原田マハのレビュー一覧

  • 夏を喪くす

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    どの作品も秀逸です。胸の奥がキュッと切なくなり、女性の悲しみ、辛さが描かれている。でも、悲壮感は感じられず、前を向いていこうという強さも感じられる。
    本当に秀逸です。

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    2026年03月13日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    目標に出会えた幸せ。
    それを支えてくれる人に会えた幸せ。
    色々な試練を乗り越え、脇目も振らず
    突き進んだ生き様は、それこそが尊い。

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    2026年03月12日
  • 晴れの日の木馬たち

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    ネタバレ

    アートと小説への情熱があふれる物語。主人公・すてらが文学や芸術と出会い、周囲の人々に支えられながら人生を切り開いていく姿に胸を打たれた。好きなことを諦めず挑戦し続ける大切さを感じる一冊。大原孫三郎など実在の人物や史実も織り込まれていて、調べながら読むのも楽しい。作中に登場する児島虎次郎の作品は大原美術館のサイトで見ることができる。読み始めは方言に少し戸惑ったが、すぐ物語に引き込まれ、終盤でタイトルの意味に気づいたときは思わず納得。読後は心地よい余韻が残った。

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    2026年03月12日
  • 晴れの日の木馬たち

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    これぞ原田マハ。
    文学とアートの融合作品。
    大正時代に生きる主人公、山中すてら。
    主人公が物語を書き、東京に行き作家になり、そこからの、作家として生きる道など、原田マハの真骨頂がこの作品にはあった。

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    2026年03月11日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    アートは画家やその作品の背景などを含めてアートなんだなと改めて実感した。
    教科書に出てくるような有名な物から近代美術まで様々な絵をその画家の生い立ちから著者との出会いまで描いてくれていて絵に対する想いや深みが伝わってきた。
    大好きなエドガー・ドガの「エトワール」が出てきて嬉しかったし、東山魁夷の「道」は感情移入して思わず泣いてしまった。

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    2026年03月11日
  • 楽園のカンヴァス

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    織絵とティム。ルソーという画家が描く芸術に魅せられた二人が、見たことのない彼の絵を目の当たりにし、彼の人生や二人を取り巻くさまざまな思惑の中でも決してブレない「友だち」への思い。子を宿し、母となる覚悟をとっくに有している彼女は、母である前に研究員である。奇しくも男もまた研究員である。ルソーを愛し、ルソーに全てを捧げる二人が立ち会った、数十年にも及ぶ壮大な愛の物語とその結末、そして二人が迎えた世界の話にはひたすらに美しいと思わされた。
    自分には芸術のことは分からない。中学生で美術館へ行った時には、その大きさにすごいとしか思えなかった。この物語はフィクションかもしれないが、現実の中にもフィクション

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    2026年03月11日
  • 楽園のカンヴァス

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    大好きな原田マハさんの物語!

      楽園のカンヴァス

    絵画の知識は全くない私でも
    楽しい時間になるかな?と少し不安な気持ちも
    あるなかで本をひらきました。


    早川織絵さんは美術館の監視員の仕事を
    しています。仕事で毎日作品を観て
    深く名画と向き合い続ける生活をしていました。

    ニューヨーク近代美術館の
    アシスタント・キュレーター五年目の仕事を
    している  ティム・ブラウン 。

    物語はこの二人が伝説のコレクター
    コンラート・バイラー氏の依頼で
    ルソーの作品
      夢をみた  
    の真贋を見極める中進んでいきます。

    そしてこの勝負の勝者に今後本作の
    「後見人」として取り扱い権利を譲渡すると。

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    2026年03月11日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編であり、珍しいストーリーではないのに、チープな印象もなく、行間や終わり方に含みがあり読む人の想像に委ねられる部分のある複雑な仕立てになっている。さすが原田マハさん、、。
    美術に対する向き合い方、それぞれの人生との関わり方が描かれており、特に群青のツアーコンダクターのお話には引き込まれてしまい、わたしもこんな企画があったら参加したいなぁと思った。

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    2026年03月10日
  • 本日は、お日柄もよく

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    どんどんスピーチが聞きたくなって止まらなくなる。紡がれる言葉に引き込まれて、鳥肌を立てながら読む感覚、初めてだった。本を読み始めてよかった。そんな出会いに感謝したい。

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    2026年03月10日
  • 生きるぼくら

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    マーサばあちゃんや志乃さんの言葉は、心に残るものばかり。

    引きこもりの青年が、お米作りを通じて人と繋がり、生きることを学ぶ。

    美味しく頂くこと、自然の美しさ、老人への敬意など、忙しいと見失いがちな大切なことを思い出せる作品。終盤は感動シーンが多かった。

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    2026年03月10日
  • 晴れの日の木馬たち

