原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごかった!!!
なんとなく難しそうだと思い手に取らずにきたので、初めての原田マハさんだった。
作り話をしていいのは小説家だけとの一言があったけど、こんなお話を生み出せる小説家って尊いなーーと。
アート素人にはどこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからなくて、これが本当にあったことなのでは?とすら思うくらい巧みにゴッホとゴーギャンが絵を描いていたあの時代に誘ってくれた。
私もまさにその光景を目の当たりにしているような感覚で、映像作品を見たかのような満足感があった。
とくに独白からラストにかけてページを捲る手が止まらず、ひさしぶりひこんなに興奮しながら読書した。完全に物語に入り込ん -
Posted by ブクログ
最後に劇的な変化が起きるわけではなく、誰かの少しづつ移ろいいく日常を垣間見せてもらった気がした。その誰かに自分の心情を重ねてみたり、そういった考えもあるよなって思ってみたり。これからの自分の人生を考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。私も誰かにとって大切な人。きっとそうでありたいと願う。誰かの一番じゃなくても、大切な人。昔は一番にこだわってた気がする。でも大人になって思うのは、一番なんてそうそう選べないということ。この部分では一番だけど、全てにおいての一番はいない。人となればそれこそ。そう思うし、そうありたい。欲張りかもしれないけど、自分の大切なものは全て守りたいし、大切に持っていたい。
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Posted by ブクログ
読み応えがあり、アートの偉大さに感銘を受けた作品だった。
名画《ゲルニカ》の制作過程に触れることで、ピカソの反戦への強い思いと、芸術が持つ力の大きさを実感させられる。
物語は、ピカソの展覧会を企画する主人公が《ゲルニカ》の展示実現に向けて奔走する現代パートと、ピカソ自身が《ゲルニカ》を描き上げるまでの過去パートが並行して進行する構成となっている。
この二つの時間軸が交差することで、一枚の絵に込められた意味が立体的に浮かび上がる点が秀逸だった。
著者はかつて美術館の学芸員として働いていた経歴を持つだけあり、美術に関する描写は非常に緻密でリアリティがある。
単なる知識の披露にとどまらず、現場感 -
購入済み
黄色
ドラマの宣伝を見て、どうしてもストーリーが知りたくて読み始めた。マハさんはsuper eightの安田さんが出演された演劇の原作ということで存在を知った。ゴッホをテーマにしたそのストーリーは出演された安田さんの色と同じ青。純粋なゴッホの悲し過ぎる生涯がテーマを描いたストーリー。優しくても、報われないと印象が強く残り過ぎて、あまり好きなれなかった。もちろん演劇としても脚色されていて、マハさんの世界からは少し離れていたのかもしれない。でもその後、ストールを探していたら、綺麗な青に白い花のゴッホの絵の物を見つけ、少し悩んで手に入れた。マハさんのゴッホの世界に惹かれていたのだなと思った。この作品の紫苑
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Posted by ブクログ
沖縄の通信会社で派遣社員として勤務している女性、まじむが、社内ベンチャーに応募し、それまでなかった沖縄産ラム ー風の酒ー を作り上げるために、悪戦苦闘しながらも、多くの仲間たちに支えられ成長していく物語である。
もちろん派遣社員という立場であるし、ラムの作り方も事業の進め方の右も左もわからないので、次々と困難が押し寄せる。そんなまじむの支えになったのは、おばあの存在だ。厳しくも優しく、まじむのためを思って叱ってくれるおばあ。まじむは、そんなおばあを大好きで尊敬していたし、何よりまじむがラムを作りたいと思ったきっかけもおばあだった。
おばあ以外にも魅力的な登場人物は数多くいた。ラムをはじめて飲ま