原田マハのレビュー一覧

  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    旅とは何かを考えさせられる作品だった。それは、たくさんの人との出会いでもあるし、おかえりと戻ってくるということだと気づけた。つまり、旅とは、人生であり、儚く美しいものだと僕は解釈しました。また、小説の中で出てくる、叩かれて叩かれて美しく強くなる、という言葉に励まされました。

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    2025年10月14日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ネタバレ

    家の近くの書店に平積みされていて、原田マハさんの新作なんだ!と思ってあらすじ読んですぐに買ったら新装版だった(笑)

    トータルでとても私好みの作品、実在のアメリカの女性パイロットと、これまた実在の日本の国産飛行機ニッポン号の話。

    世界でドンパチやっていて、無人航空機が殺人兵器として使われている今、この本に出会えてよかった。技術は常に人間の暮らしをより豊かにするために生まれて、結局人を傷つけるために応用化されるのだと思うと悲しいが。だからこそ、エイミーの「世界は、ひとつ。」「空から見れば国境などない」という言葉が胸に響いた。

    あとは第二次世界大戦期や戦間期をテーマにした作品は多々あるけれど、

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    2025年10月13日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホと言えば、印象派で「ひまわり」や「夜のカフェテラス」などの作品があり、精神的に病んでしまった画家というイメージがあった。
    ただ、私の中で、色彩の表現力、カンヴァスの物の配置に引き寄せられるものがあり、とても好きな絵の一つだった。
    この度、ゴッホ展に行く機会があり、ゴッホの初期の絵画から晩年の絵画まで観ることができた。その時に生い立ちや一生について、すこし知ることができ、もっと色々知りたいと思い、この本を手に取った。
    ゴッホの絵の中に浮世絵の絵があることもあり、日本を好きでいてくれたようで、嬉しく思った。
    ただ、本を読んで思ったのは大変苦労したということ。コミュニケーションがうまくとれない

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    2025年10月13日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    恋を超えて芸術に魅了された人たち。
    そんな美しい姿がずっと目に浮かんで、ずっとドキドキしっぱなしでした!
    個人的にはマティスの話が好きです。

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    2025年10月13日
  • 異邦人

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    久しぶりのマハさん!
    PHP文芸文庫15周年のスペシャルカバーに
    なっていたので唯一持っていなかったこちらを
    入手しましたがずっと気になっていたので
    一気読みでした!

    やっぱり!マハさんは天才!
    序盤こそ緩やかに進んだ物語が中盤以降どんどん
    進みハラハラしたり、時に嫌悪したり
    (登場人物がクズすぎた、笑)

    京都を舞台に展開される美術小説だと
    思いましたが読み進めると、京都小説のような
    夫婦小説のような、ミステリーっぽくもあり
    ラストそう来たか!と。
    マハさんの文章に引き込まれていって
    毎回ですが寝不足になります。
    アート小説ガチガチではないけど読後感は
    スッキリとしました。

    未読のマハさ

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    2025年10月11日
  • ゴッホのあしあと

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    たゆたえども沈まずを読んで今更ながらゴッホにはまり、大阪市立美術館で開催されていたゴッホ展最終日に行くことが出来ました。
    その後この作品を見つけ、ゴッホのことがもっと知りたいなと思い購入しました。
    ただ絵を見て素敵だなあ、綺麗だなあという感想しか持たなかった私に、原田マハさんは、画家の生き様や生活を知りながら絵画を楽しむという楽しみ方を教えてくれました。
    今年は大ゴッホ展も始まり、楽しみが増えました。

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    2025年10月11日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    それぞれの人生の節目に訪れる常設展示室
    読んでいるとどれも忘れた大事な想いを思い出し、しみじみとしながら温かい気持ちになれる。そんな優しい作品が多かった。

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    2025年10月11日
  • 独立記念日

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    短編集なので移動時間に読むのにちょうど良かった。
    話ごとに繋がりがあって、一つ一つの作品に感動しましました。前向きなあたたかい気持ちになれました。

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    2025年10月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    感動に尽きる
    自己を見つめ直す良い機会
    当たり前の事が出来る幸せを噛み締めさせられる。
    原作自体も詳しくは知らないけど日本版にした原田さんの素晴らしさに改めて敬服
    泣ける本のひとつです

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    2025年10月09日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    画家、漫画家、映画監督など、二十の星々に出会い、短い時間の間に手土産渡しとインタビューをする…という原田マハさんへの挑戦状から始まる物語。
    まるでその時代へタイムスリップし、冒険しているようなワクワクした感覚がありました!
    フィクションである筈なのに、一つ一つの言葉からまるでその時の場面で芸術家さんが話しているように聞こえます。
    文章から芸術家さんの作品に込める熱意、感動が伝わり、きっとマハさんは楽しく執筆されていたんだろうなと思わされます。まるで本当に憧れていた人たちに出会えたかのように。

