原田マハのレビュー一覧

  • 晴れの日の木馬たち

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    信じられないくらい泣いた。後半はティッシュ片手に読み進めた。

    マハさんの書く文章はいつだって私の理想で、柔らかくて美しい。
    本作の主人公すてらは、逆境も諸共せず夢を携えて歩き続ける、愛と情熱に満ちた素晴らしい女の子。
    すてらの人生に心を寄せながら、どうか幸せになって欲しいと願わずにはいられない。光に包まれて生きていてほしい。

    しかし影が伸びる第二次世界大戦の、その描写も二作目には予定されているとのインタビューを読んだ。
    すてらの夢の続きはぜひ読みたいが、幸せでいてほしいので、とても怖くもある。それでも目が離せない、追わずにはいられないんだろうな。

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    2026年06月28日
  • 夏を喪くす

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    少し重めの短編集、オトナな感じのストーリーでした
    作中の「夏を喪くす」は続編が【あなたは、誰かの大切な人】の「皿の上の孤独」でしたね


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    2026年06月28日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    俵屋宗達が天正遣欧少年使節とともにローマを訪問する下巻。宗達の使命は信長からの献上品を届けるとともに欧州の王国を具にみて描き写してくること。この辺りがストーリーの肝と言えるだろう。
    天正遣欧少年使節の長崎出発が1582年2月、本能寺の変で織田信長が討たれたのが1582年6月。ローマ教皇に献上品を届けるという信長の命を受けて、それを宗達は実現した。しかしさらに重要な命である海外の列強の姿や人々を信長に伝えることは叶わなかった。ローマに向かった宗達は帰国するまで信長の死を知らなかったが、もし宗達が戻ってきた時に信長の天下だったらどうなんだろう。といった妄想も楽しめるというところ。
    天正遣欧少年使節

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    2026年06月28日
  • 本日は、お日柄もよく

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    この本、最近読んだ中で1番気に入った。

    初めは勉強のために、くらいの気持ちで読み始めたが
    やはり言葉の持つ力は、すごい。
    テレビで流れてくるなんら意味のわからなかった演説が、こんなにも自分を魅了するものに変わるのかと、そして時に涙を流すものになるんだと、心を動かされました。
    いくつもの素敵な言葉が散りばめられていて、
    少し経ってまた、読み直したいと思います。

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    2026年06月27日
  • 風のマジム

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    風の酒をつくる。
    主人公の想いがカタチになっていく過程が素晴らしかった。
    実際にはこんなに周りを巻き込んでいい方向に動くことはそうそうないだろう。でもこうなったら素敵だし、もし自分がまじむの関係者だったら、絶対協力する。

    原田マハにはまり、本日は、お日柄もよく、さいはての彼女、ハグとナガラに続き4冊目。彼女のお仕事小説がとても好き。

    若い頃にこんな体験ができていたらな、と羨ましく思う。

    真心こめて、常に意識できるようになりたい。

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    2026年06月27日
  • すべてが円くなるように

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    作家・原田マハさんがMIKIMOTOのために書き下ろした連載の書籍。
    御木本幸吉さんの
    「平和に、美しく、調和をもった世の中であるように。すべてが円くなるように。この海から生まれた真珠たちのように。」との思いを汲んで書かれた短編集になっています。
    この本を読んだのが、大阪中之島美術館の「フェルメール展」のチケット争奪戦の後だったので、
    著者がオランダのアムステルダム国立美術館の「フェルメール展」のチケットを、フェルメールとの約束を果たすために!と手にした話はちょっと興奮してしまいました。
    フェルメールの話は1話だけですが、
    真珠のように凛とした女性たちのお話、良かったです。

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    2026年06月27日
  • 本日は、お日柄もよく

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    久々に読みたくなって再読。
    やっぱりワダカマはかっこいい。一つ一つのスピーチが心に響く。登場人物が話す言葉も愛があってとっても素敵。話し方や聞き方の勉強になる。
    全てにおいて大好きな作品。

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    2026年06月27日
  • 本日は、お日柄もよく

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    OL二宮こと葉が結婚式で感動のスピーチを聞くところから話は始まる。そのスピーチをした人に弟子入りして成長していく話である、感動の1冊で、私のおすすめ本です

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    2026年06月27日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチが世界を変えることも、ある。

    言葉が人の心を動かすことがある。言葉は偉大で、いますぐにまっすぐに、届けたい思いをのせる、実現したい願いを誓う、立ち止まりそうな誰かに寄り添うものなのかもと思った。

    常々言葉が持つ力だったり、自分の思考を言語化する難しさは感じていたけど、
    改めて、この本を通して言葉の持つ力の凄さに感動しました。

    ちょうど25歳で転職で迷っているタイミングで。
    こと葉が師匠に出会って、新しい志を見つけて、新しい環境に踏み出していく姿に私も希望と勇気をもらいました。頑張ってみたいなと思えた。
    今読めてよかったです。


