熱く思慮深い方が多いのがまたいいんです。
2/3まで読んで、大原社長、倉敷で「あー!!」となりました。
この方は実在ですね。
そしたら、画家を志す学生さんも、きっとあの方だな。
実在の人物を