原田マハのレビュー一覧

  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    板状に咲くというタイトル。咲くのは棟方が妻チヤか、と読み終えてから、感じた。
    棟方にもチヤにも熱いものを感じた。なるとかなる、なんとかするしかない、という気持ちは自分も持っていたい。
    読み進めながら時々図版を確認する。この絵がこんな時に…と。
    原田マハさんの本が好きで、読んでない本を読んでみようかな、と気軽な気持ちで手に取ったけれど、愛情とリスペクトをたくさん感じた。

    20年くらい前に見て圧倒された釈迦十大弟子。
    その板木がこんな運命を辿っていたとは、驚き。神戸で焼失したひまわりもそうだけど、戦争の罪深さも改めてかんじる。

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    2025年11月24日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    ネタバレ

    「ワぁ、ゴッホになるッ!」。1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師も、画材を買うお金も無い。その上、弱視で遠近感も表現できない…。そんな棟方志功がたどり着いた木版画。

     原田マハさんははじめて読んだ。とても良かった。棟方志功は昔、テレビで版画を彫る所をみたけど、その迫力も感じられた。棟方志功もなかなかだけど、チヤもかなり凄いな。もっと2人の物語を読みたい

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    2025年11月24日
  • 独立記念日

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    人生初の1人海外旅行のお供に選んだ一冊。様々な女性の独立に関する短編集が綴られていて、背中を押してもらえる!

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    2025年11月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    私の本棚の中でお気に入りの1冊。
    言葉1つ、伝え方1つで無限の可能性とパワーを秘めている。
    言葉の力強さと大切さを感動のエピソードと共に最高でした!^_^!

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    2026年05月04日
  • ジヴェルニーの食卓

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    美術好きな友達が入院した時、短編で薄い文庫なら、とお見舞いで渡した。以来、彼女もマハさんファンになり何冊も読んで美術館にも行って、トークショーにも参加したな!そんな思い出深い一冊。

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    2025年11月19日
  • モネのあしあと

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    国立西洋美術館の印象派展に行くため、行きの電車で読んだ本。
    モネは順当に売れていた印象ですし、特に苦労とかもなく画家をやれていたのではないかと思っていましたが、私生活は苦労されてたんだな〜。

    この本では、印象派の成り立ちとそれに準えたクロード・モネの生涯を解説しています。
    読んだ感想ですが、モネの懐の深さがすごい……。
    自分のパトロンが破産したとして、多少の援助は礼儀としてするべき、それは一般的な考えだと思います。
    でもモネは、自分も余裕がないにも関わらず、その後の一生まで養ってあげるという人の良さ。
    なんて暖かい人なんだろう。

    モネの柔らかいあの絵が大好きですが、人柄まで好きになりました

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    2025年11月19日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    昔、とは言っても大人になってから、クレヨンしんちゃんの戦国大合戦を見た時に「生活に戦争があるというのはこういうことなんだ」と感じた記憶が蘇った。「総理になるというのはこういう生活なのだと」
    特に仕事と子育てに悩んだ1人として、これが未来へ布石になることを願う。

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    2025年11月16日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    なぜ、絵画は長い年月が経とうとも生き残っているのか。一時は誰かのもの、それがまた次の手に渡り長い年月を生き続けている。新しい画家の佳作がまた生まれ、誰かの手に渡り生きていく。 

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    2025年11月16日
  • モネのあしあと

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    ネタバレ

    原田マハ自身の美術界へ足を踏み入れたきっかけ、題名通りモネの一生を世界情勢や実際足を運んで見た景色を交えて書かれていてとても分かりやすかった。
    お金が無い中オシュデ家族を受け入れ、養い、妻が亡くなりそれでもオシュデ家族を養い続けた懐の広いモネを芸術家としてはもちろん人間としてももっと好きになれた作品。
    1番印象に残ったのはモネが描いた「日傘をさす女」は3枚あり、一番最初に書いた絵は妻カミーユと子供をモデルとし、顔までしっかり描かれているが、2、3枚目に描いた絵では妻が亡くなり、第2の妻となったオシュデ アリスの娘シュザンヌをモデルとし、顔をぼかして書いてある。
    妻が亡くなってから女性の絵をほと

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    2025年11月10日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    難しい言葉や読めない字もあって、なおかつボリュームもある作品だったので、じっくり時間をかけて読み進めた。

    作中に出てくる絵画が気になって、実際に調べながら読んだことで、より深く作品世界に浸ることができ素敵な読書時間でした!