    個人的には、こと葉の紡ぐ言葉が柔らかく見えるように

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    2026年06月26日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    本の表裏を飾る風神雷神図屏風。美術という名のタイムカプセルがいま、開かれる。作者は美術を題材にした小説家と言えばこの人、原田マハ。それだけでもうワクワクする。
    本物は見たことないけど、俵屋宗達の風神雷神図屏風が何処かに連れて行ってくれるようだ。これはなんという面白さか。その生涯は不明なところが多いというが、何と天正遣欧少年使節団と結びつけるとは大胆なこと。最初からその怒涛の展開を見せるストーリーにビックリしながら、必死に追いかける。まずは宗達がどういう男かを表すような上巻。すぐに次だ。

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    2026年06月26日
  • 生きるぼくら

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    とにかく涙が止まらなかった。自分の弱さを受け入れ、一生懸命に生きる「人生」の姿に、救われる読者は多いはず。
    本書で登場する長野県の蓼科を、訪れてみたいと思った。

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    2026年06月26日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    とても、よかったです。

    女性の、いのちの、短編集。

    ざわざわまとまらない頭で、長いお話は読めない状態の私にも、ひとつひとつのお話が、まるで息づかいまで伝わってくるかのように響いてきました。

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    2026年06月26日
  • 晴れの日の木馬たち

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    小説家を目指す少女の成長記。
    最後の場面にたどり着いた読者が、悲しい涙を流すのか、幸せの笑顔になるような小説を目指すのか?
    作家が書くものはその本人が決めるべきなのか、読み手がこの作家の物語を読もうと思うものを書くべきなのか?
    答えは本書の中になかったですが、原田マハさんは、どんなふうに思ってるのか気になりました。

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    2026年06月24日
  • 独立記念日

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    私がもっと若かった頃、なんで私ばっかりという考えに雁字搦めになり人生が日々が息苦しく感じた。そして、いつの日からか頑張ってるのは私だけじゃないと思えるようになり、友人や家族はもちろん見ず知らずの人たちを勝手に巻き込んで(もちろん妄想の中で)応援団を結成して自分を励ませるようになった。私にもあったんだと気がつかせてくれた独立記念日。

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    2026年06月24日
  • 生きるぼくら

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    なんか、やり直せるかも。と思った本。
    今どん底にいるわけではないけど、また前向きになりたいときに読んでもいいかも。

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    2026年06月24日
  • 本日は、お日柄もよく

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    始まりから読み終わるまで終始胸が高鳴るような作品でした。色んな方向から物事の捉え方を考えさせられる、自分を見つめなおす、そんな機会を作ってくれたとてもいい読書時間でした。私個人としては最終盤の展開もかなり好みで、心がくすぐられるそんな一冊をぜひ手に取ってみて欲しいです。

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    2026年06月24日
  • 本日は、お日柄もよく

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    『3時間後の君、涙が止まってる、24時間後の君、涙は乾いている、2日後の君、顔をあげている、3日後の君歩き出している』

    この言葉がハイライトすぎる

    暗い時悩む時に思い出したい言葉だし、他にもいい言葉がたくさん
    また日を改めて読みたい本だな

    もしかしたら結婚式のスピーチ任せられた時に役立つかもしれない小説でした!!

    素晴らしすぎます!!

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    2026年06月23日
  • リボルバー

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    『リボルバー』は完全に表紙買いでした。
    原田マハさんもゴッホもこの本を読んで詳しく知ったのですが、もっと早く出会いたかったです!
    絵画とか今まで興味がなかったのですが、こういう世界もあるのだと勉強になりました。

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    2026年06月23日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    ・友情物語だった……テオと重吉はもちろん、忠正のフィンセントへの想いがずっしりきた。外国人としてセーヌにたゆたうフィンセントに林はシンパシーを感じてたのかな
    ・冷たいし怒ると怖いと思ってた忠正が、フィンセントを送り出すときに自分の想いを語っていたり、ヨーに優しかったり、フィンセントの弔鐘が鳴らなかったことに怒ったり、後半になるにつれ人間味を感じて良かった。母国で国賊といわれたことについても「なんと言われようが良いのです」とサラッと言って笑ってたのもかっこよかった
    ・重吉は架空の人物なんですね。この物語のテオが重吉と出会えてよかった
    ・ある程度フィクションなのだと思うけど、画家の人生が史実ベース

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    2026年06月23日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホの人生と絵について、原田マハさんが解説している。
    ゴッホの絵はずっと好きで惹かれていたが、理由が言葉にできず、よく分からなかった。晩年、精神病院に入院するなど狂気の人というイメージもあり、もやもやした気持ちもあった。
    しかし、本書を読んで、ゴッホの魅力が明確になった気がする。最大の魅力はまず色彩。そして、絵から感じられる孤独感や寂しさ。そして、それは単なる孤独ではなく、それを味わい深い芸術に発展させていると、原田マハさんは言う。ゴッホは世間で認識されているような狂気の人ではなく、勉強熱心でインテリ。ゴーギャンとの交流から想像性に気づき、その後の作品では自らの空想を独創的な芸術に高めている

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    2026年06月23日