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    2025年10月08日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功が「世界のムナカタ」になるまでを妻チヤの目線で描いた物語。女が常に一歩下がってという時代、棟方を信じ支え続けたチヤさんの苦労は計り知れず、同時に志功にどれほど愛されていたのかも計り知れない。何度も胸を打たれる場面がありました。

    原田マハさんの文章も魅力的でこれまで何作か読んだけど1番好き。他の美術系作品も読んでみたい。

    〈心に残った言葉〉
    ”何かあったのかと気にはなっても、棟方が自分から話すまでは決して訊いたりしない。それがチヤの中の決め事だった。”

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    2025年10月07日
  • 旅屋おかえり

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    久しぶりに感動する話。
    旅をすることが、食べることが、好き、というところが共通していて親近感が湧く。
    いろんなところに行ける健康体でいられること、これってあたりまえのようで感謝すべきことなんだな。

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    2025年10月05日
  • 独立記念日

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    短編集だがいろんな立場の人がそれぞれの形の独立をしていく物語がたくさんある。実は少しずつ繋がりもあって読んでいて面白い。勇気をもらえるし心が温まる本。プレゼントに良さそう

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    2025年10月02日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ネタバレ

    原田マハ13作目。

    ストーリーが壮大で登場人物もあまりにも有名だったが違和感なくスッと入ってくる表現力、、。エイミーのただ真っ直ぐな思いが伝わるからこそ、自分がさせられていたことを知った時の悲しみや自分すらにも抱いたであろう嫌悪感を感じて苦しかった。残りの燃料がほぼなくなったあの数秒でエイミーが伝えたのは、私情ではなく世界に対するメッセージだったことが、エイミーの人間性を表していてグッときた。エイミーのことを労うニッポンの乗組員と、その思いを受け止めて消えたエイミーの絆、どちらの複雑な思いもとても伝わって感動した。

    原田マハの史実に基づいたフィクションやっぱり素晴らしい!

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    2025年10月01日
  • サロメ

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    サロメの演劇を描いたオスカー・ワイルド、その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。
    ビアズリーの天才が故の苦悩や、ワイルドや世間の評価についての葛藤が読んでいてもどかしくもあり、応援したくもなる。

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    2025年09月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    マルティノと宗達の出会いから友情が芽生え、お互いを心の支えとしていくところがよかった。実際に「洛中洛外図屏風」「風神雷神」を観に行きたい。
    同じ時代に生きた日本の偉人同士が絵画を通じてつながていくところが面白い。こんなことが本当に起こっていたのかも、と夢が広がっていく。

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    2025年09月29日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    風のマジムに続いて読んだ原田マハのアート小説.
    いやこれは…参ったね.勝負にならない完敗.読まされちゃったって感じ.

    主人公は棟方志功じゃなくて妻のチヤ.これがほんと効いてる.天才本人を主役にしちゃうと,頭の中を“それっぽく”再現したつもりの嘘くささが出る.でも隣にいた人の目を通すと,あの猪突猛進で純粋な志功の姿が自然に立ち上がるんだよね.各章の冒頭がチヤの様子から始まるから,舞台のト書きみたいに映像で再生される.映画にしたら絶対映えるやつだと思った.

    時は度重なる戦争の時代.そのただ中を生きているのに,声高に戦争を語らない.でも静かに,確実に「戦争を拒む」空気が漂っている.語らなさすぎて

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    2025年09月29日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    相変わらず、どの本を読んでも感動してしまう。素晴らしい小説だと思う 小説の良さである自分で体験できないことを疑似体験できること、疑似体験する価値のある物語 それを素晴らしい小説を使って伝えている著者の能力に感服する こういう小説を読むと他の人にもぜひ同じ感動を味わってほしいと思ってやまない

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    2025年09月28日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ゲルニカを見に行きたくなった。人類はいつまで戦争続けるのか。原田マハの作品面白い、こういう本を読んでからマドリッド行きたかった。マドリット旅行で行って確かゲルニカ見たんだけど、なんも感動しなかった気がするわ。歴史的背景を知るって大事よね。

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    2025年09月30日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    秋になると原田マハさんが無性に読みたくなる。

    こちらはマハさんの著書の中で数少ない未読の本。
    この物語は、マハさん自身がマハさんに与えた
    ミッションとして物故作家20名に会いに行き
    お土産を渡しインタビューを試みて、文章にまとめ
    本にする。までがミッション。という想定
    勿論、最早会えない方達ばかりであるけれど
    まるで史実のような不思議な感覚に陥る。

    マハさんのアート小説はいつもそうだ。
    それがちっとも不自然じゃないから
    錯覚?!したまま読み終えることになるけれど
    いつもふわふわと幸せな余韻に浸れる。

    マハさんのアート小説が好き過ぎて
    取り留めのない感想になりますが
    近々ゴッホ展に出向く前

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    2025年09月27日