    特に心に残ったのは、松方のこの言葉。

    「ナポレオンでなくとも、誰であれ、おのれの行く末のことはわからんものだ。
    行く末どころか、明日のこともわからんものだよ。
    だからこそ、いまこの瞬間をどう生きるべきか、考えている。
    一瞬を面白く生きずして、面白い人生にはできぬ。」

    読んだ瞬間、胸が温かくなった。
    “未来がどうなるかなんて誰にも分からない。だからこそ、今をどう楽しむ

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    2025年11月07日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    大好きな原田マハさんの作品の中でも、一番良かった作品になった。空を飛ぶ事、世界大戦へと向う緊迫感、魅力的な登場人物たち…長い物語だったがあっという間に読めた。

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    2025年11月03日
  • サロメ

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    オーブリー・ビアズリーについて知りたくなった。ほんとにひきこまれる、そういうことが本当に起こったのではないかと錯覚させられる本。

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    2025年11月02日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    わたしに美術の楽しさを教えてくれた人。

    西洋美術館で開催中の印象派特別展に先駆けて。
    おかげさまで、松方コレクションの睡蓮に特大感情を抱く初体験ができました。

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    2025年11月01日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    世界一周旅行を成し遂げた日本人達とその実に隠された女性パイロットを巡る物語。

    原田マハさんはアート系が好きで、そちらを中心に読んでいたのでなかなかたどり着かなかった。今回新装版ということで手に取ったけれど、もっと早く読めばよかった!

    エイミーと山田さんはもちろん、ニッポンの乗組員もエイミーの仲間たちも、現代パートも、皆かっこいいんだよなぁ。物語としても十分面白いうえ、あとがき等にも書かれていた通り、今の世界にとっても大切なテーマが書かれている。

    これぞ原田さんという感じで、初期の作品と知ってびっくり。現実とフィクションの境目がわからなくなるほどのリアリティと、展開、その中での人物がまたみ

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    2025年11月01日
  • ロマンシエ

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    最後好きなミュージシャンからの着想のような着地だった気がする。テンション上がった。忘れちゃったから、また読もう。

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    2025年10月31日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    おもしろかったです。「読む美術館」というのがとてもしっくりきました。
    美術には詳しくないのですが、原田マハさんの小説で、画家の生き様のようなものを勉強できるのはとても貴重な経験だなと思います。
    文章も綺麗で上品で、気品のある女性が思い浮かびました。

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    2025年10月30日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    ひとつひとつの物語がまるで夜空に浮かぶ星のように、静かに心の奥で光を放つ短編集でした。日常のなかに潜む小さな奇跡や、人と人との絆のあたたかさが、やさしい筆致で描かれています。
    どの物語も穏やかな温度を持ちながら、ふとした瞬間にせつなさが胸を締めつける、そんな感情がページをめくるたびに広がっていきました。
    特別なことが起こるわけではないのに、登場人物たちの想いや選択が、静かに「生きる」ということの意味を問いかけてきます。読後には、誰かを思い出したり、見えないやさしさに気づいたりするような、あたたかい余韻が残りました。
    まさに“暖かくも切ない、心にグッとくる”一冊でした。

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    2025年10月29日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    国立西洋美術館が、松方コレクションが、もっと特別なものになる一冊だった。

    松方幸次郎は、「日本の将来が明るいものになるように」、「日本の若者たちが本物に触れられるように」という想いで莫大な私財を投じ、怒涛の勢いでタブローを集めた。だがそのコレクションは戦禍に巻き込まれ、フランスに取り押さえられてしまう。
    そのタブローをどのようにして取り返すかが描かれた、史実に基づく物語。

    多少史実と照らし合わせると誇張されている部分もあるだろうし、批判もあると思う。だけど、やはり、原田さんは心を揺さぶる天才だと思った。
    熱い志をもつ実在した人物を、もっと魅力的に描き出し、章が終わるたびに鳥肌がたった。
    (

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    2025年10月27日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    小学生の時にヘレンケラー自伝を読んで以来の、「奇跡の人」。日本版だが、明治時代の、しかも津軽地方が舞台とのことで、さらに沁み入るものがありました。安先生の情熱、れんとキワのたしかな繋がりにただただ感動。

    「言葉」を教えるのだ。思考し、表現できる人へと成長させるのだ。
    安先生のこの言葉こそ、教育の原点のように感じた。

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    2025年10月26日
  • ゴッホのあしあと

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    現代の多様性という言葉はどこか言い訳地味だ使い方が多い気がしていて
    使うにしても使われるにしてもマイナスなイメージを持ってしまう
    色々な事を認める事を多様性というんじゃなくて
    色々な事も候補に視野に入れて選りすぐる事
    だだから多様を主張する者は命懸けで選りすぐられなきゃいけないと思う
    近頃は浅はかな多様性って言葉で浅はかに文化を否定してる気がして嫌だったけど
    命懸けで新しい文化を作るって事だったのかもしれない
    だからゴッホは絵が売れないままに死んで死んでから文化を作ったんだ。
    命懸けで未来に感動を残したんだ。

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    2025年10月25日