原田マハのレビュー一覧
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やーーー〜っと、読めましたー!!(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)
忙しかったってゆうのもありますが、読み飛ばさずにゆっくり丁寧に少しずつ読みましたの♡オホホホホ
だってとっても素敵なんですもの♡
恩師からの手紙は、封を開けると決まって花の香りがした。
という一文から始まります。
ね?もう素敵でしょ?♡
主人公のすてらとお父様がキリスト教を信仰してるのですけど、以前読んだ暁星の宗教観とは違い、ただただひたむきに信仰する姿が美しかった。
全くもってホワイト。
救いがあります。
そして登場人物達がとーっても魅力的♡
岡山の人々も、東京で出会った人々も、みんな素敵。
物語の中 -
Posted by ブクログ
人間の芯の強さ、自然の温かさが伝わってくる作品でした。
人生とつぼみの2人が玄関で名札をつけておばあちゃんを待つの、好きだな。
人生は母ちゃんに心配かけたくないとの気持ちでいじめに耐え抜いたのだかは本当は強い子。
きっと、いつかは立ち直ることが出来たのだろう。
でも、立ち直るきっかけがマーサばあちゃんでよかった。温かい人たちに囲まれて、米づくりをして、人との繋がりをより感じられたと思う。
いじめ、引きこもり、認知症、介護、若手不足
これだけの問題が出てきてるのに重すぎず、心温まる作品はほかにないのでは?
炊き立てのお米で作る大きいおにぎりが食べたくなるね。 -
Posted by ブクログ
17年魂をつぎ込んできた仕事を辞めることになりどん底に落ちた主人公、円山歩。同じく借金と病気でどん底に落ちた父、円山郷直(ゴウちゃん)。
映画を本当に愛してやまない「映画人」である2人はゴウちゃんのネットへの書き込みをきっかけに、映画論評で世界を動かすことになる。
原田マハ氏特有の、心温まる、それでいてどんどん読み進めてしまう怒涛の展開のお話だった。
映画もそうだと思うけど、「何かが好き」という理由から仕事を始めている人には絶対に仕事を通じて何かを伝えたい、成し得たい何かがあるのだと思う。
映画座で映画を観てみたくなると同時に、自分が仕事を通じて何をしたいのかを見直すきっかけにもなった。
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原田マハさん初めて読みました。アートミステリーという新たなジャンルでとても好きな作品ができて嬉しい !!
絵画の知識が全然なかったのにこの本をきっかけにルソーやピカソの作品が気になって調べたし美術館に行きたくなりました (ˊᵕˋ).。oO
アンリ・ルソーの「夢」をめぐる鑑定対決で呼び出されたティムと織絵。
裏で利益のために動く者たちがいる中で、ルソーをこよなく愛する2人が出した結論も考えも情熱も、深くてすごく感動した。
そして2人が1日ずつ読み進めたルソーの物語とバイラー(依頼人)や登場人物たちの正体や関係性がわかった時、めっちゃスッキリした。
時代も立場も違うのに同じ芸術に心を動かされ -
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14年ぶりに来日するフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をぜひ観に行きたい!と思ってたこのタイミングで、マハさんの新作品が読めたなんて幸せ♡
真珠をテーマにした7つの短編集。
短編なのが淋しくもあるけど、人の想いがギュッと詰まった温かいお話。あっという間に読み終えてしまった!
人に個性があるように真珠も個性があって、それを選りすぐるのは人の手。しかも自然光のもとで選別し、真珠同士のバランスを確認しながら並べ替え同じ輝きを放つようにマッチングされていく。
まさに職人技ですね。
人工でない限り世界でただ一つの真珠。
フェルメールの絵画の少女の真珠もあの小さな一つのイヤリングが放つ輝きも、母親 -
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真珠を軸に人と人とのつながりが描かれる短編集でした。
貝は海からの贈り物と表現されているように、この一冊でも真珠がさまざまな形で登場し、登場人物の想いをさりげなく結びつけているように感じました。
鋭い輝きとは異なる繊細さと、やわらかくあたたかな光として描かれる真珠の表現が印象に残っています。
さらに一粒ひと粒に個性があるように、人もまた違いを持ちながら関わり合っていくものだと感じました。
全体を通して、真珠の美しさのような柔らかく品のある空気が流れており、やさしい余韻が続く作品でした。
フェルメールの作品を見る前に本書を再読すると、見え方や感じ方が少し変わり、より楽しめそうだと思いました。
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ネタバレ読み終わったときの満足感が最高でした!
伝説のスピーチライター久遠さんのカリスマ性が魅力的で、自分がいわゆるシゴデキな女性キャラクターが好きなんだという嗜好を再確認しました。
伝説のスピーチライターという、読む前からハードルを上げまくられた状態から、見事に感動させる言葉のセンスが本当に大好きです。
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」
この言葉は、一生大事にしていきたい。 -
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明治時代後期の岡山県。貧しい家庭で育ちながらも、幼い頃から聖書を読み、文学に興味を持った山中すてら。しかし、わずか12才で病の父を助けるために工女となるが、読書を続け、文を書き続けたことにより、彼女の未来は開かれていく。
久々のマハさん。
フィクションなんだけど、実在の人物が多く出てくるので、まるで1人の女流作家の人生を辿っているかのよう。マハさんが、「すてらは私の化身です」と言っているように、マハさんが育った岡山県の生まれで文学と芸術に興味を持ち、真っ直ぐで純粋なすてらは、マハさんそのもののような気がした。
代表作の多いマハさんだけど、今作も代表作になること間違いなし。
3部作で構成 -
Posted by ブクログ
デトロイト美術館の危機からの存続を、まるで美術館を人間の一生に例えたような本だった。デトロイト美術館が辿ってきた時間と、その中にある絵画に、一瞬でも心を奪われた人々の美術館へ駆ける思いが本書からとても感じられた。また、物語の中に出てくる一文にこんな素敵な言い回しが目に止まった。「アートは私の友だち。だから、DIAは、私の「友達の家」なの。」このように、アートを友達という視点で捉えることやアートがある場所、すなわち美術館を友達の家と表現することで、少し堅いイメージがあるアートや美術館を親密に表現していることに心にグッと掴まれる体験をした。美術館へ訪れる人々はそれぞれ気が合う友達(アート作品)と出