リーチ先生

リーチ先生

作者名 :
通常価格 891円 (810円+税)
紙の本 [参考] 968円 (税込)
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作品内容

1954年、大分の小鹿田を訪れたイギリス人陶芸家バーナード・リーチと出会った高市は、亡父・亀乃介がかつて彼に師事していたと知る。──時は遡り1909年、芸術に憧れる亀乃介は、日本の美を学ぼうと来日した青年リーチの助手になる。柳宗悦、濱田庄司ら若き芸術家と熱い友情を交わし、才能を開花させるリーチ。東洋と西洋の架け橋となったその生涯を、陶工父子の視点から描く感動のアート小説。第36回新田次郎文学賞受賞作。

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    集英社文庫
  • ページ数
    600ページ
  • 電子版発売日
    2019年08月02日
  • 紙の本の発売
    2019年06月
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

リーチ先生 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月01日

    数ヶ月かけて読み終えた。リーチ先生や周囲の人々の優しさや熱さに感動。陶芸の道をひたすらまっすぐと進み、自分だけの作品を作りたいと願う人々のなんと眩しいことか。フィクションでありながら、同時代に日本で活躍し、今に至るまでその名を残す柳宗悦や高村光太郎の姿にも強く惹きつけられた。

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    Posted by ブクログ 2023年01月11日

    とってもよかった!感動的。。
    民藝の歴史などを調べると必ず出てくるイギリス人の陶芸家「バーナード・リーチ」の史実を基にした小説。
    器や陶芸に興味がある人におすすめ。

    解説にもあった通り、どこまでが史実でどこまでか創作なのか、読んでいると分からなくなった。その位、史実を徹底して研究し書いたことがよく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    原田マハさんはサスペンスものが多いイメージでしたが、本作は芸術に情熱をつぎ込む人々を描いた物語でした。登場人物の陶芸に対する熱意が本当に素敵で、民藝にも興味を持ちました。

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    Posted by ブクログ 2022年09月09日

    良かった。久しく触れていない芸術に触れられた気がする。

    ⚪︎いつも、原田先生の本は、私の苦手な分野を(芸術)書いてくださってそれを読むことで、多少なりとも知ることができて嬉しい。今回は陶芸。
    ⚪︎過去と現在をつなげる書き方

    また原田先生の本を読みたい

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    Posted by ブクログ 2022年02月08日

    原稿用紙換算で千枚はゆうに超えるであろう大作だったが、全く飽きさせることなく読ませ切る文章力は素晴らしい。さして興味のある領域でなかったにも関わらず、窯の前で必死に火の番をする亀の介のいる情景が眼に浮かぶ。

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    Posted by ブクログ 2021年11月21日

    ノンフィクションと思わせるような登場人物の名前や物語。これを読んでまた日本民藝館に行きたいなあと思った。

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    Posted by ブクログ 2021年11月06日

    どんな本かのイメージなく読み始めたが、面白く引き込まれた。高村光太郎、志賀直哉、武者小路実篤など著名人が実名ででてきた。リーチ先生も実在と人物とわかった。テンポがよく、どこでプロローグに続くのか、ドキドキしながら読み進めた。エピローグも感動的だった。

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    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    影響を受けやすいのか一気に陶芸作品に興味を持ってしまいました(笑
    小説としてのストーリーが美しくて、そして温かい。

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    Posted by ブクログ 2021年08月19日

    リーチ先生の優しさや人柄に触れ、登場人物と同じように読み終える頃には私もリーチ先生が大好きになってしまいました。
    柳宗悦や武者小路実篤など名だたる日本の芸術家や文壇と交流を深め、紆余曲折しながら陶芸を極めイギリスまで日本の陶芸文化を広めてくれたリーチ先生に、感謝の気持ちまで湧きました。民藝運動につい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月22日

    分厚い長編だが、読みだすと止まらず面白かった。バーナード・リーチ以外も実在の人物である事を知らずに読んだが、それぞれの人物像が目に浮かび、物語に入り込んだ。亀之助がリーチ先生の元を離れてからどんな人生を歩んだのかにも想像が膨らんだ。リーチ・ポタリーに訪れてみたいと思った。

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