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    こんなに素晴らしい本に出会えたことに感謝。

    主人公のすてらは16歳で岡山の紡績工場ではたらく工女。
    小説を読むのが好きで、周りのすすめもあり自分でも書くようになります。

    作中作も結構出てくるのですが、どれも素敵で長編で読んでみたいと思える物語ばかり。

    そして魅力的なすてらの周りを固める登場人物たち。
    恩師アリス先生、父親の又八、イサ先生、他にもたくさんの活躍の上にすてらは生きている。また、すてらもたくさんの人の支えになっている。人と人が関わり、仕事も娯楽も悲しいことも楽しいこともすべてがあってこそ人生。

    イサ先生が特に素敵でした。めちゃくちゃ好き。
    全ての所作が美しく、気品が漂い、全て

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    2026年03月10日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホについて知っていることは少なかったけどゴッホが好きになったし、作品を見に行きたいとも思ったし、見方も変わるなと感じた。
    最後の本はページを捲る手が止まらず一気に読んだ。普段読む本とはまた違う感じで原田マハさんの本を読むのは初めてだったけど他の作品も読みたくなった。

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    2026年03月09日
  • さいはての彼女

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    ◯旅に出たくなる至極の一冊
     これ以上、旅に出たくなるような小説を知らない。バイクにも乗ってないのに、登場人物の凪がハーレーに乗ってる姿を想像するだけで、ワクワクした気分になる。爽快な気分になる。
     でも、それだけでなく、主人公の考え方が変わっていく様も好き。例えば、「さいはての彼女」の主人公の女社長は、辞めていく秘書に沖縄行きと渡された航空券で北海道の女満別へ飛ばされるような疎まれる人だったが、凪との出会いや旅で気持ちを入れ替えていく。また、「冬空のクレーン」では、仕事に精を出してきたが、部下へのパワハラ疑惑で何もかもどうでも良くなった女性が旅へ出て、そこでたまたま出会った人やタンチョウに魅

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    2026年03月09日
  • 本日は、お日柄もよく

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    本を読んで、スピーチライターという職業を初めて知り言葉の持つ力を強く感じました。
    ただ単に話すのではなく、人の心を動かすような、和らげるような、そんな素敵な言葉を選んで伝えたいなと思いました。

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    2026年03月09日
  • 風のマジム

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    なんとも爽やかな清々しい沖縄の風に吹かれたような読後感!
    一気に読めてしまった!
    去年映画化されてるようなのであの南大東島のサトウキビ畑観てみたい!
    風を感じたい!
    そして実際に沖縄産ラム酒飲んでみたい!

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    2026年03月08日
  • 異邦人

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    京都の文化や情景を織り交ぜつつ、少しだけドロっとした風習とビジネスと家族関係、菜穂の一直線な想いと行動とそれを支援する人達の想い、樹の環境
    最後は軽いどんでん返しもあり、面白い物語でした

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    2026年03月08日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチライター。1人でも多くの人に言葉を届け、感動させ、行動を起こさせるための原稿を書く仕事。
    なんて心に残る本なんだろう。言葉の持つ魔力を感じられる感動的な小説だった。沢山の美しい言葉が出て来るし、スピーチの極意も超参考になった。
    群を抜いて心に残った言葉は、
    『困難に向かい合ったとき、もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔をあげている。三日後の君、歩き出している。』

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    2026年03月08日
  • 晴れの日の木馬たち

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    これから主人公はどうなるのだろう?と気になり、ページをめくる手が止まらなかった。岡山での暮らし、東京での暮らし。女工としての暮らし、職業作家としての暮らし。どの時代にも素敵な出会いと別れがあり、そして、喜びと悲しみがあった。

    書くことは、生きること。
    最後にそう気づいたすてらは、きっとパリでも書き続けるのだろう。

    幸せな気持ちにしてくれる、心が温かくなる作品でした。本が好き、そんな方にぜひ読んでいただきたいです!

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    2026年03月08日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    最後の一ページ、泣きます
    ありがとうございます。松方さん。
    圧倒的な指導者がいて、それを導いた人がいて、それを支えた人がいて、その人達が日々葛藤と闘いながらどうしても成し遂げたい思いがあって今がある
    史実に基づき小説に仕上げる原田マハさんの技術にハマります

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    2026年03月07日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷…誰もが知る画家が描いた実在する絵画を題材にした6つの短編小説集。

    巻末の素晴らしい解説に勝る感想は述べられないのだけど、読み終えて浮かんだのは静かな展示室で絵画と向き合う時間は自分自身と向き合う時間なのかもしれないということ。
    特に印象に残った章は『群青 The Color of Life 』と『道 La Strada』で、静かなラストシーンに心が震えるような感覚。
    久々に美術館に足を運びたくなりました。

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    2026年03月07日