原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ原田マハさんの、自在する人物を登場人物に紡がれる物語ははずれがないですね!
今まで読んだことのあるのは全て画家の物語でしたが、今回は作家です。
この時代に、女性が作家として成功するのは並大抵のことではなかったでしょうが、すてらもイサ先生もとても素敵な方でした。
とてもまっすぐで真摯。
ずっと心が洗われるようでした。
物語の最後、イサ先生がすてらに小石を託したエピソードに胸が熱くなりました。
周囲の方々に、熱く思慮深い方が多いのがまたいいんです。
2/3まで読んで、大原社長、倉敷で「あー!!」となりました。
この方は実在ですね。
そしたら、画家を志す学生さんも、きっとあの方だな。
実在の人物を -
Posted by ブクログ
何年も前に買っていたけどずっと積読状態だった一冊。
福島で開催された大ゴッホ展に行ったのをきっかけにまた開いてみた。
そこからは一気読み。
この本を読んだ状態でゴッホ展を見たかったと思う。
生前は鳴かず飛ばずで何かと不安定なゴッホ(フィンセント)。
フィンセントを生涯支えたのは弟のテオ。
フィンセントの絵を世に知らしめたのはテオの妻ヨー。
その程度の知識だったけど、人物と時代の関係のディティールが一気に更新できた。
強く結びつきつつもどこか不安定なゴッホ兄弟を、強烈なカリスマ性で導いた林忠正と、情緒的に支え続けた加納重吉。
綿密に取材された史実のほんの少しの行間をそっとフィクションで満たし -
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ブク友皆様お星さま五つの最強作品(*´▽`*)
手に入れました!!!うぇーい!!!!
これは、一人の女性の生き様を、見事に描ききっておりました♪
倉敷紡績での女工としてのお話から、紆余曲折あって小説家になるまで。
物凄く読みやすく、平日なのにあっという間に読み切ってしまいました。
小説家が描く小説家は説得力がありますね。
こんな感じなのかなぁって伝わってきます。
主人公のすてらさんの性格の良さ。
これもこの本の魅力の一つですよね。
私もすてらさんと同じ部屋に居て、すてらさんが執筆しているのを目の前で見ているような気分で読みました(*´▽`*)
倉敷の美観地区、一度訪れたことがあ -
Posted by ブクログ
友だち。
そんな単純なひと言に、なぜだか私の心が震えた。
ワダカマが厚志くんへメールしたというひと言、
ちょっと休めよ、という言葉もまた、
がんばろうぜ、というひと言よりも、
ずっと心休まる想いがした。
『本日は、お日柄もよく』 / 原田マハ
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原田マハさんの小説は、
アートの知識がないと難解な気がしてて、
ずっと苦手意識があった
でもこれは「ことば」をテーマにしててすんなり読めた
お仕事小説、と言われるだけあって、
スピーチライターこお仕事を疑似体験できるほど詳細だった
スピーチについてだけじゃなくて、
家族のこと、政治のこと、恋愛のこと、
生きていてどこかで考え -
購入済み
黄色
ドラマの宣伝を見て、どうしてもストーリーが知りたくて読み始めた。マハさんはsuper eightの安田さんが出演された演劇の原作ということで存在を知った。ゴッホをテーマにしたそのストーリーは出演された安田さんの色と同じ青。純粋なゴッホの悲し過ぎる生涯がテーマを描いたストーリー。優しくても、報われないと印象が強く残り過ぎて、あまり好きなれなかった。もちろん演劇としても脚色されていて、マハさんの世界からは少し離れていたのかもしれない。でもその後、ストールを探していたら、綺麗な青に白い花のゴッホの絵の物を見つけ、少し悩んで手に入れた。マハさんのゴッホの世界に惹かれていたのだなと思った。この作品の紫苑
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Posted by ブクログ
心の中に風が起こるような、晴々とした本。
「さいはての彼女」
4人の女の人が主人公である本書では、それぞれとある理由で、計画も立てずにさいはてまで旅に出る。旅の中で出会った人や場所。そこで始まる彼女たちにとっての新しい冒険は、私の心をさいはてまで導いてくれる。私も彼女たちと旅に出たような気分になった。
本書を読みながら好きな一節があったので書くことにする。ナギの父が凪に向けて言った言葉だ。
「ナギ。そんな「線」は、どこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。お前が勝手に引いた「線」なんだ。いいか、ナギ。そんなもん、越えていけ。どんどん越えていくんだ。」